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2012年09月30日

台風接近中

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,685km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,200km
【現在地】長崎県長崎市 道の駅夕陽ヶ丘そとめ
【前回からの歩行日数】1日
【前回からの歩行距離】6km



【ブログ記事内の行程】62km
    福岡県大牟田市←←31km←←熊本県山鹿市←←10km←←植木温泉←←21km←小城市菊陽町
【道中で入った温泉】240湯目 植木温泉 風の湯
     241湯目 山鹿温泉 末広旅館 








菊陽町を出て佐賀県の方に向かう。
またずいぶん北に戻ることになるが、長崎や島原を通りたいのでまあ仕方ない。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-植木温泉


植木温泉や山鹿温泉に入りながら進む。
熊本シニアサイクリングクラブの田上さんに教えてもらったテントを張れそうなポイントを頼りに。

これは実際自分もキャンプしていて、そういう目で見ている人じゃないとわからないことだ。
普段キャンプしていない人に同じことを尋ねても「ええっ、ここは無理だろう!」というような場所を教えてくれることが少なくない。

近くに水場とトイレがあるのは基本的なこと。
私達には温泉や銭湯があることという条件が加わる。

しかしそれ以外にもいろいろな条件がある。
まずテントを張っても苦情が出なさそうな場所であること。
これが意外と難しい。

田上さんは自分も自転車旅しているだけあって、
回りの雰囲気も合わせて見てくれているから安心だ。





歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-大牟田

8月初めに出た福岡県に一月半ぶりに入って大牟田市に行く。
台風が接近しているのでルートを変更した(現在来ている17号ではなく半月前の16号だ)。
普段ならできるだけ都市を避けて歩くのだけれど、台風となると街の方が逃げ込める場所が多いから良い。

台風が近づくのはまだだからまずは公園にテントを張る。
たまたまあずまやの屋根があって、近くに水道とトイレがある場所を見つけた。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-てんねんさん現る


由布院から黒川温泉まで一緒に歩いたてんねんさんが台風を心配して連絡をくれた。
前にも書いたが実はちょうど修理してもらったタイヤのスポークが一本折れてしまっていたのだ。
てんねんさんは、最後のおせっかいだと言って、直方(のおがた)から車で駆けつけてきてスポークを修理し、今後の修理方を教えてくれた。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-スポーク修理セット


これが新しいスポーク修理セットだ。
修理が終わるとてんねんさんは帰ってしまったが、なんだかいつもすぐ近くにいるような気がして頼もしい。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-避難準備

いよいよ台風が接近してきたので30分くらい離れたネットカフェに避難することにして準備する。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ゆで3点セット

ネットカフェでの食料も用意した。
「茹で三点セット」
ゆで卵、ゆで芋、ゆで栗だ。
栗は歩いている途中で拾ったもの。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ありがたき差し入れ

そして、てんねんさんからのありがたい差し入れ。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-フードコート

台風は夜に過ぎるというので、それまで銭湯に行ったり、ゆめタウンのフードコートでてんねんさん差し入れの夕食を食べたりして時間をつぶす。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ネットカフェに避難

ネットカフェは午後10時以降のナイトパックを利用する。
10時間プラス1時間無料券が付いて11時間で1,500円。
私達にとって決して安くはないがホテルに泊まるよりはずっと安い。

カートと荷物がちょっと心配ではあるが。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ネットカフェ泊

前にネットカフェに泊まった時、マンガやビデオを見続けて寝不足になった経験があったので今回は気を付けようと思っていた。11時間あれば睡眠は充分とれるはずだ。
しかし蓋を開けてみると、マンガやビデオが見放題、ネットも使える。
飲み物は無料でスープやソフトクリームまである。台風はいつの間にか過ぎ去り、結局二人とも寝不足でネットカフェを後にするのであった。





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今年は台風多いな。
17号で今年3度目の台風避難だ。



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2012年09月29日

元気なシニアサイクリスト達

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,679km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,200km
【現在地】長崎県長崎市 外海
【前回からの歩行日数】1日
【前回からの歩行距離】25km



【ブログ記事内の行程】31km
    熊本県菊陽町←←阿蘇市 内牧温泉
【道中で入った温泉】238湯目 菊陽温泉 さんさんの湯
          239湯目 大谷の湯





夕方、菊陽町のキャンプ場に着くと何人もの人が私達を迎えてくれたので驚いた。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-熊本シニアサイクリングクラブ


KSC熊本シニアサイクリングクラブの皆さんである。




話は一週間ほどさかのぼり、初めて阿蘇の外輪山に着いた日の内牧温泉への下り道のこと。

下から自転車で上ってくる何人かとすれ違った。
こちらは下り道なので楽だが、自転車で上ってくるのは大変そうだ。
挨拶だけしてすれ違うが、しばらく離れて一人で上ってくる自転車があり止まってくれて話をしたのが熊本シニアサイクリングクラブの田上(たのうえ)さんだった。



その後、メールでやりとりして私達が阿蘇を出て菊陽町に下りた時に会いましょうという話になったのだ。
そして、KSCのメンバーの皆さんも集まってくれて私達を迎えてくれたのである。
さらにあらかじめ私達のキャンプの申請もしておいてくれていた。


田上さんや何人かの人は既にテントも張っていて、私達がテントを張ると車で来ていた人がすぐに温泉まで連れて行ってくれた。
この日は30km歩き、高度が下がるに連れ気温も上がって汗をかいていたので本当に嬉しかった。


迎えに来てもらってキャンプ場に帰ると、テーブルには豪華な食事が用意されていた。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ご馳走の数々

熊本名物の馬刺し、そして初めて聞く馬のタテガミの部分の肉(手前中央の白い皿)など、たくさんの美味しそうな料理が並び、冷たいビールもたくさん。
私はすっかり嬉しくなって落ち着かなくなってしまった。


そして飲んだり食べたりしながらパソコンの画面を使ってのミニスライドショーをする。

$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-雨のスライドショー


しかし途中からあいにくの雨が降ってきた。
普通ならば、どこかに避難するという話になるところだけれど、ここのメンバーはちょっと違う。
野趣があふれてかえって楽しくなったとテーブルの上にパラソルやシートをかけてそのまま続行するのだからすごい。

メンバーのほとんどが数年前に自転車で走るようになったそうだ。
遠出をする時も、最初はレストランで食事し旅館で泊まっていたのだが、弁当になり、テントを張るようになり、自炊するようになってきたそうだ。
だから私達のテントや自炊の道具などにみんな興味津々で、テントを張る時も料理する時もじっくり観察されているようだ。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-一緒にテント泊

メンバーの半分は仕事やら用事やらで夜に帰ったが、半分はキャンプ場で一緒に泊る。
みんな素晴らしく元気だし、とても生き生きしてる。
キャンプが本当に楽しそうで私達まで嬉しくなる。






歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-田上さん


翌朝メンバ―は一人ずつ帰って行くが、田上さんは翌日のお昼まで私達と居てくれた後、帰っていった。

しかしその日の夕方、またもやキャンプ場に現れたのだ。

数日前、私は田上さんに一つ頼み事をしていた。
しばらく前に私の徳島の実家から申し出があった。
「新米がとれたので送ってあげようか?」

私達はキャンプで毎日ご飯を食べてお握りを作っているので米を炊かない日はない。
実に嬉しい話だけれど、なかなか荷物を受け取られる場所がない。
そこで図々しいとは思ったが田上さんにお米の受け取りをお願いしていたんだけど、私達と会う日には間に合わなかったのだ。

また何日か後に届けに行くよ、と言ってくれてたのだけど、帰ってみたら届いていたらしく、また自転車に10kgのお米を積んでキャンプ場まで配達してくれたという訳だ。

田上さん。一日に一往復半、御苦労様でした。本当に助かりました。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-新米10kg

そして実家に。
毎日おいしいご飯いただいてます。10kgはさすがに食いでがある。
今年のは特にうまいね!!
ありがとう





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2012年09月25日

阿蘇を出て下界へ

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,654km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,200km
【現在地】長崎県西海市




