【Total distance I've walked on foot これまでの総歩行距離】約21,500km(12ヶ国)
【Distance I've walked on foot with Ayumi あゆみと歩いた距離】6,096km(West Japan,Taiwan,Cuba)西日本+台湾+キューバ)
【We are here現在地】テキサス州ヒューストンHouston,Texas(USA5日目)
【Walked disrance in Cuba キューバで歩いた距離】136km Caibarien➡︎Playa La Boca(Trinidad)
【文章中の場所】2017年3/8-3/9 Baracoaバラコア→Santiagoサンティアゴ→Ciego de Avilaシエゴ デ アビラ
【現在の旅】北米大陸夫婦徒歩二人旅、We've walked across Cuba!キューバ縦断完了
現在はキューバを出て、アメリカのテキサス州ヒューストンのアメリカンな豪邸に居候中
ブログは引き続きキューバだよ
バラコアからサンティアゴまでビアスールバスで帰る。
今度はバスも故障もなく速い。
せっかくキューバに来たんだからビーチにも行ってみたいぞ。
バラコアに居る間に、どこに向かうかをあゆみと相談してた。
キューバのどこを歩くかだが、既に入国して2週間近くが過ぎてしまい、残りの半月程度では大した距離は歩けそうじゃない。
でもせめて島を海から反対側の海までは歩いてみたいところだ。
行ってみたい町にカリブ海側のトリニダーがある。
それとは別に地図を見て気になっていた地形があった。
その後、 両替をしておこうとカデカ(キューバの両替所)に行くが、この日は「女性の日」の休日で休みだった。
サンティアゴくらいの大きな都市でないと日本円からの両替はできなさそうだったから、もう一ヶ所のホテルサンティアゴ デ クーバ内のカデカに行って両替を済ませる。
夜まで時間があるし、Wi-Fiパークのプラサ デ マルテ(火曜広場)でネットを始めたんだけど、ちょっと問題が起こった。
ここでちょっと長くなるけど、キューバのWi-Fi事情について説明しておいた方がいいかもしれない(2017年3月時点)。
+++++++++++++++++++++++++++++
キューバではインターネットができる場所は限られている。
旅行者がネットを使うには、一部の高級ホテルか、大半はWi-Fiパークと呼ばれる公園に行く。
文字通りWi-Fiの電波が飛んでる公園だ。
主要都市でなくてもある程度の大きさの町ならWi-Fiパークはあるようで、その公園に行けば、スマホやノートパソコンを使っている旅行者や地元の人がいるのですぐにわかる。
公園の片側しか飛んでないところもある。
たくさんの人が集まっている所が電波の強いところだ。
ただそこへ行くだけでWi-Fiが使える訳ではない。
キューバのWi-Fiは全て有料だ。
まずETECSAという電話会社のオフィスに行ってWi-Fiカードを買う。
サンティアゴのWi-Fiパークで起こったのも、このログアウトできないという問題だった。
1時間のカードなら使ってるうちにそのくらいの時間はすぐに過ぎてしまうんだけど、その時使ってたのは5時間のカードだったのだ。
ハバナの平野さんが、ハバナ動物園の近くにあるETECSAに売ってるのを知ってて、平野さんが買う時についでにお願いしてあったのだ。
5時間のカードは1枚7.5CUCだった。
さすがに使い出はあるんだけど、途中でなかなかログアウトができなくて困った。
どうしてもログアウト画面が出てこない。
URLに「1.1.1.1」と打ち込むとログアウト画面になるというのを聞いて打ち込んでみるがやはり繋がらない。
Wi-Fiを切ってみても、もう一度繋げてみるとログイン画面も出てこずにそのまま繋がる。
つまりログアウトできてない、ということで使ってなくても使用可能時間は減っていって無くなってしまうのだ。
結局1時間以上ログアウト画面を出すために頑張ってみたが無理で、バスの時間が迫っていたので諦めて、残り数時間のカードが無駄になった。
しかし、Wi-Fiを切るだけでちゃんとログアウトできてることもあって、よくわからない。
対策の1つとしては、ブラウザでどこかの画面を表示しておいてから、Wi-Fiにログインすると、その画面が残せることが多い気がした。
バラコアにいる時は、逆にどうしてもログイン画面に行けずに難儀した。
何時間もかかっていろいろ試してるうちに急にできるようになったけど、未だに何が有効だったのかもわからない。
結論としては、1時間のカードを使っていれば、仮にログアウトできなくても大して無駄にならない、ということかな。
ノートパソコンだと簡単にログアウトできるらしい。
という訳で、どうにも中途半端な気分のままバスターミナルに行く。
でも、考えてみればいろいろと面倒なキューバのWi-Fi事情も、今現在の移行段階だけの特殊な事情なのかもしれない。
数年前にはWi-Fiカードも存在しなかったらしいし、もしかしたら数年後にはもう存在しなくなってるかもしれない。
それどころか、現在の2種類の通貨だって、そのうち
「キューバペソが2種類もあった面倒臭い時代もあったなあ」
と言われるようになるのかもしれない。
何十年経っても状況がほとんど変わらない国もあれば、急速に変わりつつある国もある。
キューバは間違いなく後者の国だ。
私達の旅も、その国のその時代のほんの一部を切り取ったものに過ぎない。
今のキューバを旅してると特にそう感じる。
