香港に出張します
テーマ:NPOまた、来週には香港のアジア国際切手展に仲間とともに出張し、特設のJIPPブースを舞台に日本切手収集のPRをやってきます。JIPPの理事メンバー全員が香港に出張しての一大イベントになります。香港の国際切手展へのご参加を予定されている方は、ぜひJIPPのブースにお立ち寄り下さい。
スタンプショウ2日目は冷たい雨が降りしきる生憎の天候。そのせいもあって客足もまばらでした。
13時からはJPSオークションが5Fフロアで開かれましたので参戦(隣の婦人服販売の下品なBGMがうるさくて閉口しましたが)。お目当てはロット1006番、終戦をはさんで数日間だけ特別に実施された「公用郵便」の使用例です。
実は公用郵便の切手貼実逓カバーはこれまで2通しか知られておらず、うち1通は某ブログにもアップされていますが、別の1通は私が拙蒐にあり(先日の「全日展」作品に入っていたものです)、それで全部と思っていたところですが、何と3通目が現れ、しかも8月15日(終戦日)以降の使用例はこれだけというマテリアルです。戦後の速達表示の「朱線」は実はこの公用郵便が先駆であると考えられ、戦前速達制度のフィニッシュとして重要であるばかりでなく、戦後の速達制度を語る上でも欠かせないマテリアルなので、これは速達郵便史に関心があるコレクターからすれば大きなイベントといえます。
幸い(出品者にとっては大変な不幸かもしれませんが)カタログにはただの「速達書留」とされており、最低値2,000円はご愛嬌としても、12万円のスタート値は破格の安値です。「うまくすれば2通目入手か」と淡い期待を抱いたのも束の間、結果は・・・遭えなく玉砕となりました。
落札値は100万円ですが、良く考えればそれでもまだ安いのかも知れません。
かくてオークションでは買い物なしとなり、手ぶらで会場を後にしました。
夜は浅草で美食の限りを尽くして酩酊帰宅。長くも楽しい1日でした。
世界切手まつり「スタンプショウ2009」が浅草の都立産業貿易センターで開幕、平日の金曜日でしたが、初日とあって熱心な参観者が多数来場していました。
私は所用あってゆっくりできず、お昼までの2時間程度で会場を出ましたが、明日にはゆっくり時間をとって、ご参会のみなさまと親しく切手のお話をしたいと考えています。会場で私を見かけましたら、ぜひお声をおかけ下さい。
ちなみに、私が共同代表をつとめる日本郵便文化振興機構(JIPP)はこのイベントの趣旨に賛同して協賛を申し入れましたが、いろいろな経緯があって、本日時点で協賛したことになっているのかいないのか、いま一つ判然としない状況ですが、まあそれもいいでしょう。
なお、7Fの横浜郵楽社さんのブースでは、私どもの活動趣旨にご賛同頂き、「TOPHEXスター☆オークション」カタログ2号と3号を「見本誌」として無料配布しております(数に限りがありますのでお早めに)。まだご覧になったことがないというかたは、ぜひお手にとってご覧ください。
▽写真は会場6Fの1コマ、切手購入や押印のためのお客さんで混雑する臨時郵便局付近の模様です。
昨日から大手町の逓信総合博物館(ていぱーく)で始まった、切手収集家の競争展示会である「全日本切手展」(郵便事業株式会社主催、<財>日本郵趣連合など後援)を観に行ってきました。
今回は私も盛り上げに一役買いたいと考え、企画クラスのテーマが「昭和切手」ということでしたので、昭和切手の速達使用例を集めた作品を3フレームに纏めて出品させていただきました。
今回は日本での国際展開催も近づきつつあることもあって、全般に非常に充実した展示になっており、見応え充分といえましょう。地方からわざわざ旅費をかけて参観されても決して後悔されない内容と感じました。
参観記はさまざまな方がブログに書かれるかもしれませんが、私が印象に残ったことを1点だけご報告しておきますと、「伝統郵趣(トラディショナル)作品で上位を占めた作品には共通する大きな特徴があった」ということです。
例えば、金賞を得た「旧大正毛紙切手」(長竹一彦さん)や企画クラスの伝統作品として最高賞(金銀賞)を得た「昭和切手1937-1946」(斎亨さん)の作品はいずれも大変すばらしいものでした。これらの作品の特徴としては、時節柄かもしれませんが、共通する特徴として「国際展を意識した構成・展開」が挙げられると思います。
具体的にいえば、製造面については、基本的に未使用のブロックや耳紙付等を中心に提示(細かな製造バラエティのところで一部使用済が混じる程度)した上で、使用面についてはいずれも、単片満月消切手に依存することなく、その切手の役割がよくわかるカバー/葉書を厳選して提示していたので訴求力が強かったということです。これは完全に国際切手展のスタンダードを意識した構成・展開であるといえ、こうした傾向をもつ作品がより高く評価されるように時代は動いており、その傾向は近年一層強まっていることを改めて確認したところです。逆に、単片の使用済を使用面の提示に多用した作品は、残念ながら一部を除き総じて高い評価を得られていませんでした。
