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2010年12月16日

東海北陸地方歩き旅データ

テーマ:東海北陸編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】6,421km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約18,000km
【現在到達地】岡山県 瀬戸内市長船町


岡山から電車に乗り2~3ヶ月仕事をさせていただく丹後半島へ向かう。
歩きは来春までおあずけだ。

あゆみはある温泉旅館の仕事の返事待ち。
これまでと同じく冬の間は別の場所で住み込みで働き、春に落ち合って歩き旅を再開することになる。




6月終わりに三重県から和歌山県に入った時に東海北陸地方の歩き旅データを書いたが、その後
滋賀県から福井県に入ったので訂正しておく。
たまにこうやって整理しておかないと後になるとわからなくなってしまうのだ。



●東海北陸地方 歩き旅データ●
 入った地点:静岡県富士宮市 2008年10月10日(県道71号線 山梨県富士河口湖町より)
 出た地点 :三重県紀宝町  2010年 6月29日(国道42号線 和歌山県新宮市へ)
 入った地点:福井県若狭町  2010年10月18日(国道303号線 滋賀県高島市より)
 出た地点 :福井県高浜町  2010年10月22日(国道27号線 京都府舞鶴市へ)
 
 歩いて通過した都道府県 :静岡県・愛知県・岐阜県・三重県・福井県
 通らなかった都道府県  :富山県、石川県
 総歩行距離         :約1,200km
 東海地方で滞在した総日数:約215日(約7ヶ月)
 そのうち歩いて進んだ日数:約89日
 一日平均歩行距離     :約14.6km



富山県や石川県にも行きたかったなあ。




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同じテーマ 「東海北陸編」 の記事
2010年10月21日

日本海へ

テーマ:東海北陸編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】6,034km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約17,650km
【現在地】福井県高浜町
【前回更新時の滞在地】滋賀県高島市安曇川
【前回からの歩行距離】79km
【前回からの歩行日数】5日
【入った温泉】てんくう(朽木)、大飯温泉あみーシャン 日本縦断中205、206個目




まきちゃんの家を出て5日目。
舞鶴の少し東に位置する高浜町の海岸近くの公園に張ったテントの中で更新している。
電池はあと1時間も残っていない。次に充電できるのはどこだろう。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-高浜町の公園

今日は雨で停滞。
風もあって波の音が大きくとどろいているが、テントのある場所は木々に囲まれていて風も波の音も
それほどではない。




琵琶湖岸の高島市安曇川から朽木、さば街道を通って一昨日、福井県小浜市で日本海に出た。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-若狭湾

小浜から海岸沿いの自転車道を歩く。
和歌山県の白浜以来の海だ。
おそらく明日には2度目の京都府入りをするだろう。
しばらくは日本海側を歩いてみるつもりでいる。


$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-2,000km!!

先日まきちゃんと別れた後カートに付けたサイクルコンピュータを見るとトータルの距離が
2,000kmに!
2人で歩き始めた長野県高遠町からの総歩行距離だ。
知床からの歩行距離も福井県に入り6,000kmを越えた。
何かお祝いをせねば。




まきちゃんの所でもそこを出発してからも書きたいことが山ほどあるのだが、それはしばらく後回し
にすることになる。

完成間近だったはずのニュージーランド・オーストラリアの旅の原稿だが、今になって大幅に内容を
修正することに決めてしまった。なんだかどうしても今の文が気に入らないので。
そこで旅を続けながら原稿を書くことにしたのだが、不器用な私は電源の確保が大変な状況でブログを
更新しながら原稿を書くということができそうにない。

原稿が仕上がるまでブログの更新は1週間に1回程度にしてそちらに専念するつもりだ。
その分あゆみちゃんが自分のブログを頑張って更新してくれることだろう。



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2010年07月03日

歩き旅データ 東海北陸編

テーマ:東海北陸編
strong>【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,320km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,900km
【現在地】和歌山県 那智勝浦町
【現在到達地】和歌山県 那智勝浦町
【前回からの歩行距離】12km



