2017年05月24日

②日本糖尿病学会2017の面白かった話題;T-カドヘリン

テーマ:ブログ

アディポネクチン受容体はAdipo-R1、Adipo-R2が東大の山内敏正らにより同定されているが、非特異的な受容体としてT-カドヘリンが存在し、これが血管内皮細胞に発現しているという。T-カドヘリンに結合したアディポネクチンは細胞内にエンドサイトーシスによって取りこまれ、分解されずにまたエクソサイトーシスによって細胞外に放出されるという。

 

これは、免疫グロプリンと、やはり血管内皮細胞に発現している胎児Fc受容体との関係と同様だ。胎児Fc受容体は、胎盤を介してお母さんから赤ちゃんに免疫グロブリンを渡す役割をはたしており、成人においては免疫グロブリンの半減期延長に役立っている。

 

発表者らは、T-カドヘリンの意義を細胞内セラミドを減少させるメカニズムとして重要と位置付けていたが、そうではなくてアディポネクチンの半減期延長に役立っているのではないか、と思った。

 

なお、今年3月にNature誌に、アディポネクチン受容体(Adipo-R)の構造解析から、受容体自身に低いながらもセラミダーゼ活性があるとフランスのグループから報告されているが、これはどうやら重要ではなさそうだ。

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