オトコのウエディングプランナーってどうよ?

神戸でブライダル会社を経営するフリーランスの男性ウエディングプランナー萩原宏宗(はぎはらひろむね)がブライダルについて赤裸々に本音で語るブログ


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こんばんわ。ケントです。運命とは不思議というか、奇遇というか、因縁というか。

なぜかこの日、ボクはここの壇上におりました。



「神戸国際大学」は地元神戸の六甲アイランドという人工島にあるキレイな大学。ボクが卒業した大学と同じキリスト教の宗派の大学です。



そして、今回コーディネーターを務められた中矢教授は、ホテルマンの大先輩であり、ボクが勤めていたホテルでもお世話になった方。

一緒にご登壇された、福永さん、吉備さんも以前から知る業界の先輩だ。


今回、パネリストとしてお話させていただくにあたり、いろいろと過去を振り返っていました。ブライダル業界は昔はスゴかったなあと。お客様もたくさん来られてたし、スタッフ数も多かった。ボクがいたホテルも一時期はおよそ年間1,500組の婚礼をやっていた。チャペルは3つ、神殿は2つ。ボクが勤めていたとき1日に最高23組の婚礼があった日があった。今考えれば尋常じゃない。



1日に1つの会場で披露宴が3組、3回転。
①披露宴→お開き→※ドンデン→②披露宴→お開き→※ドンデン→③披露宴→お開き
※「ドンデン」とは業界用語で「会場をリセット、模様替えすること」

若い頃、この3回転の会場のサービスにフルに入ったことがある。疲れるなんてもんじゃない。食器などの備品、料理、ひと...よく3回も回るな...しかも同じホテルで何会場も...スゴいわこのホテル...自分でも感心してました(笑)

まあ、当時はひと、人材もたくさんいたんでしょう。ただ果たして、お客様から何百万円も頂戴して、こんなベルトコンベア式のような結婚式、披露宴が良かったのか、悪かったのか...。



今回のフォーラムで大きく問題、課題となったのは、やはり「人材」だと思います。ブライダル業界はなかなか機械化できるところが少ない。マンパワー、ひとのチカラに頼るところが多い業種だと思うのです。だから「人材」が枯渇すると、運営自体が脅かされてしまう、できなくなってしまう。また、昨日入った新人さんが今日仕事が出来る、戦力になるという世界ではないのです。新人さんはしばらくの間は戦力にならない。



もちろん、婚礼組数も減っているので、受注側のスタッフ数もそんなに必要ないんじゃない?という意見もあるかもしれません。そうですよね。そうは簡単にはいかないけど、本来はそうならないと。ただ、やっぱりひとが足りてないんですね。恐らく原因は、婚礼という商品の複雑化(プランナー業務の複雑化)、そして婚礼組数よりも働くウエディングプランナー数の方が速いペースで減っているのかもしれません...プランナーが辞める...辞めずに残されたプランナーにさらなる業務負担が襲いかかる...という「負の連鎖」が起こっているのではないかと。どこぞの飲食店チェーンじゃないけれど、いつの日ついに営業ができなくなる。

はっきり言って、ボクはブライダル業界がこの先どうなってゆくのかまったくわかりません。ただ明らかなことは、婚礼組数が伸びてゆくことはあり得ない、もう落ちてゆくしかないということです。対前年プラスなんてことはないワケです(あくまでも絶対数の話ですよ、絶対数)

そんな中で、業界の中を生きてゆく我々はどうやってゆくのか?どう問題(特に「人材」について)を解決してゆくのか?そこが今後の焦点、争点だと思うのです。決してお客様をないがしろにしないように、自分たち都合にならないように努めながら。

関西ウエディング神戸ウエディングケント株式会社
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