わずかなお金の為に、たった一つの命を賭けて来た。
当たる確率は二分の一。
今日は賭けの対象になるかどうかの健康診断だった。
9時から12時まで健康新だととルール説明を受けて来た。
交通費と称して三千円、
朝飯抜きで呼んだのお腹が空いているでしょうと言って小さなカロリーメイトをくれた。
まだ詳細を明かすことはできないが、正式に参加できるかどうかは9/13にわかる。そして、生きて帰ることができれば詳細を話せるかもしれない。
めったに来れない平日の都心でのランチタイム。
このチャンスを逃す手はない。
生きている間に一度は巡礼したいと思っていたカレーの聖地を訪れることにした。
お店の名前はニルワナム。
ニルヴァーナ、涅槃という意味だ。
そう沖雅也の名セリフ「涅槃で待ってる」の涅槃だ。
中村元先生が言うには、「心の安らぎ、心の平和によって得られる楽しい境地」らしい。
早速、浅草から神谷町へ向かった。
店に着くと、レジの前に一人清算を待っていた。
しかたなくドアの外で2分くらい待っていると、
お店の人が手で入ってこいと招いてくれた。
4人掛けのテーブルに一人白人が腰かけている。
斜め向かいに案内された。
水が出されたが、注文を取りに来る気配がないので、
みんなと同じように、白いお皿を取り、銀の小皿を3つ載せ、
ビュッフェの料理をよそった。
ちゃんと料理に説明書が書いてあり、辛さは唐辛子の数で示している。
ただし、英語だ。
人が多いのでゆっくり読んでいる暇がない。
もっとも一時間かけて読んでも英語の苦手なぼくには意味がわからないと思う。
でもときどき、デザートとか、チキンとかの文字を見つけなるほどと思った。
料理は多くのレビュアーどおりすばらしい。
得体の知れないスパイシーな味、どのカレーにもほんのりしたフルーティーな甘みがあった。
ドーナツみたいな揚げものがあった。
甘いのかな?と恐る恐る齧ってみる。
すると海老の風味がする。
さっそくチリソースをつけて、エビチリにしてみた。
さくさくしてカッパえびせんのようにやめられない、とまらない状態になりそうだ。
南インド料理をもっともっと色々知りたくなりました。
Nirvanam (インド料理 / 神谷町駅、御成門駅、六本木一丁目駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0