雨が降り続いている。
降る時は大粒の土砂降りだ。


新宮の海外雑貨と無添加たこ焼きのお店ティピパオのTAKAくんの紹介で那智勝浦にある小さな集落
に住むぺー君の家に厄介になっている。
こんな梅雨時期に屋根の下で過ごせるってのは幸せなことだ。
紹介してくれたTAKA君、泊らせていただいてるぺー君、感謝してます。ありがとう。




数日前についに三重県を出て和歌山県に入った。
いや~、三重県もいろんな事があっていろんな人と出会えたなあ。

ブログもながらく続いてきた「東海北陸編」からようやく「関西編」に入った訳だ。
しかも北陸は全く歩いてないので本来なら「東海編」とするべきところだろう。
北陸も歩きたいところなんだけどね。

ともかくも、長かった「東海北陸編」のデータを自分のためにも整理しておこう。


$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-東海地方歩きルート図


●東海北陸地方 歩き旅データ●
 入った地点 
   静岡県富士宮市  2008年10月10日(県道71号線 山梨県富士河口湖町より)
 出た地点
   三重県紀宝町   2010年 6月29日(国道42号線 和歌山県新宮市へ) 
 歩いて通過した都道府県
   静岡県・愛知県・岐阜県・三重県
 総歩行距離
   約1,147km
 東海地方で滞在した総日数         
   211日(約7ヶ月)下記の期間を除く
      2008年12月~2009年5月 箱根の温泉旅館でのアルバイト期間
      2009年 9月~2010年5月 網膜はく離の手術・治癒で旅を中断した期間
 そのうち少しでも歩いて進んだ日数
   約85日
 一日平均歩行距離
   約13.5km


さあ、関西編はどんな風に進んでいくんだろう。
自分達でも予想つかないのが楽しい!



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2010年06月29日

歩き人動画

テーマ:東海北陸編
strong>【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,308km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,900km
【現在地】和歌山県 新宮市
【現在到達地】和歌山県 新宮市
【前回からの歩行距離】34km


6月28日熊野市を出発し七里美浜を南下。
端無さんと健さん、朝日新聞の記者さんが見送ってくれた。


その時に端無さんが撮ってくれた動画。
歩き人ふみとあゆみの歩き動画、初公開!!






いい天気で海がきれいだったなあ



その後、浜で昼食後2時間近く昼寝したりして夕方に御浜町のある家のガレージでテントを
張らせていただいた。。
静岡のこーちゃんに紹介してもらったのだが、詳しくは後日(この文句好きだな)。


今日の夕方に新宮市に到着。
ついに和歌山県に入った。
今居るところがまたすごい場所だ!
そしてこれも詳しくは後日。
お楽しみに!




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2010年06月28日

さらば尾鷲よ

テーマ:東海北陸編
strong>【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,274km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,850km
【現在地】三重県 熊野市
【現在到達地】三重県 熊野市駅
【前回からの歩行距離】0km



ブログが更新される頃にはおそらく熊野市から新宮方面に向かって七里御浜(しちりみはま)を
歩いていることだろう。

熊野市までは歩いているから、カートと荷物、そして私たち二人は端無さんのところで車で運んで
いただくことになっている。
そこからは海沿いを歩く。

この後は新宮、那智勝浦、潮岬から白浜、内陸に入り本宮、そして奈良方面に向かうつもりでいる。



$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ひろにいさんと

昨夜は端無さんのブログで見たと、和太鼓を叩いているというひろにいさんが訪ねてきてくれた。
熊野鬼城太鼓というのだそうだ。



大同楽座、Cafe CReAM、そして端無さんや他の皆さん。
いろいろとお世話になりました。
熊野古道伊勢路を歩けたのも、尾鷲で楽しい時間を過ごせたのも皆さんのおかげです。




東紀州を旅する人や熊野古道伊勢路を歩いてみようという方。
尾鷲には端無さんという面白い人やCafe CReAMや大同楽座という面白い場所があるので尾鷲を
通る時には連絡をとってみるといいことがあるかも。