競争展示における使用面の提示方法については、従来から私の考えに異論をお持ちの方もおられるようですが、審査の傾向はまさに私が従来から申し上げている方向に進んでおり、もはや後戻りの兆しは見受けられないように思われます。したがって、今回私が例として挙げた作品のような優れた伝統郵趣作品を参考に、自らの収集にそのノウハウを生かして高いスコアを獲得すること以外に他人を説得する材料はないものと改めて感じたところです。
このように、今回の全日展では大いに意を強くしたところですが、私のこうした見解に疑念をお感じの方がもしおられましたら、ぜひご自身が正しいと信じる哲学を反映させた作品で、来年の全日展で高評価を獲得することを通じて誤りをご指摘頂けば幸いと思っております。
いずれにせよ、全日本切手展は22日まで(月曜は休館)開催されていますので、ぜひ万難を排して足をお運びになることをお勧めいたします。
※全日本切手展2009の受賞結果一覧は、日本郵便文化振興機構(JIPP)公式サイト
にあります
「郵趣ウィークリー12号」に掲載された、ジャパンスタンプ商会さんの広告は、何気ないものながら、よく考えるとかなり衝撃的な内容です。
掲載内容は次の通り
記念切手シート 額面販売
1963年~1995 年頃の記念・シリーズ物の整理ができましたので、殆どの物を額面にて販売いたします。
95%以上可能です。お申し込みは型録番号(原則組合型録、次善でさくら=日専型録)にてお申し込み下さい。
というもの。日本の記念切手事情をよく知る収集家にとっては何の驚きもないのですが、昭和38年から平成7年まで30年以上に及ぶほとんど全ての切手が、郵便局売り出し価格と同じ値段で購入できるわけですから、一般論としてみれば、やはりこれは「尋常ならざること」ではないでしょうか。30年といえば、なにしろ「一世代」ですから大変なことです。
当然、これは郵便局よりもはるかに豊富な品揃えで、価格もインフレ率を考慮しなければ、まさに原価販売ということですから、切手じたいへのアクセスを容易にするという意味で、プロモーションにはよいシステムと考えることもできますね。
そういえば、そろそろ「さくら日本切手カタログ」の新版が発売になる頃ですが、いっそのこと1963(昭和38)年以降の記念特殊切手については、ごく一部の「プレミアムつき」以外はすべて個別評価を外して、一律「最高価値は額面」と表記するのが分かりやすく、無駄なスペースも省けて合理的でしょう。
そもそも「さくら」と「日専」は、「組合カタログ」と違う評価基準であるとして、「デパートの店頭価格ではなく、収集家同士の交換のめやす」というのが当初の謳い文句ですし、「最新の市場動向を反映」というのも売り文句なのですから、そろそろ名目と実質の乖離を改めて、「本当の価値」を提示することに転換しても悪くないでしょう。
もともと「さくら」は、公益財団法人の出版事業として発行されるのが建前ですから、「公益」という面では、そちらのほうが遥かに筋が良いような気がします。が、何らかの「私益」に引っかかるとすれば、そんなことは絶対にできないのかも知れません。
昨日、NPO法人日本郵便文化振興機構(JIPP)のスター☆オークション第3回公開セールが無事終了しました。
ちょうどその頃、私は本業の講演のため静岡に出張しておりましたので、フロアの様子はみておりませんが、活発な競りが展開されたようで、まことにありがたいことです。JIPPというと、市場振興(オークション)事業=池田健三郎のように誤解されている方もあるようですが、さにあらず。3回の実績を重ねて、現在では私が不在でも、スタッフ全員が気合いをそろえて生成粛々とフロアが開催できるのもJIPPの底力なのです。
因みに表紙を飾った手彫封皮+U小判2銭外信便使用例は82万円で落札されました。ラスト5ロットの10キロボックスもすべて12,000円で無事落札。
これからもあらゆる妨害・障害を乗り越えて、JIPPは活動に邁進していきます。応援よろしくお願い致します。
月曜が「ミヤネ屋」生出演なのに加え、3月6日(金)に兵庫県尼崎市で打ち合わせがあったので、大阪に3泊することにしてジャパンオークションに参加してきました。
個別のロットでは各々なかなか興味深い結果になりました。大量の売り物が供給されたU小判も無事、マーケットに消化・吸収されたようです。
毎度のことながら会場でいろいろと交流させて頂いた皆様、JIPPの活動に温かいサポートのお声をかけていただいた方々に厚く御礼申し上げます。
いよいよJIPP(日本郵便文化振興機構)はNPO法人として、新しい展開を始めることになりました。引き続いてのご協力をお願い致します。
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