平成血風録 -2ページ目

平成血風録

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消費税の増税は、矢張想つた通り經濟の縮小をもたらした。國民の貧困化は止まらない。安倍政權のこれまでやつて來た經濟政策の成果が全て御破算になりかねい状況である。


それにも拘らずこの程度は折込濟と反省の色が無いのは、十パーセントまでは消費税を上げるつもりだからである。本當に恐ろしい事だ。


安倍政權の支持率が高いのは、以前の民主黨政權の經濟政策が出鱈目だつたからである。民主黨政權の經濟政策がうまく行つてゐれば、彼等のトンデモ政策は全て實現してゐただらう。


つまり、今後の安倍政權は自民黨をつぶしかねない。集團的自衞權とかどうでもよい政策にうつつをぬかしてゐる時ではない。


安倍政權成立後の經濟發展は支那の經濟發展と同じである。GDPが成長しても國民は豐にならず購買力も向上してゐない。


そしてその經濟さへ、今後はうまく行かなくなる。安倍はデフレを本氣で克服する氣があるのか。第一次安倍政權の時から、僕はこの男には疑問を持つてゐた。


防衞廳を省に昇格する以前にやる事は澤山あつたはずである。例へば米軍の存在を前提とした軍(自衞隊)への文民統制は獨立國家のものとは想へない。


今囘の集團的自衞權についても、別に閣議決定しなくとも日米同盟があれば日本は守れるだらう。集團的自衞權を容認すれば、日本の義務が増えるだけだ。


改憲なども、今しなければいけない事なのか。どうせ改憲しても國際紛諍を武力解決できるやうにはならない。それは、現代の戰爭は過去の戰爭とは構造が違ふからだ。


安倍政權が今やらなければならない事はデフレの脱却だけである。それに成功すれば、安倍のやりたい二十世紀前半の戰爭に對應したトンデモ政策も簡單に實現できる。


日本が經濟成長を達成すれば、世界的な歴史觀の修正すら可能になる。日本經濟が成長して金が稼げる國になれば、經濟がグローバル化した世界は日本を叩けなくなる。


取敢へず安倍は引退してくれないだらうか。後任には麻生さんが良いだらう。麻生政権なら經濟政策に不安はなくなる。


誰か安倍政權を打倒してくれないか。消費税が此れ以上上がつたり支那から大量の移民が來てからでは遲いから、今のうちに大聲で「安倍、辭めろ」と言つておかう。