2009年05月08日(金)

香港に出張します

テーマ:NPO
NPO法人日本郵便文化振興機構(JIPP)の東京郵便切手類取引所(TOPHEX)スター☆オークション第4号の原稿書きが概ね終了し、カタログ編集は最終段階に差し掛かっています。次回はロット数は少なめですが、その分、中身はかなり充実していますので、ぜひお楽しみにお待ち下さい。次回は、これまでご要望の多かった「大阪下見会」も行います。

また、来週には香港のアジア国際切手展に仲間とともに出張し、特設のJIPPブースを舞台に日本切手収集のPRをやってきます。JIPPの理事メンバー全員が香港に出張しての一大イベントになります。香港の国際切手展へのご参加を予定されている方は、ぜひJIPPのブースにお立ち寄り下さい。
2009年04月26日(日)

スタンプショウ2日目

テーマ:フィラテリー

スタンプショウ2日目は冷たい雨が降りしきる生憎の天候。そのせいもあって客足もまばらでした。


13時からはJPSオークションが5Fフロアで開かれましたので参戦(隣の婦人服販売の下品なBGMがうるさくて閉口しましたが)。お目当てはロット1006番、終戦をはさんで数日間だけ特別に実施された「公用郵便」の使用例です。


実は公用郵便の切手貼実逓カバーはこれまで2通しか知られておらず、うち1通は某ブログにもアップされていますが、別の1通は私が拙蒐にあり(先日の「全日展」作品に入っていたものです)、それで全部と思っていたところですが、何と3通目が現れ、しかも8月15日(終戦日)以降の使用例はこれだけというマテリアルです。戦後の速達表示の「朱線」は実はこの公用郵便が先駆であると考えられ、戦前速達制度のフィニッシュとして重要であるばかりでなく、戦後の速達制度を語る上でも欠かせないマテリアルなので、これは速達郵便史に関心があるコレクターからすれば大きなイベントといえます。


幸い(出品者にとっては大変な不幸かもしれませんが)カタログにはただの「速達書留」とされており、最低値2,000円はご愛嬌としても、12万円のスタート値は破格の安値です。「うまくすれば2通目入手か」と淡い期待を抱いたのも束の間、結果は・・・遭えなく玉砕となりました。

落札値は100万円ですが、良く考えればそれでもまだ安いのかも知れません。


かくてオークションでは買い物なしとなり、手ぶらで会場を後にしました。


夜は浅草で美食の限りを尽くして酩酊帰宅。長くも楽しい1日でした。

2009年04月24日(金)

スタンプショウ09開幕

テーマ:フィラテリー

世界切手まつり「スタンプショウ2009」が浅草の都立産業貿易センターで開幕、平日の金曜日でしたが、初日とあって熱心な参観者が多数来場していました。


私は所用あってゆっくりできず、お昼までの2時間程度で会場を出ましたが、明日にはゆっくり時間をとって、ご参会のみなさまと親しく切手のお話をしたいと考えています。会場で私を見かけましたら、ぜひお声をおかけ下さい。


ちなみに、私が共同代表をつとめる日本郵便文化振興機構(JIPP)はこのイベントの趣旨に賛同して協賛を申し入れましたが、いろいろな経緯があって、本日時点で協賛したことになっているのかいないのか、いま一つ判然としない状況ですが、まあそれもいいでしょう。


なお、7Fの横浜郵楽社さんのブースでは、私どもの活動趣旨にご賛同頂き、「TOPHEXスター☆オークション」カタログ2号と3号を「見本誌」として無料配布しております(数に限りがありますのでお早めに)。まだご覧になったことがないというかたは、ぜひお手にとってご覧ください。



▽写真は会場6Fの1コマ、切手購入や押印のためのお客さんで混雑する臨時郵便局付近の模様です。


郵便切手評論家・池田健三郎のブログ

2009年04月19日(日)

