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勉強のコツ

February 13, 2012 08:04:46 テーマ:ブログ

「これを知るをこれを知ると為し、
知らざるを知らずと為せ。これ知るなり」

これは論語にでてくる一節で

学びの要諦として孔子が弟子の子路に語った言葉です。

「知っている事は知っているとし、知らぬ事は
知らぬとせよ。それが知るということだ。」の意味です。

 

同じようなことをソクラテスも

「無知の知」という言葉で語っています。

自分自身が無知であることを知っている人間は、

自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。

真の知への探求は、まず自分が

無知であることを知ることから始まる。

 

子供達といっしょに勉強していると

分らなくなったとき、口をつぐんでしまう生徒がいます。

分らないことに罪悪感すら持っているといった感じで、

こちらの問いに一切答えなくなるのです。

そういったときにこの言葉を引用してから

このように話してやります。

 

「分らないことは決してはずかしいことではないんだよ。

どんな賢い人でも初めから分っていたわけではないんだ。

自分が分らない問題にであったとき、

それをそのままにしないで解決していったから

賢くなれただけなんだ。

 

勉強で大切なのは、自分が分っていることと、

分らないことをはっきり区別することなんだ。

分らないときは『分りません』とはっきり言おうね。

分らない事にたくさんであえるということは

それだけ賢くなれるチャンスなんだから‥」

 

こう言ってやると、次からは子供達は行き詰まったとき

すぐに「わかりません」と言ってくれます。

教える側も『この子はこんなところでつまずいていたのか‥』

と的外れな説明をせずに済み一石二鳥です。

 

中学の数学で大半の子供達がつまづく問題に

方程式の利用があります。

分らない数値をχとして等式を作って解く問題ですが

これが苦手な生徒のほとんどは、

χを明確にしないまま式を作ろうとします。

 

そこで子供達に言ってやるのが

「家をたてるのに柱がなければ家は建たないよね。

方程式においてχを明確にしないのは、

柱無しで家を建てようとしているのと同じことなんだ。

この問題では何をχにしたらいいかな?

χが決まったら『○○をχとして』と

プリントにちゃんと書いておこう。

はい、これで部品はそろったね。

それではいよいよ家を建てていこう!」

 

方程式にかぎらず勉強で大事なことは

問題文の中で、すでに分っていることと

分っていないことを明確に区別することです。

ですから問題を読むときもただ流し読みするのではなく、

これはヒントになっているなと思われるところには

アンダーラインを引きながら読み進めることです。

そうやって分っていることを1つずつ積み上げていく中で

解決の糸口は必ず見えてきます。

なぜなら問題はそのように作れているのですから。

 

「これを知るをこれを知ると為し、
知らざるを知らずと為せ。これ知るなり」

紀元前500年前の哲人が語ったこの言葉は

二千数百年の時を超えて現代にも通用する

勉強の極意なのです。

 

 

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イメージトレーニングで合格を勝ち取れ!

February 06, 2012 08:39:18 テーマ:ブログ

受験生のみなさん、毎日の勉強おつかれさまです。

入試を目前にひかえて、猛勉強中のことと思います。

でも、ここに至っては勉強も大事ですが、

心と体の健康管理にも気をつけていただきたいと思います。

 

身体の健康管理はご家族も含めて

しっかりやられていると思いますが、

意外に心の健康管理をしていない人が多いようです。

 

「心の健康管理?」と思われるかもしれませんが、

人は自分が意識するしないにかかわらず、

自分のイマジネーションによって

思考や行動が規定されています。

 

例えばここに幅30㎝、長さ10mの板があります。

これを地面の上に置いて

「渡りなさい。」と言ったらだれでも渡れるでしょう。

ところが、この板を地上20mのビルの間に渡し、

「さあ、渡りなさい!」と言われたらどうでしよう。

ほとんどの人は、渡るどころか

板の上に立つことすらできないのではないでしょうか。

 

