2009年12月04日

勝間さんの食事療法

テーマ:食事療法

勝間さんの著書を読むと、ご自身が研究した上で実行した養生法について少し書いてある。


まとめると、


・禁酒・禁煙


・間食・加工食品・清涼飲料水を避ける


ということ。


そのためにはコンビニに行かない。


肥満は将来への健康負債、というまとめ方もさすがです。



理詰めで考えて、納得したら実行できるタイプの人は、勝間さんのお勧め書籍を読むといいのかもしれない。

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2009年03月17日

果物と菓子類のカロリー

テーマ:食事療法

糖尿病ではお勧めの間食は、フルーツ200gと牛乳ないし無糖のヨーグルト180mlを1日1回摂取することだ。

無糖のヨーグルトにフルーツ200gをカットして入れてフルーツヨーグルトにしてもよい。

菓子類ではなくフルーツがお勧めなのは、下図に示すようにカロリーが抑えられること、またフルーツはただ甘いだけでなくビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富なので、適量摂取は健康増進効果があるからだ。


生活習慣病の予防

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2009年03月02日

アルコール

テーマ:食事療法

 経口摂取後、エタノールは胃および小腸から吸収されるが、胃よりも小腸から急速に吸収されるので、胃の中に食物があり小腸への移行が遅れればエタノールの吸収は遅延する。吸収されたエタノールは胃と肝臓のアルコール脱水素酵素alcohol dehydrogenase (ADH)によって分解される。アスピリンは胃のADHを抑制する。エタノールの9098%は肝臓でアセトアルデヒドに、さらに酢酸塩acetateに代謝される。エタノールの酸化速度は比較的血中濃度に依存せず一定しており、毎時約10ml120mg/kg)のエタノールが酸化される。なおチトクロムP450系は通常エタノール代謝の主要因子ではないが、慢性的な飲酒により誘導され、基質となる薬物(ワーファリン、フェニトインなど)のクリアランス増加をもたらす。

 エタノールがADHによって代謝され生成したアセトアルデヒドはaldehyde dehydrogenase(ALDH)により代謝される。ALDHのアイソザイムにはALDH1ALDH2があり、白色人種はほぼ全員が両者の活性型を有するのに対し、東洋人は約50%が不活性型のALDH2を有する1)。そのため、欧米のアルコールに関する臨床研究は必ずしもそのまま東洋人に適用できない可能性がある。

 不活性型ALDH2を有する人は少量の飲酒で容易にflushing(顔が赤くなる)を起す。ビールコップ1杯程度で赤くなる、あるいは飲酒開始1-2年でそうであった人は、感度・特異度90%でALDH2不活性型を有すると言える。ALDH2不活性型を有する人が飲酒すると食道癌の発症が数倍以上に増加することが知られている。ADHの不活性型を有する人も日本人の1割程度存在するが、ADH不活性型とALDH2不活性型をともに有する場合(日本人の2-3%)、同程度に飲酒する人に比べて食道がんの発症率が30-40倍に跳ね上がる。少量の飲酒で顔が赤くなる人(日本人の約4割)は、癌予防の観点からは飲酒したり飲めるように鍛えるべきではない。



1) Differences in the isozymes involved in alcohol metabolism between Caucasians and orientals. Yoshida A Isozymes Curr Top Biol Med Res 1983; 8:245-261.


2) 久里浜アルコール症センターホームページ(http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/J-5-2.html#2




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2007年01月12日

ファストフードとトランス脂肪酸

テーマ:食事療法

脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は動脈硬化促進的に働き、不飽和脂肪酸は逆に動脈硬化を防ぐ方向に働きます。飽和脂肪酸は動物の肉、不飽和脂肪酸は魚の肉に多く含まれます。


ここまでは割りと良く知られていますが、不飽和脂肪酸でもシス型とトランス型に分かれ、トランス型不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸に近い生理活性を持つことはあまり広く知られていません。


この危険なトランス型不飽和脂肪酸は加工油脂に多く含まれます。マーガリン、ショートニング、調理用フライ油など。


トランス型不飽和脂肪酸の危険にいち早く気づき、政府が規制を始めたのはデンマークです。おもしろい(恐ろしい)研究があります。マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンに含まれるトランス型不飽和脂肪酸の含量を調査したものですが、国によって全然違う。デンマークではほとんど含まれていませんが、ルーマニアなど東欧諸国では非常に多い。残念ながら日本は調査対象外でした。全般的に、ケンタの方がマックよりも多くトランス脂肪酸が含まれていました(調査時点では;下記PS参照)。