それでは尾鷲の皆さん、ありがとう。また会う日まで。

健さん、またどこかで。



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2010年06月27日

優雅なボランティア旅人

テーマ:東海北陸編
strong>【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,274km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,850km
【現在地】三重県 尾鷲市 大同楽座
【現在到達地】三重県 熊野市駅
【前回からの歩行距離】0km


明日出発予定。
尾鷲の大同楽座に着いて今日で17日目。
長いことお世話になってしまった。


端無さんが先日のスライドショーのことを書いてくれている。⇒⇒⇒熊野古道歩記スライドショー

こんな風に行く先でスライドショーができればいいなあ。
これまでも旅先で機会が訪れればやっていたが、こちらからアクションを起こしていってもいいかな
と思い始めた。




明日は晴れそうだけど天気予報では明後日から4日間雨が続くと出ている。
うまく雨を避けられる所が見つかればいいけど。




昨日は朝日新聞の支局の人が来てインタビューを受けた。
尾鷲にきて紀勢新聞、中日新聞に続いて3回目だ。
町の銭湯やパン屋さんに行くと
「歩いて旅してるんだって」
と声がかかることがある。




先日から大同楽座に来ているライダーの健さん
彼の話もまた面白い。
昨夜も端無さんと健さんと一緒に話していたら時間があっという間に過ぎていた。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-健さんとあゆみ   $歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-マグナの健さん


私が彼と初めて出会ったのは山形県の山の中にあるキャンプ場。
無料だが山中だし季節外れで絶対誰も来ないだろうなと思ってたらそこにバイクで現われたのが
健さんだった。


健さんは一年の大半を旅して過ごしている。
移動は250ccのマグナというバイクなのだが、バイクでガンガン走ってるのではなく定住型だ。
主にキャンプ場でテントを張って中に荷物を置いて行動する。


仕事をしている頃から休みになるとバイクで走り回っていたが、いつも先に進みたいのに帰らなきゃ
いけないのがどうにも残念で、定年になったら心置きなく旅をして回ろうと考えていたそうだ。
実際に定年してからは毎年春になるとバイクで千葉の家を出たが最後秋になるまで帰らない。
冬場だけ奥さんの居る千葉に帰って仕事をする。
そんな生活を続けて早6年目で、現在66歳。見た目も考え方も若い。


旅の途中で新潟、柏崎の地震被害の話を聞いてボランティアのバイク隊に志願し、バイクで救援物資を
運んだりした。
それからは旅先で出合ったイベントにボランティアとして参加するようになったそうだ。
これまでも北海道滝川市の、難病の子供向けのキャンプイベント「そらぷちキッズキャンプ」や
能登半島の「ツール・ド・のと400」などにボランティアスタッフとして参加。
「すらぷちキッズキャンプ」では最初不安そうな面持ちだった難病の子供達がグライダーに乗ったり
乗馬したりした時の楽しそうな笑顔に接しその顔をもう一度見られるものなら、と一昨年に続き昨年も
参加したそうだ。



昨年は石川県で知り合った人がイベント施設を作っていて、店としての営業許可をとろうと考えたが
改造が必要なのでどうしたものかと言っていたので
「じゃあ私が引き受けよう」
とそこに住み込み大工工事を一人で一ヶ月かかって仕上げてから出てきたという。
健さんは決して大工ではないのだが。



そして行く先も予定も決めず、自炊野宿で旅を続けている。
ん、この部分だけはどこかで聞いたことがあるフレーズだな。




携帯電話のいろんな機能も使いこなし携帯電話での孫のミニスライドショーを作ったりもしている。
私に連絡を取ってきたのは奈良県に居る時にやはり携帯で私のブログを見て近くに居ることを知り
コメントをくれたので私が連絡を取ってその結果、尾鷲に来るということになったのだ。



