2006-10-04

はれて協議離婚

テーマ:M&A関連

フェニックス・キャピタルの安東氏ら、独立し新ファンド


 事業再生ファンドのフェニックス・キャピタル(東京・千代田)の安東泰志・元社長(48)らが独立し、投資ファンドを設立する。成長余力がある企業や事業に投資し、経営を支援する。国内の機関投資家などから年内に100億円程度を集め、来春までにファンドを500億―800億円に拡大する計画。

 10月2日付でフェニックス・キャピタルを会社分割する。分割後の「フェニックス・キャピタル」はすでにあるファンドの運用を継続する。安東氏ら数人が、新設するLLP(有限責任事業組合)「ニューホライズンキャピタル」に移る。新ファンドの運用期間は10年。幅広い業種に投資し、投資先企業の経営陣との信頼関係を重視するとしている。

(NIKKEI NET)


ニューホライズンといえば、中学の英語教科書 を思い出して、涙してしまうのだけど、違う教科書を使ってた方はまったく共感しない話。安東氏がニューホライズンを使ってたかどうかの情報もない・・・。


去年、MUFGから渡辺氏が送り込まれて安東さんがはじかれてから、虎視眈々と独立をもくろんでたみたい。もともとフェニックスキャピタルは安東氏他で設立したわけで、4割ぐらいは安東氏が持ってたはずだから、MUFJにあれこれ指図されたら面白くないだろうな、とは思ってた。とはいえ、ファンド運営会社だから、投資家との契約上、独立も簡単じゃなかったはず。まぁ、うまくいくといいね(他人事)。


LLPへの会社分割ってのが不思議に思ったんだけど、フェニックスキャピタルのサイト を見た限り、安東氏が100%保有する株式会社鳳凰(センスゼロ)とフェニックスキャピタルとに分割したみたいね。察するに、この鳳凰がニューホライズンキャピタルに種銭を入れるのかねぇ。自分の持分キャッシングして悠々自適の生活を送るって選択肢もあったのに、なんて働き者なんだろう・・・。


それにしても、安東氏が独立してすぐファンドをできるってことは、CIOのくせにキーマンクローズの対象じゃなかったってことなのかしら。余計なお世話だけど、なんか寂しい話。


ひと昔前のようにボケッとしててもファンドが儲かった時代でもないし、競合ファンドも数多あるわけで、独立した安東氏がうまくいくかはお手並み拝見というところ。生暖かく見守る所存。

コメント

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1 ■無題

はじめまして。興味深くブログ拝見しました。フェニックスキャピタルは、現在どのようになっているのですか?1月下旬に記事が出てましたが、キーマンをはじめ多数の人材が流失し、MUFGの傀儡として実態のないものとなっているのでしょうか?以前から興味を持っていたので非常に気になるところです。| 壁 |д・)

2 ■コメントありがとうございます

フェニックスキャピタルについては、ご指摘のとおり、もともとのメンバーの多くが流出しています。傀儡というのかどうか分かりませんが、MUFGからの出向者もかなり増えているようです。

ファンドとしては、既存のポートフォリオのEXITをかなり急いでいるようですし、MUFGにとっては、そもそもの存在意義が薄れたのは事実だと思います。

3 ■無題

もぅ フェニックスは機能していないに等しいようです。 トップは天下りのおじいちゃん、№2は元社長の腰巾着。 今居る社員は仕事もないのに高給欲しさに残ってる状態…、人材派遣会社の人達は、現フェニックスの社員はツカエナイとすでに思ってるようです。 投資家からの苦情も出てるでしょうね。 損してるのは投資家だけなんですから… 

4 ■取り上げて頂き

取り敢えず深謝致します。

差し出がましいとは思いましたが、せっかくなので、本人からご質問にお答えします。

1) 手続き面で色々ありますが、現時点では、結果的には承継会社がニューホライズンキャピタルとして活動しています。

2) 安東は唯一のキーマンとして活動してきました。それが事情により「変更」されたわけですが、その是非は、その前後のパフォーマンスで投資家の皆様の判断にお任せしたいと思います。ファンドのトラックレコードは、結局はキーマンをはじめとする運営者個人の力量に依存することは間違いないと思います。

3) 会社分割の経緯についてはコメントを差し控えますが、一般論として、投資ファンドにおいては、利害関係者との間の利害相反には留意すべきと考えます。

4) 現在、お蔭様でファンドも組成され、社会的に異議のある案件に注力しております。近く世に出るものもあると思いますので、引き続き「生暖かく」ご支援ください。

5) 詳細は、私のブログをご参照ください。

以上

5 ■誤字

異議-->意義、ですね。
軽いジョークです。

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