ファイナルファンタジーXIII・クリア後レビュー
昨年末に発売されたPS3「ファイナルファンタジーXIII」。
もうすぐ発売から一ヵ月が経とうとしていますが、先日やっとクリアしました!
クリアにかかった時間は約51時間。
クリアまでにこれだけ時間をかけたゲームは
Wii「モンスターハンター3」以来だったので長かった(>_<)
まあ、最後の方はCPを稼ぎまくっていたので
もう5時間ほど早くクリア出来そうでしたけどね。
ラスボスはキャラを強化し過ぎたせいもあってそこまで苦戦しませんでした。
やっぱりRPGでレベル上げは重要なんですね(笑)
ライトニング ファング ホープ(orヴァニラ)
終盤はほとんどこのパーティで戦闘に挑んでいました。
ホープ君は序盤では体力が低くすぐに死んで、ストーリーではスノウを恨んでばかりで
感じ悪くてあんまり好きなキャラじゃなかったんですが、
味方の能力を強化するエンハンサーのロールを得意とするので、
終盤に登場するほとんど弱体化出来ない敵との戦闘時に重宝しました。
ホープ君を使えない子何て言ってスイマセンでした(>_<)
やっぱりパーティの中で一番最年少なだけあって最後には化けます(笑)
スノウ、サッズは終盤では全くと言って良い程使いませんでした(^▽^;)
いや、むさくるしい男が嫌いとかそういう訳じゃないんですけどねw
特にサッズさんは良い味出しまくっていると思うし!w
何でか知らないけど終盤では全く使わなかったんですよw
ラスボスを倒した後のエンディングについて何ですが、
個人的には泣きはしなかったかなぁ。元々僕は涙腺が強くて感動しても
ほとんど泣く事は無いんですが、それを差し引いても
エンディングではもう少し感動させて欲しかったな。
ちょっとした別れみたいなのはあったけど、割と丸く収まった感じで想像の範囲内でした。
主題歌の菅原紗由理「君がいるから」も曲自体は良いんですが、
プロモーションムービーの方が上手く主題歌を使っていた気がする。
「君がいるから」はベタなバラードなので、
幻想的な映像が流れる所で使った方が良いと思うんですよね。
エンディングで一番良かったのはタイトルロゴの意味が分かった事かなぁ(・ω・)
ストーリーの全体的な感想を言わせてもらうと、まあまあ面白かったってところですね。
序盤から中盤は凄く良かったんですが、11章に入ってからは
意外性がほとんど無くなって淡々と進行して行った印象なのが惜しかった・・・。
まあ、その分11章から自由度が上がって戦闘以外のゲーム性も上がってくるんですが、
それでも出来る事は従来のRPGの域から抜け出せていないのがなぁ。
結局「ファイナルファンタジーXIII」では街などの拠点と言える場所が存在せず、
ミニゲームもほとんど無くって寄り道と言えばフィールドに点在する
冥碑からミッションを受ける事ぐらいなのが残念でした。
以前も書きましたが、ここまでフィールドが綺麗なんだから
もう少し”遊び”を入れて欲しかったなぁ。写真を見て分かる通り、
「ファイナルファンタジーXIII」のフィールドは一見すると作り込まれているんですよ。
でも、写真のミニマップを見て分かる通り、実際には見えない壁ばかりで
ほとんど自由に動けず、出来る事も歩くと調べる位で背景の書き込みと面白さが
めちゃくちゃ広いアルカキルティ大平原以外直結していないのが勿体ない。
そのためグラフィックが綺麗なのに冒険している気分をほとんど味わえませんでした。
あと、グラン=パルスにたどり着いてからは12章以外自由に行動出来るのは
良いんですが、マップが広いため移動がちょっと面倒に感じました。
ゲームを進めるとワープポイントが使えるようになったり
チョコボで移動できるようになりますが、そこまで進めるのにもかなり時間がかかるし、
もう少し快適に移動できるようにして欲しかったなぁ。
個人的に「ファイナルファンタジーXIII」で
最も不満なのがフィールドに関係する事ですね(笑)
良くも悪くもストーリーを先に作って後からフィールドを作っていると思われるので、
実際にフィールドを歩いていると色々と不満を言いたくなってくるんですよね(笑)
10章まではそれをストーリーがカバーしていたからまだ良かったんですが、
11章以降はカバーするはずのストーリーがちょっとダレて来るので
終盤はマイナスのイメージが強かったですねぇ。
あ、戦闘は最後まで面白かったです。ラストはブレイク時に
ダメージ5桁の攻撃がヒットしまくってめっちゃ気持ち良かったです♪
HPが7桁の敵にちくちくと3、4桁のダメージを何度も与え
チェーンゲージを満タンにし、敵をブレイク状態にして
4、5桁のダメージを連続でヒットさせる!