尾鷲で端無さんと話をして、パンを焼く石釜を作ったり、ボルダリング(岩登り)用の壁を設置したり
するというプロジェクトを端無さんが考えていると聞いて、それにぜひ参加したいと言っている。
石釜を作るならここに泊り込んでその作業を手伝い、できれば最初の火入れを見てできたパンを試食
してから去りたいそうだ。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-石釜   歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-耐火レンガ

石釜を作る予定箇所と材料の耐火レンガ。




考え方も実に柔軟で知識も豊富、そしていろんなことができる。
バイクで移動しているというのに漬物を漬けたり、果実酒を作ったりしているのだ。
さらに今年の秋には四国八十八箇所を歩き遍路をするつもりでいる。




どうしてどこへ行ってもこんなに面白い人達と次々出会えるのだろう。
旅を続けていて良かった!!



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2010年06月26日

紀伊長島での親切

テーマ:東海北陸編
strong>【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,274km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,850km
【現在地】三重県 尾鷲市 大同楽座
【現在到達地】三重県 熊野市駅
【前回からの歩行距離】0km



昨夜は急ごしらえのスライドショーだったが何とか終わった。⇒⇒⇒熊野古道歩記スライドショー
熊野古道を全て踏破した女性が見に来てくれてたりして緊張したけど。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-語る会


見に来てくださった皆さん。どうもありがとう。
投げ銭に見合うものができたかどうか・・・



終わってからもいろいろと話をして一人減り二人減りで、最後は端無さんと健さん、あゆみとで
朝の5時頃まで話してた。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-端無さん、健さん、あゆみ

健さんが到着してまたいろいろと面白そうな展開となりそう。

月曜が晴れたら出発予定。ここを去るのが残念だ。




さて昨日の続き。これでようやく現在に追いつく。
尾鷲に到着する数日前の話。



$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-熊野灘

荷坂峠を越えての下り道に海が見えた。熊野灘だ!


夕方に紀伊長島の町に着く。
この「夕方に町に着く」というのは泊まる場所が決まっていない場合、大抵面倒な状況である。
日暮れが迫っているということであり日が落ちないうちにテントを張る場所を探さなければならない。
しかし町中ではテントを張るのに適した場所がなかなか見つからないものだ。

この時もまさにそうした状況だった。
紀伊長島の町に入り、テントを張っても文句を言われないような場所を地図を見て見当をつける。

困った時は川か海。
川辺か海辺を目指すと良いことが多い。
川辺まで歩いてみるがかなり上流に行かなければ適当な場所はなさそうな感じだ。
では河口に向かうか。
堤防沿いに河口まで行ってみて見つからなければまた戻ってこなければならず、さらに時間を失う
ことになる。
でも行ってみよう!

堤防上の道は少し高い位置にあり、堤防の内側は低くなって住宅地が広がっている。
河口に行ってみるがテントが張れそうな場所はない。
ふと見ると堤防の内側に小さな公園がある。

住宅地の一角であり、普段なら避けるような場所だが日が暮れかかっていたのでそこに下りてみる。
まあ一晩くらいなら問題はなさそうだ。


でも一応一番近い家に断りを入れておこう。
玄関に出てきたおばさんは最初驚いたような顔をしていたが、朝早く出発するなら大丈夫だろうと
言ってくれ少しほっとして公園の片隅にテントを張る。


翌朝、食事を済ませテントを片付けているとゲートボールをやるのだろう、おじいちゃんや
おばあちゃんが一人また一人と集まり始めた。
皆変な顔もせず話しかけてきてくれる。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-公園でテント 歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-公園でテント2


昨夜挨拶に行った一番近い家のおばさんが何かを持ってきた。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-差し入れ

なんと差し入れだ。
おむすびにゆで卵、そして家で焼いたというパン!
急いでいたようで私達にそれを渡すと大あわてで車で出て行った。
朝の忙しい時間に、見ず知らずのキャンプをしていただけの私達のためにわざわざ作ってくれたのだ。
ああ、結局名前さえ聞く暇がなかった。



