きだみのる鍼灸整骨院のブログ

御徒町で伝統的な鍼灸、整骨などの治療院をしているかたわら、
ストリートダンスや格闘技選手のトレーナーをしています。


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先日、治療に来て頂いている60代の男性が、
珍しく鼻血を出されたそうで
治療前に相談されました。

 

なんでも抗ヒスタミン剤を飲んだからか?

とのことでした。

 

2週間ほど前から手足の湿疹やかゆみがあるので、
老人性の乾燥から?

と思われ、皮膚科を訪れた際に処方されたそうです。

 

お薬の説明書きにもそれは書いてあるのですが、
鼻の粘膜の分泌低下により

乾燥することで鼻血が出やすくなる

ことがあるそうです。


お顔を見ますと、眉間や頬がかなり赤味があり、
ご本人も顏を冷やしたいくらいとのこと。

 

これは東洋医学で、心臓や肺など
上半身の内臓に熱がこもっている状態

と考えます。

 

こういう時は当然、筋肉をほぐしたりするよりも、鍼灸の治療で体への刺激を最小限にし、うまく熱を発散させる方法を取るのがベストです。

 

 

この男性はとても暑がりで、
夏場など足が火照りアイスパックを
足裏に当てて寝ることもあったり、
飲み物も冷たいものが好きで食欲も旺盛、
冬の寒さにも強い体質です。

 

この手足のかゆみが出始めている頃に、知人の方から便秘にいいとのことで

“モリンガ”

と言う植物のサプリを紹介されて飲み始めたのだそうです。

 

モリンガは和名が“ワサビの木”と言われ、

 

ンドや南方の諸国で生産されるものだそうです。

 

私はとっさに、

 

もしかしたら、

これが暑がりの体質

よくない作用があったのでは?

 

と考えたのです。

 

その最大の理由は、

 

“紹介してくれた方が

ご自身とは正反対の体質”

 

であると言うことからです。

 

その説明を以下にしてまいります。

 

 

一般に、

 

“体によさそうだから・・・”

 

と言うだけでサプリメントを選んでしまうこと、
よくありますよね。

 

と言うより、それしかないか(汗)

 

でも、気を付けて頂きたいのが、

 

天然の素材やハーブ、民間療法の延長にある様な

 

植物の葉っぱや根っこ、

木の皮、キノコの類、海藻、

スッポン、サメの軟骨成分などなど、

 

いろんな生薬からなるサプリメントです。


え?自然のものだからいいんじゃないの?

 

合わなくても悪いことはないんじゃないの?


と思われる方も多いと思います。

 

それがそうでもないんですね。

 

自然のものでも、その作用により、
合わない人にはかえって悪影響

になることさえあるのです。


これが漢方の考え方によるものです。

 

漢方では自然のもの、自然の現象、すべてを

 

“陰と陽”

 

に分けることから始めます。

 

これなくして漢方薬の処方も、
鍼灸やあん摩指圧などの治療法もありえません。

 

 

とは冷やす作用、静かに養う作用です。

 

温める作用、強く活動的に元気づける作用です。

 

 

ではお聞きします。


寒がりで内臓も冷えやすい体質の人に、

陰の性質の生薬を与えたらどうでしょうか?


そうですよね、冷えてる人を冷やすんですから、いいわけないですよね。

 

症状をひどく悪化させる可能性も大です。

 

と言うように、生薬もまず

 

“自分の体質を見極める”

 

とから始めないとダメなんです。


でも、そんなのって専門家じゃないと分からないじゃない!?

 

とのご心配があるでしょう。

 

 

そんな時のサプリの選び方は、


1、そのサプリをすすめてくれた人の体質が自分と似ているか、

それとも正反対か?

 

まずはここを見てください。

 

寒がりの人で

胃腸の弱めな人が紹介してくれたら・・・

 

自分の体質に近い様であれば試してみる価値はありそうですね。

 

正反対なら合わない可能性が大です。


2、購入しようと思っているサプリを使っている人の体質を聞いてみる。

 

自分が試してみたいと思っているサプリを

すでに使っている人を探してみましょう。

 

そして、その方が

 

・暑がり?寒がり?
・胃腸が強い?弱い?

 

などを聞いてみてください。

 

冬でも冷たい飲み物が好き、

手足が火照りやすい、

食後すぐ汗をかく、

食欲は常にある、

のどが渇きやすい、

行動力がある、

 

などなど。

 

これらは暑がりの体質の特徴ですね。

 

これの反対であれば寒がり体質ということです。

 

そして漢方でとても大事なことがもう一つあります。

 

“生薬を一種類で使うことは

合わない時のリスクも大きい”

 

と言う事です。

 

ですから漢方は例外を除いて、

数種類の生薬を配合して、
生薬の作用が調和する様に

工夫されているのです。


専門家がこれだけ注意するものを、

ハーブや民間療法では生薬単品

で使うことが多いです。

 

もともと民間療法と言うくらいですから、
その家族単位や、その地域の人たちなどは
似た様な体質を持った人たちがいる可能性が高く、

 

そのグループにとっては有効であるから、

代々伝わってきた、

 

と言うものが基本なのです。

 

すから、人からすすめられても安易に使うのは
ちょっと待ってくださいね。

 

 

と言うわけで、冒頭で紹介したお話の展開になったのです。

 

その患者さんが飲んでいた“モリンガ”

のサプリは漢方で使用される生薬ではないので、漢方的な作用は不明ですが、

 

・ワサビの木と呼ばれるくらいだから

(陽の辛味成分があるかも?)
・殺菌、虫よけ効果がある
・南方の国々での植物

 

と言う理由で、漢方的に

 

“陽の作用が強い可能性がある”

 

と判断したのです。

 

ですから、しばらくモリンガを中止して様子をみてくださいとお伝えしました。

 

一般的に入手できる生薬の効能は、

 

・抗酸化作用がある
・ビタミン○○が豊富
・食物繊維が豊富

 

などの栄養素的なものしかわかりません。

 

漢方が一番大事にしている

陰と陽の区別、
冷やすのか温めるのか

の作用はまったくわかりません。

 

なので、上記に記しましたように、

 

ご自身と似たような体質の人がお使いであるかどうか、
その比較によってご検討して頂ければと思います。

 

皆様のサプリ選びの一つの参考になれば幸いです。

 

※これと似た話で

【たんぽぽ茶と妊産婦の話】

と題した記事がありますので、ご参考までに

↓↓↓

http://ameblo.jp/kid-a1005/entry-12232130967.html

 

 

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