オトコのウエディングプランナーってどうよ?

フリーランスの男性ウエディングプランナーはぎはらひろむねがブライダルについて赤裸々に本音で語るブログ


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こんにちわ。ケントです。披露宴に出席されたことがある方はおわかりになるかと思いますが、出席すると新郎新婦さんから、お土産の袋をもらうと思います。その中に入っている物が引出物です。詳しく言うと、引出物と引菓子の2品。もしくはもう1品(縁起物)の計3品入っている場合もあるかと思います。地方によって、また考え方によっても様々かと思いますが、「2」が割り切れる数で縁起が悪いので、3品にするケースが多いようです。

 

この動画のケースも3品です(正直な感想も面白いです笑)。

 

「引出物(ひきでもの)」という言葉の由来は、昔々、平安時代頃、客人を自宅に招いた際、帰りに主人から客人に馬を庭に引き出して贈っていたところからだそうです。大奮発ですね。現代でしたら、自動車を差し上げるようなものでしょうか。そんな披露宴があったらいいですね(笑)でも、自分(主人)にとって本当に本当に大切な客人であれば、それぐらいの「おもてなし」は安い物だったのかもしれません。

 

さて、現代では確かに自動車は行き過ぎですが、引出物を豪華にするのは良いことだとボクは思います。そして、引出物はボクが新郎新婦さんに常々申し上げている「婚礼三種の神器」の1つでもあります。こだわった方がいい。なぜかというと、披露宴がお開きになって、ゲストの方々が家に帰って引出物を開けたとき、ガッカリするような物だったら、せっかくがんばってつくり上げた結婚式や披露宴の印象が悪くなってしまうからです。終わり良ければすべて良し。ラスト・インプレッションとなる引出物は非常に大切だと考えるからです。

 

そして、我々が「贈り分け」と呼んでいる方法も、今やすっかり定着した感があります。ゲスト毎に異なる物を贈るという方法です。昔は引出物や引菓子はゲスト全員が同じ物でした。ところが最近は変えるケースが増えています。ゲストの方々から頂戴するご祝儀の額(正しくはご祝儀の予測金額)に応じて変えている場合が多いかと思います。ご祝儀金額が高いであろう方は金額の高い物、低いであろう方は金額の低い物が引出物になっているということです。ただ、ご祝儀は頂戴して披露宴のお開き後、ご祝儀袋を開けてみないと本当の中身の金額はわかりませんから、それは一種の賭けのようなものになります。ですので、ご祝儀にかかわらず、そのゲストの方々に新郎新婦さんがふさわしいと思う物、差し上げたいと思う物を差し上げたらいいのではないかと、ボクは思っています。

 

 

衣装やその他の物と同じように、会場さんではその会場以外で購入した引出物や引菓子に「持込料」という料金を徴収しているところが多いかと思います。新郎新婦さんが「ぜひこの品物を引出物にしたい!」と思っても、会場さんが用意する商品ラインナップにその品物がなければ、新郎新婦さんが外部で購入して持ってくるしかありません。そしてさらに「持込料」という名目のお金も支払わなければならないワケです。ボクも会場のプランナーをしているときは、このようなケースになったことがありましたし、フリーランスになった今もたまに出くわします。もちろん、ボクは「持込料」は頂戴しませんし 、当社に利益は1円もありませんが、新郎新婦さんが希望する商品があるお店に行って、注文してきたこともあります。それは、新郎新婦さんが、一生一度の大切な場面で、大切なゲストの方々に自分たちが贈りたい物を贈ることができない(または困難)という状況は、あまりにもかわいそうだからです。

 

引出物という「モノ」だけでなく、客人に馬を贈った「古代日本人の心や精神」のようなものを、引出物に込めて贈る、またそれを受け取る...そんな気持ちを大切にしてゆきたいですね。
 

関西ウエディング神戸ウエディングケント株式会社

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