サンティアゴ22:00発のビアスールの夜行便に乗り込み、バスに揺られながらシエゴ デ アビラに着いたのは翌朝の5:50だった。
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昨日
おととい
2018-04-20
【Total distance I've walked on foot これまでの総歩行距離】約21,500km
【Distance I've walked on foot with Ayumi あゆみと歩いた距離】6,096km(西日本+台湾+キューバ)
【We are here現在地】オーランド空港Orlando Airport(USA1日目)
【Walked disrance in Cuba キューバで歩いた距離】136km Caibarien➡︎Playa La Boca(Trinidad)
【文章中の場所】2017年2月 徳島県阿南市
【現在の旅】北米大陸夫婦徒歩二人旅、We've finished walking across Cuba!キューバ縦断完了
1ヶ月間のキューバの旅も終わり(ブログはまだまだ前半だけど)、次なる国USAに着いた。
アメリカではキューバでのブログアップとトレッキングをするつもりだ。
フロリダにあるオーランド空港で乗り換えだけど、ここでアメリカに入国。
ちょっとだけ心配だった入国審査もわりと簡単に終わってホッと一息。
今晩のフライトでテキサス州のダラスに飛ぶ予定。
キューバで動画をアップするのはほぼ無理だったのであきらめたんだけど、キューバのブログは一回休憩して、日本を出国前に撮ってた動画をアップしてみよう。
カナダの旅で使うアルコールストーブの「使ってみた」動画なんだけど、これを見れば私達2人の旅が今後どんな風に進んでいくものか、何となく想像がつくのかもしれない。
動画→→→ただ湯を沸かしてみた(you tube)
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【Total distance I've walked on foot これまでの総歩行距離】約21,500km
【Distance I've walked on foot with Ayumi あゆみと歩いた距離】6,096km(西日本+台湾+キューバ)
【We are here現在地】ハバナLa Habana (Cuba 28日目)
【Walked disrance in Cuba キューバで歩いた距離】136km Caibarien➡︎Playa La Boca(Trinidad)
【文章中の場所】2017年3/7 Baracoaバラコア
【現在の旅】北米大陸夫婦徒歩二人旅、We've walked across Cuba!キューバ縦断完了
今日トリニダーからハバナに戻ってきて、明朝ついにキューバを経つ。
1ヶ月、あっという間の気もするが、いろんなことがあったからか前にハバナにも居たのがずっと昔のことのような気がする。
キューバ楽しかった〜!
また来るかもね。
バラコア3日目
町を歩いてると、裏側に良い景色の場所があった。
小さな湾に難破船?
その向こうにはテーブル状の山があった。
バラコアから歩き出そうかと考えていたが、天気予報を見ると、この後一週間ずっと悪天候になっている。
他の地域では晴れが続いてるんでこの辺りだけ悪いのかもしれない。
という訳で翌日バラコアを出てバスでもっと西に行ってから歩き出すことにした。
バラコアは今は小さな町だけど、キューバ最初の首都となった都市で、今でもその頃の要塞跡が残っている。
外側からしか見てないけど。
町の東側の海岸にも行ってみた。
向う側の集落まで売りに行くのだろうか。
コロンブスの船が着いたのもひょっとするとこの辺だったのかもしれない。
砂浜をさらに進んで行くと林にほんの少しだけ人の手を加えた場所があった。
「椰子の実は1つ5ペソ、カカオは手間がかかってるから20ペソでどうだ?」
「いや、結構」
「そうか。
男の名は「チチ」
チチはすぐ近くの椰子の木にスルスルと上り始め、あっという間に上に着くと2個の椰子の実を下に放り投げた。
上るのも下りるのも速い。
「スーペルチーチ(Super Chichi 英語のスーパーと同じ)」
と言って最後は飛び下りた
落とした椰子の実の先を切り、滴り落ちる汁(ココナツジュース)を飲んでみろと言われて飲むけれど、汁がTシャツにかかるのを怖れて渋い顔をしてるあゆみ
今度は、椰子の木の上り方を教えるからやってみろと言う。
両端が輪っかになった紐を両足の土踏まず辺りに引っかけ、足を開いてピンと張って立つ。
両手で椰子の幹を抱えたまま、ピョンと飛び上がって紐が水平になるよう両足を張って足で幹を挟む。
腕と上半身を上に持ち上げる。
以上の動作を繰り返す。
チチは笑顔で言う。
「今日は少しだけしか上れないだろうけど、明日も来ればもっと高く上れるようになって、明後日には椰子の実のある一番上まで上れるようになるよ」
昨年のHuracan(ウラカン:ハリケーン)が来た時にこの辺の椰子の木はかなりの数が倒れてしまったらしい。
ここにもこの先にもずっと椰子の林が続いてたそうだ。
その時チチは安全な家に居てハリケーンが去るまで長いこと待っていたけど、もっと田舎の木でできた家は風に弱いからそこに住む人達は山にある洞窟に避難してたらしい。
数日して洞窟を出てみると家は吹き飛んでしまってた。
でも人命の被害は全くなかったらしく、そのことをとても喜んでいた。
そして、もう1つ良かったのは緑が増えたこと。
ココナツ美味しいから食べてみなよ。
それから、椰子の皮もいろんなことに使えるんだぜ。ほら!