その日はそのパンが楽しみで歩くのも楽しかった。



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2010年06月25日

世界へ旅立つ男

テーマ:東海北陸編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,274km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,850km
【現在地】三重県 尾鷲市 大同楽座
【現在到達地】三重県 熊野市駅
【前回からの歩行距離】0km




昨日も書いたけど、今夜お別れの会と熊野古道を歩いたスライドショーをする。

$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-熊野古道スライドショー

歩いたのは実質4日間だけのことなんだけどちゃんと伝わるよう話せるかなあ。



$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-健さん

昨日ライダーのマグナこと健さんが尾鷲の大同楽座に登場。

私が日本を縦断中に出会った66歳になる格好いいライダーだ。
旅先で会うのも今回で三度目。
一度目は山形の山の中のキャンプ場。
二度目は長野県の山之内町⇒⇒⇒いろんな出会い
定年後、一年の大半を旅していて、キャンプ生活をしながら日本のあちこちでイベントにボランティア
で参加してみたり、災害時のボランティア活動をしたりしている自由人である。
しばらく大同楽座で滞在することになり、石釜作り作業の手伝いをすることになりそうだ。





昨日の続きで大台町を出た後の話だけど、こちらも私が好きな旅するライダーの話である。

オーストラリアで出会ったライダーヨシ君から電話がかかってきた。
彼はこれまでも私のブログにもたびたび登場している
「ふみの店」連日連夜
「ふみの店」営業終了?
遠来の客

何度目になるかわからないがもう一度簡単に説明しておこう。
彼とは2004年のオーストラリア徒歩縦断の旅の途中ウルル(エアーズロック)近くで出会って以来
オーストラリアで2度再会した。
バイクであまり人が通らないダートの道を走るのが好きでオーストラリア内陸をいろんなルートで
縦横無尽に走り回っていた。

日本へ帰ってからは愛知県で腰を落ち着けて仕事をしているようであった。
が、昨年再びバイクで旅に出ることを考えているという話を聞いた。
そして今年の春ついに職場を退職し、新たな旅の準備にとりかかったのだ。
行き先はアメリカ大陸。北南米をバイクで縦断するつもりだ。
料理も上手で、礼儀正しく、潔い。
なんだかサムライのような男だ。



そしてバイクを船便で送り出す数日前、最後に日本を走っている途中に私達のところを訪ねて来て
くれたのだ。

ヨシ君が到着しようとする時すぐ近くに河川敷があったのでそこで一緒にキャンプすることに決定。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-橋の下でテント

橋の下でテントを張る。この橋はお誂え向きなことに完成前でまだ車は通らない。
小雨だけど雨も当たらない。
偶然だけど良い場所が見つかってよかった。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-川原で焚き火

河川敷なら焚き火ができる!
長らく焚き火をしていなかった私は嬉々として薪集めにかかる。

やっぱり焚き火は良い。誰がなんと言っても良い。
飯も料理も全部焚き火で作る。
パチパチという音とともに彼の話を聞きながら夜は更けてゆく。


ヨシ君はかなり以前から旅の準備を少しずつやってきていたらしく万全の態勢のようだ。
例えば彼の道具セット。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ヨシくんのバッグ 歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-開けたところ

一見なんていうこともないようだが実は様々な工夫が施されている。
バッグ自体は元々筆箱らしい。
それに全ての道具が収まるように一つ一つ吟味しそれぞれに軽量化と小型化を図っている。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-中身

砥石なども普通の物ではなく油砥石だそうでそれも切断して小さくしてある。
携帯ラジオの袋などもジーンズ生地を内側に、そして外の生地と内の生地の間に銀マットの素材を
緩衝用に縫いこんである。



そしてこれが旅に使用する彼のバイク。
数日後にはカナダのバンクーバーに向けて送り出され、今頃は船の中かな。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-バイクと

旅をする時の格好もほぼこの通りらしい。


翌日は小雨が降っていたのでレインウェアを着て出発するのを見送る。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-出発 歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-去っていく

