仏ソシエテ、不正取引で7600億円損失・個人で過去最大規模
【パリ=野見山祐史】フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルは24日、同行のディーラーによる株価指数先物の不正取引で49億ユーロ(約7600億円)の巨額損失が発生したと発表した。個人による不正としては過去最大規模の不祥事。最近の世界的な株安を背景に不正が発覚した格好だ。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が深刻化するなかで、大手銀行の市場部門のリスク管理が甘くなっていた実態が浮かび上がった。
このほかサブプライムローンなどに関連して20億5000万ユーロ(約3200億円)の有価証券評価損を出しており、2007年10―12月期に計上する損失は総額69億5000万ユーロ(約1兆800億円)にのぼる。
ソシエテ・ジェネラルは資本不足で経営が悪化する事態を回避するため、米モルガン・スタンレーとJPモルガンを引受先とする55億ユーロ(約8500億円)の増資を実施する。ブトン会長兼最高経営責任者(CEO)は辞任を表明したものの、23日の取締役会で否決された。フランス銀行(中央銀行)は不正取引について調査に乗り出した。(01:17)
(NIKKEI NET)
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ついにあのニック・リーソン
を超える男が現れたねぇ(どうでもいいけど、ニック・リーソンの公式サイトがあるとは!?)。
1995年にベアリングスが破綻したときは、ちょうど春から銀行に入行する直前だったから、銀行って意外にあっけなく潰れるんだなぁ、と唖然とした記憶が・・・。
同じ1995年には大和銀行のニューヨーク事件もあったし、内部管理の杜撰さが不正取引隠蔽の温床になったからって、その後金融機関の内部管理体制は強化されてるんじゃなかったっけ。
一握りの天才(不正)トレーダーには、いかに厳重だろうと内部管理の網を突破するのは簡単なのかも知れんね。王貞治が広島の王シフトを破ったように。
史上最高の損失額を出したジェローム・ケルビエルに驚くべきか、それだけの損失を出しても自力で資本強化を図ることができるソシエテジェネラルを褒めるべきか。
ケルビエルは罪を償った後は、先輩を見習って本でも書いたらいいよ。
タイトルは『私はソシエテジェネラルをつぶせなかった』で。
- ニック リーソン, Nick Leeson, 戸田 裕之
- 私がベアリングズ銀行をつぶした
- クロックワークス
- マネートレーダ/銀行崩壊
- 井口 俊英
- 告白 (文春文庫)