基本的にはこれの繰り返し何ですが、何度やっても爽快感があって楽しい!
でも、レベル上げの時に気が付いたんですが、
今作の戦闘は敵が弱いと極端につまらなくなりますね。
やっぱり今作の戦闘はオプティマを頻繁にチェンジする事が面白さの肝だと思うので、
○ボタン連打で済んでしまうと面白くないんですよね。なので、難易度は高いけど、
逆にここまで難しくしないと今作の面白さは伝わり辛いのかも?
でもリーダーが死んだらゲームオーバーってのは勘弁してほしかったw
10分以上戦ってあともう少しで倒せる!って時に
敵から一定時間で死んでしまう「死の宣告」をやられた時は物凄く理不尽に感じました。
あれを喰らった時はめっちゃ萎えます。
何だか長々と色々書いてしまいましたが、全体的には楽しかったです。
でも、難点を挙げたらキリが無い作品だったと思いますw
インターナショナル版が出てもおかしくないくらいw
プリレンダリングムービーに関してはビックリするくらい綺麗で
サウンドの完成度も非常に高くてその辺りは全く文句ないんですが、
ゲーム面では本当に突っ込みたいところが沢山ある。
そう言うところが気にならなくってストーリーに感動出来る人なら
今作はおススメしたいです。逆にストーリーに魅力を感じず、
ゲーム面の作り込みが気になってしまったらやめておいた方が良いでしょう。
「ファイナルファンタジーXIII」を例えで言うと、一部の教科だけ成績が「5」で
それ以外は「1~2」の学生です。成績が「5」の部分だけを見て、
成績が「1~2」の部分が気にならない人にはおススメです(・ω・)b
おそらくこのゲームは海外ではあまり高い評価を貰えないと思う(´・ω・`)
なぜなら、自由度の高さやフィールドの作り込みが旧世代的だから。
洋ゲーマー色がちょっと強い僕が不満に感じるんだから多分
海外の人も同じような意見を出すと思います。
良くも悪くも「ファイナルファンタジーXIII」は究極のJRPGですね。
みんなスッカリ忘れているだろうけど、
このゲームをやってからWii「FFCC クリスタルベアラー」がやりたくなってきたw
こちらの作品ではムービー中にミニゲームが発生したり、
フィールドに沢山の遊びが用意されているので・・・。
まあ、作り込みが足りないので言うほど面白い訳じゃないんですけどねw
「ファイナルファンタジーXIII」ではもう少しゲームに
介入出来る要素が欲しかったな。12章の途中でレースに乱入するような
シーンがあるんですが、あそこを実際にゲームとしてやってみたかった!
序盤ではロボットを操縦できるシーンがあったし、どうしてもっとそう言う
ミニゲーム的な要素を入れなかったのだろうか?戦闘の難易度からして
ライトユーザーへの配慮とは思えないし、作る時間が無かったのだろうか?
それともXbox360とのマルチ化が原因なのか( ̄ー☆
今後のプレイについて何ですが、クリア後はグラン=パルスを自由に歩けるみたいなので、
ミッションをもう少しやってみようと思います。トロフィー機能のおかげで
いつもよりもやり込むモチベーションを保てそうですし。
でも今作もやり込んだら100時間は遊べそうな予感ですねw
何でもトロフィーの項目に「ミッションすべて☆5つでクリア」とか
あるようですが、勘弁して下さい。僕には絶対無理ですw
まあ、もう10時間ほどやったら完全なレビューを書こうと思っています。
おまけ
今さらだけど、エリクサー飲みました。味の方はサイダーのような感じ。
個人的にはポーションよりも美味しかったです。でも191円払ってまでは飲みたくないw
実際には31円引きの160円で買ったんですけどね。
缶の絵柄はサッズさんが良かったけど、人気なのか
売り切れていたので仕方なくスノウにしましたよ(・ω・)
ゲーム序盤がどんな物語だったのか忘れたので2周目もちょっとだけやってみたけど、
1周目では理解できなかった事が分かって結構楽しいです!
今作はゲーム開始直後からパルスだのルシだのファルシだの固有名詞が
どんどん出てきて最初は意味が分かりにくかったんですが、
ある程度知識が付いたクリア後にやってみると新たな発見があって面白いです!
でも肝心の戦闘がボタン連打でクリアできてしまうから、
ゲームとしては面白くないんですけどね(笑)
序盤はストーリーを進めながらミニゲームをやっているような感じなので、
クリア後のご褒美としてムービーを観賞出来るモードが欲しかったなぁ。
売り上げランキング: 16
楽しみ方次第
北瀬、鳥山
戦闘疲れる
配信コンテンツ等に期待しようと思います。