【ブログ記事内の行程】
    熊本県阿蘇市 内牧温泉
【道中で入った温泉】237湯




阿蘇ライダーハウスの管理人バンさんはお客さんがいればいつも皆を連れて「朝練」に行く。
もちろん希望者がいれば。
「朝練」とは早朝にバイクで、雲海や阿蘇の風景、バンさんのみ知る隠れた名所を巡るコースを走ることだ。
近所の住民に配慮してバイクはエンジンをかけずに押して人家から充分離れてからエンジンをかける。



バンさんは阿蘇に来るライダーの誰よりも速く走るそうだ。
しかも全くノーマルの特に速くもないバイクで(バイクの種類をよく知らないので覚えてない)皆をぶっちぎるらしい。

一度誰かが
「そのバイクが速いバイクだからじゃないの」
と言ったことがあったそうだ。
で、その時はメンバーの一人に80ccのカブを借りて走り、やっぱり誰一人付いてこられなかったという。

バイクの走りに自信のある人はバンさんに挑戦してみては。




ある日、バイクのない私達にも声がかかった。
「雲海を見に行きましょう」
雲海って外輪山まで登らなきゃ見えないんじゃないの?
バンさんの車は水害で水に浸かって廃車になってしまってるはずだし。
「今日みたいな雲の低い日なら雲海を歩いて見に行ける場所があるんです」

バンさんはほぼ毎朝雲海を見に出かけている。
なぜならバンさんは阿蘇市の雲海観測係もしていて、月に何回雲海が見られるかの統計はバンさんの報告によるものなのだ。
だから雲海のことならバンさんに聞けば間違いない。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-雲海を見に

ライダーハウスから歩いて近くの田子山に登る



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-阿蘇と雲海

低い山なのに確かに雲海が広がっている!!


 
歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-内牧温泉町

雲の切れ目からはすぐ下に内牧温泉街が見えていた。
こんな雲の低い日は外輪山に登るより低い田子山に登る方が良いらしい。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-日本一周チャリダー

ライダーハウスに泊まれるのはライダーだけじゃなく、自転車でも歩きでも車でもヒッチハイクでも旅をしてる人なら誰でも泊まれる。
私達の滞在中にも日本一周中のチャリダー(自転車乗り)が泊まっていて出発を見送った。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-バンさんと

彼がバンさん


内牧温泉はライダーハウスから歩いて入りに行けて、100円や200円で入れるかけ流しの温泉がたくさんあり、源泉もそれぞれ違うらしくいろいろな温泉が楽しめる。




バンさんが毎日すみずみまで掃除しているためライダーハウスは清潔で過ごしやすい。
結局一週間ほど阿蘇ライダーハウスに泊まって出発。

バンさん、行き残した所もたくさんあるし、また来るねーー。





阿蘇の外輪山西側の切れ目から熊本方面に下ると、平地になりすっかり忘れていた暑さが戻ってきた。

阿蘇を下りると私達を待ってくれている人達がいたのだ。















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ブログの内容と現在がずいぶんと離れてしまった。
順調に進んでるとブログが更新できないもんだ。
どこかでしばらくゆっくりしてブログの内容を現在まで追いつかせたいなあ。



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2012年09月24日

阿蘇山縦断一日ウォーク

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,589km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,200km
【現在地】佐賀県大町町←←14km ←←小城市(おぎし)←←29km←←福岡県柳川市 二日目
【前回からの歩行日数】2日
【前回からの歩行距離】43km



【ブログ記事内の行程】32km
    高森駅←←阿蘇山←←阿蘇市 内牧温泉 阿蘇ライダーハウス(帰りは鉄道)
【道中で入った温泉】237湯





阿蘇ライダーハウスは男女別の相部屋で、寝袋持ち込みなら一泊目900円、二泊目800円、三泊目以降700円という低料金で
(私達にとってはちょっとした贅沢だけど)
規則は確かに少し厳しいが、全ては阿蘇を訪ねてきた旅人が快適に旅を続けられるよう考えられたルールだ。



管理人のバンさんは前管理人からこのライダーハウスを受け継ぎ、一人で切り盛りしている。
この料金だから儲けが出る訳もなく、遣り繰りに精一杯、いつもギリギリでやっているのにバンさんの面倒見の良いことには驚かされる。

阿蘇が大好きで、バイクも大好きで、阿蘇で旅人を迎えるために会社を辞めてこのライダーハウスの管理人をかって出たのだ。
(ちなみに前管理人は阿蘇市で別のゲストハウスを運営していて姉妹店のような感じだ)




阿蘇に来たんだから阿蘇山に登ってみたくなった。
あゆみは内牧温泉の図書館が気に入ってしまって、阿蘇を見ながら本を読んでいたいというので私一人で行くことにする。
するとバンさんはこう言った。
「ライダーハウスから阿蘇山頂に自転車で行った人はいるけど徒歩で行った人はいない」
それじゃあ私が最初の人になりましょう。そんで徒歩で行った際の目安になるようタイムも計ってみよう、ということになった。



早起きして、あゆみが作っておいてくれたサンドイッチと水を持って5:40出発。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-朝の阿蘇

今日は雲も少なく景色を良さそうだ。





歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-早起き鶏

朝日をバックに巨大な早起き鶏が立っていた。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-子牛

子牛も立っている。
いかん、いかん。タイムを図ってるのに朝はいろいろと面白いものがいて写真を撮りたくなる。



ルートは内牧温泉から最短距離となる仙酔峡ルートをとる。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-山肌1

仙酔峡に近づくと水害で崩れた山肌があらわに。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-山肌2

ひどい有様だ。
今世紀中には回復しないだろうと言われているらしい。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-溶岩

仙酔峡の登山口で8:20。ここまで約2時間40分。
ロープウェイはやはり水害の影響で止まったままだ。

山道は溶岩が固まって、まるでコンクリートで固めたかのよう。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-高岳頂上

9:40。高岳山頂到着。ライダーハウスからちょうど4時間ほどだ。
眼下の平地の手前側が阿蘇市中央部、奥に小さく見えているのが朝出発した内牧温泉。

バンさんに報告の電話をする。
「ムチャクチャ速いですねえ」
と言われていい気分になる。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-中岳頂上




元々のんびり歩くのが好きで歩き旅をしてるから、普段は頑張って歩くことはないのだがたまにスイッチが入ってガンガン歩いてしまうことがある。
前回は一人100kmウォークの時だった。
この時もすっかりスイッチが入ってしまった。

最初は阿蘇のバス停まで行ってライダーハウスまでバスで戻ろうかとも思っていたけど気が変わって、
そのまま阿蘇山反対側の高森町まで下りてみることにした。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-高森町

地図を見てバス停まで行かなくても途中から直接高森に下りられるルートを見つけそちらに行く。
奥に見えている町が高森町だ。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-草に埋もれた道

しかしこの道、すっかり草で埋もれてしまっていて完全に藪コキ状態。
足元どころか茅しか見えない状態で足先で道を探りながら歩く所が数箇所あった。

しかし道は尾根筋を続いていてどんどん下れる。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-土砂崩れ

ついに林道に出てさらに下ると土砂崩れした箇所が。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-通行止め

下まで下りると通行止めの標識があった。
上側にはなんにもなかったからわからなかったなあ。
まああの草なら普通そこで引き返すかな。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-裏側から見た阿蘇

裏の南側から見た阿蘇はなんだか穏やかな感じで、北側から見る阿蘇とは全然違って見えた。


高森駅に12:40着。
内牧温泉から阿蘇山頂上まで4時間、そこから高森駅まで下りが3時間。
7時間あれば阿蘇外輪山の内側を縦断できるということだ。
これが歩いて阿蘇を縦断する最短距離じゃないだろうか。


急いで歩いたので景色を楽しむという感じではなかったが、なかなか楽しかったので良しとしよう。

帰りは南阿蘇鉄道高森線とJR豊肥本線を乗り継いで内牧温泉まで戻ってくる。
なかなかのんびりした鉄道だ。



大きな地図で見る

先日と同じ地図だがこれがやっぱりわかりやすい。
中央上の外輪山直下に阿蘇ライダーハウスのある内牧温泉があり、そこを出発して阿蘇山頂上を
経由して、下部の外輪山内側の高森町までが今回のコースだ。



なんともお馬鹿なことに高森駅でいつも使ってる地図、ツーリングマップルを置き忘れてきてしまった。
駅に電話すると終点の立野駅まで届けてくれるという。
数日後、阿蘇を出るときに立野駅で地図を受け取るというおまけまで付いてしまった。






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2012年09月22日

うちの田んぼの前方後円墳

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,546km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,100km
【現在地】福岡県柳川市 二日目
【前回からの歩行日数】0日
【前回からの歩行距離】0km



【ブログ記事内の行程】0km(自転車で行ったため)
【道中で入った温泉】237湯目 薬師温泉(内牧温泉)◎





阿蘇ライダーハウスはなかなか居心地が良い。


管理人のバンさんは、阿蘇に惚れ込んで2代目の管理人をかって出た人であり、ガイドブックには載っていない阿蘇の見どころを熟知している。



彼のお勧めポイントを聞いていてその一つが私の心をぐぐっと惹いた。

早速ライダーハウスで自転車を借りて(無料)、特には興味を惹かれなかったあゆみと二人で出かけることにした。




私の心を鷲掴みにしたものが目の前に。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古墳1

なんだかわかるだろうか?





歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古墳2

これもそうだ。


すっかり村の墓地になってしまっているが、これはれっきとした古墳である。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古墳4

上から見るとこんな感じで、田んぼの中に無造作にある。
道路も古墳だけを避けて通っている。




「中通古墳群」と呼ばれる古墳が集まってある場所だが、その無造作ぶりがたまらない。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古墳6

普通に田んぼの中に古墳がいくつもあるのだ。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古墳3

小高い場所から見た田園風景。
とその風景に溶け込んでいる古墳。

もっと高いところから見てみたかったので、しぶるあゆみを連れて再び外輪山に登る。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-古墳5

いい風景だ。

この左側の田んぼの持ち主は
「うちの田んぼには前方後円墳があるばい」
とか話すのだろうか。


次にこれもバンさんオススメの穴場、文字通り穴の中に入る。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-入れる古墳1

これもれっきとした古墳だが普通に中まで入れるのだ。

激しい雨が降り始め、濡れるのが嫌いなあゆみは行きたがらず私一人で行く。

彼女は私の「古代のロマン」をほとんど理解してくれないのだ。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-入れる古墳2

辺りには誰もいない。
古墳の奥には石棺があり、フタが開いていた。
土砂降りの雨の中、一人で古墳に入って石棺を見るのはさすがに少し気持ち悪かった。






ここは誰でも入れる古墳だが、場所は近くに行ってみてもちょっとわからない場所にある。
ロマンを求め、この古墳に入ってみたい人は阿蘇ライダーハウスに泊まってバンさんに場所を聞くか、
連れて行ってもらってね。



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2012年09月21日

阿蘇、天空の道を歩く!

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,546km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,100km
【現在地】福岡県柳川市
【前回からの歩行日数】1日
【前回からの歩行距離】19km(柳川市←←←大牟田市)



【ブログ記事内の行程】61km
  熊本県阿蘇市 内牧温泉から二重ノ峠へ往復29km
  内牧温泉←←19km←←南小国町←←13km←←黒川温泉
【道中で入った温泉】234湯目 温泉館きよら
          235湯目 大阿蘇温泉(内牧温泉)◎
          236湯目 七福温泉(内牧温泉)◎






お世話になったてんねんさん一家に別れを告げ、バスで黒川温泉に戻って久し振りに二人で歩き始めた。



阿蘇の外輪山へはなだらかな登りが延々と続く。
だらだら登り続けてついに縁に着いた。

阿蘇は非常に特徴的な地形で、大きなクレーターのように外輪山がぐるりと取り巻き、その内部は平地となっている。
その中央にまた火山があり、それが阿蘇山である。



大きな地図で見る


はっきり言って私はこういう変な地形が大好きだ。

この地図でいえば私達は地図の上部中央の道を通って外輪山の縁に出てそのまま平地に下りた形だ。


曇っていてよく見えなかったが切り立った崖のような地形が両側に弧を描いて続き、その崖の下に田んぼの多い平地が広がっていた。
カーブの多い道をどんどん下って底まで下りた所にある内牧温泉にある「阿蘇ライダーハウス」に行く。

$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ライダーハウス到着






外輪山を下りた日は天気が悪く残念ながら景色がほとんど見えなかった。
霧の隙間からちらっと見えた外輪山の様子がなんとも印象的だったので、もう一度見たくなって天気の良い日に出かけることにした。


すると、ライダーハウス管理人のバンさんが言う。
「歩いていくのなら是非とも通ってほしい道があります」


その道は外輪山に上る道路だが、先日の九州の水害で通行止めとなっているらしい。しかし歩きなら問題なく通れるとのことだ。

その道のことは実は私も以前から知っていた。
「天空の道」とか「ラピュタの道」と呼ばれている道で、阿蘇に行ったら通ってみたいと思っていたが、通行止めになっているとは知らなかった。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-道

天空へ続く道は荒れていた。





歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-水害跡1

やがて土砂で道路が埋もれている場所に出る。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-水害跡2


大きな岩が無造作に転がり道をふさいでいた。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-水害跡3

道が土砂で大きく埋もれてしまっているのが二ヶ所ほどあった。




$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-雲海2


上に上るにつれだんだん「天空への道」らしくなってきたぞ。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-ヘアピンカーブ

なんだかすごいヘアピンカーブだ。





歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-雲海

そしてとうとう雲の上に出る。






歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-天空への道

これぞ「天空に続く道」だ!!!







この道の復旧のめどは立っておらず、ライダー達が憧れの道を走れるようになるのはいつの日か。

でも歩いてなら行けるよ―。



上へ出た後は外輪山の縁に沿って西へと進み、外輪山の唯一の切れ目から再び下に下りる。


$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-豊後街道

熊本の殿様が参勤交代に通ったという豊後街道の石畳の道を下って、外輪山の縁の下側を通ってライダーハウスまで戻る。




外輪山の地形がよくわかる素晴らしいルートだった。




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2012年09月20日

てんねんさんの旅、後日談

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,527km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,100km
【現在地】福岡県大牟田市 7日目
【前回からの歩行日数】0日
【前回からの歩行距離】0km









さて、てんねんさんの夏休み、三者三様の歩き旅は無事終わった。
しかし、その後実はバンガローでてんねんさんとお別れした訳ではなかった。


久住山から黒川温泉まで下りたその日に私のカートのタイヤのスポークが折れてしまったのだ。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-折れたスポーク

2年前にも一度スポークが何本か折れたことがあった。
自転車屋に持っていっても「そんなタイヤは扱っていない」といって何軒かで断られ困っていたところへ、とりやんが助け船を出してくれスポークを溶接してくれたのだ。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-スポーク

応急処置だとは言ってたが、ここまでこのタイヤで旅ができていたのはまさにとりやんのおかげである⇒⇒⇒夜歩く



そのスポークがしばらく前からキリキリ変な音がしていてずっと気にはなっていた。
この日は朝に雨の中であわててパッキングして、左右のバランスが悪かったせいもある。
そして最後の下り道でついにパチンと切れてしまったのだ。

これはまずい。






なんとかバンガローにたどり着き、車で来たてんねんさんの家族と合流できた。
奥さん手作りのうまい夕食とビールをいただいていると、単純な私はスポークのこともすっかり忘れ、
いい気持ちになってすぐにグースカ寝てしまった。
しかし台風が近づいていて外は暴風雨となり、バンガロー外のデッキの軒下に干してあったテントがものすごい勢いではためいていたらしく、
てんねんさんと奥さんは風呂上がりだというのに二人で私達のテントを室内に干し直してくれていたのだ。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-部屋干しテント



朝方トイレに起きて部屋の中のテントを見てようやくその事に気づく始末。

外の風はなおきつく、てんねんさん一家はその日福岡県直方市の家に戻ってしまう。
バンガローにもう一泊するのは私達の財政ではとても考えられない。
キャンプもできるが、かといって暴風雨の最中にテントを張って耐えるのはどうにも辛いので、どこかに避難することを考える。
まずカートの荷物をここで預かってもらって、バスで阿蘇ライダーハウスに行き、台風が去ったらまた戻ってくるというのならなんとか実行可能そうだ。。
よしそうしよう、そう決めると少し気分が落ち着いた。

