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2005-07-31

論文もどきの執筆に際してすがったワラ

テーマ:本のお薦め

私の通っていた大学院は、いわゆる専門職大学院だったせいか、論文を書かなくても修了できた。実にすばらしい(私の後に入学した方たちは、制度が変わって論文を書かないと卒業できなくなったらしい。お気の毒としかいいようがない)。

 

論文を書かなくても修了できたのにもかかわらず、何を血迷ったのか、論文を書くことになってしまった。どういう経緯だったか、あまり覚えていないのだが、多分酔った勢いに違いない。だいたい真面目な文章など書いたことがない(小学校の作文の評価は「もっと真面目に書きましょう」だった・・・。)のだから、論文を書くなんて、どだい無理な話だ。

 

途方に暮れた私は、とりあえず“論文の書き方”の類の本を読み漁ることにした。そもそも「論文ってどうやって書くの?」状態からスタートしてるので、えらく初歩的な本もあるが、まぁそれはそれで。生まれたてのベビーのような私がどうにか論文らしき文章の塊を書き上げたわけだから、多分この中のどれかが役にたったと思われ。


花井 等, 若松 篤
論文の書き方マニュアル―ステップ式リサーチ戦略のすすめ

 

テーマの決め方やら資料の集め方、整理方法の記述が主体。少し古い(1997)本なので、パソコンの活用とかは中途半端かも。一通り読んでふむふむと思うのだが、ちまちまカードなんて作ってられねーよ、と思ってしまうあたり、やや修行が足りない。

 

ダン レメニイ, Dan Remenyi, 小樽商科大学ビジネス創造センター
社会科学系大学院生のための研究の進め方―修士・博士論文を書くまえに
 
“社会科学系大学院生のための”なんてタイトルに惹かれて買ってしまった本。いろいろな研究手法を紹介しているのだが、いかんせんそれぞれの記述が浅いために、「ふーん」で終わってしまった本。なるほど、“修士・博士論文を書くために”ではなく、“書くまえに”なんだなぁと妙に納得。ちなみに、原書のタイトルにはどこにも“社会科学系大学院生のための”などとは書かれていない・・・。
 

斉藤 孝

学術論文の技法

 

この手の本としては、かなりのロングセラー。注のつけ方とか、引用の仕方とか、まさに技法のレベルまで説明してあるので、実際に執筆する際に大変参考になりました。“何を書くか”ではなく“どう書くか”に焦点を当てているあたり、ハウトゥー本らしい一冊。巻末の付録(図書館とか古書店リスト等)が不必要なまでに充実しているのも微笑ましい。

 

桜井 雅夫

レポート・論文の書き方 上級

 

論文の書き方のルールについて、これでもかと掲載してある実用的な本。「てめえらルールぐらい覚えてから論文書きやがれ!」と言わんばかりの著者のエネルギーを感じる。文献の引用方法など、くどいぐらいに実例を挙げていて、助かるというか、「そんなに書かなくても分かるよ」と諭してあげたい気持ちになる。論文の体裁をいかに整えるかにほとんどの項を割いているところを見ると、きっと過去に論文指導で嫌な思いをしたに違いないと同情してしまう。記載されている通りに体裁整えるだけで、私の悪文もどうにか論文っぽくなってしまったのだから不思議。

 

伊丹 敬之

創造的論文の書き方

 

とにかく論文を書かなきゃいけない、と追い込まれた人にはお薦めできない品。論文の書き方というよりは、論文とは何ぞや、みたいな話を座談調で語ったりしているので、切羽詰ったときには役に立たない。時間に余裕のあるときに読むと、ふーんと思えるかも知れない。心構えチックな話がやや多いかな。今になって読み返してみると、なるほどなぁと思うのだけど、やはり当時は余裕がなかったのだなぁ。装丁は好きです。

 

バーバラ ミント, Barbara Minto, 山崎 康司, グロービスマネジメントインスティテュート

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

 
論文の書き方からは少しずれますが、考えをまとめたり、文章を書いたりするためのバイブル的な本。ビジネスマンなら一度は読んでおきたい。
  

Chava Frankfort-Nachmisa, David Nachmias

Research Methods in the Social Sciences

 

社会科学の研究方法について一通り説明されている。英語版しかないので、泣きながら読むしかない。前に一度紹介しましたっけね。まぁ、そういうことで。

 

私が読んだのはこんなところかなぁ。

もっとも、論文の書き方よりも書く内容で躓くんだろうけどね。多分。

あまり参考にならなかったら御免あそばせ。

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2005-07-29

なにか釈然としない夏休み

テーマ:日記とかもろもろ

とある昼下がり。都内某所のオフィス。

 

