クレーム・デヴィのインド奮闘記

1995年から南インドのケララ州に住み、旅行会社を営んでいます。
旅人の目には魅惑の国インドも、住んでみると大変なことの連続です。
しかし、愛するファミリーが住む国、ここで骨を埋める覚悟で、
インドの良い面、悪い面を紹介していきます。


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ケララ州はインドで一番クリスチャンが多い州である。主人の実家のある待ちPalaは、町中がクリスチャンと言っていいほど、キリスト教の人口が多く、教会も多い。人々の名前も、ジョセフや、ポール、マチュー、マリア、エリザベスなど西洋の名前が多い。そういう私の主人の名前もDavisと言う。23年前最初会った日、”インド人なのに可笑しな名前ね?”と私も言った。

そう言う州なので、12月はクリスマスの準備で忙しい!私も先週から超忙しい中、家のデコレーションや、クリスマスのプレゼントのショッピングで目が回っている。

今日は久しぶりの休みと言うか、午前は病院へ行ったのだが、思いのほか早く終わったので午後はメイドさん達に贈るサリーを買いに街一番の衣料品店,JayaLakshmiと言う店へ行った。クリスマスはお金も沢山出て行くが、プレゼントを楽しみにしてる我が家の3人にメイドさんの喜ぶ顔を思い浮かべれば多少奮発しようとサリーとチュリダーのマテリアルを選んだ。

お金を払い、カウンターに行くと、隣にあまり裕福でないような夫婦が品物と受け取るところで、その店の布製の袋が欲しい。。。と言っていた。上げたら?と余計なお世話で聞いてみたけれど、それは沢山買った人にあげるものらしく、店員は冷たい素振り。。。夫婦は仕方ないね。。。と言う顔で文句も言わず店を出て行った。

私は結構買い物をしていて、その夫婦が欲しい布袋に入れてもらえたので急いでそれを上げようと店を出て彼らを探したが見つからず。。。同時に、いつもはもっと親切なのに、今日はカウンターに社長が居なかったからなのか、今日はカウンターに限らず、いつもより皆親切でなかったので、なんだかクリスマス前なのに、特別にあげてもいいじゃない?と言う気持ちと心のない店のスタッフの対応に腹が立って、また店に戻り、社長に談判しに行った。この店の社長は感心な男でいつも店のとどこかに居る。

再び店に戻ると”袋を下げた人は荷物を預けてくれ!”と注意されたので、社長に文句言いに行くんだから、この荷物あなたが持ちなさい!!!”と荷物を店員に持たせて2階へ。

そして社長をみつけて,Speak out!!!

”いつもあなたがカウンターに居る時は皆もっと親切で、あなたも私が日本人のお客様を連れてくると、少ししか買っていなくとも、布袋くれたり、Keyホルダーだってくれるじゃない?でも今日の不親切さは何?クリスマス前なんだからケチ言わず皆に特別の布袋に入れてあげたら?”と言っては見たが。。。無理だよね。力なし・・・

その後、車に乗ろうとしたらいつも合う、野良のママ犬に遭遇、いつもなら何か持ってるのに今日は何もなくて。。。ゆえに近くのホテルに食べ物を買いに行った。パイ皮に中にカレーの入ったパップスという一個20Rsのパイを2個買って、40Rs払おうとすると49Rsだと言う。5ルピーは箱代、4ルピーは税金だと!私は箱に入れなくていいよ!と言ったのに、店員が勝手に入れて箱代を取る。。。今日は意地悪な店員ばかりに遭遇する。嫌な日。。。

食べ物を買って道を渡ろうとすると12月のMGロード、開かずの踏み切りのようになって永延に渉れない感じ。。。道のセンターには3人のPoliceが居るのに車の交通整理で忙しく歩行者の事は考えない。。。そこで、すかさず”お巡りさん、車もいいけれど、私を渉らせて!”と頼んで渉らして貰う。

急いで車の所へ帰れば野良ママはどこかへ行ってしまって見つからない。しばらく探したけれどもう見つからない。諦めて、このパップス、わんこに買ったけれど、実はきちんとっしたホテルの物。。。どうしようかと思って歩いていたら、今にも倒れそうな痩せひこけて汚れで真っ黒な叔父さんとすれ違う。

叔父さんは物乞いしなかったけれど、すれ違った後、道の隅に座りこんでいる。

そうだ!叔父さんにあげよう!神様が、わんこだけではなく、人間も物を食べれない人が居るんだよ。と私に教えるため野良ママを叔父さんに変えた!と信じてその叔父さんのところへ行って
これパップスだよ!と言って渡してお金も少しあげた。