板の幅30㎝という客観的事実は変わらないのに

どうしてこのような反応の違いがでるのでしょう。

それは、イマジネーションの影響なのです。

ビルの上に渡した板の上に立つと思っただけで

心は先に落っこちているのです。

 

これは勉強でも同じ事で

「わかる!」「おぼえられる!」と思って勉強するのと

「わからない‥」「おぼえられない‥」と思って

勉強するのとでは、大きな違いが生まれます。

 

勉強の苦手な人は知らず知らずのうちに

「わからない」「できない」「おぼえられない」と

自ら洗脳しながら勉強しているのです。

それで、その通りの結果を呼び寄せているのです。

 

決して悪い結果をイメージしてはいけません。

たえず本来自分が求めている

よい結果をイメージすることが大切なのです。

 

日本プロ野球界の往年の名選手というと

まずほとんどの人が「長嶋茂雄」の名を

挙げるのではないのでしょうか。

「ミスタープロ野球」「ミスタージャイアンツ」と謳われた彼が

どうしてそんなに人気があったのかと言うと、

チャンスにめっぽう強く、ここぞという場面で

ファンの期待に応えてくれたからです。

 

彼は土壇場に追いこまれれば追い込まれるほど

実力を発揮する強運の持ち主だったのです。

そのことについて長嶋さん自身が談話の中で

このように語っています。

 

私は、大試合の前の晩、

寝る前に翌日の試合のことを思い描くようにしています。

「バッター4番、長嶋」というアナウンスが流れると

私はファンの熱烈な拍手と歓声に迎えられて、

勇んでバッターボックスに向かうのです。

 

ピッチャーの投げた球はど真ん中、

「よし!」と思って力一杯スイングすると、

球は大きなアーチを描いてバックスクリーンへ。

割れるような拍手と球場をゆれ動くような

歓声がはっきりと聞こえます。

その中をゆっくり一塁から二塁、三塁と回り

ホームベースへ向かうのです。

そこでは、全選手がベンチから総立ちで迎えてくれ、

握手と賛嘆のうず‥。

 

まもなくヒーローインタビューが始まる。

「長嶋さん、今日もやりましたね。

打ったのはどんな球だったのですか。」

「ありがとうございます。まっすぐのど真ん中でした。

バッターボックスに立ったとき、

今日は絶対いけると思いました」

 

興奮さめやらぬまま帰宅すると、

家内がビールをコップになみなみと注ぎながら、

「あなた、おめでとう。

本当に今日はすばらしかったですね。」

 

というところまで、ありありと思い描きながら

眠りの床についたそうです。

そして、そのイメージがはっきりできたときは、

必ずそうなったそうです。

 

彼にかぎらず、どの分野においても

一流と言われる人はこれと似たようなことをやっています。

イメージトレーニングによって成功体験の

先取りをしているのです。

 

みなさんも今夜から長嶋さんに習って

受験日当日、入試問題をスラスラ解いている姿や

合格発表の日、貼り出された合格者発表掲示板に

自分の受験番号を見つけ、大喜びしている姿を

イメージしながら眠るようにしましょう。

 

 

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教育の目的

January 31, 2012 08:39:41 テーマ:ブログ

わたしはツイッターをやっているのですが、

先日、数日後に受験を控えている

お子さんをお持ちのお父さんが

「塾の先生にインフルエンザがはやっているので

学校を休むように言われたが

『お父さんはそういうの好きじゃないから』

と言って学校へ行かせてる」云々と

つぶやかれていました。

 

学校でインフルエンザが蔓延しているとき

登校させるということは、確かに感染の確率が高く

ひいては受験失敗というリスクを負うことになります。

我が子の合格を願う親としては、

塾の指導に従って休ませてもおかしくありません。

勿論、だれも責める人はいないでしょう。

 

しかし、このお父さんは受験のリスクより

学校をサボることを嫌ったのです。

我が子がずる休みをすることによって失う

大切な価値観を守ろうとしたのだと思います。

 

例えばずる休みすることで、

無事志望校に合格できたその子は、

その後の人生の岐路にたたされたとき、

同じような判断をくり返すようになるでしょう。

物事を自分に損か得かだけで判断する

そのような人間になって欲しくないと

考えたのではないでしょうか。

 