髪にもなる!
と自分の坊主頭にのせた。
おもろいぞ、チチ!
最後に
「これを持っていけ」
とカカオを固めてボール状にした物をくれた。
おっ、これを削ってお湯と砂糖でココアも作れるな。
ありがとう、チチ。
次来た時は椰子の木のてっぺんまで上れるように特訓してもらうかな
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【Distance I've walked on foot with Ayumi あゆみと歩いた距離】6,096km(西日本+台湾+キューバ)
【We are here現在地】トリニダーTrinidad5日目 (Cuba 27日目)
【Walked disrance in Cuba キューバで歩いた距離】136km Caibarien➡︎Playa La Boca(Trinidad)
【文章中の場所】2017年3/5~7 Baracoaバラコア
【現在の旅】北米大陸夫婦徒歩二人旅、We've walked across Cuba!キューバ縦断完了
やっとキューバの歩き旅が終わった。
大西洋側のカイバリエンCaibarienからトリニダーTrinidad近くのカリブ海の海岸まで。
本当はもっと歩いてみたかったけど、それは次の機会だな。
キューバ滞在残り2日。
バラコア到着
カサまで2キロくらいだと言うから歩いても良かったけど、
迎えのおじさんが自転車だったし、三輪自転車タクシーに乗ってみた
前にはバナナ畑が広がってて、緑が目にも優しい。
みかよさん、おっちゃんとはこれまで何度か今後の予定について話しあっていた。
私達は実際にキューバを歩くかどうかは現地に着いて感触を確かめてみてから決めるつもりでいた。
で、キューバに着いてみると、安全そうだし人は良いし俄然歩きたくなった。
全部で1ヶ月という短い滞在期間では大して歩けはしないけど、距離は短くてもキューバの本当の姿を見るためにほんの一部だけでも歩いてみよう。
相変わらずのことだが、この時点でも私達がどこを歩くかは決まっていなかった。
ここバラコアから北側の海岸沿いを西に歩いてみる、と言うのもいいかな。
でもみかよさん達は、この後トリニダーやサンタクララにも寄りたいらしいので、移動の予定から考えて一緒に歩くのはちょっと無理そうだ。
せっかく歩きたいと言ってくれてたのに残念だけど、一旦歩き始めると確かな交通機関のない状態になるし、歩いた先の町に泊まれるカサがあるかどうかもわからない。
例えどこから歩き始めたとしても、ビアスールのバスターミナルのある町まで少なくとも数日はかかるだろう。
私達もまだ歩いてないので町や店、食堂がどの程度あるのかも見当がつかない。
歩き始めて数日経てば大体その国の感覚がつかめるから大まかな予定を立てることもできるが、歩かないうちは何とも言えない。
日程に余裕がないと徒歩で旅するのは結構難しいことなのだ。
結局みかよさん達はバラコアには1泊するだけで翌日にはサンティアゴに戻ることになった。
一緒に食べる最後の夕食をセントロ(町の中心地)にあるLA MUSAというレストランで、みかよさんとおっちゃんがご馳走してくれた。ありがと~~!!
店の壁に一言書かせてもらった。
カサの翌朝の一人4CUCの朝食
ココアにグアバジュースにコーヒー、パン、バター、蜂蜜、トマト、チーズにトルティージャ(玉子焼き)。
新鮮で美味しいしパンが多いのが嬉しい。
みかよさん達のバスは午後2時。
変わらないってすごい!
