2010-10-16 06:51:49

就職留年にかかるコストを冷静に考えてみた

テーマ:就職活動全般

おはようございます、KHです。


昨日Twitterでつぶやいていたのですが、就職留年に対する関心はかなり高まっていることを感じました。

ただ今までの2008年までの好景気の影響か、就職留年に対する知識、ノウハウは不足しているのか、就職留年のメリット・デメリットに関して冷静な議論がされていないことを感じたので、今回は就職留年にかかるコストを冷静に分析してみました。


【前提】

・5年目の大学生活(4月~3月まで)のコストを計算

・最も就職留年しづらいと思われる地方出身の東京都内文系私立大学生の生活コストを計算



【計算】

①家賃(+引越し費用)

月々の家賃は5万円と想定。このレベルなら都内郊外であれば、十分見つけられる値段。もちろんオートロックはないし、ユニットバスで築20年ぐらいの物件になりますが、就職留年するのだし、我慢していただきましょう。

また就職留年に際して、引越し費用がかかると想定すると仲介手数料1ヶ月・敷金1ヶ月+引越諸費用5万円と仮定すると、15万円。


家賃:5万円×12ヶ月+5万円+5万円+5万円=75万円


参考物件(管理費込み家賃:4.6万円 高円寺徒歩8分)

http://realestate.homes.co.jp/search/detail/b[]=1101240003734/tk=3/bsg=1/route=1/s=313031/


②生活費

日々の携帯電話代、水道・電気等公共料金、食費などを計算。携帯電話代は8000円、公共料金で10,000円(含むインターネット)、食費25,000円、諸経費7,000円と過程。この食費だとかなりひもじい食生活になりますが、就職留年しているのだし、我慢しましょう。飲み会も家飲み限定で、もちろん発泡酒で!


生活費:(0.8万円+1万円+2.5万円+0.7万円)×12ヶ月=60万円


③学費

一番の問題と考えられているのが学費。都内私立大学をいくつかサンプリングした結果、80万円を想定。


学費:80万円


④就活費用

就職活動には交通費含めたもろもろの費用がかかります。さらに就活塾の相場は15万円程度といわれており、そこにも入ることを想定しました。交通費:5万円+就活塾費用:15万円


就活費用:20万円


①~④Total:235万円


【コストカット】

上記の計算で就職留年にかかる費用は約235万円かかることがわかりましたが、これはあくまで1年間一人暮らしをして、大学の学費も一年分納付した場合の金額です。コストカットできる部分が多大にありますので、そちらを計算してみました。


①家賃・引越し費用

上記前提では1年間一人暮らしをすることを想定しましたが、大手就職活動が終了する6月までの3ヶ月間であれば家賃は4分の1で済みます。就職活動終了後は大手内定の看板を引っさげ、自宅においてもらうことを許してもらうようにしましょう。


家賃のコストカット:▲5万円×9ヶ月=▲45万円


②生活費

生活費に関しても①と同様、6月に就職活動を終了させ、実家に買えれば9ヶ月分はかかりません。ただ心情的にも親に心配をかけてその上、実家に転がり込みますので、毎月5万円は家に入れるようにしましょう。


生活費のコストカット:0万円


③学費のコストカット

学費に関しては、最近は多くの大学で9月卒業制度を整えています。私も就職留年したときには9月に卒業しましたので学費は半期分しか納付していません。

また昨今の就職難により、各大学が就職留年を想定してか、4年次の留年の学費を半額にするなどのサポートをしています。これら制度を利用すれば、学費は半期分まで抑えることが可能です。

これらの制度がなくとも分納制度や延納制度はどこの大学にもありますので、就職してからの返済を相談することも可能です。


学費のコストカット:▲80万円÷2=▲40万円


④就職費用のコストカット

就職するために留年しているので、ここのコストカットはしません。全力で就職活動に望みましょう。


就職費用のコストカット:0万円


①~④のコストカットTotal:▲85万円


【まとめ】

上記より、就職留年にかかる総コストは235万円-85万円で150万円となります。それでも大きな金額に見えますが、あくまでTotalコストであり、就職留年をすると決めた瞬間に必要なわけではありません。

150万円であれば、月々アルバイトで8万円程度稼ぎ、足りない部分を貯金もしくは、親・金融機関からの借金で補えば、就職してから十分に返済が可能です。やっぱり就職留年にはそこまでお金がかからないと考えていいでしょう。


就職留年を考えている人は親に頼るのを前提にするのではなく、自分でかかるコストと、得られるリターンを冷静に自分の頭で考えていただければと思います。


もちろん就職留年には向いている人と向いていない人がいますので、前回のブログを参考にしてください。

就職留年に向いている人、向いていない人




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コメント

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1 ■無題

本来より1年遅く働くわけになるので、その給料の機会損失があるのではないでしょうか?

2 ■Re:無題

>ファンタさん
機会損失の回収期間をどう捉えるかでしょうね。
5年間で回収しようとしたら、それこそ就職留年することは大きな負担ですが、40年間で回収しようとすれば全然小さな負担です。最も生涯年収の高い業界と低い業界では2億円ほどの差がありますから。

回収期間うんぬん以上に、就職留年して悩んだ末に得た内定であれば、かなり気合を入れて仕事に打ち込めるというメリットの方が大きいんですよね。

3 ■勉強になりました。

とても勉強になりました!

これからですが、就活を真剣に頑張ります!!

4 ■Re:勉強になりました。

>暴走王子さん
コメントありがとうございます。数字はあくまで目安で、伝えたかったのは考えることの重要性です。今後ともブログを参考にしていただければ幸いです。

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