確かに世の中には、うまく立ち回って、

上手に世渡りしている人がいます。

しかしその人となりはなんとなく冷淡で、

人とのつながりも希薄なように見えます。

まさに金の切れ目が縁の切れ目になるタイプです。

 

人は長い人生を歩んでいく時、

さまざまな局面で選択を重ねていきます。

人生とはその選択の連続によって織りなす

道程と言ってもよいでしょう。

そしてその道程によって、その人となり、

つまり人格が作り上げられていくのです。

 

国が定める教育基本法第一条にこうあります。

教育は、人格の完成を目指し、

平和で民主的な国家及び社会の形成者として

必要な資質を備えた心身ともに

健康な国民の育成を期して

行われなければならない。

 

教育基本法は知らずとも

どの親も我が子が立派な人格者として

心身ともに健康な人間になって欲しいと

願っているはずです。

 

しかし、それが教育の過程で

ねじ曲げられたとしたなら

これほど矛盾した話はないでしょう。

 

わたしも1人の子を持つ親として、

また教育者のはしくれとして、

このことを努々忘れないように

していきたいものだと思います。

 

 

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仮眠のすすめ

January 24, 2012 23:25:07 テーマ:ブログ

受験生のみなさんは、入試に向けて

猛勉強の最中だと思います。

でもこの時期、こたつや暖房器具の前で勉強していると、

ついつい眠たくなってきますよね。

そういったときは無理に勉強しようとしないで、

仮眠をとることをお勧めします。

 

わたしは仕事中、集中力が落ちてきたときは、

仮眠をとるようにします。

そうすると頭がすっきりして、

仕事がはかどるようになります。

ちょうどパソコンがフリーズしたときに

再起動するのと同じです。

 

脳科学者の茂木健一郎先生がおっしゃっていましたが、

人間は睡眠中にそれまで脳に溜まった情報を

整理しているのだそうです。

仮眠でもその効果は十分に得られると思います。

また脳は起きぬけが一番回転が速いとも

いわれています。

 

福岡県久留米市の進学校明善高校では

「授業中に寝るくらいなら仮眠の時間を

取ったほうが良いのでは」という素朴な疑問から、

全学年の男女約1,000人を対象に、

1ヶ月に渡って昼食後に15分の仮眠を取った生徒と、

取らなかった生徒を比較して

授業への集中度を検証したそうです。

すると、仮眠を取った生徒のうち3人に2人が

「頭がすっきりするなど効果があった」と、

その効果を実感するに至ったということです。

 

また、台湾ではどこの学校でも食事の後

30分の仮眠の時間があり、

クラス全員が寝なくてはいけない、

というルールがあるそうです。

グーグーと寝るまでには至らなくとも、

机に伏して体を休めなくてはならず、

この時間に校庭で遊んだり、

ほかのことをしたらダメという徹底ぶりだということです。

こうした取り組みを政府レベルで行うところがあるほど、

仮眠は大きなパワーを秘めているわけです。

 

そこで仮眠の取り方ですが、

10分~15分程度で十分です。

うとうとするくらいがちょうどよいのです。

長く眠りすぎると逆に頭がぼけて、

集中力をとりもどすのに時間がかかります。

まして夜中に仮眠を取ろうとふとんに入れば、

そのまま朝までぐっすりということになってしまいます。

慣れてくれば横になってもかまいませんが、

最初はイスに腰かけたままの状態が無難でしょう。

 

イスに深く腰掛け、背もたれに身体をあずけて楽にします。

コクッときたらそれで十分です。

外の新鮮な空気を吸って少し身体を動かせば、

すっきりした状態でまた勉強に取り組めるはずです。

 

1日3時間しか寝なかったと言われ、

短眠で知られるナポレオンは、

まさに仮眠を実践していたひとりです。

さらに発明王のエジソン、彼のライバルだったテスラ、

イギリス元首相のチャーチルなども、

仮眠を実践していたのだとか。

 