全日本切手展2009

テーマ:競争切手展

昨日から大手町の逓信総合博物館(ていぱーく)で始まった、切手収集家の競争展示会である「全日本切手展」(郵便事業株式会社主催、<財>日本郵趣連合など後援)を観に行ってきました。


今回は私も盛り上げに一役買いたいと考え、企画クラスのテーマが「昭和切手」ということでしたので、昭和切手の速達使用例を集めた作品を3フレームに纏めて出品させていただきました。


今回は日本での国際展開催も近づきつつあることもあって、全般に非常に充実した展示になっており、見応え充分といえましょう。地方からわざわざ旅費をかけて参観されても決して後悔されない内容と感じました。


参観記はさまざまな方がブログに書かれるかもしれませんが、私が印象に残ったことを1点だけご報告しておきますと、「伝統郵趣(トラディショナル)作品で上位を占めた作品には共通する大きな特徴があった」ということです。


例えば、金賞を得た「旧大正毛紙切手」(長竹一彦さん)や企画クラスの伝統作品として最高賞(金銀賞)を得た「昭和切手1937-1946」(斎亨さん)の作品はいずれも大変すばらしいものでした。これらの作品の特徴としては、時節柄かもしれませんが、共通する特徴として「国際展を意識した構成・展開」が挙げられると思います。


具体的にいえば、製造面については、基本的に未使用のブロックや耳紙付等を中心に提示(細かな製造バラエティのところで一部使用済が混じる程度)した上で、使用面についてはいずれも、単片満月消切手に依存することなく、その切手の役割がよくわかるカバー/葉書を厳選して提示していたので訴求力が強かったということです。これは完全に国際切手展のスタンダードを意識した構成・展開であるといえ、こうした傾向をもつ作品がより高く評価されるように時代は動いており、その傾向は近年一層強まっていることを改めて確認したところです。逆に、単片の使用済を使用面の提示に多用した作品は、残念ながら一部を除き総じて高い評価を得られていませんでした。


競争展示における使用面の提示方法については、従来から私の考えに異論をお持ちの方もおられるようですが、審査の傾向はまさに私が従来から申し上げている方向に進んでおり、もはや後戻りの兆しは見受けられないように思われます。したがって、今回私が例として挙げた作品のような優れた伝統郵趣作品を参考に、自らの収集にそのノウハウを生かして高いスコアを獲得すること以外に他人を説得する材料はないものと改めて感じたところです。


このように、今回の全日展では大いに意を強くしたところですが、私のこうした見解に疑念をお感じの方がもしおられましたら、ぜひご自身が正しいと信じる哲学を反映させた作品で、来年の全日展で高評価を獲得することを通じて誤りをご指摘頂けば幸いと思っております。


いずれにせよ、全日本切手展は22日まで(月曜は休館)開催されていますので、ぜひ万難を排して足をお運びになることをお勧めいたします。


※全日本切手展2009の受賞結果一覧は、日本郵便文化振興機構(JIPP)公式サイト にあります

2009年04月16日(木)

春の郵趣シーズン

テーマ:JIPP
4月も半ばを過ぎ、いよいよ本格的なフィラテリーのシーズン到来ですね。

わたくしが代表理事をつとめるNPO法人日本郵便文化振興機構(JIPP)では、財団法人日本郵趣協会が主催する世界切手まつり「スタンプショウ」がウェブ上で公募している「協賛」に応ずることを決めたほか、今週末から始まる全日本切手展にも及ばずながら「出品」という形で協力させていただきました。

景気の低迷や郵趣人口の高齢化など、ともすれば後ろ向きな現象ばかりにスポットが当りがちな中で、「自分たちにできる範囲で少しでも前向きな努力を」というのが、私たちの思いですので、そのメッセージが率直に主催者や多くのフィラテリストの皆さんに受け入れられることを望みます。

今年の全日本切手展は企画クラスのお題が「昭和切手」となっていますので、わたくしのコレクションのなかから昭和切手時代の速達郵便物に焦点を当て、「昭和切手時代の急速郵便」という表題で3フレームの作品を展示することにしました。