→→→みんたる
この日、みかよさんはカカオ農園見学のツアーに行きたかったんだけど、4人以上いないとツアーが成立しないらしい。
直接カカオ農園を見学することにして、たまたま通りかかった車の運転手に交渉するとを往復で20CUCだと言うので値切ってみると簡単に15CUCになった。
それがツアー会社で尋ねておいたおいたタクシー代と同じだったからまあ妥当なんだろう。
でもこの運転手のおじさん、すごく張り切ってたところをみると、おじさんにとっては滅多にない大きな仕事だったみたいだ。
おっちゃんの方はこの日バラコアの町をぶらつくことにしてて、
残りのCUCが少し心許ないからCADECA(両替所)で両替しようとしたけど、日本円からは両替できなかった。
ハバナやサンティアゴなど、大きな街でないと日本円からの両替はできないようだ。
日程に余裕がある私達がおっちゃんの一万円を両替する。
おっちゃんは以前歩いて日本縦断して以来、日本中あちこちを歩き回ってるらしい。→→→おっちゃんのテクテク日本縦断
ダジャレのセンスはどうかと思うけど、博学でいろんな分野のことに知識があって、キューバの歴史についてもよく知ってたなあ。
なんだか最後まで謎のおっちゃんだったかも。
ビアスールのバスターミナルにみかよさん達を見送りに行った。
カカオ農園は数年前のハリケーンで大打撃を受けて、残念ながらカカオの木は数えるくらいしか残ってなかったそうだ。
行く前に言ってくれよ、って話だけど。
またね~~、みかよさ~ん、おっちゃ~ん!
少しの間だったけど一緒に旅ができて楽しかったよ~!
皆でバラコアに着いた時もそうだったのだが、海はすごく荒れていて、波が堤防を越して道路を洗っている。
町中でも風が吹くと少し寒い。
通り雨も降るしもうちょっと天気が良くなってくれないかな。
さて、また2人に戻ったし、安い食べ物でもあさってみるか。
まず、町行く人たちが手に持ったまま歩いてて、気になってたピザだ
これは玉ねぎ入り(con cebolla)で1つ8モネダ(約40円)
次は別の店を試してみよう。
こちらは1つ6モネダ。
これを持って別のジュース屋に行ってココナツの生ジュースと一緒に食べる。
これはどう見てもコロナビールのガラスビンの下半分だよなぁ
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【We are here現在地】トリニダーTrinidad3日目 (Cuba 25日目)
【Walked disrance in Cuba キューバで歩いた距離】107km Caibarien➡︎Candado
【文章中の場所】Santiago de Cubaサンティアゴ デ クーバ→Baracoaバラコア
【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅、We are walking in Cuba!キューバ縦断中
楽しかったキューバ滞在の残り期間も短くなってきた。
行ってない場所も多いし、もっとゆっくりしたいところだなあ。
サンティアゴ
上から見送ってくれてるマルロン。
これからバスでキューバ最東の町バラコアに向かうのだ。
でも天下のビアスールのバスターミナルでもトイレは水が流れない。
ペットボトルのフタに穴を開けてあって、そこから手に水をふりかける。
キューバでは、公共のトイレには入口にトイレ係の人が居て、使用料を受け取ったり、トイレットペーパーを渡したりしている。
トイレ使用料は通常1モネダ(約5円)なので、バス等での移動時は常に1モネダコインか1モネダ紙幣を数枚確保して置くといい。
大きい紙幣だとお釣りがなかったり、あってもなかなかくれなかったりするからだ。
どう見ても「夏休みの小学生」だな
手に持ってるのは寝袋。
バスは4時間50分でバラコアに到着する予定だったが、1時間ほど走った途中のグアンタナモのバスターミナルに着くと乗客全員が下ろされた。
まあよくあることだろう。
1時間経ってもバスの故障は直らない。
待つこと2時間、ようやく出発だ。
カリブ海の海岸線を走った後、山を越えて北側のバラコアに向かうんだけど、
エンジンも直りきってなかったらしく、馬力のないことおびただしい。
止まりさえしなければいつかは着くから、エンジンが止まらないことを祈るだけ。
いくら遅れてても運転手はしっかり昼食を食べるのがキューバだ。
だのにここの使用料は高くて一回0.5CUC(約60円)
観光客が普通よりず~っと高い値段で食べ物を買ってくれるんだから。
このチマキみたいなのも0.5CUC
想像はつくと思うが、ものすご~く甘い。
甘い物好きの私でもさすがにこれは甘過ぎた。
でも腹減ってたので結構食べた。あゆみは一口味見しただけでギブアップした
もちろん道路はどこもボコボコの穴だらけで、砂埃だらけ、
ゴミもあちこちに落ちてるんだけど、道路上や横の溝は掃き清められたみたいにきれいだ。
どうやってこんな山の中の、しかも長距離を掃除してるんだろう。
そういえば街中でもボロボロの家や土がむき出しの道、汚れた壁も目につくんだけど、
それと共によく目にするのは家の前を丁寧に掃除してる人達だ。
常に水不足なのにどこに行っても水を使ってキチンと掃除してる。
ハバナのイレーニャも何度も何度もバス・トイレを掃除してたし、
どこのカサでもしっかりと掃除をしてた。
トイレが汚いのは、本当はきれいにしたいんだけど、慢性的に水不足なせいなんだと思う。
到着予定時刻を3時間ほど過ぎた午後4時頃にバラコアに到着。
右側の黄色いシャツのおじさんが、私達4人の名前を書いた紙を掲げて待ってくれてた。
サンティアゴのマルロンがバラコアのカサ(一部屋1泊20CUC)を予約してくれてたのだ。
東西に細長~く伸びるキューバの東の端にある町、バラコア。
どんなことが待ってるのかな
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【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅、We are walking in Cuba!キューバ横断中
深夜一時過ぎに着いたカサで出迎えてくれたのはマルロン。
ハバナには「ヨハンナ邸」や「ホアキナ邸」等、日本人の集まる宿がいくつかあり、そこには今までキューバを旅した日本人が書いた手書きの情報ノートがある。
訪ねて行って頼めば泊り客じゃなくても気軽に見せてくれるのだが、そのノートの情報にあったカサだった。
ずいぶん昔の書き込みだったからどうかと思ったが、まだやっていて助かった。
午前1時に着いた私達の、さらに1時間後にみかよさんとおっちゃんが到着。
マルロンのカサにある部屋は2部屋だったので、申し訳ないけどおっちゃんだけ隣のカサへ行ってもらった。
朝食付きで一室25CUC。でも朝食は一室に付き一食なので2人だと30CUCだった。
果物のジュースが美味しい。
家具や食器も大切に使っているのがよくわかる。
ジムや子供のためのパソコン教室なども見かけた。
ただ観光化もかなり進んでいるようだ。
プラサから長く続く歩行者用の道を海沿いまで歩く。みかよさんもおっちゃんもスペイン語はほとんどできないが、どんどん地元に人に声をかけてる。
あゆみも同様だが、こういうのが大切だなあ、といつも思う。
私は元々人に話しかけるのが苦手で、昔と比べると格段に話しかけられるようになったが、今でもあまり得意とは言えず、
どちらかと言えば他人に尋ねずに何とか自分で探そうとする傾向が高い。
ちょっとしたことでも尋ねてみて会話になれば、もっと楽しくなることはわかってるんだけどね。
鉄道の駅の横を通ってビアスールのバスターミナルに行き、翌日のバラコア行きのバスの予約をする。
できるのは予約だけで、切符の購入は出発時刻の1時間前からだそうだ。
午後、ほとんど観光しない私達と、積極的に見て回るみかよさんとおっちゃんとは別行動にする。
歴史のある街なのにもったいないとは思うが、私達は2人ともほぼ観光に興味がないのでしょうがない。
街を散策していてたまたま目に入ったり、興味を覚えた場所に入ることはあるが、自分で調べて行ったりすることは滅多にない。
なんと説明すればいいのか、自分達の旅に直接関連のない名所旧跡にはあまり興味をそそられないのだ。
たまたま出会った人が連れて行ってくれたりすると急に興味が湧くこともあるし、街角の名もない建物や、裏通りをぶらぶらしてて見られる人々の生活を見てるだけで満足してしまうのだろう。
だからサンティアゴを訪れた人が必ず行く必須のカテドラルや歴史的建造物を、私達はもしかしてただの1つも見なかったかもしれない。
夜マルロンが作ってくれた夕食のパエリアをいただく。
あゆみは少し体調が悪かったのと、Wi-Fiを使うのにカサに残った。
すぐ近くにWi-Fiの使えるWi-Fiパーク、プラサ デ マルテ(火曜広場)があるからだ。
これが実は非常に便利なことだった。
わざわざ外に出て公園に行ってベンチに座らなくても、バルコニーに出るだけでWi-Fiが使えるなんて!
