東京大医科学研究所(東京都港区)の東條有伸教授(54)らの論文に、所内倫理委員会の承認を受けたなど虚偽の内容が記載された問題で、東京大は15日、東條教授を12日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。医科研の所長と元所長にも監督責任があるとして、文書で訓告と厳重注意した。

 東大によると、東條教授は08年5月に伊医学誌に掲載された論文で、実際には倫理委が研究計画の修正を求めたのに「承認された」と誤解。検体を提供した患者への同意も、一部は文書でなく口頭だけだったが、「同意を得た」として結果的に虚偽記載をした。

 田中明彦・副学長は「今後このような行為がおこらないようコンプライアンス(法令順守)推進体制の強化に当たりたい」とコメントした。【河内敏康】

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