特別な稀少品はありませんが、靖国27銭貼速達書状、同速達書留書状、灰色勅額貼速達はがきとカバー、終戦直前の樺太宛て速達はがき、終戦直前の超速達郵便である「公用郵便」の切手貼カバー、各昭和切手の適正使用例、戦後の最初期APOメールなど、それなりに面白い使用例ばかりで構成したつもりですので、ぜひ皆さんにはご参観いただき、忌憚のないご感想などお聞かせいただければと思います。このブログでご紹介したマテリアルも、重要なものはいくつか含まれています。

会場で私をみかけられましたら、ぜひお声をお掛け下さい。一応、日曜日の表彰式のご招待もいただいているので、参列させていただき、主催者や後援団体の皆様と交流ができれば幸いと思っています。

それにしても今週末が待ち遠しいですね。

2009年04月01日(水)

新年度に寄せて

テーマ:フィラテリー
きょうから新年度がスタートしました。

先日、(財)日本郵趣協会から「維持会費継続のお願い」がきましたので、これに応ずることとし、さっそく継続分24,000円と「郵趣研究+JPSオークション誌併読」5600円をあわせて送金しました。

思えば、JPSに入会したのが1981年フィラ東京(国際切手展)の翌年。以来、普通会員→維持会員→普通会員(財団化に伴い20歳未満は普通会員に)→維持会員として協会に関わってかれこれ27年目になろうとしています。27年という会員暦は、多くの諸先輩がおられるなかでもそこそこ長いものになってきたのではないでしょうか。

この間、水原明窗初代理事長には大変多くの教えをいただき、亡くなる前には仲間と共に後事を託されて私なりに精一杯頑張ってきたつもりですが、現状のJPSではもはや創設者の水原さんの期待に叶った活動は難しいと判断し、仲間と共に昨年度途中で役員を辞したところです。

とはいえ、フィラテリー自体やこれを通じた社会活動をやめたわけでは勿論なく、むしろさらにやる気は満々という状況です。昨年立ち上げた日本郵便文化振興機構(JIPP)という新しいNPO法人を舞台に、フィラテリーの振興について、いろいろと思いをめぐらせているところです。

いまや私は、JPSのひとりの維持会員に過ぎませんが、維持会員・正会員は協会の主体を構成するメンバーですから、これまで以上に「おかしなところはおかしい」と、自由な立場で指摘をしていくつもりです。また、JIPPも法人としてJPSの維持会員となっていますので、そうした立場も活かした活動を展開していきたいと思います。

何と言ってもJPSは財団法人という「公器」ですから正しくあって欲しいですし、今さえ良ければいいということではなく、永く持続できる組織でなくてはなりません。そのためには、私たちを含む1万人を超える会員からの浄財を、会員からチェックを受けないところで無駄に費消するのではなく、幅広い人々(会員のことではありません)に利益をもたらし、組織じたいの足腰を強くすることに活用していただくよう願っています。

2009年03月30日(月)

昭和38年以降の記念切手の最大価値は額面です。

テーマ:フィラテリー

「郵趣ウィークリー12号」に掲載された、ジャパンスタンプ商会さんの広告は、何気ないものながら、よく考えるとかなり衝撃的な内容です。


掲載内容は次の通り


記念切手シート 額面販売

1963年~1995 年頃の記念・シリーズ物の整理ができましたので、殆どの物を額面にて販売いたします。
95%以上可能です。お申し込みは型録番号(原則組合型録、次善でさくら=日専型録)にてお申し込み下さい。


というもの。日本の記念切手事情をよく知る収集家にとっては何の驚きもないのですが、昭和38年から平成7年まで30年以上に及ぶほとんど全ての切手が、郵便局売り出し価格と同じ値段で購入できるわけですから、一般論としてみれば、やはりこれは「尋常ならざること」ではないでしょうか。30年といえば、なにしろ「一世代」ですから大変なことです。