とっくに目覚めていたてんねんさんにその事を話すと、てんねんさんもすでに避難のことを考えてくれていたのみならず、
タイヤの修理のことまで考えてくれていた。


というわけで、私達二人は急きょてんねんさん一家の車に乗せてもらって、
定員オーバーの状態で再び直方のてんねんさんの家に行くことになったのだ。




さて肝心のタイヤスポークだけど、まずはてんねんさんのトライアスロン仲間で自転車に詳しい村山さんに見てもらうことになった。
すると、今付いているスポークと溶接を外して自転車用のスポークを切って加工すれば直せるだろうという。
そして最終的な調整は村山さんがしてくれることになった。
また溶接するしかないだろうと思っていたので驚いた。

加工はてんねんさんがやってくれるという。
てんねんさんは自営の工作所を一週間も閉めていたため、家に帰った途端電話がひっきりなしに
かかってきていて目が回るほど忙しいにもかかわらず、スポーク修理に丸1日をあててくれたのだ。



朝の早いてんねんさんは早朝5時から工作所で作業を始める。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-切断

最初にスポークを切り外す。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-シャフト

スポークを外した状態がこれだ。車軸のリブに溶接の盛り上がりがたくさん残っている。
これを元の状態に戻すのが大変だった。






http://youtu.be/LNDHCXmguQQ

てんねんさんの修理作業。

やはり職人、作業に入ると顔がかわる。気軽には話しかけづらくなる。

細かい手のかかる作業だ。自転車屋に断られるのも今ならよくわかる。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-削った後

溶接を削った状態。
ふさがってしまっていた穴はドリルで開ける。そのためのドリルの先もわざわざ買いに行ってくれた。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-スポーク

自転車用のスポークと加工した後のスポーク。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-スポーク取付後

最後にタイヤにスポークを取り付ける。
最終的な調整は素人には無理だ。
村山さんの所へ行って調整していただく。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-スポーク調整

村山さんはトライアスロンをやっているのだが、趣味の自転車いじりが高じて自分で自転車を一から組み上げるようになり、
自転車加工用の小屋まで作って最近は仕事とは別にトライアスロン用の自転車の調整を受けたりしているそうだ。
因みに自転車加工用の小屋を建てたのはてんねんさんらしい。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-村山さん

普通のタイヤは両側に軸が出ているが、私のカートのタイヤは片持ち式のため、固定するのに苦労していた。
タイヤを回転させながらスポーク一本一本の長さを調整していく。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-完成

そしてついに完成!
まるで新品の様だ。こんなにきれいになるなんて!!!


このスポークはずっと前から気になっていた。
「いつかは折れてしまうだろうな。
でも自転車屋でも断られたんだからどうしようもない。折れてしまったらそれから考えよう」
そう思っていたが、実際何にもない所で折れてしまったら途方にくれていたことだろう。
これでもしかしたら台湾までこのカートで行けるかもしれない、という希望が湧いてきた。


しかし考えてみれば、てんねんさんとの旅が終わるそのタイミングでスポークが折れたのはまさに天の助けだったとも言える。

てんねんさんは私が手も足も出ないでいた問題を解決してくれたのだ。

てんねんさんが私達との歩き旅を喜んでくれたのなら、結局旅は持ちつ持たれつだったということだ。





さらに後日談。現在の大牟田市でのこと。
熊本県から二度目に福岡県に入るちょっと前に再びスポークが一本折れてしまったのだ。
てんねんさんは同じ福岡県内だからとすぐに駆けつけてきてくれた。
スポークに熱を加えて曲げることで脆くなって折れる可能性があるというのは想定内で、すでにその弱点を解決する方法を思い付いていた。
それのみならず、私自身の手で修理できる手段を考えてくれていたのだ。
たとえどこでスポークが折れてしまっても自分で修理できる方法を。

さすがの職人魂。
感服、降参して素直に頭を下げるしかない。



富士市のヒロくん、生駒のとりやん、豊後高田の河野さん、そして直方市のてんねんさんと村山さん。
私達の使っているカートには実際に加工してもらっただけでもざっとこれだけの人の手がかかっている。
その他にも置かせてもらったり、長期間預かってもらったり、運んでもらったり、数えきれない人のご厄介になっている。


大切に扱ってなんとか今回の旅のゴールまで一緒に歩いて行きたいものだ。
それが少しでも皆への感謝の印になると信じて。



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2012年09月17日

てんねんさんから見た日記

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,527km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,100km
【現在地】福岡県大牟田市 6日目
【前回からの歩行日数】1日
【前回からの歩行距離】6km





台風避難で結局夜だけ2泊したのだが、マンガや映画、フリードリンクなどあまりにも欲望を誘うものが多くて
二晩とも寝不足になり、早くに歩き出すつもりがまた先日の公園のあづまやに戻ることになった。





これまで書いてきたてんねんさんの歩き旅だけど、私達二人それぞれのブログにはすっかり徒歩野宿自炊生活に
なれてしまっている私達の目から見たてんねんさんの姿を書いている。
でもそれだけではあまりにも不公平な気がする。
私達のあまりにもマイペースで非効率的で行き当たりばったりな歩き旅に一人で飛び込んで大変な苦労を
したてんねんさん自身の目で見たてんねんさんの日記をここにアップしよう(あゆみにズルだと言われつつ)。



以下てんねんさんの日記(写真は私が適当に挿入した)

******************************************



   タイトル 「本当の自分探し」


合流一日目 移動日(直方→由布69k)

 前の晩、緊張のあまりご飯がのどを通らない・・・ 大好きなビールもおいしく感じない。
妻と娘の 「なんしよん 楽しまな !!」 の言葉に目も覚めるわけでもない。

 朝4時に家を出発し、 5:37発の各駅停車のY-DC125に乗り込んだ。
妻が愛おしい・・・。 いつものように 「辞めてもいいよって」 言葉を期待して・・・。
容赦なくドアが締り、いざ由布院へ。 ただ、妻でもホームでもなく ウジウジした表情が窓に映る。(ホームシック1転び目)

 運転手さんと僕しかいない車中では・・・!?  <高校入学とともに寮を飛び出し停学、ペナルティーのため
福岡と大阪を週1度往復していた。やる気満々で福岡を出発するのだが、岡山あたりでホームシックになり各駅ごとに下車し、
幾度か引き返したことがある。>

 怪しげな空気がむんむんと・・・。   英彦山駅辺り・・・   単線のため10分以上停車するらしい。(ホームシック3転び目)

 チャンスタイム !!  列車を降り、 変な強い意志とともにストレッチ体操 !!??

    「よし、やってやる!! 今だぁ!? 」 と思ったのは正直なところだが そういう訳にもいかない。

 何とか、由布院で下車し、合流地点へと足を進める。(ホームシック6転び目)

 実は二人にはいつ頃合流するとはっきり伝えてない。  それはフミさんへの愛情・・・予定を立てないと噂で知ってる限り、
その理想を邪魔するわけにはいかない。 のは口実かぁ・・・  いつでも後戻りできる裏技""なのかぁ

 一時間以上彷徨って合流。(ホームシック10転び目)

 事前に打ち合わせ通り、 偶然を装い、 「一緒に旅いいですか??」と 未知なる ゛一歩 ゛ が始まった。  
僕にしてみれば、 形だけの出会いでしかなかったのでは・・・と心配した一カ月足らず・・・ 
人の顔色を伺い生きてきたものとしては・・・  試練でしかないわけだ。

 が、   快い二人の姿に、出発してやっと、 安堵した。

まだ、旅は始まってもいない が、すでに殻から孵化しそうな心境・・・。 あしたからは がんばれるかもかも・・と思いつつも
夜中の初めての洗濯当番!!??  一人寂しく取り込みのためコインランドリーへと 肝試しに・・・!! (ホームシック 12回転び目)

 ただ、寝れるはずもないテントへ猛ダッシュ!! 洗濯物と同じように身も小さく折りたたみ・・・  妄想した。  [ 日除けテント/睡眠1時間弱 ]


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-初日






  タイトル 「上の空と我ここにあらず」


合流二日目 行動日(由布~湯平16k)

