2013/6 読書めーたー | 思いたったが吉日

思いたったが吉日

喜怒哀楽の激しさを良しとして、日々思いつきで生きてます!! 

コンスタントな更新...それは見果てぬ夢...


なんと4ヶ月ぶりの更新です(;^_^)
皆さん、お変わりありませんか?

私は元気です。
仕事が微妙に増えたり、週2回のテニスにはまったり、根っからの自主練嫌いが2日に1回はお琴弾いてたり、仕事のための研修会に参加したり、ビーズからカルトナージュに転向したりと盛りだくさんな毎日を送っとります。
やりすぎだねー(汗;)

コンスタントに取り組んでいきたい読書ですが、そんななかでのスキマ時間に入れていくので、よっぽど面白くないとばっくれますが、6月は充実でしたっ!!

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊読んだページ数:3608ページナイス数:125ナイス


精霊の守り人 (新潮文庫) 精霊の守り人 (新潮文庫)感想
積読本になってたのを出張にぶつけて無理矢理開始...完成された世界観に引きずりこまれる。情景描写が緻密だけどうるさくなく、目を閉じると広がる。素晴らしい。仕事の合間に読むべきじゃなかったかも(;^_^)
読了日:6月7日 著者:上橋 菜穂子




闇の守り人 (新潮文庫) 闇の守り人 (新潮文庫)感想
シリーズ2作目。悪者側の描写って稚拙なものが多いけど、これはなかなか。そうなっていった流れも納得出来る構成だ。不可思議な生命体の描写が上手いなぁ。
読了日:6月9日 著者:上橋 菜穂子




夢の守り人 (新潮文庫) 夢の守り人 (新潮文庫)感想
シリーズ3作目。皇太子チャグムと星読博士シュガの絆が深まっていくのが心地よい。
読了日:6月9日 著者:上橋 菜穂子





虚空の旅人 (新潮文庫) 虚空の旅人 (新潮文庫)感想
シリーズ4作目。新ヨゴ皇国の皇太子チャグムと星読博士シュガが再び♪南海の地サンガル王国で繰り広げられる謀略に立ち向かう!巻を進めるたびに新たな国、新たな文化をこうもはっきりと描き分けているのが素晴らしい!!
読了日:6月10日 著者:上橋 菜穂子




神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫) 神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)感想
シリーズ5作目。バルサとタンダが再び!少女アスラに宿った残酷な鬼子タルハマヤ...これ、どうやって終息させるんだろうか。不安でならない、即下巻へGO!!
読了日:6月12日 著者:上橋 菜穂子




神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫) 神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)感想
シリーズ6作目。“悪い者”たちを殺すことに喜びを感じてしまう鬼子タルハマヤが宿る少女アスラ。解決の道なんかないよ...と、そこに用心棒を生業として戦いに明け暮れるバルサの思いが寄り添っていく...なかなか深い。そしてスル・カシャル”死の猟犬”である冷酷なシハナが逃げたことがすごく気がかり。
読了日:6月13日 著者:上橋 菜穂子



蒼路の旅人 (新潮文庫) 蒼路の旅人 (新潮文庫)感想
シリーズ7作目。帝との確執が露になって悲しい。サンガル王国、祖父トーサ、タルシュ帝国密偵ヒュウゴ、味方が善なだけでなく、敵が悪なだけでなく、思惑が交錯していくのが深い。
読了日:6月15日 著者:上橋 菜穂子




天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫) 天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)感想
シリーズ8作目。自国の新ヨゴ皇国や敵のタルシュ帝国の目を欺くために、一縷の望みに賭けてひとり海を渡ったチャグムの成長に涙。そしてそれを助けようと追うバルサ。なかなか追いつけず、こちらまでジリジリとさせられ読む手も自然早くなる。
読了日:6月18日 著者:上橋 菜穂子



天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫) 天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)感想
シリーズ9作目。久しぶりのバルサとチャグムの旅に1作目からの時の経過を感じずにはいられない。チャグム...本当に見事なホイだったね...経験は人を成長させると。心優しき呪術師タンダには一般人のおかれた境遇を描くという大事な役割があるから...ね。
読了日:6月23日 著者:上橋 菜穂子



天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫) 天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)感想 シリーズ9作目。最終巻。バルサのタンダへの思いがひしひしと伝わる。行き場を失った、放っておけば破滅が待つ通りすがりの者たちを見捨てていけない正義感に心打たれる。新ヨゴ皇国軍とタルシュ帝国軍との戦いから逃れた四路街の避難民が、ロタ王国に逃げこみ出会ったチャグム皇子とのやりとりが素晴らしい。何度も思う。チャグム成長したな...最後の最後に詰めの甘い物語もあるなか、本当に最後まで勧善懲悪の単純話ではなく、複雑に絡み合った人間模様、政治的駆け引き、人情、打算、正義、義務...いろんなものを魅せてくれた物語だった。
         読了日:6月23日 著者:上橋 菜穂子

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