当然、これは郵便局よりもはるかに豊富な品揃えで、価格もインフレ率を考慮しなければ、まさに原価販売ということですから、切手じたいへのアクセスを容易にするという意味で、プロモーションにはよいシステムと考えることもできますね。


そういえば、そろそろ「さくら日本切手カタログ」の新版が発売になる頃ですが、いっそのこと1963(昭和38)年以降の記念特殊切手については、ごく一部の「プレミアムつき」以外はすべて個別評価を外して、一律「最高価値は額面」と表記するのが分かりやすく、無駄なスペースも省けて合理的でしょう。


そもそも「さくら」と「日専」は、「組合カタログ」と違う評価基準であるとして、「デパートの店頭価格ではなく、収集家同士の交換のめやす」というのが当初の謳い文句ですし、「最新の市場動向を反映」というのも売り文句なのですから、そろそろ名目と実質の乖離を改めて、「本当の価値」を提示することに転換しても悪くないでしょう。


もともと「さくら」は、公益財団法人の出版事業として発行されるのが建前ですから、「公益」という面では、そちらのほうが遥かに筋が良いような気がします。が、何らかの「私益」に引っかかるとすれば、そんなことは絶対にできないのかも知れません。


2009年03月29日(日)

スター☆オークション第3回セール 無事終了

テーマ:オークション

昨日、NPO法人日本郵便文化振興機構(JIPP)のスター☆オークション第3回公開セールが無事終了しました。


ちょうどその頃、私は本業の講演のため静岡に出張しておりましたので、フロアの様子はみておりませんが、活発な競りが展開されたようで、まことにありがたいことです。JIPPというと、市場振興(オークション)事業=池田健三郎のように誤解されている方もあるようですが、さにあらず。3回の実績を重ねて、現在では私が不在でも、スタッフ全員が気合いをそろえて生成粛々とフロアが開催できるのもJIPPの底力なのです。



因みに表紙を飾った手彫封皮+U小判2銭外信便使用例は82万円で落札されました。ラスト5ロットの10キロボックスもすべて12,000円で無事落札。


これからもあらゆる妨害・障害を乗り越えて、JIPPは活動に邁進していきます。応援よろしくお願い致します。

2009年03月08日(日)

ジャパンオークション

テーマ:オークション

月曜が「ミヤネ屋」生出演なのに加え、3月6日(金)に兵庫県尼崎市で打ち合わせがあったので、大阪に3泊することにしてジャパンオークションに参加してきました。


個別のロットでは各々なかなか興味深い結果になりました。大量の売り物が供給されたU小判も無事、マーケットに消化・吸収されたようです。


毎度のことながら会場でいろいろと交流させて頂いた皆様、JIPPの活動に温かいサポートのお声をかけていただいた方々に厚く御礼申し上げます。


いよいよJIPP(日本郵便文化振興機構)はNPO法人として、新しい展開を始めることになりました。引き続いてのご協力をお願い致します。


2009年01月25日(日)

アイディア商品

テーマ:フィラテリー
何気なくインターネットのオークションを覗いていたら、「オバマ大統領就任記念カバー」なる出品物をみつけました。何だろうと思ってみてみると、これは当の米国や他国の行事に便乗した切手を出す国々によるものではなく、紛れもない「日本切手」です。

その正体は、オバマ新大統領の肖像を描くフレーム切手なのですが、面白いのは、これをカシエ付の封筒に貼り、福井県・小浜(OBAMA)局の欧文黒活印(1月20日付)で抹消しているところです。

なかなか面白いアイディア商品といえるのではないでしょうか。

因みに、この出品者は、同時に「麻生総理大臣の就任記念カバー」も出品しており、こちらは20世紀シリーズの「サンフランシスコ平和条約に署名する吉田茂首相(麻生総理の祖父)」切手を貼り、消印は国会内郵便局の風景印というものです。

在任期間の長さから比較すると、後者の方が希少性は高くなるかもしれない(?)ですね。

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト