きだみのる鍼灸整骨院のブログ

御徒町で伝統的な鍼灸、整骨などの治療院をしているかたわら、
ストリートダンスや格闘技選手のトレーナーをしています。


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時折り不妊症治療についてのお問い合わせがあります。

 

そこで説明させて頂いていることです。


まず、患者さんご自身が希望されたとしても、最初から不妊症をターゲットにした治療はできません。

 

それよりも、今一番お困りの症状をお聞きして、そこから改善していくことから始めるのが鉄則です。


”その方の一番弱ったところから立て直す”

 

と言うことが東洋医学の本質だからです。


例えば不妊症の疑いがある患者さんで、

 

・胃が弱い、慢性胃炎
・朝が弱く貧血気味
・片頭痛がよくある
・腰痛になりやすい
・月経痛がひどい

 

などの症状があれば、そこに弱点があるわけです。

 

一番弱ったところを立て直すのが最優先で、不足した部分が補われれば自然と婦人科の問題もいい方向に向いていきます。


何も自覚症状がない、と言う方もまれにいますが、それでも軽い症状なら何かしらあるものです。

 

それでもなければ体質に合った調整をさせて頂き、自然によりよくなるのを待ちます。

 

「考えてみたら、○○の症状がなくなっているかも。」

 

と言うような、後でお気付きになることもありますね。

 

 

 

 


まずは、一番弱ったところから立て直すことからスタートになるわけですが、具体的に婦人科の面ではどういった方針で治療するのか、と言うことについて。


東洋医学では不妊症に限らず、婦人科症状の原因を次の3つに分けています。


1、血の気が多い状態


2、血の気が少ない状態


3、古い血(瘀血、おけつ)が多い状態


 

 

1のタイプは暑がりで元気な人が多く、

 

2のタイプは貧血・低血圧の傾向で疲れやすい人

(※流産になりやすい体質、流産しかかっている場合はこの状態になっています)

 

 

3のタイプは暑がり元気な体質と
アレルギーの多いやせ型で弱い体質の2タイプがあります。


3の古い血=瘀血とは、流れにくい古い血がたまりやすく、筋肉のコリなどもとても固い場合が多いです。

 

※参考記事「~ガンと瘀血~

http://ameblo.jp/kid-a1005/entry-11341708706.html

 

 

 

鍼やお灸、手技療法などを使い、

 

1のタイプには体内の水分を維持し、余分な熱を発散させます。

 

2のタイプには余分な水を排泄しやすく、内臓を温め元気にさせます。

 

3のタイプは特に固くなった部分や、血を調節する肝臓の巡りをよくして古い血を排泄しやすくします。

 

 


その様な目的と方針で治療を進めつつ、なおかつ痛みなどがあればそれを優先して治療していきます。

 

今ある問題点と体質的な問題点の両方を考えた治療です。

 

 

 


また、不妊症治療は、男性側の問題、普段の衣食住などの習慣も関わってまいります。

 

専門医の定期的な検診も必須でしょう。


現代医学的な不妊症治療を併用される場合、

今の状態では体に負担になり、

かえって体力(内臓の元気)を消耗する可能性が高いのでは、

とお伝えする場合もあります。

 

 

特に上にあげた2のタイプの方が、

体内に針を差し込んで採卵する様なもの

貧血気味でしっかりとした卵子を作るほどの血が無いのに

お薬で強制的に排卵を繰り返させてしまうもの

などがそれに当たります。

 

 

一番は患者さん自身の意思が最優先ですので、こちらからは東洋医学的にみたらと言うお話をさせて頂くのみです。

 


最後に一番大事な点は、

 

”不妊症治療のゴールが見えない”

 

と言う不安があることです。

 

 

いろいろな条件が影響する症状ですので、

お金も時間もかけて、いつまで続けるべきか?

と言うのが一番の悩みかと思います。

 

 

 

私が東洋医学で改善したいと言う方にご案内する場合、

最初から不妊症を目標にするのではなく、

上に上げた様な、不妊症以外の

何がしかの症状や体質改善を最初の目標にしましょう

とお伝えしています。

 

 

それらの症状が改善できた時に、

再度専門医の診断を受けて頂き、

そこで婦人科の状態に少しでも改善の確認ができたら、

今の治療を継続してみようとの判断基準

になるかと思うんですね。


分かりやすい症状の改善から目標設定してみるのが、

当然体にも優しく、東洋医学的にも

治療の順番が正しいということになります。

 

何よりも、患者さんご本人の余計な不安を

できるだけ少なくすることが一番です。

 

 

常に不安があると、

脳は活動、興奮した状態

のままです。

 

 

東洋医学では、

”考え事は血を消耗する”

と言われております。

 

現代医学的にも、

脳は多くの血流とエネルギーが必要

な場所であります。

 

持続的な不安や考え事は血を消耗し、

子宮に回すべき血が不足しやすくなります。

 

ストレスが不妊症によくないのは、

そうした理由からと言えるでしょう。

 

可能な限り、リラックスできる方法で臨んで頂きたいと思います。

 

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