叔父さん凄く嬉しい顔したよ。

こう書くとと偽善者のように聞こえるかもしれない・・

私は常日頃与えることには気をつけている方だけれど、クリスマス前だもの。。。いつもより何かしようよ。1年に一度クリスマスキャロルのスクルージ叔父さんになろうよ。と思った。

来週は市内の老人ホームにプレゼントを届けるつもりだ。



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<<旅するインド編>>

先週娘の住むバンガロールへ行って来た。3月に私達の結婚記念日以来のバンガロール訪問である。

バンガロールはインドのITのメッカ、世界でも有名なIT企業が集まる。ITだけではなく日本のToyota,Nissan,日清などの会社もあって、日本人も700人ほど住んでる町である。ちなみにケララは50人くらい。。。

さて、毎回バンガロールに行くとすることは買い物である。私はケララで買えない家庭用品を買い集めたり、娘といくつかのメジャーなMallをはしごする。この時とばかり、美容院にも行く。私はカットと髪染め、美術アーティストの娘は、頭の左半分を刈り上げにしてしまった!(髪が伸びるまでしばらく一緒に歩きたくない!)もちろん美味しいものも食べに行く!

滞在は2日間であったが、2日目、車で片道1時間もかかる私と娘の好きなZaraがあるホワイトフィールドにあるフェニックスモールへ行った。

そこでの私達の感動を今日は書いておく。

最近インドには、ここがインドか?と思うほどの素敵でお洒落なMallが増えている。だが、トイレだけはいつまで経ってもインドである。5月隣の州タミルナドウの州都チェンナイに行った時のMallのトイレは信じられなく汚くて、見ただけで出る物も引っ込んでしまうくらいだった。本当に実際用も足せなかった。

さて、ここフェニックスMallのトイレ。ここもいつも余り綺麗ではないが、この日はなぜか様子が違った。なかなか綺麗である。インドのトイレは水満たしの事が多いが。それもない。

私達がトイレに入ろうとすると小柄な痩せたとても小さなお掃除のおばさんが近付いて来て、ここがあいているよ!とドアを開けてくれた。娘の行ったトイレにはトイレットペーパーが切れていたので大急ぎでペーパーを持って来てくれた上、ちょっと待って!と便器に水をかけてもう一度洗ってくれた。

それから私達が出てくると、水道の蛇口も開けてくれた上、手拭のティッシュを自分の手の上に載せて待っててくれる。それも満面の笑顔で。。。その手の上のティッシュペーパーを見て、40年前、イギリスに行った際、ロンドンで一生忘れない!と思ったトイレ経験があるのだが、それを思い出してしまった。

その時は、隣にはロイヤルファミリーも座っているのではないか・・・と思うばかりの最高級のレストランで、周りの人々は映画の世界の人のよう。。。上品で綺麗で、当時14歳だった私は緊張してトイレに行った。そこのトイレが素晴らしくて今でも忘れない。トイレの中は真っ白な壁で、洗面台も真っ白、蛇口は金色で、トイレットペーパー掛けは金のライオンの頭だった。用を足して外に出ると、所謂ヨーロッパのメイドさん風の白いエプロンに白いキャップをした女性がシンクにはお湯を溜めて、白いタオルを手の上に載せて待っててくれた。私がそれが楽しくてそこで2度もトイレに行った。

先週のフェニックスMallのトイレはグレーだし、トイレットペーパ掛けは金でもなく、プラスティックのBoxで、おばちゃんは紺のユニファームにグレーのエプロン姿だったが、心温まるサービスはその時と同じものだった。

Thank you!と言って手を拭いてで出て行こうとすると、そのおばさんは、私達が使った洗面台の周りをキュッ!キュッ!と掃除し始めた。とにかく一生懸命働く。インド人ではないようだ!(笑)

たいていインドのトイレ掃除をする人、本当に嫌々ながらやってる!と言うのが顔にも仕事振りにも洗われていて、かつそういう人のいるトイレは100%汚い。

でもこの日、このおばちゃんの仕事への姿勢には感動してしまった。
インドに住み始めて早20年!初めてここまで”一生懸命働くインド人”を見た。(本来インド人は、主人のIT会社の人たちだってそうだけれど、身を粉にして一生懸命働く人はまずいない)

トイレからMallの明るいアーケードに出ると、すかさず娘と顔を見合わせて、”ハ~感動!”と同時に言った。なんだか2人とも涙が出そうだった。なぜかな?あのおばちゃんの笑顔?
ひたむきに働く姿勢?流石親子だな~一瞬、胸キュンになってしまった。