君も仮眠をマスターすれば、

彼らに負けない偉業を達成できるかも‥

 

 

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宿題と自主学習

January 16, 2012 08:25:55 テーマ:ブログ

保護者の方と話していると

「うちの子は宿題もやりかねているのに‥」とか

「宿題で手いっぱい。」と言われる方がいます。

宿題の内容を聞いてみると

30分もあればこなせる内容です。

 

先生にもよりますが、通常学校で出される宿題は

多くても低学年では2030分、高学年で

4050分もあればこなせるはずです。

それに長時間かかっているのはなぜでしょう。

 

よく「集中力」と「ながら勉強」が挙げられますが、

根本原因は、学力が当該学年に

追いついていないことが考えられます。

読み書きのスピード、計算スピードが遅いのです。

 

漢字を1つ書くにも覚えていなければ

「へん」や「つくり」をいちいち確認しながら

書かなければなりません。

まして漢字が読めなければ、

意味も分らず機械的に書いているわけですから

覚えられるはずもありません。

 

1問1問に時間がかかるから集中力が途切れてしまい、

テレビを観ながら、遊び事をしながらの

ながら勉強になり、それでますます時間がかかるという

悪循環に陥っているのです。

 

現在の教育は「七五三教育」と言われます。

高校で7割、中学で五割、小学で三割の生徒が

落ちこぼれていると言う意味の語呂合わせですが、

これを小学生だけでみてみると

低学年で1割、中学年で2割、高学年で3割

ということになります。

落ちこぼれまでにはいたっていなくても

当該学年の学力をしっかり身につけているかどうかとなると

割合はもっともっと高くなると思います。

 

現在の通知表は三段階で、

評価もわかりにくくなっています。

また小学のテストは習ってすぐの単元テストが多いので、

保護者の方も学力の遅れに気づきにくいのです。

 

公立中学では入学するとすぐ診断テストが行われます。

これは小学全体の学習の習熟度を確認するテストですが

この学年平均が毎年5060点くらいです。

つまり半数近くの生徒は、

小学で習得しておかなければならない

学習内容の半分くらいしかマスターしないで

中学に進学しているのです。

 

宿題に時間がかかるというのは

そういった意味で黄色信号が点灯しはじめている兆しです。

試しに前学年の国語の教科書を出してきて

漢字を書かせてみて下さい。

かなり書けない字があるはずです。

 

そういった生徒こそ本当は自主学習を

しっかりやらせるべきなのです。

学年を1、2学年下げて、漢字の読み書き、基礎計算など

毎日の課題として取り組ませるのです。

 

学年を下げることのメリットは

まず基礎の定着ということと同時に

『これくらいはできなくては』という

子供のプライドをくすぐることができます。

勿論、できなかったときには責めるのではなく

「ちょっと忘れているだけね。

でも忘れたままでは後で大変だから、

しっかり復習していきましょう。」と

フォローすることも忘れないで下さい。

 

時間は1教科1015分で十分です。

市販のドリルなら各教科1ページくらいです。

小学生の集中力の持続は、

15分くらいと言われていますから

2教科やらせる場合は、

時間を区切ってやらせたほうがいいでしょう。

 

そのためにも大切なのは保護者の方が時間を計って

「よ~いドン!」でやらせることです。

かけ声で何かを始めるという習慣を

子供達は学校で身につけていますから

意外にのってきます。

とにかく何事も子供まかせではうまくいきません。

 

このように毎日時間を計ってやっていれば

どんな子供でも少しずつ早くなっていきます。

以前30分かかっていた問題が

25分、20分、15分と短時間でできるようになり

それにつれて計算力、識字力

そしておまけに集中力もついてくるようになります。

 

子供自身その変化に気づき、自己の能力に対する

自信も取り戻してくるでしょう。

こうなれば日々の宿題の取り組みも

ずいぶん変わってくるはずです。

 

タマゴが先かニワトリが先かではありませんが、

宿題をやりかねているからこそ

自主学習の習慣をつけてあげるということが

大切なのです。

 

