目標は達成されるためにある
テーマ:M&A関連米コダック、デジカメ生産から撤退 (asahi.com)
すでに遅きに失した感があるけど、米コダックがデジカメ生産から撤退した。もともとコダックのデジカメ部門は1997年にチノンを買収して手に入れたもの。このときデジカメ部門以外は要らないよと言い張って、その他の部門をスピンアウトさせた(チノンテックという会社を設立)のだが、花形部門のデジカメが結局撤退の憂き目にあい、スピンアウトさせた負け犬(失礼)がどっこい生きているというのはなんとも皮肉な話。この会社の本当の強みであるリバースエンジニアリング能力がスピンアウトによって外に出てしまったのが運の尽き。偉い人にはそれがわからなかったのかと。
ま、それはさておき。私のツボをついたのは経済産業省のプレスリリース 。
2004年にコダックがチノンを完全子会社化する際に使った産活法の特例(当時は株式交換による完全子会社化のケースで多用された)について、当初計画 の変更を認めまっせ、という内容。
デジカメから撤退しちゃうから、計画の終了時期が変わる(今年の12月→8月に)のはしょうがないねと思うのだけど、計画最終年度の目標数値まで変えるのはいかがなものかと。
特例を適用する建前として、生産性の向上がお題目としてあげられていたわけだけど、4ヶ月ほど前倒しで計画が終了してしまうってだけで、当初見込みの生産性向上が12.3ポイント→5.3ポイントと7ポイントも低下するっていうのはどうなんだろう。
実績が落ち込むのは仕方ないと思うよ。数年先の計画なんて鉛筆なめて作るわけだから、後で振り返って間違うことも多々あるさ。でも目標値を下げるってのは疑問。ほぼ着地の数字の見えているタイミングで、その数値に目標をあわせられるのだったら、目標の意味ないって。
そんな伊藤家もびっくりの裏技を知っていたら、私の以前いた銀行も計画が達成できなくて吸収されるなんて失態はなかっただろうに・・・。金融庁が厳しいのか経産省が甘いのか。なーんて。








