昨日は、風邪気味で安静が必要なのにも関わらず、
絶対に行かねば!のコンサートに行ってきました。


それは、こちら。





ミュージカル界の女王『濱田めぐみ20周年記念コンサート』!!


関係者さんに手を回す事もなく、普通にチケットを買って観にいきました。


さすが!ですね。


彼女の歌唱力は、ほかの誰にもマネできるものではなく、
声量、表現力、声質、どれを取り上げても完璧と言える。

一番凄いのは、どんなに高い音域になっても、地声が痩せない事です。

日本人は、その骨格や声帯の構造上、声が高くなればなるほど
『細く』『痩せて』しまう歌手が多いのですが、
彼女の声は、全くの正反対。


高ければ高いほど、声質が『ブッ太い』
驚異的です。


そして、昨日のコンサートで最も驚いたのは、
今まで彼女が演じたミュージカルのキャラ(22キャラだそうです)の
メイン曲を何曲もぶっ通しで歌われた際に、(大曲ばかり)
途中で少しのトークを挟んで、その間、水を飲まなかった事です。

それでも、全然、声がキラキラしている。

やはり、ミュージカルで長丁場を経験されているから、
あのような芸当が出来るのですね。

今では、歌手の方は、途中、水で喉を休めるのが必然なんですけど。

たとえば、野球のピッチャーが投球後アイシングするようなものです。



で、2時間休憩なしに進んだコンサートでしたけど
(鹿賀丈史さんと田代万里生さんのパフォーマンスもありましたが)
一番、残念に思ったのは、
ミュージカル曲で、ほとんど日本の作曲家の曲はなかった事です。

あの『Dノート』ですら、サンドハイムだもんね。

何をしとるんじゃ、日本の作曲家は!(自分も含めて、、反省)


そして、ミュージカル歌手さんなので、仕方ない事と思いますけど、
彼女だけの彼女しか歌えないオリジナルソングがなかった事。

英語版の元があって、それを、日本語で歌う。
それも貴重な事かもしれませんけど、
私は、彼女にオリジナルの『元』をもっと、歌ってほしい
と、思いました。


昔、劇団四季を止められて、私のサクラ大戦の舞台に
立って頂いた園岡新太郎さんが、
さっそく園岡さんのために書いた『ダンディー』と言う曲を
こちらで用意したところ、
自分だけのオリジナルに、凄く感激して頂いたのを覚えています。

あの曲が生涯初めての自分のためのオリジナルソングだったからです。
言わば、オートクチュール!



いつか、彼女とお仕事ご一緒したい!ですね。

今のところ、夢ではありますが。