 

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頭の良し悪し

January 10, 2012 08:10:25 テーマ:ブログ

子供達といっしょに勉強していると

「わたしは頭が悪いから‥」とか

「○○君は頭がいいから‥」

という言葉をよく聞きます。

この言葉の裏には『生まれつき』という

修飾語が隠れているように思えます。

 

では頭の良し悪しは遺伝によるのでしょうか。

答えは否です。

まったく無いとはいえませんが、

どんな優秀な両親から生まれても

子供にあまりかまわず

ほったらかし状態で育てれば

優秀な子供に育つはずはありません。

 

頭の善し悪しはその人が習得している

「語彙」によって決まります。

「語彙」とは、その人の使う単語の総量です。

どれだけ多くの単語を理解し

使いこなせているかで頭の善し悪しは

決まるのです。

 

コンピュータは全ての情報を

2進法に置き換えて演算処理します。

0または1これをビットといい、

1秒間に扱えるビットの総数により

コンピュータの優劣が決まります。

 

このコンピュータのビットに当たるのが

人間では単語なのです。

人間は言葉を使って考えたり記憶したりします。

その総量が少なければ

思考力も記憶力もどうしても劣ります。

つまりすぐにフリーズしてしまうのです。

 

優秀な両親から生まれた子供が

優秀になるというのは、育って行く環境の中で

自然と多くの言葉に触れることができるからです。

言葉が豊富な会話の中で育つ子供は

必然的に習得する言葉の量も多くなるのです。

 

特に乳幼児期の3才くらいまでの言語環境が

将来の言語獲得に大きく影響してくると思います。

本来、言葉はコミュニケーションツールです。

こちらが発した言葉に相手が反応したとき、

言葉が意味を持つのです。

 

赤ちゃんが最初に覚える言葉は

「まんま」か「ママ」が多いですよね。
日常的に、日に何度も出てくる言葉で、
赤ちゃんにとって、生命維持に関わる大事なものです。

また「ま」「ぱ」という破裂音は、発音しやすいので、

始めに出やすい音なのです。

 

赤ちゃんがたまたま「ま~」と発音したら、
親は「あ!今ママって言ったかも~!!」

なんて勘違いからはじまって、
何度か赤ちゃんが「まー」だの

「まーまー」だの言っている間に、
「どうやらこれがママらしい?」

「まんまって言うとこれが出てくるから、

これはまんまなのかな?」と

あとから意味がついてくるのです。

 

このように赤ちゃんの一挙手一投足に対して

愛情たっぷりの言葉を返してくれる

環境で育つ子供にとっては、

言葉は大きな意味を持ちます。

自然、言語の獲得意欲も増してくるのです。

 

反対に付けっぱなしテレビの前や雑踏などの

反応のない言語環境で育てると

子供は言語を騒音と同等に扱うようになり

言語に対して興味を持たなくなります。

「テレビに子守をさせるな。」と言われるのは

ここにも理由があるのです。

 

現在、保育所の数が少なくて

待機児童が問題になっていますが

もし許されるのなら、3才くらいまでの時期は

親がいつも側にいる環境で

育てていただきたいと思います。

特別な教育をしろというのではありません。

ただいつも愛情たっぷりの

語りかけをすればよいのです。

 

勿論、その機会を逸したから

すべてダメというわけではありません。

小学生や中学生になっても言語能力を

高める方法はあります。

しかし、この時期の数倍の意識的努力が

必要になるのです。

 

昔から「三つ子の魂百まで。」と言われます。

幼時の性格は、年をとっても変わらない

ということのたとえですが

これは人格形成の意味だけでなく

言語能力についても言えることなのです。

 

 

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一年の計は元旦にあり

January 03, 2012 14:18:57 テーマ:ブログ

明けましておめでとうございます。

 

「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。

何事も最初に計画や準備をすることが

大切だという意味ですが、

目標を置くと、実力以上の力を発揮する、

という実験が示した心理学のデータがあります。

 