キューバでのWi-Fiをめぐる顛末はまた別に書こう。
私達2人ならまず入らなかっただろうから、なかなかいい機会だったと思う。
たまには観光もいいもんだ(なに勝手なこと言ってんだか!)。
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【これまでの総歩行距離】約21,400km(海外12,000km、国内9,400km)
【あゆみと歩いた距離】6,026km(西日本+台湾+キューバ)
【We are here現在地】プラセータスPlacetas3日目(Cuba 21日目)
【Walked disrance in Cuba キューバで歩いた距離】66km Caibarien➡︎Fomento
【文章中の場所】Habanaハバナ→Santiago de Cubaサンティアゴ デ クーバ
【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅、We are walking in Cuba!キューバ横断中
今日は休養日。
お気に入りの町プラセータスで、お気に入りのカサ(清潔で温水シャワーも出て2人で10CUC 約1,250円)に泊まり、
あゆみの好きなカフェやレストランを数軒見つけて、入り浸るのんびりな1日。
ビアスールのバスターミナルはハバナ動物園(Parque Zoologico de La Habana)の西側にあり、
セントロ(市内の中心部)から7kmほどあるが私達2人は練習も兼ねて歩いていく。
ここでみかよさん達と待ち合わせていた。
ハバナからサンティアゴ行きのバス時刻表を見ると1日4便で片道約14時間、料金は50CUC(6,000円)。
自転車旅のマヤさん達に聞いたカミオンはサンティアゴまで15CUCくらいらしい。
ビアスールのバスは冷房も効いていて座席も快適で時間も結構正確だそうだ。
それに対してカミオンはトラックをバスに改造した庶民の乗り物であり、座席もリクライニングではないし、もちろん冷房もない。そして乗客が集まれば出発するので時刻表もないようなもんだ。
みかよさんとおっちゃんはビアスールのバスで行くことにした。
12時間以上の長い移動なので、私達もできれば快適なバスで行きたいところだが、私達の旅は2年に及ぶ旅になるので余分な大きな出費はできるだけ避けたい。
それにキューバの人が普段使ってる乗り物を経験してみたいのもあって私達はカミオンで行くことにした。
みかよさん達は前日の予約だったので正午発の便しかとれず、到着は翌日の午前2時頃になる。
カミオンのターミナルはセントロから3キロほど南のナショナルバスターミナルTerminal de Omnibus Nacionales de Villanueva(テルミナル デ オムニブス ナシオナレス デ ビジャヌエバ)だ。
「カミオン」はスペイン語では普通に「トラック」のことだ。
話しかけてきた青年が、朝7時に来れば、8時か9時か、乗客が集まり次第出発し、約12時間でサンティアゴまで行く。
1人20CUCだから、来たら必ず自分に声をかけるように念を押す。聞いていたより少し高くて何だか怪しいな。
私達のサンティアゴ到着も夜になるので、町で仕入れた情報でサンティアゴのカサに電話し、何とか4人分の部屋を確保できた。
当日1時間ほどの道のりを歩いてターミナルに行ってみると都合よく先日の青年は居ない。
運転手らしい人に聞くと、このバスだから乗って待っているように言われた。よし、いいぞ。
まだバスはガラガラで、席は三分の一も埋まってない。
私達の二つ後ろの席には家族連れが積み込んだ子供用の自転車が見える。
最初は上の棚に押し込もうとしてたが無理そうなので諦めたようだ。
そして待つ。8時。9時。
まだ半分しか埋まらない。子供用自転車の一家は痺れを切らせたのか降りていってしまった。
出発が遅くなればその分到着も遅くなり、予約してあるカサもキャンセルされてしまうかもしれない。
バスターミナルの公衆電話でサンティアゴのカサに電話を試みるがどうにもかけ方がわからない。困ったな。
もう一つの心配はあゆみのトイレだ。
これはいつも「待った無し」で、いついかなる時にも一番の心配の種なんだけど、この日は特に腹の調子も悪かったのでもうドキドキものだ。
10時。急に客が集まり出し、席はかなり埋まった。
大きな液晶テレビを棚におさめようと頑張ってる客がいる。まだ出発しない。
でも車掌らしき青年が運賃を集め出した。料金は1人12CUC(約1,400円)。ビアスールの四分の一以下の値段だ。
やっぱり!先日の青年は1人8CUC、2人分で16CUCを仲介料として自分のポケットに入れるつもりだったのだ。
カミオンはバスに乗って中で払えば正規料金になると言うことだ。
11時前になってようやく席がほぼ埋まり、やっとエンジンがかかる。走り出す前にもう疲れてしまったぞ。今からだと着くのは夜遅くになるなあ。