フミさん・あゆみさんご苦労様です。 ホント、ご迷惑ばかりか旅に汚点をつくった様なぁ・・・・。 

この旅に参加しようと決意した゛゛内容゛゛を

1) いつも人の顔色をうかがっている自分がみじめであり、 時としては人を疑うことさえあったことを改めたいという気持ち

2) 高校時代、一日で逃げ出した寮以来25年間、思い続けた事をリセットするのではなく、ちゃんと見つめ直したかったという気持ち

本当は、一人でしなくちゃいけないことをフミさんに便乗してしまってゴメンネェ。


 ってゴメンって使う自分がまたぁ悔しい・・・・。


 素直に 「つらかったぜぃ行動一日目!!」 っていえたら、生まれ変わってた証拠。 だから,言ってやったのさぁ。

      「二人は鬼かって!! 置いていきやがって !?」

二人の言う、 ゛あと少しは当てにならない゛   道中のことなんぞぉ、   余裕があるはずもなく・・・・。


 ただ、人にも、スイッチってもんがあるんもんだなっと。 ON/OFFの使い分けは重要だと・・・ 反省した。 [ 日除けテント/睡眠 2~3分?? ]


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-二日目

    








タイトル 「全裸なる」


合流三日目 停滞日(湯平→湯平散策)

正直、この休息日は有り難かった。 体力的には全く問題なかったのだが、 
意識のない部分を除いて睡眠は2~3分程度である。
頭痛が激しい・・・。 昨夜の就寝状況を

状況はうまく伝わらないと思うが、

最初、道路側に 頭を向けて横になっていたのだが、
テント越しに大きな石を頭に落とされるのではなかろうかとおずおずし、一睡もできず。

ならば・・・と 

道路側に足を向けてウトウトと 金縛りと同時に テント越しに槍でつつかれる夢を見て、
またまた一睡もできず。(ホームシック 45回転び目)

やばい・・・ さすがにヤバイ・・・。  


 不安を解消するため、テントから外が見えれば??   と 納得し

道と平行に横になり、 ここで機能を果たし終える??  日除けテントのメッシュ部分 !?


       ゛ヨッシャー゛! と心の中でガッツポーズするも・・・


 車が突っ込んで来ないかと、再びおどおど   早く朝が来ないかと・・・  
実際は車3台しか通らならかった田舎道・・・。 (ホームシック 54回転び目)

 ようやく朝が来て、 休息日決定のお知らせが。  やったぁーと思いつつも、 一日空けて行動する体の変化に
不安を感じながらもフミさんに 今までのてんねんの生き様を曝け出した。 




           スッキリした!!    

 



(あえて余白を空けるほど ここで大きく心の変化が起きる)


 ヨシ!!

 あしたは もっと自分を曝け出そうと決意し、 晩飯はビール抜きでがんばってみた。 
がやっぱり飲んどけばよかったと・・・  心に誓った。   [ 日除けテント/睡眠 二度寝8時間 ]


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-3日目







  タイトル 「我、猪八戒 ならばフミは三蔵法師、 やはりあゆみは・・・」 


合流四日目 行動日(湯平→九重町飯田高原 29k) 

 ホント、旅は十人十色、そりゃ神も仏もお試し為さるわけだぁ・・・・。

道中、ある話を二人にする。 実は宗教家に成りたかったのだと。 
その夢を実現させるために進学したはずの大阪にある高校・・・。


山の日暮れ時は早い・・体内時計が少しずつズレていく。


 この旅の間、徒者ではない `あゆみさん`  の多々ある呪文!!??の1っ



        「今日は早く寝れるねぇ♡」 



コレにまんまとはまる。 下界では早く寝れる=22じぐらいが相場だ。


        まさかぁ・・・  妖怪にまんまとぉ !!??


 今のイメージでは成人病予備軍・・ いやいやアスリート予備軍としては不甲斐ない。 と昨夜にない深い睡眠、
雨音ニモマケズ まずまずの寝袋ポジィション、きんちょう(金鳥蚊取線香)の香りも薄れていく。

 よし、明けたな、カッコよくパッキングも終わらせてアップしておこう。 と思った瞬間 子の正刻の暗闇からフミ法師様の声が !!



    「八戒(てんねんさん) 何をしてはるのかぁ??」   大阪弁!?   では無かったような・・・。  



 やっちまった、名誉挽回のつもりが 脱走事件へ転換し・・  うんも言わせず冤罪に。   なんてこったぁ !! (詳しくは二人のブログで)

 そんなこんなで朝が来て、朝一発目から恐ろしいほどの上りの連続・・・ な のだ が!? 余裕である。
不安にしていた体も、調子が良い。 なによりもフミ法師様にした人生相談ならぬもののお陰であろう。  有り難い。

 
 てんねんの リミットがついに !! 


 行動一日目の反省、 オーバーヒート。  それなら空冷ならぬ、あゆみ色の半袖に下は競技用の水着!?
30歳過ぎたころから、家以外では長袖しか着たことがない。 (仕事柄、着衣は一肌=皮膚の代わりと父にたたき込まれていた)
色物の半袖も、10年近く着てない。  少しはずかしい・・ いやいや それは一般的・・・だったそうだ。


 しかし、路上で水着!!??


 上着を胸までたくり寄せてほぼ ゛ピー♪゛ 状態  てんねんは一般的と思っていたのだがそれはトライアスロン界での話だと・・・。


間違いなく思っていただろう二人・・・   まさに猪八戒 !?   そもそも何を根拠にその醜い体を曝しているのかぁと・・・
いやぁ まてまて  カッコイイって 思ったかなぁ・・・  ヤレヤレ    

といろいろあり初のライダーハウスと ゛コレぞぉ旅゛ と満喫し事を終えた。  

 [ コンテナ部屋のベット/睡眠 7時間 ]


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-4日目





   

 タイトル 「いざ天竺へ」


合流五日目 行動日(九重町飯田高原→牧の戸峠 16k)

 五日目となると、全く仕事の事や家族のことを考えることもない。 当然、ホームシックの文字はない。


あるのは、二人への思い・・・。            




            「 ぁぁっっーなんて奴らなんだぁ 」 



 とつくづく思う。  前夜、 ある出来事が・・・  

 最終日に家族と落ち合う場所を三人で調べていたため夕食準備は不可能に近い。 

 食べ物シックもなく、いつも楽しみにしている三人の食事。
あえて言えば・・・・   とても二人の段取りの悪さに主夫歴の長いてんねんは ムズムズと。  食材をフルに活かせてない。
(最終的には自然のものは自然に食べた方がおいしいと納得)




     ぁぁっっー   したい・・   ぁっっっ   作りたい・・・  無性に・・  


 とかって出た食事当番だが 果たせそうもない。ならば、cocoはと外食へと誘う。 快諾して三人はウキウキモード突入。

 てんねんの理想としては 一人1200円くらいの定食と ビール一杯ずつ。  〆て5000円弱  そして帰りにビールを6本 1500円 つまみはジャガイモ。
のはずが なななぁーなんと  高級そうな焼肉屋さん・・・・   所持金 お札7000円・・と小銭少々  カードはあるもののATMらしきものは旅中して無に等しい。

 ややゃゃやばい。 今までならばご馳走すると言った手前  ゛いやー貸してくれ ゛ なんて言えない。

 しかし、この旅の決意の一つ  人の顔色をうかがわない・・・・   あっはははっ そっそ、足りなかったら貸してもらえば済むじゃん。  と ここ10年にない ポジティブさぁ。


やはり・・メニーには・・・・   ばかり・・・・                                          


           「 ・・ ・・・・  ・・・  ・・・・・   ・・ 。 」 



  ご会計 花セット1・鳥セット2  

 〆て 6510円・・・   ギリギリセーフ。  この勝負はもらったぁww ではない。



 今からの話は、食材の味もそうだが、   そこに居たものしか味わえなかったはずだ。



 その店には、 村では変わり者の評判??な 奥様がいた。 (変わり者=僕にしては最大の褒め言葉)


今となれば当然としか思えないのだが、 なんとなく 僕たちと同じ ゛空気゛ がする 奥様・・・。(フミさんも感じていたらしい)

所持金が もし・・・のために 愛想をふりまくてんねん。 
まずは 話のネタに 二人の事を紹介する。


すると何だか、 奥様の顔がみるみると!??


もしかして、 こんな奴らがうちの焼き肉だぁと!! 食い逃げされるかも  と思ったのかもしれないが・・・・  (ちょっと言い過ぎ??)


