糖尿病は飽食時代の栄養失調。糖尿病は栄養をとれば健康に戻る

お薬をのんでも、糖尿病は治りません。糖尿病の原因は、生活習慣の中になります。日常の簡単なことから改善。血糖ダイエットで健康を。
まちかど糖尿病指導薬剤師 笠原友子の公式ブログ
 

糖尿病は栄養をとれば健康に戻る
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糖尿病は栄養をとれば健康に戻る
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まちかど糖尿病指導薬剤師の笠原友子です。

人の健康を勝手に心配する余計なお世話な薬剤師とも言われています。


日曜日の朝、ちょっと離れた地区から呼んで戴いて『敬老会』の集いの講師に行って来ました。


対象者、約200名+その世話係やら、婦人会や、来賓の方々

婦人会の余興の前の特別講演と聞いては居ましたが、意外と人数が多くてびっくり!です。

4月から廃校になった小学校校舎を使っての催しで、一面ご老人ばかり(当たり前です)
世話をする方も20歳代は到底見当たりません。


講演タイトルは
『健康で 薬いらずで 長生きする方法』

司会者の方が、『聞く方は聞きたいですけど、こんなこと言って薬局がやって行けるんですか?』
同じことは大学に行っても言われて来ました。

皆さんは、薬を飲み続けたいですか?
私は幼いころ体が弱くて薬が切れなかったので、薬を飲まなくても良い体が欲しかったです。
1人目の出産で死ぬ目に遭いましたが、自力で身体を改善し、その後3人出産して育てました。
我が子を育てられずに亡くなった若い親がいるのなら、その子たちが健康に育つようにして上げたいですし、家族も大変ですから防げる病気は防いでいただきたいと思ってお話ししています。
笠原健招堂薬局は、健康を招くところ(堂)です。

【前置き】のお話は、厚労省の回し者ではありませんが、薬剤師会長らしく医療費削減のお話しをします。
ご高齢者ご本人たちを前にして、言いにくいことをケロケロと、
「仕方のない事でもありますが、みなさん一番医療費を使っている年代です。」と言うと、怒られるかと思いましたが、みなさん妙に納得しておられる顔つきです。


「この医療費を、少ない人数の働き世代で負担しています。
「おまえら若いもんの世話にはなっとらん!」とおっしゃる方々もありますが、医療費の9割は若い世代の出す税金でまかなわれています。子孫の代まで、医療費を残してやってくださいね。」

「うん、うん。」とうなずき、

「健康寿命=自分の寿命にしたいですね。」と言うと、「うん、うん。」とまたまたうなずき、



「飲み残しのお薬はありませんか?」とお聞きすると「ない、ない」と首を横に振っておられたのに、

「もったいないですからね。もらわなくても良い薬はもらわずに済むように!」薬局への残薬持込み用の袋(=石川県薬剤師会で作っているイージーバック)を配布すると
「わかったよ!」とばかりに、袋を手に取って妙に得心顔。


まったく一見素直なご高齢者たちです。
この後どのような行動を取られるかは、近隣の薬局に山ほどの残薬が持ち込まれて、薬局から悲鳴が上がるかどうかで分かります。
次回の合同会議は私は欠席予定ですから、その次の会議で聞くことになるでしょう。

本題の【健康で 薬いらずで 長生きする方法】は、
私の著書「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る」(経済界)に書いてある内容を老人向けにお話ししました。

見るからに、平均年齢80歳くらいの方々を前に、ちょっぴりメカニズムに至る話を展開する暴挙とも言える内容ですが、なるべく短くしたせいか、もしくは身近な話題に迫ったせいか、小1時間の話の中で寝る人もほぼ無く、ほんとうに静かにうなずきながら最後までお聞きいただいて恐縮でした。



田舎は(全国的でもありますが)支える世代が少ないので、高齢者が元気でいていただくだけで若者世代への孝行になります。

天寿を全うしていただくまで、健康でいて下さい^^

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まちかど糖尿病指導薬剤師の笠原友子です。

人の健康を勝手に心配する余計なお世話な薬剤師とも言われています。

出ている症状が、思いがけず副作用によるものの場合があります。
薬剤師は、症状が出たらまず副作用を疑う職種です。

今回皮膚症状で相談に来られた患者の場合は、複数のクリニックの院内調剤の薬の副作用でした。


「春先からずっと痒くて痛くて体が腫れて浮腫んで、顔も首も足も手も真っ赤に腫れ上がって、皮膚科にもかかっているけど何か月も治らない。
せんせ何とかならない?もう歩くのもつらい。」


そう言って、タクシーでやって来られた老女。
以前から、何かと言うと健康相談に来店されている方です。
顔面も首も手足も陽に当たるところが目も開かないくらいに真っ赤に腫れ上がって、人相が変わって見えます。

まず、かゆみ止めが欲しいとおっしゃいますが、すでに別の病院の皮膚科から内服外用両方にステロイドホルモン剤も処方されていました。

皮膚科の先生からは椿の気に付く虫にかぶれたんじゃない?と言われたとおっしゃっていますが、それにしては回復が遅そうです。

複数のクリニックや病院に掛かっておられますが、どこの処方せんも受けていないので服用薬は分かりません。

いったん自宅に帰っていただいて、一通り薬に関する情報提供箋やお薬手帳や服用薬を出していただき薬剤情報が出ていないクリニックの薬は1包化の袋から出して調べました。

虫にかぶれる場所は、日光にもあたる場所です。

光線過敏症の副作用を持つ薬剤が数種類あり、疑われるものから順位をつけましたが、勝手に薬を抜くわけには行きません。
そこで、内科の薬の出ているクリニックと、内服や外用の薬の出ている皮膚科にレポートを書いてFAXし、先に内科受診して相談していただきました。