トランス型不飽和脂肪酸が多く含まれる調理用フライ油は、繰り返しの使用に耐え劣化しにくいので、規制しないと業務用に多用されるようです。味も悪くない。トランス型不飽和脂肪酸が少ない油は、劣化が早くファストフードの製造コストが上がってしまうようです。


日本ではトランス型不飽和脂肪酸の摂取量が1日平均1.6グラム程度、アメリカでは5グラム程度という統計もあります。ファストフードは取らないに越したことはありませんね。


PS 

1) アメリカでは消費者団体がトランス脂肪酸の使用禁止を訴え、米KFCはトランス脂肪酸を含む油の使用禁止を2006年10月に決定しています。

2) そのような動きを受けた日本の実情;2006年12月時点

 ・対応済みないし対応中 KFC、ウエンディーズ

 ・対応予定 ミスド    ←急いでね

 ・対応予定なし マック ←けしからんですな

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2006年02月23日

果物・野菜摂取が脳卒中を減らす

テーマ:食事療法

果物・野菜の摂取がどれほど脳卒中の危険を減少させるかという報告のメタアナリシスの結果が発表されました。


果物・野菜摂取量      240g以下     240~400g      400g以上


脳卒中の相対危険度     1.0 0.89 (0.83-0.97) 0.74 (0.69-0.79)


(カッコ内は95%信頼区間)


果物・野菜の量を十分(一日400グラム以上)とれば、不十分(一日240グラム以下)の人に比べて脳卒中の危険が26%程度低下する、という結果でした。


がん予防の観点からも、果物・野菜の摂取は1日400グラム以上が推奨されています(http://www.ncc.go.jp/jp/kenshin/ganyobo.html )。


糖尿病予防・治療の観点からは、野菜1日300グラム以上、果物1日150~200グラム(合計450~500グラム)が推奨されます(糖尿病治療のための食品交換表参照)。


フルーツは取りすぎると果糖摂取過剰になるので注意しましょう。果物150~200グラムとは、大体にぎりこぶし大の大きさ。りんご半分、バナナ1本、イチゴ10粒、みかん2個などです。


糖尿病を持つ方の場合、間食は1日1回しても良いのですが、その中身は牛乳180mlまたは無糖のヨーグルト180ml+フルーツ1単位(=80kcal=150~200g)が適当です。


文献: Fruit and vegetable consumption and stroke: meta-analysis of cohort studies. Feng J He et al. Lancet 320-326, 2006


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2005年06月19日

微量元素欠乏で死ぬことはあるか

テーマ:食事療法

 微量元素には亜鉛、銅、クロム、マンガン、セレン、モリブデンなどがあります。亜鉛が欠乏することによる味覚障害は有名ですが、微量元素の欠乏によって死ぬことはあるのでしょうか。

 唯一セレンの欠乏は死に至ことがあるようです。

 微量元素というものは、普通の生活をしていれば欠乏することはあり得ませんが、製薬会社が作った流動食だけを3~5年以上摂取している人などは、セレンが入っていない流動食もあるため、セレン欠乏により心不全に至り、場合によっては突然死することもあるようです。予防には、関西方面であれば水道水を摂取するだけでもよいとか(関西の水は汚いのか?)。関東は水道水のセレン含有量が低いようです。他には、シジミ汁にセレンが含まれています。経管栄養で生きている人は、月に一回シジミ汁を摂取するだけでも良いようです。


次回予告;


 突然死に関するコメントを頂いたので、次回は突然死する危険がある心電図異常「ブルガダ心電図」に関し、危険度と治療法について記事を書きます。

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2005年02月01日

どうして日本人は世界で最長寿なのか

テーマ:食事療法
 経済が発展すれば、生活環境が改善し国民の寿命が長くなるのは分かります。日本人の寿命は、経済の発展とともに延びてきました。しかしそれだけでは勿論説明が着きません。どうして日本人はアメリカ人よりも寿命が長いのか。最新の医療もアメリカの方が日本よりも進んでいます。
 恐らく、食事が良い、というのが答えでしょう。和食世界最強説、です。日本人は伝統的に米を中心にした高炭水化物食を食べてきました。三大栄養素は炭水化物(米、パン、いもなど)、たんぱく質(肉、魚、豆腐など)、脂質ですが、和食は大体炭水化物5-6割、たんぱく質2割、脂質2割というバランスを保ってきました。これが良かったのではないか、と考えられます。しかし、最近、日本人の食事の西洋化に伴い、糖尿病、心筋梗塞、大腸がんなどが増えてきました。憂うべき事態です。逆に、アメリカや諸外国で和食に注目が集まってきているという現象も見られます。
 しかし、和食にも弱点はあるようです。次回は、和食の弱点について考察したいと思います。
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