まず生徒を50人ずつのグループに分けます。

そしてそれぞれのグループに「垂直跳び」をさせます。

そのとき生徒にはチョークを持たせ、

跳んだところにそのチョークで印をつけさせます。

そしてもう一度跳ばせます。

ただしその際、1つのグループには、

最初に印をつけたところより20cm上に

赤いチョークで印をつけ、それをねらって跳ばせます。

その結果はどうなったでしょう。

 

単純に2回跳んだグループは、前回と同じか、

あるいは下回るという結果になりました。

ところが赤いチョークで目標をつけて跳んだグループは、

平均して12 20%高く跳べたということです。

 

勉強だってこれと同じことです。

目標があるかないかでは大変な違いになってきます。

 

少し前のものですが、

東京大学に合格した学生にアンケートしたなかで、

「あなたは東大に行こうと決めたのはいつごろですか」

という質問に対して、

幼稚園のときというのが8%、

小学校のときというのが17%、

中学になるとグンと増えて32%くらいでした。

東大に合格する大半は、なんと中学ぐらいまでの時期に、

「東大へ行こう」と目標を設定しているのです。

これは極端な例ですが、こういうふうに小学、

中学あたりから目標を立てて勉強している子どもは、

それなりの成績をあげて大学に入っているということです。

 

人間の能力はよく氷山に例えられます。

あの巨大な氷山も水の上に出ているのはほんの一部で、

80%~ 90%は水中にかくれているのです。

わたしたちの能力もこれと同じで、

その大半は眠ったままなのです。

 

それが証拠に、火事場のバカ力といって、

火事になるとか弱い女性が、

ふだん動かせないタンスを担ぎ出していた

などということがあります。

 

この眠った能力を引き出すキーワードが

「目標」なのです。

 

 新しい年を迎え、まだ目標をたてていない人は

今年1年の計画及び将来の目標を

真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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サンタクロースってほんとうにいるの?

December 25, 2011 08:50:39 テーマ:ブログ

「サンタクロースってほんとにいるの」

という八歳の少女の問いに答えた

有名な社説がニューヨーク・サン紙に載ったのは

1897年のことでした。

新聞社に聞いてみたらというパパの助言で、

答えを求めた少女に、こう返事しています。

 

ヴァージニア、それは友だちの方がまちがっているよ。

きっと、何でもうたがいたがる年ごろで、

見たことがないと、信じられないんだね。

自分のわかることだけが、全部だと思ってるんだろう。

でもね、ヴァージニア、大人でも子どもでも、

全部がわかるわけじゃない。

この広い宇宙では、人間って小さな小さなものなんだ。

ぼくたちには、この世界のほんの少しのことしかわからないし、

ほんとのことを全部わかろうとするには、まだまだなんだ。

 

実はね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。

愛とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、

サンタクロースもちゃんといるし、

愛もサンタ クロースも、ぼくらに輝きをあたえてくれる。

もしサンタクロースがいなかったら、

ものすごくさみしい世の中になってしまう。

ヴァージニアみたいな子が この世にいなくなるくらい、

ものすごくさみしいことなんだ。

サンタクロースがいなかったら、

無邪気な子どもの心も、詩を楽しむ心も、

人を好きって思う心も、ぜんぶなくなってしまう。

みんな、何を見たっておもしろくなくなるだろうし、

世界を楽しくしてくれる子どもたちの笑顔も、

消えてなくなってしまうだろう。

 

サンタクロースがいないだなんていうのなら、

妖精もいないっていうんだろうね。

だったら、パパにたのんで、クリスマスイブの日、

煙突という煙突ぜんぶに、人を見はらせて、

サンタクロースが来るかどうか確かめてごらん。

サンタクロースが来なかったとしても、なんにも変わらない。

だってサンタクロースは見た人なんていないし、

サンタクロースがいないっていう証拠もないんだから。

大事なことは、だれも見た人がいないってこと。

妖精が原っぱで遊んでいるところを

だれか見た人っているかな?