いやいや、違った。  奥様曰く 「私も、学生時代から旅することが夢なんです。 だから毎日、鍛えているんですよ」

と いろいろと奥様の逸話は尽きない。
 以前は、実家の長崎で荒波に揉まれながらも泳ぎ、サーファー達に一目置かれていたことや
てんねんと同じトライアスロン大会に参加していたということも。  



           言葉では表現できない   " 素敵 な 笑顔 "    

 恋しちゃうぜぃと思ったりしなかったりとかぁ・・・? 



 いつもは満たされるお金を持ち歩いて食事し、 かと言ってなにも満たされないままの日常が過ぎる。
お金では買えないもの・・・(意味が少し違うと思うが) お金が活きる使い方ということを実感した。



              「ご馳走さま」   玉龍 (花鳥使の奥様の例え)



残念ながら、身籠る玉龍は 旅のお供とは成らず、 未来の仲間として互いに無事を祈った。



といい話だが、  そう簡単には終わらせない。


 食事の後に立ち寄るはずの近場の温泉・・・   なぁななぁんと  落雷のため閉鎖中・・。  までは許容範囲。
ここから3.5キロほどの温泉へ歩くことに。  これまた問題ない。

 道中はいつも仲良し三人組。  互いに少し、気を使いながらも 年齢関係なく他愛のない話で盛り上がる。
フミさんは、お嫁サンバ?? (坊がつる賛歌だった)  の鼻歌。  上機嫌らしい。



とっ  そこへ いつものように聞きなれたはずの


   徒者ではない `あゆみ姫`  の多々ある呪文!!??の1っ  


       「トイレに行きたい♡」




   あっちゃーーーーー。 とフミ法師様。

 5日間の慣れのせいか、 猪八戒にはその呪文は効かない。

まだ、1.5キロの道のりが・・・・・   

やばいのかぁ あゆみちゃん・・・???   ならば野うんち・・・・・ってフミさまがおっしゃるではないか。


  ぁーーー  幻滅するから・・・ それだけは・・・・って 思ってはいないがやばいらしい。

それならばと、 周りを見渡すと 重機が置いてある民家へと。

 なぜかって、 大抵、 自営業の人は 自分にもやさしいし 人にも優しい。  それを知ってのてんねんの判断で民家へ相談することに。


いない・・・   必死で叫ぶ 三人


      これはお釈迦さまが 三人に試練を・・・・

ならば、 二番弟子であるもある私がトイレットペーパーを取りに走るのは当然のこと、


 暗い夜道・・・・まさに妖怪が出そうな道・・・・   久しぶりに (ホームシック 55回転び目)


              が・・・行き止まり!!  もののけの道は二つに分かれ、 


       右の手は 明りのついた 妖怪専用の旅館・・・  

       左の手は  暗闇の中に  多分ある妖怪橋・・・・


ええっーーーぃ  と目をつぶって橋を渡ろうとすると (マジで怖かった)  


 なぁーーーんと!!  なぁーーーーーーーーんと!!      でたぁーーーーーーーー!???


のではなく  二人しててんねんの姿を見向きもせず 妖怪の旅館へと一直進 !!

まぁーここまでは 兄キ いやいや あゆみ姫のため・・・・  とは言いつつ  フミさんまでが トイレだとのこと・・・・・
あっーー  漏れてればよかったのにと・・・  思ったはずもない。  まではまだまだ許容範囲として、 温泉へ入る。


 三人そろってライダーハウスへと5キロの道のり・・・   その間 仲睦まじい二人を見て 許容範囲外!!
愛しくなった妻への思いは、正直驚いた。 (ホームシック 59回転目)

                って余談してしまった。  本日の日記とは関係ないww 
 (これは 三人がわかれば十分)






本筋


途中雨が激しさを増し、一旦休憩と・・・なるところにまたまたふみ法師様の声が!!??

「さき・いっ・てて・ヨーヨー」 とラップ調では無かったようなぁ・・・。

やっちまったー、第一目的地を過ぎ、男見せるつもりが単なる迷子へと格下げ・・なんてこったぁー。 

実は、ココかなぁ?? 思った・・ 

が質素を重んじるフミ法師様、まさかホテルの立ち寄り温泉ではあるまい、

   きっと妖怪も出そうな温泉に違いない 

と 先へ先へと進む が もうすでに1時間以上は上っている・・・ 


まままっぁまぁさかぁ!?

ここは、馬鹿ふりして後ろを見ないことに!?(峠道は舗装されてはいるがカーブばかりで車も多く引き返す選択肢はなかった)

体内時計では約2時間ほど一人で暴走し、この夏一番??の極寒の峠・・・ 早くここから逃亡しようと・・・ 

が 旅人としての洗礼を見事に受ける。

代わる代わる人に質問攻め、さらに同じ質問・・同じ答え・・・。 さらにはお前は馬鹿かと激励に似たお言葉← でもうれしいww

 そんなこんなで足止めされ体は冷え冷え・・・
 まだ チャンスはと思った瞬間に

おばさんが・・・  「あっ来たよ」と なぜか僕の代わりにあゆみさんに手を振っている・・・・。  その途端、フミさんとあゆみさんの愛情を感じ、てんねんスイッチOFF。 とおわった。

まずは逃亡できなかった自分を責めたて、
フミさんの念願、久住山登山の邪魔をしてしまう !? お釈迦様どうしたらぁ と二人の顔色を覗う。

ここが試練なのだ、 ゛厚かましさと太太しさ゛
(言葉の使い方を間違っていると思いますが)
できないこと。 いつもこの二つが邪魔となり
本当はやってみたいことを遣らずにいた。

二人の脅迫めいた言葉に・・・・(実際はとても優しかった)
もう、やるしかないと 改めて決意した。

郷に従えってやつ?? 「キャンプっていいよねぇー」の法師様のお言葉に、心なしか愛情と勇気を授かった。

三人で寝たテント・・・ もう一回・・・・・。

でぇ・・?? あゆみは?? 妖怪??でもないねぇー・・

そりゃー 孫悟空だわ・・。と言いたいとこだが 


フミとてんねんにとって 夏目雅子のような 永遠の ゛アイドル ゛ なのだ。

[ 二人の秘密のテント/睡眠 9時間 ]

ということで、とりあえずおしまい。 

久住山のことは もう一度挑戦してから報告したいしねぇ。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-5日目







道中の事は正直 ゛無心゛ 感想はないやぁ。  やったものしか味わえない感情。

伝えきれないゃぁ。

また、この旅で授かったことは 二人への愛・・・ かなぁ

生活・・・  ぅーーーん、  変わったと言えば・・・・  なんだろぅーねぇ 自分ではわかんないかなぁー???

一つ 今まであり得ない気持ち、 

もう一度、 今度は一人で同じような旅をしたいなぁーと思っています。

目指すは、 四国・・・  北海道・・・   あっ!! タスマニアに行って見ようかと本気で思っています。


この前、ある人にタスマニアに行こうと思う って言ったら・・・なぜにそこなのって言う質問に なんでだろぅ??

と思う始末・・・  

まぁー きっかけがなくても ゛旅は出来ちゃうか゛ なんて少し大胆になったことかなぁー。

あっ・・  思いで言えば、  子供に対する気持ちかなぁ。

親が通ってきた道ならば、 助言出来たりもするでしょ。 だから今までになかったお父さんを見せれたことかなぁー。

もし、この旅がなければ、 将来、 

子供たちに心で負けっちゃたかもね。 そういう意味で強くなれたことに感謝。

フミさんとあゆみさんがあれだけ苦労したのに こんな感じww

でも、一生の宝っで終わらせるんじゃなく、 ゛ここから゛ ってとこだねぇ


だって  素敵じゃん   歩く旅って!!

