やる気はどこに

やる気はどこに？

突き動かすもの・その二

やる気はどこに？

やる気はどこからやってくるのでしょうか。
同じ事柄でも、ある人にはやる気が起こって元気にこなしてゆきますが、ある人には苦痛で根気が続かない場合があります。
やる気を出すためのメソッドも色々ありそうですが、通常は興味をもってワクワクすることと、達成後の報酬のエサがあればやる気も起きてくるという結論になるのだと思います。
ただ、これでは仕事になりません。
精神科に行かずとも栄養ドリンクでやる気を出すのがせいぜいです。

それだけ、やる気の本質ややる気の発生プロセスは一般に曖昧で非論理的な領域と見なされます。
ある人には出来て、ある人には出来ない。
ある人には興味が持てても、ある人には全く興味が持てない。
こうした気持ち（感情・意志）人間の深淵な霊的領域が理解されないと解決や理解の糸口がつかめません。
少しづつ勉強してまいりましょう。
※こうした心や意識の世界の解明が新時代では脚光を浴びる世界になります。
科学と意識の分野が新時代をけん引すると言われています。（現代の精神心理学ではありません）

◆脳科学
脳科学からやる気を調べてみました。
最近の脳科学の進歩は目覚ましいものがあるようです。様々な分析機器の発達もあってか脳内の構造と役割が解明され様々なホルモンの生成が脳に影響していることが分かってきました。
このブログの中で、自律神経が交感神経と副交感神経で出来ており絶妙のバランスで人間の肉体と心をコントロールしていることを書きました。
ご存知の方も多いでしょうが簡単にまとめてみました。
人体の不思議にはいつも驚嘆するばかりです。
人間が生命維持できるように絶妙のバランスを取っているのです。
やる気だけでもストレスを溜めますし、やる気がなくとも病気になりがちになります。
どちらも必要で、正負の法則で触れて上昇するように出来ております。

【自律神経】自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、自分ではコントロールできない自動的に働く神経のこととあります。それは、以下の交感神経径と副交感神経径に分かれているのはご存知ですね。通常はこの二つの神経径のバランスが保たれているのですが、一方に偏ると自律神経失調症といわれます。

【交感神経】「やる気」を起こさせる交感神経は、ストレスを感じると活性化します。ストレスを感じること自体は悪いことではないのですが臨戦態勢のようなものですから度を超すと消化器系の働きが悪くなり、脈拍が上がり血圧が上昇します。
高血圧、不整脈、狭心症、心筋梗塞の危険度がアップします。潰瘍、歯周症も。低体温で免疫力が低下し癌発生の確立も高まります。

【副交感神経】一方、副交感神経にバランスが偏り優位になると、リラックスはするもののリンパ球が増えすぎてアレルギー疾患にかかり易くなります。ウツ病や気力減退、食べ過ぎ、立つ・歩く・考えることが何でも面倒状態になりやすくなります。低血圧、低体温からガンになり易いとも言われます。
リンパ球が増えすぎてアトピー症状、気管支喘息、じんましんなどの疾患を患う傾向が出るそうです。

◆ドーパミン・ノルアドレナリン
交感神経は「やる気」を起こさせますから、勉強の集中やスポーツの運動能力を高めたりするには役に立ちます。（意欲や食欲、感動の時も）
この時に放出されるのがTRH（甲状腺刺激ホルモン）というもので神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンといわれる脳内物質です。
但しこのドーパミンは毒性が強いことでも知られています。
ノルアドレナリンは、人間が恐怖や驚愕の体験をする時に闘争か避難する時に分泌されるものです。
このホルモンも、必要不可欠な大切な役目を担っています。
しかし、「嫌だ」「不快だな」という感覚が続くと大量に放出されてきます。これも限度を超えると猛毒になります。潰瘍とかになりますよね。

◆エンドルフィン・セロトニン
副交感神経が優位になると、精神的ストレスの解消のためにエンドルフィンが分泌されます。
脳内麻薬とも言われモルヒネの6.5倍の鎮静作用があるそうです。免疫細胞の防御反応を強化します。
セロトニンは、不安や興奮、不快感を鎮める「リラックス」のホルモンです。瞑想やヨガの時にこのホルモンが分泌されるそうです。
喜びや快楽で興奮すると出るドーパミン（快）や、恐れや驚愕のときに出るノルアドレナリン（不快）の情報をコントロールして精神安定の効果があります。　　　　 ※≪創造的に生きよう―やる気の脳科学≫一部借用させて頂きました。
【参照:自律神経と霊性】

