音楽の女神〜菅野よう子さん(1)
テーマ:音楽話初めて彼女の音楽に触れて以来、今にいたるまで、ずっと変わらない私の思いです。
ゲーム音楽コンサートや、紅の豚の挿入歌のアレンジなどで気になっていた存在では
ありましたが、本当に衝撃を受けたのは、「僕の地球を守って」の主題歌「時の記憶」
を耳にした時でした。
その残酷なほどの美しさ!メロディーセンス、コードセンス、どれも素晴しい!
中でも、そのアレンジ。
濃密に織り込まれたサウンドが、心の中心に深く沁み入り、聴いた者すべての魂を
感動という2文字でしか表現できない感情を呼び起こす。
知らず知らずの内に私達は、天上のミューズの御前に連れていかれ、ふと眼を閉じると
まるで、宇宙飛行士の目線で宇宙から地球を俯瞰で見ている感覚を覚えていました。
私は抗えないその感動に、いつまでも涙が止まりませんでした。
今でも、あの曲を聴くたび、どこまでも綺麗な真水を飲んだ後のような、清々しさを
感じると同時に、自然と涙が出ます。
しかし、これからが大変でした。
私は、彼女に天上に連れて行かれたと同時に、地獄へも突き落とされました。
曲がりなりにもアニメ音楽に特化し、自分なりには自作品に自信もプライドも
持ち始めていた時に、私の前に菅野よう子が突然現れたのです。
自分には自分だけの生きる道がある。そんな事は百も承知です。
でも、あの圧倒的な強さ、美しさ、優しさを兼ね備えた音楽を前にして、
自分の音楽に抱いていた自信やプライドが、全くちっぽけなものだった事に
強制的に気付かされた時、作曲家として、どうしようもない無力感を
感じました。
まるで、サリエリがモーツァルトに感じた事と同じ物を。
私はこれを 「菅野ショック」と、呼んでいます。
(続く)








1 ■無題
時の記憶は本当に素晴らしい曲ですね!
昔夏休みにBSアニメ劇場で初めてぼくの地球…を見たときに聞いて衝撃を受けたのを覚えています。
菅野さんの曲は心に響く感じがしますね。