ボス「そういえば夏休みいつ取るんだっけ?」

 

私「一応、8月の2週目を予定しています。」

 

ボス「どこか旅行にでも行くの?」

 

私「いや、特に旅行の予定はないです。この時期どこも高いですし、人ごみも苦手なので。」

 

ボス「そうか、今までよくやってくれたし、旅行費用は会社で持つから、パーッと中国にでも行ってきたらどうだ?」

 

私「(何で中国?)いいですね、中国行ったことないんですよ。万里の長城とかぶち壊してみたいですね。」

 

ボス「決まりだ。じゃぁ、早速手配しておくから。観光ついでに、少し頼みたい事があるのだが・・・。」

 

私「本当に“ついで”なんでしょうね?」

 

ボス「もちろん、2-3日で済む簡単な仕事だよ。~社外秘にて略~。空いた時間でたっぷり観光してきてくれ。」

 

私「(ほとんど空いてねーじゃん)あまり夏休みっぽくないのですが・・・。」

 

 

中国出張決定(泣)。


  

反日デモに巻き込まれたらどうしよう・・・。終戦記念日までには帰国できるから大丈夫とは思うけど・・・。私のことだから、きっと「小日本!! 日本鬼子!!」とか叫びながらペットボトル投げてるだろうなぁ。それはそれで楽しそう。

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2005-07-28

土用の丑の日におくる感動のドキュメント

テーマ:日記とかもろもろ

今日は土用の丑(らしい)。

全国的にウナギの蒲焼を食べ、ウナギをリスペクトする日にちなんでお送りする企画エントリー。

構想2ヶ月、制作30分。


事の発端は、私の10年来の知人が先日スペイン旅行に行ったことにさかのぼる。


「私スペイン行くの~!フラメンコ習うの~!いいでしょ~」


「別に。フラメンコっていうより、闘牛の牛のほうが似合うと思うけど。すごい勢いで八つ裂きにされておいでよ。お土産よろしく。」


そんな微笑ましいやりとりの後、知人はスペインに旅立った。


で、帰国後もらった土産がこれ。


スペイン土産


なんかよく分からんけど、ウナギの稚魚の缶詰らしい。向こうでは珍味らしいが、うーむ。

どちらかというと、私は成魚のほうが好きなのだが・・・。


それにしても、なんか白っちょくて食欲をそそらないパッケージだね。

スペイン人はこれ見て涎を垂らすのだろうか?

私の田舎のあたりは、うなぎの養殖が盛んで、小さい頃よく養鰻池で遊んでいたものだが、最近はウナギの稚魚が高騰してて大変らしいぞ。スペイン人も、こんな小さなウナギを食べて喜んでないで、養殖して日本に輸出すればぼろ儲けだと思うのだが。


きっと、缶詰にされた稚魚も、「いつかは立派なウナギに成長して、おいしい蒲焼になるんだ」と大志を抱いていたに違いない。志半ばにして缶詰にされた悔しさを想像すると胸が痛い。なんかこう、沸々と怒りがこみ上げてくるというか・・・。


いいだろう、ここは私がなんとか本懐を遂げさせてあげよう。うん。



と、まぁ、そういうわけで、「稚魚うなぎを蒲焼にして成仏させようPROJECT」が始まったわけです。

要は、「焼くだけ」なんだが・・・。



ここで事前準備。何事も準備が大切。

まずはごはん。


代打


前にどこぞの会社から株主優待で米をもらったのだが、私は炊飯器を持っていないので、今回は代打を投入。臭くて不味いが、背に腹は代えられない。



そして、ウナギといえば肝吸い。これは万国共通(たぶん)。


肝吸い


なんでこんなもんが家にあるのか覚えていない。不思議。

これはもう運命としか思えない。すべては必然。



一応、念のため、スーパーでウナギの蒲焼と蒲焼のタレを入手。

これでバックアップは万全。抜かりなし。


バックアップ




さて、準備が整ったところで、真打登場。

いざ、オープン・ザ・缶詰。ジャーン!


開けてみた


でろーん。


なんか、白っちょいのがウニョウニョと・・・。夢に出そう・・・。

油漬けなんだなぁ。ホルマリン漬けの標本とか、こんな感じ?