結論は、やる気も無理して出し続けると猛毒が発生します。病気や癌になりやすいということです。
一方でリラックスをし過ぎでもリンパ球が増えすぎてアレルギー体質になりやすくウツ病、気力減退、過食になったりします。ですから、どちらも正負で大切な役目のホルモンですが、過度の神経酷使やリラックスのしすぎは却って体に悪影響を及ぼすということです。
体のバランスを取る仕組みはよく出来ていて、ただただ感嘆のため息しか出ません。

◆やる気の本源『思考』
深層意識が現実の意識決定の殆どを担っていると言われます。
先々のことまで決定されており、自分で判断するのはほんの一部らしいのです。
何を食べるとか着るとかもです。

意識の深層領域は創造の思考部分という外界から人間の内部にインパルスが送られてきます。
ですから、いつ誰とどんな出会いがあるということまで見通せているのだと思います。（千里眼）
何度も書いている思考ですが、ここでは思考の言葉が考えることとは違います。
人間の誕生から算出される宇宙の辰星運行によって決定される運命の大まかな青写真です。
これによって、人間の意思や感情が快・不快を判断し行動に移る準備をするらしいのです。
興味の尽きない意識の話です。

この話は、人間は後天的にゼロから人格形成するものではないということと、人間の意思決定は思考という外宇宙からの運命のインパルスの影響を受ける存在であるということです。
思考と人間個性の意識は密接に繋がっており、個人個人の性格、特性、感情などの多要素に合わせて肉体のホルモンバランスを取るように出来ているのです。ホルモンの出方にも個性があると分かれば悩まずに済むこともあります。
この二点は、大切なポイントなので覚えておくといいと思います。
この事実は、その後の人間の生き方の本質を知る上でとても役立つと思います。

恐らく、専門家には言語道断で邪道の何物でもないと120％言われます。いや相手にもされません。
ですから、これも広めようとか、誰かに知ったふりをして教えようとせず自らの霊的進化の情報として内部処理されればいいと思います。きっとまだまだ深い哲理が潜んでいるはずです。

人間はたまたま意識（想い・考え・イメージ）が発生したり消えたりするのではありません。
意識として脳裏に浮かぶのは思考という外界からのインパルスが影響するのです。
思考こそが、想念として浮かんでくる考えやアイデアの大本のデータの発生源です。
生来の人それぞれに備わった意識の出所によって、人生の方向は影響されます。

大宇宙の運行の中で人間の霊は各自の学びと完成のための最良の星辰の角度を知り、誕生の時、場所、両親を選びます。
その誕生は、様々な宇宙の波動が当人に最も相応しい時間と場所で行われます。
この事実は、人間は一度限りの人生ではなく過去からの連綿とした繋がりの一部の今を生きているということを意味するものです。

一人ひとりの霊歴が存在し過去からの学びが「思考」に大きく影響しているのです。
≪やる気と行動に続きます…≫
突き動かすもの・その一「意識と行動」は下のクリックです。
【参照:意識と行動】

本日も読んでいただき有難うございました。

☆おはようございます。週の終わりです。今日も笑顔で張り切ってまいりましょう。
☆色々面倒なカタカナや聞き慣れない言葉が出てきて済みません。難しいところは飛ばして結論だけ知っておいて下さい。

≪前回最新情報≫
【参照:チャンスの時代】
【参照:引き寄せのルール】
【参照:霊界とのコンタクト】
【参照：チャネリングの始まり】
【参照:祈りの前に】
【参照:意識と行動】
【参照:業（カルマ）に生きる】
【参照:水晶パワーを解明する】
【参照:成功は科学です】
【参照:愛のブーメラン効果・その二】
【参照:実現化の意識科学】
【参照:成功は意識科学】
【参照:意識と祈り】
【参照:健康水晶ブレスレット】
【参照:生きる力になります】
【参照:楽しい世界】
【参照:ビジネスと祈り・その二・祈りの基本】
【参照:ビジネスと祈り・その一・祈りはパワー】



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