てんねんさんは おっさんですか?? やっと普通のおっさんです。

おしまい     


 フミさんとあゆみさんに感謝をこめて 人に伝えなくてもいい気がしてきたぁなぁ・・・


      てんねん (転寝ん 由来 転んだら寝た振りしてたぁ自分の生きざま)
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2012年09月16日

ネットカフェ避難民

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,521km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,100km
【現在地】福岡県大牟田市
【前回からの歩行日数】3日
【前回からの歩行距離】62km
福岡県大牟田市←←31km←←熊本県山鹿市←←10km←←植木温泉←←21km←←菊陽町





全然ブログの内容に追い付いていないので、たまには現在のことを書いておこう。
現在福岡県大牟田市まで来ている。
福岡県を出て大分県、熊本県と来て再び福岡県に入ったのは単に長崎方面に行きたいからだ。




現在台風16号が刻々と近づいて来ているようだ。

大牟田ではある公園の隅っこで二日間ほどテントを張っていたのだが、台風が近くへ来そうだというので一時避難することにした。

歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-避難準備





避難先はインターネットカフェである。

大牟田に来たのも台風が近づいていると聞いたからで、もしどこかへ避難するとなると
山の中や田舎よりある程度都会の方が融通がきくためだ。
山の中で台風に直撃なんかされて避難する場所がなければ悲惨極まりないことになる。


そういえば3年前も愛知県犬山市で同じように台風でネットカフェに逃げ込んだなあ。→→→非常事態宣言



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-避難中

しかしいったい何人の人が台風から避難するためにネットカフェに来ているものなんだろう。
私達2人だけかなあ。でも意外と多いものかもしれない。




そういえば前の台風はてんねんさんとの三人歩き旅の直後にきたのだった。
その時のことは次回に。



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2012年09月12日

てんねんさんの旅、最終関門

テーマ:九州編
【北海道知床からこれまでの歩行距離数】7,459km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約19,000km
【現在地】熊本県菊陽町
【前回からの歩行日数】2日
【前回からの歩行距離】63km
        熊本県菊陽町←←31km←←内牧温泉 阿蘇ライダーハウス
        高森町高森駅←←32km←←内牧温泉(阿蘇山高岳山頂経由、帰りは鉄道利用)

【ブログ記事内の行程】熊本県南小国町←←←大分県九重町(ここのえちょう)
【道中で入った温泉】233湯目 黒川温泉 森の湯
【道中に登った山】久住山(標高1,787m)






自分が初めて旅をした頃、そして徒歩での旅を始めた頃。
それはずいぶん昔の話になるが、一歩一歩が嬉しく、毎日が驚きの連続で、自分の行動の全てが新鮮だった。
自分が旅をしているということ自体が楽しかったのだ。

長らく忘れてしまっていたその感覚を思い出させてくれたのが、全く普通のOLだったあゆみとの歩き旅だ。
彼女にとっては何もかもが初体験で、全てのことに驚いていたし、何をするのにも苦労していた。

北海道からほとんど出たこともなかったあゆみが、本州の瓦屋根の家や庭の柿の木にさえ感動しているのを見て
自分が初めて海外に出た頃を見ているようだった。


私の方は今まで好き勝手放題に進めてきた適当な旅ができなくなって精神的には苦労していたものの、
体力でも経験でもずっと余裕があった。
彼女が苦労したり悩んでいる様を「うんうん、大変だろう」と自分の相変わらずのドタバタを脇に置いて、偉そうに上から目線で見守っていたものだ。




今回、あゆみはおそらくそれに似た気持ちでてんねんさんの行動を見守っていたのかもしれない。





飯田高原からも上りが続く。
由布院からここまで、天気予報では天気なのに毎日必ず雨が降る。
天気予報自体ころころ変わって全然当たらない。


この日も曇りくらいの予報だったが途中で激しい雨が降りだした。
にわか雨だと思ったら私達二人は傘をさし、カートの荷物にカバーをかけてから、折りたたみ椅子を出して雨が止むのを気長に待つ。

トライアスロンでは雨の方が涼しくて走りやすい、というてんねんさんは私達のあまりにものんびりしているのを悠長に待っていられず、今日は自分のペースで一人で歩いてみたいというので途中から先に行ってもらった。

雨は降ったり止んだりで、雨が降ると椅子を出して止むと出発するというのを繰り返しているうちにてんねんさんとずいぶん離れてしまった。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-長者原



その日の予定は久住山の登山口でもある牧ノ戸峠までだった。
天気が良ければ翌朝に久住山を登ってみることも考えていた。
てんねんさんの今回の歩き旅を締めくくるのにも恰好のイベントになるし、てんねんさん自身も登ってみたいと言っている。


てんねんさんが先に行くと言った時、念のために
「牧ノ戸温泉に入ってから峠に行きましょう」
と言っておいた。

牧ノ戸峠に一番近い温泉だったからだが、行ってみると温泉は九重観光ホテル内にあり、道路沿いには「牧ノ戸温泉」という文字はない。

しまった。これじゃわからないぞ。

ホテルにも行ってみたがてんねんさんの姿はない。
やはり通り過ぎてしまったに違いない。

少し急ぎ足になり最後の上り坂を上りきって峠まで行った。
峠にはレストハウスがあって、てんねんさんの姿を見つけ安心する。
しかし驚いたのはその口から出た言葉だ。
「ちょうど今から下りようとしていたところです」

えっ?今から下りるって、どこへ???


レストハウスに着いて休んでいると登山客から話しかけられ、その人はたまたまてんねんさんの持っていたサンシェイドがどういうものかを知っていたらしい。
「それじゃあ寒すぎて絶対にここで夜は越せない。やめといた方がいい」
と言われたそうだ。
さらに私達が後から歩いてきているのを車で見ていて
「ずっと下の方にいたからまだまだここには現れそうもないね」
と余計なことを言ってくれたようだ。


木の棒にてんねんさんの黄色いTシャツをかけて道の横に立て、そこに走り書きの置き手紙が貼り付けられていた。

「フミさんあゆみさん
 ごめん、行き過ぎた。寒いので先に下ります。
 後でTelします。登山してください
 てんねん」

そして出発しようとしたところをたまたま別の人に話しかけられ、ちょっと話している間に私達が到着したのだ。


あぶない、あぶない!
一歩遅かったら残された置き手紙を見て頭を抱え込むところだった。

牧ノ戸峠は標高が1330mあって気温も低く、風もあったから雨で濡れた体では確かに相当寒かっただろうからどうにかしようと思っても無理はない。

峠で置き手紙を見つけたら、もちろん追いかけることになっただろうけど、その場合いったいどういうことになっただろうか。

おそらくは翌日の目的地としている黒川温泉方面のキャンプ場に向かうのだろうが、峠からは別の温泉街に向かう道もあり、絶対にそちらでないとは言い切れない。

電話すると言っても携帯電話は持ってないから、電話がかかってくるのは完全に下に下りてしまってからになるので電話は全く当てにならない。

後を追うなら私達のカートは押していくか、峠に置いて走り下りるか。
私一人で走って追うか、二人一緒に追うのか。
追いついたとしてそこから峠に戻るのか、それとも下に下りるのか。
下るのは簡単だが一旦下りたところを登り返すのは大変だから、おそらく下りることになっただろう。
でも万が一出会えなかった場合どうするか。


てんねんさんに話しかけて足止めしてくれた人、どこのどなたか知りませんが本当に感謝します!



とにかく暖かい場所で話し合おうとレストハウスの休憩室で温かいコーヒーを飲む。
てんねんさんも少し落ち着いたようだ。



考えてみれば確かにてんねんさんのあの日よけテントで峠の一晩を過ごすというのは現実的ではない。
雨が降ってきたら悲惨極まりないことになる。
冬山の寒さには慣れている私がそれに寝て、二人にいつものテントで寝てもらうか。でもそれだとてんねんさんに気を遣わせることになる。

そこで珍しくあゆみが妙案を思い付いた。
「三人で寝れば」
そうだ!私達のテントで3人寝ればいい。
荷物を全て日よけテントに入れれば3人寝られないことはない。
決まった!

あとはどこでテントを張るかだな。
最初は駐車場に張ろうかと思っていたけど、そこにはキャンプ禁止の文字があった。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-キャンプ禁止

仕方ない。
まずはカートと荷物を駐車場に置いて、歩いて温泉に行ってこよう。
牧ノ戸温泉まで車道だと長いが山道だと半分の距離で片道30分で行ける。
温泉で夕方までゆっくりしてから戻ってきて、レストハウスの営業が終わり誰もいなくなったらどこか庭の片隅にでもこっそりテントを張らせてもらおう。

雨は相変わらず降ったり止んだりだし、登山は天候と皆の体調次第だな。


温泉から再び峠に戻り、そろそろ誰もいなくなっている頃だろうと思ったのになぜか閉まったはずのレストハウスに逆に人が集まってきている。しかも消防車までいる。
しばらく様子を見るが、人は減るどころか逆に増えていってるようだ。
なんなんだ、いったい?