彼が7月に日本を出る前にもう一度会えるだろうか。
まずは北南米縦断を目指して出発するがそれを達成したとしてそのまま日本に帰ってくるかどうかは
わからない。そのまま他の大陸に旅立つこともあるだろう。
今度はどんな物語を手土産に日本に帰ってくるのだろうか。


同じ旅人として世界に旅立つ彼にエールを送りたい。






冒険に旅立つ男を見送った後、我々2人はもう一泊同じ場所でキャンプを続けたのであるが・・・


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2010年06月24日

旧宮川村のRIKIさん達

テーマ:東海北陸編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,274km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,850km
【現在地】三重県 尾鷲市 大同楽座
【現在到達地】三重県 熊野市駅
【前回からの歩行距離】0km




数日後にはお世話になった尾鷲の大同楽座を出る。

出発する前にお世話になった人達にちょっと料理でも作ってせめてものお礼としようと2人で話し合い
端無さんに話すと、ではそれを晩餐会にして金曜の夜に今度は最近歩いてきたばかりの熊野古道伊勢路
のスライドショーをしてもらえないかな、と持ちかけられた。
すぐさまイベントにしてしまうところが端無さんらしい。

$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-熊野古道スライドショー

こちらは端無さんがすぐに作り上げたチラシ。
お礼の会にしようかと考えてたんでちょっと違うけど・・・まあいいか。
様々な状況で旅の話をすること、それはこちらとしても臨むところ。
さあ、今度はそのスライドショー用の写真選びだ。

ちなみに誰でも参加できるよー。連絡は端無さんまで。






歩き人は「後で詳しく書く」というのを常套句としているが、気がつくといつの間にやら時が過ぎて
しまっている。そうならないように時を空けず更新するよう気をつけたいもんだ。

話はさかのぼることになるが大台町から尾鷲までのことを書いておこう。





5月下旬に伊勢から大台町に向かってカートを押しながら歩いていた時のこと、一台の車が急に
停まって2人の人が下りて走ってきたかと思うと声をかけられた。
「ふみさんですか?」
誰だろう、こんな所で、と思ったら彼らがYellow soulの2人RIKIさんとASHさんであった。
彼らは私が長野で出会った旅の音楽家 丸山祐一郎さんとも知り合いだ。

津のふうさんに2人のことを紹介はしてもらっていたのだが、こんな風に出会うことになるとは思わ
なかった。
彼らはライブでの演奏に行く途中だったらしく、少し言葉を交わすとまた大急ぎで車に乗って去っていった。

その日は大台町まで6kmほどを残してキャンプ。そして翌日は朝から雨。
雨に濡れながらテントをたたむがどうしてもいろいろな装備を濡らしてしまう。
雨の中を歩くのはとても億劫なのだが、でも大台町までいけば2人がいてくれると思うと心強く雨でも
進もうという気になる。

大台町の道の駅に到着して連絡をすると2人が車で迎えにきてくれた。


私達の荷物は車のトランクに載せてもらって運びASHさんの自宅に置かせていただくことになった。
テントからシートやカバー、雨に濡れた物を全部干させていただく。
そうしておかないと何でもすぐにカビてしまうから。


そして私達はRIKIさんの家にご厄介になることに。
その時のことはRIKIさんのブログにも書いてくれている⇒⇒⇒Yellow Soul 「なんて平和な人」

その夜はRIKIさんのご主人も交えていろいろと話をした。
ご主人はなかなか鋭い人で結構核心を突く質問をしてくる。
RIKIさん達は山での生活がしたくて大阪から大台町の旧宮川村に移り住んできたそうだ。

娘さんは高校生だけどアルバイトをしていて、息子の大地くんはサッカーとボクシングに夢中。
いい感じの家族だ。


RIKIさんはいろいろと工夫して料理を作るのが好きで、その時は鹿肉の燻製作りに挑戦中だった。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-鹿肉   歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-燻製出来上がり

   左:燻製になる前の鹿肉      右:燻製になったシカ肉

チップには桜の枝を自分で削った物を使用し、フライパンを使ってガスコンロの火で作る。
1回目は少し焦げてしまっていたが3度目には立派な鹿肉の燻製が出来上がっていた。
あんなに簡単に短時間で燻製を作る方法もあるもんなんだなあ。