んー、なんか後悔している自分がいるのですが・・・。



気を取り直して、1、2匹つまみ出してみる。


うなぎ


中のヤツ。ヌメヌメしてて宇宙人っぽい。回虫っぽくもある。


可愛いとみるか、グロいとみるか…。

いずれにしても、蒲焼になれずに未練を残して世を去った無念のうなぎ達。


味はというと…。



なめくじっぽい。でもどこかにうなぎらしさも残ってる。

これを美味しいと思うスペイン人って・・・。



もうすでにやる気を失っているのですが、後には戻れない・・・。



ええぃ、ままよ!



焼いてしまえ!ヒャーホホォッ!!(北斗の拳のザコ風)



蒲焼のタレを十分絡めて、おもむろに焼く!



・・・・・。



で、焼けあがったもの。


焼死体


ウナギの稚魚の焼死体発見!!(笑)



漂ってくる香りは、蒲焼のタレの香りそのもの。

味も蒲焼のタレの味。


でも、美味しいかというとかなり微妙・・・。


結局、バックアップを有効に活用して、普通の蒲焼をいただきましたよ。

美味しかった。


まぁ、ウナギの稚魚を火葬したようなもんかしら。

彼らがちゃんと成仏できるといいけど。


そういえば土産をくれた知人から、「感想を聞かせてね」って言われてたなぁ。どう答えたもんか・・・。

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2005-07-25

ワールドの件、建設予定地

テーマ:M&A関連
2005-07-24

捏造記事の正体見たり枯れ尾花

テーマ:日記とかもろもろ

先日のインタビュー の原稿が上がってきた。んー、どれどれと見てみたら、なんか違う。これでは、ただの能天気君だ・・・(いや、それはあながち間違いではないが、私の能天気振りを紹介してどうする?)。


確かに言葉の一つ一つは私が話したことなのだが、途中を省いたり、前提が抜けてたりするので、私の言わんとしたこととズレた内容になってしまっているのだ。


そもそも記者氏の意見を私が話したことになっている箇所すらあるではないか。それは見方が違うよって電光石火の勢いで否定したはずだが?うーん、いっこく堂の仕業か?


インタビューのだいたい半分くらいは、私も頑張ってまともなことを話したと思うのだが、残り半分のくだらない与太話が全面採用されているのも気になるなぁ。ま、記事としては面白いのかもしれんが、掲載する目的を考えて書けよ。プロなんだから。


捏造記事はこうしてできるのだなぁと妙に納得したのだが、この原稿どうしたものか。手直しするか・・・。



(8/5追記)記者氏が記事を捏造しているという意味ではないです。コミュニケーションのうまくいかなかった部分や私が不用意にテクニカルタームを用いた部分があって、結果として微妙な一品が出来上がったということです。記者氏に悪意を持っているわけではないので念のため。記事は後ほど私が修正加えたものが採用された様子。

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2005-07-24

今更ながらスターウォーズ

テーマ:日記とかもろもろ

ちょいと久々にTOEICを受けてきた。最近とみに英語力が落ちてきたような気がするので、その確認がてら。思ってた以上に英語力が悪化している。困ったもんだ。


ま、それはさておき、帰り道に池袋でダース・ベイダーに遭遇!

(電波少年でT部長が登場する時のBGMが流れまくり)

 


ベイダー現る!


しかし子供は思い切りシカト。「ムシキングやりたーい」とゲーセンに向かう。


「フーッ、シューッ!!」


怒ったベイダーはおもむろにライトセーバーを振りかざし・・・・・。


「ブィーン」


危うし、子供。ムシキングどころじゃないぞ。



ベイダー記念写真


仲良く記念撮影(笑)。


親子で満面の笑み。お前ムシキングじゃなかったのかよ。


それにしてもベイダーって意外にいい奴かも。暗黒面に堕ちたと思ったのにね。


せっかくなので、「エピソード3」見てきましたよ。

なんていうか、ユアン・マクレガーって顔がデカイね。

酒飲み過ぎでむくんだのか?どうでもいいけど・・・。

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2005-07-23

地震キターッ!!

