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2006-07-31 20:34:19

zeroさん登場(その5)

テーマ:ビリヤード

そのscratchoさんが決定したハンデとは。


zeroさんは2先。
その他全員が1先というものだった。


明快である。

2時間という短時間での総当り戦なので当然といえばそれまでだが,これはzeroさんにとって相当厳しいハンデとなる。
2ゲーム連取する間,1球たりとも気を抜けないのである。

しかもzeroさんは,先ほどの「ここのクッション,変」発言で,サークルのメンバー方にいらぬ対抗心を抱かせてしまっていた。

全員を相手にして,一人戦うようなものだ。



試合開始とともに,zeroさんの表情が険しくなった。

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2006-07-29 14:40:06

zeroさん登場(その4)

テーマ:ビリヤード

zeroさんは,所用があって2時間くらいしか撞けないとのことだった。
どうやら,今日は私のために時間をやりくりして来てくれたらしい。


scratchoさんは,全員の人数,1ゲームに要するおよその時間,各人に割り振るハンデなどを瞬時に判断して,2時間に収まる範囲内で総当りの対戦表をあっという間に作成した。



まったくなんと便利な・・・いや,頼もしい人なのだろう。

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2006-07-27 17:45:52

zeroさん登場(その3)

テーマ:ビリヤード

…上手い。

明らかに,上手い。
かなりの上級者だ。一目見てわかる。



柔らかく,そして力強いストローク。

的玉が,正確にポケットに叩きこまれていく。



私は,まるで黒豹のようだと思った。

zeroさんが黒いスーツに身を固めていたせいもあるが,しなやかさと強靭さが,そのフォームに共存しているように感じられたからである。


私は目を奪われた。

自分が練習することも忘れて。

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2006-07-26 20:04:57

リンクの件

テーマ:お知らせ
リンクのページに,ビリヤード好きさん(?)の「ビリヤード専門ドットコム」 を追加させて頂きました。
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2006-07-25 18:42:45

zeroさん登場(その2)

テーマ:ビリヤード

その後,scratchoさんはサークルの皆さんにも私を紹介してくれた。

私は私で,「ビリ友大量ゲット作戦」が,こうして着々と進行していることに一種の感動すら覚えていた。


ひととおり挨拶がすむと,scratchoさんの提案で,みんなで小さな大会をすることになった。
総当り戦である。

私は肩慣らしをするために,キューを組み立てはじめた。


しかしその前に,どうしても気になるのはzeroさんの腕前である。


いったい,どれほど上手いのか?


私の目は,おのずとzeroさんが一人で練習している台へと向けられた。

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2006-07-24 20:41:25

zeroさん登場(その1)

テーマ:ビリヤード

目的地に,車が到着した。


scratchoさんは裏道を通っていったらしく,私にとっては,都会の闇の中を走っていたら,いきなり眩しいビリヤード場の看板のネオンが現れたように感じられた。


店内は混んでいた。


(どの人がzeroさんだろう?)



と,一人で練習していた男性が私達二人に近づいてきた。

スリーピースの背広の上着を脱いでいるのであろう,ベストにスラックス,ネクタイをきっちりと結んでいる。

生地の仕立てがいい。
上品な黒のストライプ柄を見事に着こなしている。


彼はいきなり言った。


「すっくんさあ,ここのクッション,変!」


すっくん,というのはscratchoさんの愛称らしい。

scratchoさんは,慌てて,しぃーっという仕草をした。
店の常連さんが,こちらを睨んでいる。

scratchoさんは,この店をホームとしているサークルの皆さんとも知り合いなのだ。

確かに,今のzeroさんの発言はまずかろう。
自分のホームの台をけなされては,面白いはずがない。
zeroさんも,さすがに失言だったという顔をしていた。


しかし同時に,私はzeroさんもこの店は初めてだということが分かった。


scratchoさんがzeroさんを私に紹介してくれて,私は緊張しながら挨拶をした。
zeroさんは,


「どうも,zeroです」と短い挨拶をした。


毎度のことではあるが,私はまた「ビリヤードが上手い男というのは,どうしてこうもカッコ良いのであろう」と思った。

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2006-07-23 18:02:24

車中にて(その4)