カサは大丈夫だろうか?遅れを取り戻そうとしてるのかカミオンは飛ばしに飛ばす。休憩もとらない。
無理して寝てみるけどシートは垂直近いので首が痛い。
午後3時過ぎになってサンタクララでようやく昼食休憩に止まった。
あゆみのトイレも何とか大丈夫だったので助かった。
もし突然行きたくなったら、道端で止めてもらって民家か林にでも駆け込むしかなさそうだったから。
客同士は知らない同士でも皆声をかけ合ってて、すぐにうち解けてるみたいだ。
私達の通路の反対側に居た若い女の子はたまたま隣に座ってた若い男の子の膝に荷物を置かせてもらってその上で眠り始めた。
男の子の方は寡黙で、話しかけられた時しか話さない。女の子の上半身はブラがかろうじて隠れるほどのの豹柄のブラトップ(何と呼ぶのかよくわからん?)だから肌の露出部分は水着と大して変わらない。
男の子は動じてないのか、冷静を装っているのか、真面目な顔をして前を向いている。どう考えても落ち着いてはいられないと思うんだけどなぁ。
ワクワクしながら経緯を見守っていたけど、特に何にも起こらないまま女の子は途中の町で降りていった。
日は暮れてもサンティアゴはまだまだ遠い。この調子だと着くのは深夜になりそうだ。
女の子の後に隣に座った男性にカサのことを相談すると、親切にも携帯電話でサンティアゴのカサの人に電話してくれた。
ありがたい、これで一安心だ。
私達2人だけじゃなくみかよさんとおっちゃんの分もあってしかも全員深夜到着になりそうで、ずっと気になってたもんだから。
インターネットは一部のWi-Fiが使える場所でしか使えないが、携帯電話を持ってる人も多いようだ。
結局サンティアゴに着いたのは翌日午前1時。
例のよくしゃべるイタリア人がわざわざカサのすぐ近くまで送ってくれた。
み~んな親切だなぁ。
道中はしんどかったけど、カミオン、乗ってみてよかったー!!
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【あゆみと歩いた距離】5,960km(西日本+台湾)
【現在地】フォメント(Fomento)(キューバCuba20日目)
【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅、キューバ横断中
今日も歩いて、トリニダードまでの行程の約半分は歩いたかな。
今日は急に気温が下がって夜少し肌寒いくらいだ。
キューバに入ってまず戸惑うのは2種類の通貨があることだ。
私が行ったことのある国で、一国に二種類の通貨があったのは実はこれで2度目だ。
30年前に初めて海外旅行をした時、中国では外貨兌換幣と人民幣の2種類が使われていた(とっくに廃止されている)。
その時も非常に面倒臭くややこしく感じたが、今回もやはりそうだった。
まず空港や町中の両替所カデカ(CADECA)で日本円から両替すると渡されるはCUC(セーウーセー、またはクック)と呼ばれる通貨で1CUC=1$(USドル)だ。
それとは別にキューバの国民が普段使っている通貨CUP(モネダとかモネダ ナショナルとかペソ クバーノと呼ばれている)。
現在1CUC=25CUPで計算されているが、両替所(カデカ)でCUCから両替する時には1CUC=24CUPとなり、最初から1CUP分が引かれている。
以後、CUCはそのままCUC、CUPは「モネダ」と呼ぶことにする。
3ペソにはチェ・ゲバラの顔が描かれている。
ちなみに他のスペイン語圏の国で「モネダ」は単に通貨やコインのことだ。
基本的に外国人はCUCを使うことになっていて、観光客用のホテルやレストラン、土産物店、タクシーや観光バス等はCUC以外受け付けてくれない。
短期間の旅行や少しリッチな旅行ならモネダを使うことも、触れる機会さえほとんどないのかもしれない。
しかし私達のような貧乏旅ではこのモネダをどれだけ使いこなせるかが、旅の楽しさ、そして費用に大きく関わってくる。
普通のキューバ人が使っている食堂や売店、市場、バスなどではモネダが使われる。
CUCとモネダの両方を併記しているレストランや売店もある。
例えばCUC払いのレストランとモネダ払いのレストランでは同じ様な料理でも値段に3~10倍くらいの差がある(清潔さ具合にも差はあるけど)。
だから、モネダを使うことでキューバの普通の人達の生活や感覚を知ることができるとも言える。
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【あゆみと歩いた距離】5,960km(西日本+台湾)
【現在地】プラセータス(Placetas)1日目(キューバCuba20日目)
【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅、キューバ横断中
現在キューバ歩き旅中。
ここ2年以上歩いてなかったんで2人ともずいぶん体力が落ちてるもよう。
でも楽しく旅を続けてるよ〜〜!
