こんにちは!
イギリスの大学院修了見込みのKennyです。日本に戻りました!
イギリスではバッサバサだったKennyの髪の毛も、
日本の湿気でやわらかくなりつつあります。
ところで、先日、メッセージをいただきました。
内容は「社会人でも応募可能な奨学金はあるかどうか?」
というものです。
実は、Kennyも渡英時点ですでに30歳でしたので、
この「社会人+30歳以上でも応募資格のある奨学金」を探すのに、
非常に苦労しました。
というわけで、社会人と奨学金についてメモしてみます。
結論から言うと、日本と世界の財団などが実施している、
ほとんどの英米大学院留学の奨学金は、
応募資格が20歳代(29歳までとか)だったり、
現役学生のみを対象としていたり、
なかなか
社会人で30歳を過ぎても応募できる奨学金はそう多くはありません。
なので、
奨学金に対する過度の期待は禁物です。
自分の経験では、応募を検討したのが、イギリス政府が行っている
チーブニング奨学金。
日本のブリティッシュカウンシル経由で応募する奨学金です。
しかし、Kennyはタイミングの問題があり、これには応募できませんでした。
ただ、クラスメイトの中にはチーブニング奨学生が結構何人もいたので、
国にもよるかもしれませんが、夢ではないかもしれません。
Kennyが実際に応募してみたのが
国際協力機構(JICA)の長期海外研修制度。
これは職歴、学部と専攻がJICAの業務と関連していないと難しいのですが、
留学を「研修」としてもらえるため、「研修手当(日当)」という形で、
留学資金が提供されます。
ただし、競争率も高く、Kennyは選考に残ることはかないませんでした。
残念。
というわけで、実際に応募して、なおかつもらうことができたのが、
進学先の大学の奨学金。
小額なものから高額なものまで種類が非常にたくさんあったため、
国籍や専攻など条件のあうものをリストアップして、
応募できるものはすべて応募しました。
しかも、日本国内で応募できる奨学金は留学の1年近く前に専攻プロセスが始まるのに対し、
大学経由の奨学金は出願の後に、オンラインで応募ができたため、とっても助かりました。
結果、一年間で、約14000ポンドの奨学金をもらうことができました。
実は、奨学金を探すと同時に、学資ローンも考えていたのですが、
これは仕事を辞めて留学する場合だと、非常に難しくあまり現実的ではありません。
留学仲間でお金を借りて留学している友達の場合も、
家族などインフォーマルな形で借りている人がほとんどでした。
奨学金は、留学が近づくまで採用されるかどうかがわかりませんので、
そういう意味では、アラサーからの留学は、
貯金による留学資金準備が非常に重要になってくると思います。
あとは、留学してから、休み期間中などにアルバイトすることも可能ですし、
Kennyは単発で、友人の紹介などで「あの会社がこういう人を探している」
といった仕事を経験がてらにちょこちょことやったことがあります。
大きな収入にはもちろんなりませんが、100ポンド、200ポンドのいわゆる小遣い程度にはなります。
ただ、授業期間中は本当に時間がないので、
勉強と同時進行でアルバイトをするのは難しいと思います。
そのため、基本的にはあまりあてにしない方が無難です。
あと、「できることは何でもやる」という意味でKennyがやっていたのが、
ブログでのアフィリエイトです。
ご存じの方も多いと思いますが、ブログ経由の広告収入(収益化)です。
これは、ブログで留学の記録を書いていれば自動的に広告収入が入ってきますので、
Kennyに言わせれば、やならい手はないです。
ただ、アルバイト同様、こちらもプロのアフィリエイターでない限り、
留学資金をすべてカバーできるほどの大金をはじき出すようなことはありません。
ただ、クリスマスやイースターのヨーロッパ小旅行代くらいにはなりますので、
やはり、とりあえずやらない手はないと思います。
アフィリエイトプラグラムはいろいろなのがありますが、
Kennyが試してみたが
エーハチネットアフィリエイトに詳しくない人でも使いやすいので、Kennyのような素人には最適です(笑)
というわけで、あまり参考になるかわかりませんが、
社会人30歳からの留学と、奨学金(留学資金)に関するメモでした!