うん、いないよね、でも、いないって証拠もない。

世界でだれも見たことがない、

見ることができない不思議なことって、

ほんとうのところは、だれにもわからないんだ。

 

あのガラガラっておもちゃ、中を開ければ、

玉が音を鳴らしてるってことがわかるよね。

でも、ふしぎな世界は、どんな強い人でも、

どんな強い人がたばになってかかっても、

こじあけることのできないカーテンみたいなものがあるんだ。

ただ信じる心と、詩と、愛と、ロマンスだけが、

そのカーテンを開けることができて、

ものすごくきれいでかっこいい世界を見たり、

描いたりすることができるんだ。

うそじゃないかって? 

ヴァージニア、これだけはいえる、

いつでも、どこでも、ほんとうのことだって。

 

サンタクロースはいない?

いいや、ずっと、いつまでもいる。

ヴァージニア、何千年、いやあと十万年たっても、

サンタクロースはずっと、子どもたちの心を、

わくわくさせてくれると思うよ。

 

 

ニューヨーク・サンも当初の10年間は

この文章について特に重視をしておらず、

再掲も行われなかったようです。

ところが読者から数年経っても

再掲の要請が繰り返されたため、

ニューヨーク・サンはついに再掲に応じ、

同紙が発行されなくなる前年の1949年まで

毎年クリスマスに再掲するようになったそうです。

 

目に見えるものしか信じない悲しさと、

目に見えないものの確かさ、不変さ、

そしてそれを信じることの素晴らしさを説いたこの話は

掲載されてから100年以上を経た今でも、

クリスマスが近づくと世界中で語り継がれるものとなっています。

 

もう一度後半のくだりを原文にて

Only faith, fancy,poetry, love, romance,

can push aside that curtain and view

and picture the supernal beauty and glory beyond.

 

Merry Christmas

 

 

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UFOの正体?

December 19, 2011 08:52:00 テーマ:ブログ

今月に入って皆既月食、獅子座流星群と

2週連続の天体ショーで、

天文ファンならずとも多くの人が夜空を

見上げたのではないでしょうか。

 

夜空の星々をじっと見つめていると

普段は風景の一部としてしか見ていない空が

実は広大な宇宙であり、

地球はそこに浮かぶ小さな天体で

我々はその小さな惑星地球に生まれた

奇跡の生命体なのだと再認識させられます。

 

この広い広い宇宙のどこかに

同じように空を見上げて異星人に思いを馳せている

生命体がいるのだろうかと考えたりします。

 

銀河系だけでおよそ2000億個の星があり

宇宙には約1000億個の銀河があるといわれています。

まさに天文学的数の星が存在するわけですから

地球と似た環境の星が存在していても

不思議ではありません。

地球外にも生命が存在することは確かでしょう。

 

しかし我々と同じような知性を持った生命体となると

その確率はぐっと低くなります。

ましてUFOに乗って地球までやってくるとなると

可能性は0に等しくなるでしょう。

 

たびたびUFO目撃情報が流れ、

未知との遭遇やET、インペデンスディなどの

映画を観ているとロマンをかき立てられますが

あのようなエイリアンが実在するのかというと

疑問符をつけざるをえません。

 

そもそもわざわざ遠くからやってきているのに

なぜ地球人と接触しようとしないのかという

疑問が残ります。

 

もしわれわれが異星人の住む星を発見したなら

必ずなんらかのコンタクトをとろうとします。

それでなくても1970年代にパイオニア10号と11号に

人間の男女の絵と地球の位置を示す記号を描いた

金属板をのせ宇宙に飛ばしています。

また宇宙に向けて電波によるメッセージも

たびたび発信して接触を図ろうとしています。

 

にもかかわらず異星人は何億光年もの彼方から

やってきているのに、我々の前にその姿を見せない。

エイリアンはよほど恥ずかしがり屋なのか

それとも臆病なのかということになります。

 

そういったことを総合してみるとUFO宇宙人飛行船説は

怪しくなってきます。

 