もちろんまだ実際のところはわからない。キューバでひったくりや強盗にあったという話も聞いている。
でも他の中南米の国で感じたような危険さが少ない感触がある。この国なら歩いて旅をしても大丈夫な気がする。
それはただの感触でしかないのだか、歩き旅をするにはとても大切なことだ。
だからと言ってすっかり気を抜いてしまったりすることはないけれど。
さて、みっちさんと別れる前のこと、私達は一緒に新市街のとある家に向かった。
現在ハバナに滞在中の日本人、平野さん一家の家だ。
ご主人は札幌のある大学の教授で、キューバに経済学の調査のために来ている。
奥さんと子供2人も一緒に来て、すでにキューバで半年が過ぎたが、滞在期間はまだ半年残っている。
ブログでもお馴染みの札幌のお店「みんたる」のみかよさんが紹介してくれたのだ。
そしてここで他に2人の人と会う約束があった。
それは他ならぬみかよさん本人と、みんたるの常連で通称「おっちゃん」の2人だ。
みかよさん達は昔からキューバに興味があり、私達がキューバを歩くと言う話を聞いて、一緒に歩いてみたいと、時期を合わせて来ることにしたのだ。
おっちゃんは前日に到着し空港で夜を明かし、みかよさんはこの日に入国し、平野さん宅で会うことにしたのだけど、
総勢9人の集合となった。
平野さん宅に来るのは実は2度目で、最初は到着した翌日にみっちさんも一緒に、平野さんに頼まれてた買い物を渡しに来た。
小さな子供が2人居てキューバの食事になかなか馴染めず日本の味を欲しがると言うので、東京を出る時に日本のお米10kgとふりかけを大量に買ってきたのだ。
小さな子供2人を連れて、言葉も出来ないキューバで過ごすのはすごく大変なことだと思う。
ご主人にいろいろとキューバの話を教えてもらう。またなかなか手に入らないと言う1枚5時間のWi-Fiカードを4枚買ってもらってたのを受け取る。
キューバのWi-Fi事情についてはまた別に書こう。
みかよさん達もそれぞれ荷物を預かってきていた。
最初は私達も平野さん宅に何日か泊めていただこうかと思っていた。
平野さんがそう言ってくれてたからだが、引っ越したばかりで、後で水事情に問題があることがわかったそうだ。1つの水タンクを三軒の家で使っていて、元々容量が大きくないので一軒で水を使い過ぎると他の家で使えなくらしい。
水の問題はその後もいろいろな場所で目の当たりにすることになるのだが。
平野さん宅から私達のカサまで1時間ほどの道を歩いて帰ると夜9時になっていた。
翌朝にはまた別の邂逅があった。
たまたま同じ時期にキューバを自転車で走っている女性2人を、友人の自転車冒険家、西川くんに紹介してもらっていたのだ。
たまにしか通じないWi-Fiでフェイスブックを使って連絡を取りあっていて、2人は東のトリニダードからハバナを通り、さらに西に向かっている途中だと聞いていた。日程的に会えるのは彼女らがハバナを通過する時しかない。でも2人はちょうど私達が平野宅を訪ねる日にハバナに着いて、翌朝には西に向かって走り出すそうで、会うのはかなり難しそうだ。
すると2人で話し合ったらしく、私達が泊まっているカサに彼女達も泊まれば話す事ができるだろうと言うことになった。イレーニャのカサは全部で2室しかないのだが、たまたま空いてたので部屋は確保できた。
私達が平野宅を出てカサに戻った9時にはもう2人とも眠っていた。そりゃそうだ、毎日自転車で走ってるんだからね~。
2人は示し合わせてキューバで会って一緒に走っているけど、元々それぞれ1人で走っている。
マヤさんは南米(ペルーから南)を自転車で走ってきて、この後アメリカ経由でメキシコに入って走り、日本に帰る。カスミさんは以前東アフリカを走ったことがあって、キューバの後、なんとこれから西アフリカを走るんだそうだ。
カミオンでサンティアゴ デ クーバまで行って、キューバの一番東にあるバラコア等を訪ねた後、自転車で走ったのはトリニダードからサンタクララ、バラデロ、そしてハバナと来たそうだ。田舎の道が良かったとのこと。
2人ともどちらかといえば華奢でそれほど力強そうに見えないが、それぞれアフリカや南米を1人で走ってきてる猛者なのだ。私達もよく言われるが、見た目じゃわからないもんだね。
彼女達にはサンティアゴまで安く行けるカミオンの情報をもらえて、とてもありがたかった。
元気で旅を続けてね〜。
またいつか、どこかで会おうね〜〜!!
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【あゆみと歩いた距離】5,960km(西日本+台湾)
【現在地】Baracoaバラコア3日目(Cubaキューバ12日目)
【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅
今はキューバの首都ハバナから遠く離れた東の端っこにあるバラコアという町にいて、
キューバに着いて2週間が経とうとしてるけど、話はまだ入国したばかりだよ。
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