テーマ:日記とかもろもろ
原稿の打ち合わせで都内某所にいたところ地震に遭遇。

なんかグワングワン揺れてたのですが、震度いくつくらいかねぇ。

駅に着いたら電車止まってるし…。ひたすら待ち続けること二時間以上。
あぁ、疲れた…。今日はもう寝よう。
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2005-07-22

統計・計量分析で読み散らかした本の山

テーマ:本のお薦め

以前、数学に関して私が使った本を紹介しました。

今回は統計とか計量分析の本をダラダラと掲載予定。どんな本を読んできたっけ?と本棚を覗いてみると、在学中に悪戦苦闘してきたテキストが乱雑に積まれて埃まみれ。久しく手にとって見たことがなかったなぁ。卒業したらそんなもん。


気を取り直して。


ファイナンスを勉強していくには数学と統計・計量分析は避けて通れない(はず)。じっくり勉強すれば力がつくし、いろいろ応用の利く分野ではあるので、腰を据えて取り組むことをお勧めします。


私自身は、ほとんど知識がなかったので、えらく苦労した記憶があります。最初は「サルでも分かる」系の入門書で概略をつかんでから、基本テキストをウンウン唸りながら読み進めました。


涌井 良幸, 涌井 貞美
Excelで学ぶ統計解析―統計学理論をExcelでシミュレーションすれば、視覚的に理解できる

とりあえず統計の基本知識をエクセルで使えるようにするために読んだ本。記述は易しいし、エクセルの統計関数の使い方も一通り説明してあるので、右も左も分からないレベルで読んでおくといい。できればあまり時間をかけずに通り過ぎたい。

 

加納 悟, 浅子 和美
入門 経済のための統計学

入門書レベルで一番読みやすかった本がこれ。数式も最小限に抑えてあるし、練習問題もわりと多め。あまり統計分野に深入りする必要のない人は、このレベルでたぶん十分。

 

Amir Aczel
Complete Business Statistics

向こうの学部レベルの統計テキスト。ベーシックな内容で割と読みやすいと思いますが、英語が苦手な人には念仏の世界。読んだところで誰も誉めてくれないので無理はしないのが肝心。

 

G. S. Maddala
Introduction to Econometrics  

私の指導教授に最初に薦められた本。何の予備知識も持たずに読むと現実逃避したくなること請け合い。まずは簡単な入門書で心の準備を整えてから取り掛かりたい。とはいえ、この本でも“Introduction”かと思うと気持ちが暗くなる。練習問題もあるのでじっくりと。最近、この版の翻訳が出たそうな。まだ読んでないけど、どんなもんかねぇ。

 

山沢 成康
実戦計量経済学入門
 
論文を書いていたときに、「はて?どのモデルを使えばいいのかしら?」と迷ったときに参考にした本。パラパラめくって目に付いたモデルを使って修士論文を書いたのは今更言えない秘密。頻繁に使われているモデルや手法が網羅的に記載されている点はありがたい。ただ、それぞれの記述はきわめてシンプル(というか説明不足)なので、別途、他の本にあたって深く勉強する必要がある。それ以上でもそれ以下でもない。
 
 

John Y.Campbell, Andrew W. Lo, Craig Mackinlay, 祝迫 得夫, 大橋 和彦, 中村 信弘, 本多 俊毅, 和田 賢治

ファイナンスのための計量分析

少しレベルは高いですが、この分野の本ではダントツに良い本です。ファイナンスの各分野における計量分析の手法と先行研究における実証分析結果が簡潔に説明されています。かなり知識がないと理解不能に陥ります(経験者談)が、何度も繰り返し読んでおきたい座右の書。理解不能な部分もいつか理解できるようになるのかねぇ・・・・。

 

うーん、それにしても、興味のない人にはまるで意味のないエントリーですな。放置推奨。



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2005-07-16

座談会というものに呼ばれた(2)

テーマ:日記とかもろもろ

某大学院の座談会 に呼ばれたので、のこのこ出かけていきました。

出席者をダークサイドに引き込んで座談会をぶち壊すのが私の使命。クククッ。


どの教室でやるのか忘れたので事務局で確認。

すると、同じくどの教室でやるのか忘れた指導教授と遭遇。


事務局の人に連れられて会場らしき教室に行くと、

「あれ?座談会もう終わりましたけど・・・」と中の人。

続々と席を立ち、帰り出す座談会の出席者・・・。


(何!? 時間を間違えたか・・・。不覚・・・。)

と心の中で滝のような汗を流して固まってしまった。ハヤクカエリタイ・・・。


事務局の人が眉一つ動かさずに平然と答える。

「あ、この方は修了生ですから、個別インタビューの予定です。」


「へ?」と間抜け顔の私。

(個別インタビューを座談会とは言わないような気が・・・。)


なんか知らないうちに、教授と2ショットの写真を撮られて、しばらくすると一人ぼっちでインタビューを受ける破目に・・・。どうやら、インタビュアーの人があとで原稿にしてくれるらしい。それは楽チン。


とはいえ、この人、差しさわりのないことしかインタビューで聞かないんだよなぁ。志望理由とか学校生活とか。予定調和というか、あらかじめ原稿ができてて、それに沿ったことしか聞かないみたいな。淡々と聞いてくるから、淡々と答えるのだけど、こんなインタビュー記事読んで楽しいか?