ではUFOはもともと存在しないのかというと

そうでもないと思います。

これだけたくさんの目撃情報があり、

写真やビデオに撮られているのですから

中にはまがい物もたくさんあるでしょうが、

すべてが嘘で作り物とも思えません。

ではUFOはいったい誰が作ったのでしょう。

 

UFOのような飛行物体を作ることの出来る知的生命体が

少なくとも全宇宙で1体、確かに存在しています。

そう、それは地球人です。

ただし未来の‥

 

わたしはUFOの正体はタイムマシンではないかと思います。

未来の地球は現在よりも科学技術は進んでいるはずです。

過去へのタイムトラベルは不可能とする説がありますが

 

わずか数百年前には、
人が空を飛ぶなどということは、

夢物語でしかなかったのに、
現在では音速を超える速さで飛び、

宇宙にまで飛び出しています。

 

200年前の人が予想だにしなかったことを

実現しているのです。

およそ人間が創造できることで

実現できないことはないのです。

もしかしたら、これを読んでいる君たちの中に

将来タイムマシンを作る人が現れるかも‥

 

タイムマシン説なら、

現代人との接触を嫌うということについても

過去に影響を与えると未来が変わってしまう

という理由で説明がつきます。

またUFOが不規則な飛び方をするというのも

時空を移動しているとすれば納得がいきます。

 

この度の東日本大震災のような災害や

事件、事故の現場でよく目撃されるというのも

未来人が、過去の事件、事故を検証するために

やってきているとすればどうでしょう。

 

そんなことを考えながら夜空を見上げた

2011年師走の夜でした。

 

 

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5年目を信じて‥

December 12, 2011 08:19:38 テーマ:ブログ

先週の金曜ロードショーで

「天空の城ラピュタ」をやっていた。

13回目のテレビ放送にもかかわらず

15.9%の高視聴率だったようです。


私は宮崎駿の作品の中でも特に

この「天空の城ラピュタ」と
「となりのトトロ」、

「風の谷のナウシカ」が好きです。

練りに練ったストーリー展開と無駄のないカット

まさに熟成された作品といった感じです。

 

これらの作品は1970年代にはすでに企画され

テレビ局などに何度か持ち込まれましたが

採用されなかったそうです。

 

そして10年以上の時を経て、

1984年に「風の谷のナウシカ」、

1986年に「天空の城ラピュタ」、

1988年に「となりのトトロ」が

アニメーション映画として発表されています。

 

もし最初に持ち込まれた段階で採用されていれば

ここまで国民的人気を博す作品に

なっていなかったのではないかと思います。

長い熟成期間があったからこそ

時代を超えて愛される作品になったのでは

ないでしょうか。

 

中国のある竹の種は、蒔いてから四年間、

小さな芽が出るだけ何一つ成長は見られないそうです。

その四年間、成長はすべて地面の中、

土の中に深くその根を張っているのです。

そして五年目、その竹は一気に

25メートルも伸びるのだそうです。

人生はこの中国の竹に似ていることが多い。

一生懸命努力してもなかなか成果が

表われないことがあります。

数週間、数ヶ月、あるいは数年間、

何も成長が見えてこないときもあります。

しかし、そこであきらめることなく、

忍耐強く、努力を続けていれば、

中国の竹のように五年目は必ずやってくるのです。

 

「うちの子は勉強しているのになかなか成績が上がらない」

と嘆くお母さんがいらっしゃいます。

受験を間近に控えている親御さんにとっては

目の前の成績を気にされるのは当然だと思います。

 

勿論、志望校合格を目標に勉強させることは大切ですが、

合わせてその努力自体に価値があるということを

ご指導していただきたいと思います。

 

志望校に合格しようと失敗しようと

それで人生のすべてが決まるわけではありません。

そこからまだまだ長い人生の旅路が続くのです。

 

人生の戦いは早い者が勝つとは限らない、

強い者が勝つとも限らない。

今日の勝者が明日の敗者になることが

往々にしてあります。

人生の戦いで勝利を収める人は、

5年目を信じて努力を続ける人なのだということを‥

 

 

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