クリニックに勤務する大学病院の元教授の医師も快く協力下さり、1番目の被疑薬をまず抜いて様子を見て下さいました。
すると、翌日から症状が引き始めたそうです。

3週間たって、本日眼科と皮膚科の受診日でしたが、薬を抜いただけですっかり症状も落ち着き、
どの科に行っても「良かったねぇ。ホントに良かったねぇ。」と医師や看護師さんにも喜んで戴いたそうです。

私のした仕事は、調べ物をして、各病院にFAXはしましたが、処方せんを発行しているクリニックでは無かったので、フィーとなる仕事はありません。

まぁ、こんな事は1回や2回じゃないので、普段よろこんで下さっている方々から【食べ物が集まる日】が時々あります。

車の運転もする初期の認知症で、人知れずとっても手間のかかる方も、手間をかけていると言うのをたまに思い出すらしく、「近所のすももをもらったので持って来た!」とナイロン袋を差し出して下さいます。
同じように、ジャガイモを掘って来て下さった方や、サザエを拾って来た方や・・・。
今日は丸いものが集まって来ました。



先にスタッフにも分けて、私も戴いて来ました。
ごちそうさま!

さて、今から自分の時間を作ります♪
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まちかど糖尿病指導薬剤師の笠原友子です。

人の健康を勝手に心配する余計なお世話な薬剤師とも言われています。

昨日は、羽咋市の行事に参加して来ました。

第18回 歯と口の健康フェア

歯科医師会の実施する8020運動で、80歳まで自分の歯を20本以上保っている方の表彰と
小学生の子供たちのポスターと標語の表彰式があったのです。

これは、最優秀賞のポスター作品です。


場所は、UFOの町らしくUFOを模した建物のコスモアイル羽咋

三師(医師・歯科医師・薬剤師)の行事にはそれぞれ参加しますが、今年は医師会長が出張中でご不在でしたので薬剤師会長の私が祝辞も述べて来ました。

この8020(はちまるにいまる)運動は平成元年から始まっていますが、虫歯予防デー自体は半世紀以上の歴史があります。

この間に日本の高齢者人口は飛躍的に増えました。
1958年頃には全国で100人足らずだった100歳人口は、昨年には6万人を超えたようです。

色々な要素があっての長寿社会ですが、お口の健康意識の高まりもその一因となっていると思われます。

先日行われた抗加齢学会学術総会で、新潟大学の山崎先生の発表をお聞きしてまさにその様に思いました。

お口の健康が全身の健康に直結する理由が口腔細菌が生きたまま腸内にいると言うのです。
どう言うことかと言うと
  
私たちの唾液は毎日1.5リットル作られています。
お口の中の細菌は良い菌悪い菌も含めて、その唾液によって毎日ごっくんと飲み込まれています。
  
飲みこまれても、今まではPH1~1.5と言う強い酸の胃酸によって殺菌されていると思われて来ました。

ところが、食物をとってPH2ほどに酸性度が下がった位で、その70%は生きたまま腸に到達すると言うのです。

腸まで行きついた細菌たちは、吸収され、血液にのって全身に行き渡りますから、なるほど全身の病気に直結すると言われても不思議はありません。


そこで薬剤師の私はもう一つの疑問を持ちました。
盛んに処方されている胃酸分泌低下薬。H2ブロッカーやらPPI(プロトンポンプインヒビター)と呼ばれる薬群です。
具体的には、市販のガスター10もそうです。

PH2に酸性度が下がった位で腸内細菌は生きていますから、これらの薬の服用者はなおさら酸性度は下がっているはずです。最近発売されたカリウムチャネル型〇〇はなおさらです。

胃腸科の医師によると
十二指腸潰瘍で、PH3以上
逆流性食道炎で、PH4以上
H.ピロリで、PH5以上
特にH.ピロリはPHが高い方が抗生剤の効きが良いと言われます。

胃酸分泌低下薬を毎日何年も飲み続けている方々の全身の健康状態はいかがなものなのでしょうか?
余病を発病してもおかしくないのでは?
と、急に調剤薬をお渡ししている患者さま方の健康が気になってきます。

実際に胃酸分泌低下薬の長期服用で次のような病気は増えて来ます。
・肺炎~酸分泌低下により感染防御バリア破壊
・骨折~胃酸分泌低下によりカルシウム吸収阻害
・低マグネシウム血症~骨折と同じく吸収阻害
・腸管感染症~胃内PHの上昇で腸内微生物増加
・高ガストリン血症~胃内PH上昇でガストリン分泌上昇
           →カルチノイド腫瘍を起こしやすくなる
・認知症

薬は役にも立ちますがリスクも併せ持ちます。
薬は一つでも少ない方が良いなぁと思うまちかど薬剤師です。

まずは、お口の健康を守って、自分の体の健康も守っていただきたいものだとつくづく思いつつ受賞者皆さんと恒例の記念撮影をして来ました。

他の受賞者の作品たちも立派ですよ!
ご覧ください。






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