小一時間ほど経ち、そろそろインタビューも終わりに近づくと、

 

「大学院を修了されて何が変わりましたか?」

 

とか聞いてきた。原稿の締めの部分かタイトルにでも使うのかしらねぇ。


大学院を出た途端にバラ色の人生に変わるとでも思っているのかしらん?それとも突然レベルアップの音楽が鳴って新しい呪文を覚えるみたく思っているのか?


『はぐれはレベルが上がった!! 大人の知恵が2ポイント上がった!! ポイズンピルを覚えた!!』(脳内イメージ)


多分、2年間の大学院生活を通じて、徐々に知識レベルや思考能力が鍛えられていくものだと思うので、突然変化はありえない。医者や弁護士や代議士は、ある日を境に「先生」になるので、変化がわかりやすいと思うのだけれど。ま、そんなことをこの場で力説しても仕方ないし、無難に答えておくか・・・。

 

と、ここらで私の中のフォースの暗黒面がムクムクと・・・。私の意志に反して、

 

「いや、別に何も変わらないです。んー、睡眠時間がちょっと増えたぐらい。」

 

という言葉が口をついて出た。不思議。いっこく堂がしゃべってるのかと思った。

 

インタビュアーも困ったのか、意図の分からない質問をいくつか聞いてきて撃沈を繰り返す。とうとう最後はこんな質問まで。

 

「日本経済はこれからどうなると思いますか?」

 

知るか。そんなことを私に聞いてどうする?平蔵にでも聞いとけ。

 

そんなこんなでインタビュー終了。なんか途中から大学院とか関係ないインタビューになったのだが・・・。いいのかしら?んー、私ももう少し大人になろう。その後ゼミに顔出して、ビール飲んで、帰宅。

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2005-07-15

リクエストにお応えして

テーマ:本のお薦め

palさん のリクエストにお応えして、日本の金融関連の本をいくつか。

あまりたくさん読んでるわけではないので、もっと良い本があるかも知れません。


池尾 和人, 大橋 和彦, 遠藤 幸彦, 前多 康男, 渡辺 努
エコノミクス 入門 金融論

内容的には学部レベル。浅く広く知識を得るには良い本だと思います。

ただし、この本だけで何かに精通しようとするのは間違い。

思うに、新しい知識を得るには、この本のように網羅的で簡潔な本を読んだ後に、関心のある分野に特化した専門書を深く読み込んでいくほうが良いと思います。

たとえて言うなら、移動する際に目的地にたどり着くには、日本地図のような広範な地図から徐々に目的地周辺の詳細図に移っていくものですが、学問もこれと同じで段階を追って特定の分野のより深遠な事項を学んでいくものです。

そういう意味では、この本はまさに日本地図。もっと学びたい方には、自分の関心の深い分野の専門書を段階を踏んで読んでみてください。今、自分が読んでいる本が日本地図なのか、都道府県地図なのか、商店街地図なのか、意識しながら読んでみてください。


米沢 康博, 芹田 敏夫, 小西 大
新しい企業金融

これも日本地図レベルかな。わかりやすい本ではあります。それがすべて。


酒井 良清
金融システムの経済学

日本の金融システムについて、制度論とミクロ経済理論と結びつけて書いてあるので、理論チックな部分に抵抗のない人は読んでみては。

大村 敬一, 池尾 和人, 浅子 和美, 須田 美矢子
経済学とファイナンス

これは証券アナリスト試験の基本テキスト。ファイナンスといっている部分の内容はいわゆる金融論。手取り足取りの記述はしていないので、ある程度理解できている方が対象かな。上記の比喩で言えば、都道府県地図レベル。私は、これの改定前の版を使いましたが、知らない間に増補している様子。アナリスト受験生に押し付けているせいかしら。あこぎな商売とは口が裂けても言えない。

 

西村総合法律事務所
ファイナンス法大全〈上〉
西村総合法律事務所
ファイナンス法大全 下

実務面に興味のある方は、この本がバイブル。ちと高いので、できるなら会社で買ってもらうか、図書館で読むのが良いかと。金融に関して法制度面は、ほぼ網羅していますが、読んでいて楽しいかというと、ウーン・・・。


とりあえずこんなところですかねぇ。金融と一口に言っても広いので、関心の領域によっては、もっと別の本がよいかも知れません。また、それはいつか。



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