それから、スターバックスに行ってコーヒーを飲み、おばちゃんに少しチップをあげて帰ろうよ!と言う事になり、と常備のぽち袋を出して、多分おばちゃんの2日分の給料に相当するお金を入れて、英語分からないだろうけれど"Thank you for your smile,for your Hard work!!と、書いておばちゃんが交代で帰る前にと渡しに行った。

ありがとうね。とぽち袋を渡すと、おばちゃんぽち袋を両手で受け取り胸の上に載せてお辞儀をしてくれた。最近は物を貰う時、両手で頂く事を忘れた日本人も多くいると言うのに、ましてや遠くインドの地で、礼儀を見た。受け取る時の表情も実に謙虚で素晴らしかった。

この話を主人にしたら、”あなた達馬鹿だね。沢山サービスすればチップを貰えるのいは分かっているからそうするんだよ!でいくらあげたの?本当に馬鹿だね~”と言われたけれど、たとえそうでも、あそこまで一生懸命働く人を見れば私達は何かをせずにはおられない。

インド、バンガロール、Phoenix Mallのお掃除のおばちゃん、最高だよ!また合いに来るね!!!
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<<旅するインド&住むインド編>>

かつてケララ州で南インド料理を学んだ瀬島徳人氏が、6月24日、東京本郷に、
東と西の食の融合「オリエンタル・ビストロ」☆桃の実☆をオープンします!

2011年、3/11の津波の影響で勤務していたインド料理レストランを余儀なく退職した彼。。。7月には子供が生まれる。。職は失くす。。。なかなか次の職場も見つからない。。。のりにとってはそれまでの彼の人生で一番大変な時を過ごした。

私も当時は励ましたり、叱咤したりしながらも、遠くケララにいても彼の苦しさが伝わって来るようで胸が痛んだ。

しかしながら彼の持ち前の人柄の良さ、男意気の良さで、生家族を含め沢山の人々のサポートを受け、もちろん彼の並大抵でない努力の成果が実を結んで店をオープンする運びとなった。

のりとの出会いは、2006年の夏にさかのぼる。まだ私が旅行会社を始めて駆け出しの頃のこと、2006年8月だったと思う、私のメールBOXに”ケララで本格的に料理の勉強がしたい!”と言う内容のメールが来た。

それからのりとの交流が始まった。たまたま私が地元最大のホテルグループCGHの取締役と総シェフJoseと面識があり、すでに1人の日本人青年をここの厨房に料理武者修行に送り込んでいたので、2人目の修行者として彼をここの厨房に送り込んだ。

それから今までこの厨房で日本人が修行したのはトータル5人、でものりが一番頑張った。当時の関係者ものりの頑張り様には感心していた。それは今でもCGHのシェフ仲間も間で語られるほどだ。実際最後の数ヶ月は朝4時に起き出してホテルへ行っていた。

人並以上に頑張ったケララ修行時代、東京のインド料理レストランで脚光をあびた時代、ここ3年間のフレンチビストロ時代、それを乗り超えて南インド料理を基礎に、フランスビストロでの修行時代の経験を彩りに添えて、インド料理ともフランス料理とも言えない素敵な店になりそうだ。

のり曰く。。。

”かつて海のシルクロードの窓口であった異国情緒豊かなFortCochin地区、自分の最初の修行地であったBruntonBoatyardの東と西の食が融合した素晴らしいメニュー、それを思い出しながら、大好きなFortCOchinの街の一角にあるようなこじんまりして暖かい、そしてワインが似合うオリエンタルフードを出したいのです!”

と。。。。なんと素敵な響きじゃないか!!!

また嬉しい事に4人目の武者修行者、K氏も、助っ人で彼のレストランの厨房に立つとの事。K氏の思いがけぬ申し出にのりもよほど嬉しかったのだろう。先週ケララまで電話してきたよ。

私に縁のある素敵な好青年2人が揃うレストラン!(2人とも男前ですぞ!)
ケララ最高峰のCGHグループで学んだ2人が厨房に立つレストラン!

グルメには見逃せませんぞ!

私もできればオープニングに行きたかった。
でも、せめて花を贈ろう、そして遠くケララから2人の成功を祈ろう!!!
贈り物を買っていたけれど、梱包する時間がなくて間に合わない!後日ケララ縁の物を送るよ。

「オリエンタル・ビストロ・・・☆桃の実☆」の住所は下記の通り。

東京都文京区本郷3-30-7 熊野ビル102

Tel:03-3868-3238

お時間がある方、南インド料理とフランス料理とワインが好きな方、(これって私じゃないか!(笑))

どうそ、6月24日、火曜日、「オリエンタル・ビストロ・・・☆桃の実☆」へお越しください。

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