2005年06月14日(火)

『郵趣研究』64号

テーマ:フィラテリー

そろそろ『郵趣研究』64号が購読者のお手許に届いている頃と思います。今号から私が「競争出品の作り方を考える」と題して連載を担当することになりました。


郵趣界がだんだんと固定化してくると、新規参入が少なくなり、古い価値観にとらわれがちになって、新たなイノベーション(進化)が起こりにくくなるのは何もこの世界に限ったことではありません。こうした中で、展覧会に出品するということが、かなり誤解されて伝わっている面があるのも事実です。


とくに「高い切手やカバーが含まれていないと、ロクな賞はもらえない」という誤解と、ここから派生して「高い切手やカバーが含まれているのだからよい賞がもらえる」とか「よい賞がもらえなかったのは、高価な材料がなかったためである」という明らかな間違いを、少なからず耳にするようになっているのは、ここしばらくの間、こうした展覧会への出品物の作り方について、必ずしも十分な説明が行われてこなかったという事情があるものと思われます。


こうした反省を踏まえて、今後、出品作品のつくり方を皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。


050614

2005年06月13日(月)

多忙な日曜日

テーマ:フィラテリー

結局、この週末は仕事が多忙で、目白の「天野・魚木展」にも、有楽町にも行くことが出来ませんでした。たまにはこういうタイミングの悪い時期もあるのは致し方ないでしょう。その分、出費が抑えられて幸いと思うことにしています。


今週は、審査員によるワンフレーム展の作品作りやチャリティ即売品の準備に取り掛からなければなりません。これから作業をしますので、ご希望品やジャンルがございましたら、メールでお知らせください。

2005年06月12日(日)

JPSオークション439回

テーマ:フィラテリー

7月2日(土)14時から行われるJPSオークション第439回 のカタログが出来上がりました。特別付録として、紙版カタログだけについている井上正人氏による郵趣エッセイ「オークションの回廊」も連載2回目となり、いよいよ調子がでてきました。これから毎回オークションカタログを読む楽しみが倍加しそうです。


さて、競売される郵趣品ですが、今回からロットものと外国切手を特に充実させました。これだけで120点以上あります。著名人の書簡ロット、アルバムやストックブックにぎっしり詰まったコレクション、戦傷病者用はがきばかり80通以上のバラエティ研究用ロット(カタログ評価40万)など、初心者からベテランまで、幅広い層に対応した品揃えです。


ロットものはその性質上、下見できる方が圧倒的に有利になったしまうのですが、あくまで「売り切る」ことに主眼を置き、かなり割安に最低値を設定していますので、チャンスと楽しみの多いオークションになることは間違いないでしょう。ぜひ一度、下見にご参加ください。きっと新たな楽しみが見つかることでしょう。


050612

2005年06月11日(土)

ブログ開始

テーマ:切手・はがき

これまで「郵便切手評論家 池田健三郎の書斎」 サイトのコンテンツの一部として「日記」を公開してきましたが、このたび「ブログ」に移行することにしました。このほうが管理しやすい上に、サーバーの負担も少ないのでメリットが大きいと考えたためです。引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。


初回は、世界初の三角切手として有名な「喜望峰の三角切手」(1853年9月発行・SG1)1ペニーのスクエア・ペアをご紹介します。親サイトの表紙に使っているものですので見飽きた方もおられるでしょうが、改めて眺めてみると発行後150年以上が経過しているにもかかわらず、いささかもその魅力は衰えていません。


この時代の切手には目打(切手を切り取るためのミシン目)が入れられておらず、挟で切りとって使っていたために、料額印面にまで鋏が切り込んでしまったものが多くを占めるのですが、このアイテムはマージン(余白)がたっぷりとあります。この切手としては、望み得る最高のコンディションの逸品で、当然のことながら、カタログ評価以上のプライスでなければ入手は困難なものです。私のコレクションの中核をなす品の1つとして、とくに愛蔵しています。


050611

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