その後荷物を預かってもらったまま我々2人は札幌に行くことになって10日ほどを札幌で過ごした
後、再び宮川村に戻りRIKIさん達と再会。
2日ほど泊めていただいて再び歩き始めることになった。
出発の日の午前中、RIKIさんとご主人にスライドショーを見ていただく。

ご主人は林業関係の仕事をしているが講演をすることも多いらしく、やっぱり見る目が鋭い。
私たちにとっては非常に良い勉強になり、今後のスライドショーの方向も見えてきた。
感謝してます。



$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-YELLOW SOUL


その後ASHさんが来てくれてYellow soul(ASHさんのギター、RIKIさんのボーカル)で
「旅」という歌を歌ってくれた。
心に沁みる良い歌だった。
いつか2人のライブも聴きに行きたいな。


そしてRIKIさんの家を出て2週間ぶりに歩き始める。
RIKIさんと大地くんがちょっとだけどついてきてくれた。

私達の旅にほとんど関心を抱いていないように思えた大地くんが家に帰った後
「ぼくも歩いて旅したい。世界を歩きたい」
と言ってたそうだ。⇒⇒⇒Yellow Soul 「GOOD LUCK」
見てないようで見てるのか。子供ってやっぱりわからない。
でもなんだか嬉しいな。


歩いていると携帯のメールにASHさんが即興で詩を書いて送ってくれた。
歩く旅についての詩だった。ありがとう。



またいつかどこかで会えるかなぁ?


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2010年06月23日

旅の基地としての尾鷲 2

テーマ:東海北陸編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】5,274km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約16,850km
【現在地】三重県 尾鷲市 大同楽座
【現在到達地】三重県 熊野市駅
【前回からの歩行距離】0km


昨日の続きで尾鷲の話。

私達が滞在させてもらってる「大同楽座」も端無さんが家賃を払って続けてきたものである。
端無さんがやっている東紀州コミュニティデザインセンターとしての活動も多岐に渡っていて出費も多く
Cafe CReAMを営業したり、大同楽座を維持(掃除等)したりするために現在は人を雇って
いる。議員としての給料を全てつぎ込んでもマイナスの状態だ。

大同楽座の家賃を払い続けるのも難しい状態らしい。
単に旅の途中で通りかかって無料で泊めていただいてお世話になっている私達がいうのもなんだが
大同楽座は存続して欲しいもんだなあ。


端無さんは大同楽座を自転車や歩きで旅している人、熊野古道を歩く人に無料で開放したいとも考えている。
端無さん自身元々は旅人だったこともあり、旅をしている人を見かけるとすぐに声をかけて大道楽座
に連れてきて泊めてあげているのだそうだ。


尾鷲を旅の拠点として考えた場合、私達のように旅館やビジネスホテルに泊る金銭的余裕のない
貧乏旅行者にとってこうした場所ほどありがたい場所はない。
町中にあるので買い物もできるし、歩いていける範囲に銭湯が3軒もある。

この銭湯がまた良い。
今時銭湯自体なかなか残っていないのだが、この町の3軒の銭湯がどこももう昔の銭湯そのまんまなのだ。
レトロ調なんかじゃなく全くそのまんま。値段はどこも300円。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-松の湯  歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-新生湯(しんせいゆ)
        松の湯                 新生湯

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ロッカーと靴入れ    歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-さつき湯   
                              さつき湯  
  

郵便局もすぐそこだし、商店街や魚市場にも歩いていける。熊野古道の町中散策もできる。

ただ町にとってみればお金を落とさない客ではあるけど・・・




熊野古道の伊勢路を歩くなら私達がやったようにJRを使って少しずつ歩くこともできる。

熊野古道といえば熊野三山のある和歌山県が本場のイメージだが、伊勢から熊野三山に向かう伊勢路
も大昔から重要なルートだ。

お伊勢参りが盛んだった頃、信仰の厚い人々は伊勢神宮への参拝を済ませた後、衣装を巡礼の装束
に替え、熊野三山に向かったりそのまま西国巡礼に発ったりすることも多かったらしい。

和歌山の熊野古道を歩いていないから比べようもないのだが、熊野古道の伊勢路も良い道だと思う。
雨の多い地方で普通の山道だとすぐに流されてしまって残らないために石畳や石段でしっかり固めた
道が多く残っている。

古道といっても一部にそれらしい場所が残っているだけかと思っていたが石畳や石段はかなりの部分に
わたり残っていてそれ以外の場所でも連続して素晴らしい雰囲気を残している。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古道   $歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-苔


石段も巨岩も地面も一面の苔で覆われていて森の中は全てが緑色だ。

一つ峠を越えれば必ず海沿いの集落があり、道はその中を通るのだがそんな小さな町も
遥か昔からこうやって生活が営まれてきたんだな、と感じるような素朴で素敵な町が多い。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-小川  歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-海岸

人口が少ないせいもあって町を流れる川の水が河口であってもきれいに澄んでいる。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-丸石の海岸    歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-美しい海岸

山を越えて下りるたびに丸石や玉砂利、砂浜の美しい海岸と青い海が出迎えてくれる。



歩き人は尾鷲から南の古道しか歩いていないのであるが、北へも同様に歩くことができる。
尾鷲からJRで梅ヶ谷駅まで行けばそこから南へツヅラト峠や荷坂峠、三浦峠、始神峠(はじかみとうげ)、
馬越峠(まごせとうげ)と尾鷲まで古道が続く。
以前書いたことを繰り返すことになるが、南へは西国第一の難所と言われた八鬼山(やきやま)越え
に始まり、三木峠、羽後峠、曽根次郎坂太郎坂、二木島峠(にぎしまとうげ)、逢神坂峠(おおかみざかとうげ)、
波田須(はだす)の道、大吹峠、松本峠と、峠越えの連続で熊野市に至る。

JRの運賃は尾鷲駅から梅ヶ谷駅まで570円、熊野市駅までも同じく570円。
この範囲で熊野古道の要所要所に駅があり、健脚ならば一日にいくつもの峠を越えて歩けるし
歩くのが得意でなければ峠を一つずつ越えJRの一区間ずつを歩くこともできる。


気になる問題点が一つだけある。
前に書いた木々へのペンキ抗議文だ。
あれではもし世界遺産登録を外されることになったとしても文句言えないだろう。
この対策は危急のものではなかろうか。
あの部分だけで素晴らしい古道全体の印象が台無しになってしまうかもしれない。

せめて抗議文を全て木肌から立て看板に書き直すことはできないものか。
抗議自体はあっても仕方ない。皆が皆賛成じゃないということだ。
ただ木々に書かれているということがまずショッキングなのだ。
もう一ついえば通行者に対する非難の一文を削除してほしい。
千年以上も前から旅人が通り続けてきた道なのだから。

それ2つだけでも大分印象がやわらぐと思う。

尾鷲からすぐそこの八鬼山でのことなのだ。
昔は山賊や狼が出て難所だったようだが、そこがまた現代の難所となってしまっている。
昔ならば藩が対処したのだろうか。
今の世ならそれに変わる市に頑張ってもらいたいものだ。



和歌山の古道とはまた違った海沿いの峠越えという楽しみ方ができる熊野古道伊勢路の拠点としての
尾鷲の町、そして東紀州を旅する旅人の基地として大同楽座は最適な場所になり得る。
旅を続けているとよくわかるが、こういった場所は口コミで広がっていくものだ。


もしも大同楽座がなくなってしまったとしてもCafe CReAMはあるし端無さんは居る。
三重県南部、東紀州を通る旅人はぜひCafe CReAMや大同楽座に立ち寄っていただきたい。

端無さんの熱意に触れ、私としても旅の道中、微力ながら尾鷲や熊野古道伊勢路について伝えて
いければいいな、と思っている。


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