しばらくああだこうだ悩んで、仕方なくレストハウスから離れた道路沿いの砂利の駐車スペースにテントを張った。
消防車の人に「ここでテントを張らないで下さい」と言われないかとびくびくしながらも、テントで夕食を食べていると、もう日も暮れているのに登山口の方が騒がしくなってきた。
救急車まで来て待機している。遭難事故とみて間違いなさそうだ。

まずいな。

牧ノ戸峠からの久住山登山は初心者コースであり天気さえ良ければ楽勝なルートのはずだが、てんねんさんはもちろん、あゆみも登山は大した経験はない。
体力的には二人とも問題ないはずだけど、遭難騒ぎを見たら萎縮してしまいそうだ。



救急隊員に担架で運ばれた人が救急車に乗せられ、救急車がサイレンを流しながら走り去ると辺りは静かになり、
集まっていた人も解散したようだ。

あゆみもてんねんさんも不安そうな顔をしている。

久住山に固執するつもりはなく、登れないなら登れないで構わないとはいっても止める理由が遭難騒ぎを見たから、と言うんじゃ馬鹿馬鹿しい。

ともかく翌日の天気次第だということにして寝ることにする。
テント内で少しでも体がぶつからないよう3人が頭と足を互い違いにして横になる。

いつも狭いテントで押し合って寝ていた山岳部の合宿を思い出す。
しかしこの状態であのてんねんさんが寝られるものか?
無理じゃないかなあ、と思っていたらてんねんさん、わりとすぐに寝てた。
疲れてたんだな。





翌朝、天気はあまりすぐれない。夜間にも雨が降った。
山に登らないからといって駐車スペースにテントを張りっぱなしにしておく訳にいかず、まずテントを撤収したが、その途中でも急に雨が降りだした。



久住山にはまだ一度も登ったことはないが、「坊がつる」や「大船(たいせん)」の名は高校の時に山岳部顧問の先生に教えてもらった「坊がつる讃歌」で知っていた。
とは言ってもその舞台がくじゅう連山であることを知ったのはずっと後だけど。
だから一度久住山に登ってみたいというのはあった。

しかし雨の日に山に登るのはあまり好きじゃない。
景色が見えないと登山の楽しみは十分の一くらいに減ると思っている。
天気予報は曇り時々雨で、午後ほど天候は悪くなりそうだ。

てんねんさんが「行きたくない」と言ったら止めるつもりでいた。

昨夜の遭難騒ぎもあるし足にはマメもできてるようだし、半ばその言葉を期待しつつ聞いてみた。


「登ってみたい」


そうか、なら行こう。
このルートなら少々の雨でも行けるだろう。
荷物をカートに積んで雨の対策をして駐車場の隅に残して登り始める。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-登山口で



雨は急に強くなったり止んでみたりを繰り返すが、霧が晴れることはなく山頂の方は全く見えない。



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-登山道

てんねんさんもしんどそうだが頑張っている。

私の後ろを歩いてもらったのだが、なぜか時々外れて別の道をとる。
たいていの場合すぐに合流するからいいんだけど。
まあ疲れているからだろうとルートを修正しつつ歩くが、また離れる。

山道を歩く時は岩の上の目印などを見ながら、必ずしも最短距離の道はとらず歩きやすそうな道を選ぶようにしている。

少しでも歩く距離が短くなるよう別の道をとるのかな。最短距離が楽なわけじゃないんだけどな。
そう思いつつも歩を進めるがだんだん離れていく幅が大きくなる。

これはちょっと危険だぞ。疲れて普通についてこれないのか?

てんねんさんがあんまり別の道をとることが多くなったので、道から離れず私の後をついてきてもらうことにした。




山頂への尾根に出ると急に風がきつくなり、突風で体が浮き上がりそうになる。
てんねんさんの歩みが遅くなり、しんどそうだ。

やっぱり断念しようか、という考えが何度か頭をよぎる。



てんねんさんは完全に登山の罠にはまってしまっている。

道の先に高い所が見えるたびにそこが頂上だと思って頑張って歩くがそこまで行くとその先にさらに高い所が見える。
霧があるから先は見えず、期待しては裏切られを繰り返す。



しかし今度こそ頂上はもうすぐそこのはず。
強風で体が飛ばされそうになりながらも岩の道を歩いていると、あゆみのいつもの言葉がこの最悪のタイミングで飛び出す。

「トイレ行きたい」

ここでか!!

でもどんな場所でもどんな時でも、この言葉が出た時の対処法は常に必ず一つしかない。

「行ってき」

風を避けて岩陰に行くとてんねんさんは座り込んでしまった。

ここまでか。
あゆみはどうやらおさまってしまったらしく戻ってきた。こちらはまだ余裕がありそうだ。

よし、偵察してこよう。
二人に休んでもらって、風に煽られながらも急ぎ足で歩くとすぐに頂上に出た。

走り戻ってそのことを伝えると、てんねんさんも最後の力を振り絞って歩き出す。


歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-久住山頂上

ヤッター!!


全く景色は見えないが、てんねんさんと3人で頂上に立てたことがなにより嬉しい。
由布院から歩いて歩いてついには久住山のてっぺんまで登ってしまったのだから。
しかも雨と強風の中の登山というおまけまでついて。
一週間の歩き旅の最終にして最大の試練に耐え抜いたのだ。

しかしよくもまあ、全て計画通りかのように徐々にステップアップしていって、誂えたかのように最後に関門が現れたもんだ。


てんねんさん、次は天気の良い日に久住山にもう一度登ってみて。
あまりの違いに驚いてしまうことだろうから。
そして今回見られなかった景色をぜひ家族と一緒に眺めてみてくださいな



歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-避難小屋

帰り道の避難小屋で、あゆみは念願のトイレに。

でもてんねんさんは雨をしのげる避難小屋に入ろうとしない。
ちょっと中を覗く。壁のシミが目に入る。
はは~ん、これは疲れてても雨に濡れても入りたくないんだな。

何日も寝食を共にしているとそれぞれのことがよくわかってくる。
初めはさっぱりわからなかったてんねんさんの許容範囲も少しずつわかってきた。





下山してレストハウスで体を温めた後には、てんねんさん歩き旅の最後の行程がまだ残っている。

峠からどんどん下って11kmを歩き黒川温泉の近くのキャンプ場のバンガローまで。
その夜はバンガローを予約していて、夕方そこでてんねんさんの家族と落ち合うのだ。
そして私達も一緒に泊めていただき、奥さん手作りのちらし寿司やら豚汁やらの料理をご相伴することになっている。


ああ、楽しみだ!!
てんねんさんは何日も前からその料理の内容を予想しては
「あれは入ってるかな、これも入ってるかも」
と私達の想像をかき立て続けている。




歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-旅の終り

バンガローに着いて全ての行程を終えたてんねんさん。
家族の到着を待ちながら、ここまで毎日改良を加えて旅をささえてくれたカートを分解し始める。


$歩き人ふみの徒歩世界旅行 日本・台湾編-分解

てんねんさんのカートは台車と手引きカートとキックボードの一部、という元の姿に戻った。

家族と一緒になったてんねんさんもまた元の家族思いのお父さんの姿に戻った。

でも外見は同じでもこの一週間で何かが変わったに違いない。
なにせ、自分の一番苦手としている野外生活に自ら飛び込んだのだから。

この旅はてんねんさんが自分で考えて決断して実行に移したものだけど、私達にとってもやはり同様に意味のあることであり、
やはり出会うべくして出会い、共に旅するべくして旅をしたと言って間違いない。



てんねんさん、面白い計画と心に残る日々をありがとう

次はどこで会えるかなあ





てんねんさんと共に歩いた3人歩き珍道中 旅データ

総歩行距離:約81km(大分県由布市湯布院町⇒⇒⇒熊本県南小国町黒川)
最大標高差:1470m(下湯平 約320m⇒⇒⇒久住山頂上 1,787m)
宿泊形態 :テント泊4泊(うち3泊は日よけテント) ライダーハウス1泊 バンガロー1泊



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