テーマ:ビリヤード
「ボクは,遠慮なんかすることないと思いますよ」


私は,心の中で「やっぱり」と思った。
scratchoさんは続けた。


「だって,セーフティーはルールで認められてるし,当然ですよ。だけど・・・」


私は,黙って次の言葉を待った。


「確かに,そういう人がいるのも事実です。でも,そういう事を言う人は,セーフティーをされて「嫌がってる」からそう言うのであって,嫌なことをされて相手に文句を言うくらいなら,自分が実力で勝てばいいと思うんです」


なるほどね。
そういう考え方もあるのか。

私は言った。

「・・・それを聞いて安心しました。こういうのは,なかなか人に聞けなくて」




私は,強い相手と戦うときは,どんな手でも使ってやろうと思っていた。
いやむしろ,あらゆる手を使わないと,そもそも私は勝てない。


勝つ確率を1%でも上げるためには,セーフティーをするべきときにする勇気を持ちたいと思う。

そこら辺を,明快に言い切ってくれたscratchoさんに,私は感謝した。

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2006-07-14 17:48:32

車中にて(その3)

テーマ:ビリヤード
私は,なにかとんでもなく見当違いな質問をしてしまったのだと思い,冷や汗がでた。


「あの,いや,ちょっと,どういう人なのかなあって思っただけで,何でもありません。えと,それよりもですね・・・」


私は別の話題に切り替えることにした。
miyaさんとは,そのうちに会う機会があるかもしれない。



「ビリヤードの質問なんですが,自分よりも上手い人とやるときに,セーフティーってあまりやらないほうがいいんですか?」


この質問をしたのには訳がある。

ネットで,そういう主旨の書き込みを読んだことがあったのである。

それは,「C級はセーフティーなど考えず,イレイチでいけ」という感じであり,「小賢しい」というニュアンスを含んでいた。


私は,これを読んだとき,直感的に嫌だなあと思った。
私は,セーフティーも大事だし,イレはイレで鍛えればいいと思ったからだ。
レベルは関係ないのではないか。

しかし,そのように考える人が存在するということは,武者修行に行って初めて会う人と撞く機会が多い私にとっては,重要な問題だった。

相手の顔色を窺いながらショットを選択するなどということはしたくないし,対戦前に相手にセーフティーに対する考え方を確認するわけにもいかない。

だから,scratchoさんになら,と思って聞いてみたのである。



scratchoさんは,即答してくれた。

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2006-07-14 17:41:30

お知らせ

テーマ:お知らせ
この連休は,scratchoさんが主催する「チームマッチ」に参加しますので,記事をお休みさせていただきます。
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2006-07-13 18:02:06

車中にて(その2)

テーマ:ビリヤード
scratchoさんは,そのとき,確かに一瞬,絶句した。


一拍あって,scratchoさんは私の質問の真意を確かめようとした。


「…どういう人って?」


逆に問い返されて,私は返答に詰まった。


「えとですね,えーと…」




そうなのだ。
説明が難しいのだ。



miyaさんという人は,scratchoさんの掲示板の常連である。
zeroさんとも親しい。

私はScratcho掲示板をよく見ていたから,miyaさんがどういう書き込みをしているか,よく知っていた。
でも,それを見るかぎり,どういう人なのか,ちょっと想像できないのだ。


例えば,「ポヨヨ~ン」
例えば,「すくらっちょベイベー,ちゅ♪」
例えば,壮大な絵文字。
例えば,ほんとに意味不明。



(男性なんだろうか?)
(もしかして,オカ…)
(もしかして,宮史郎?)



車内に,気まずい沈黙がながれた。

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