座・麻婆唐府
いままで人生で激旨という経験をしたことがあるだろうか?
激しく旨い。
旨くて、旨くて旨い死にそうになる。
もっとも死にそうになったことないからわからない。
あったとしても、頭を強く打って気を失って気づいたら運ばれていたのが二回くらいしかない。その時のことはよく覚えている。突然真っ暗になって星がチカチカまわって見えました。漫画の通りなのでびっくりしました。きっと星が回るシーンは経験者が描いたのだろう。
救急車で運ばれたこともない。
入院は一回だけ。
今回は、経験不足のせいで激旨を体感できなかった。
今回食べた麻婆豆腐は甘く感じた。
カレーなど辛くしすぎたときに隠し味につかう甘みが多すぎたようだ。
甘く感じたといっても、辛さもあり、十分スパイシーで汗もたっぷり出た。
杏仁豆腐は甘すぎずすっきりした味で美味しかった。
ごはんも他のレビュアーが言っていたようなひどいものではなく普通だった。
玉子スープは今日みたいに暑い日にちょうどいい冷めたスープだった。
店員さんの対応もまあ普通だった。
考えてみると激旨とすごく嬉しいは違う。
嬉しいは激旨よりも簡単で身近だ。
しかし簡単なことがまったく理解されずできない人が多い。
ホスピタリティ、おもてなし、接客。
これは世界に共通するサービスだができないお店が多い。
そして上辺だけの店が多い。
慇懃無礼なお店よりも、マナーがちょっと悪いけど、
気配りができ、お客さんを大切にしてくれる店が好きだ。
もしかしたら、大切にされ嬉しいという体験がないために、
人に優しく接するということができないのかもしれない。
今日朝読んだブログで、「人が環境をつくり、環境が人を作る」という秦の時代の李斯というひとの言葉を知った。
ペイ・フォワードという言葉も最近教わったいい言葉だ。
http://www.awaji-net.com/pay-forward/
ちょっとこの映画借りてみてみよう。
TSUTAYAを調べてみると地元も渋谷、新宿も在庫があった。
マナーや礼節、人としての生き方を指摘するのはむずかしい。
多くの人は育ちが悪いから無理と一言で片づける。
でも僕は人が変わる瞬間に感動する。
悪いと心から悔い改め生き方ががらっと変わる人を現実に見ることはまだない。
歴史に何人か登場するだけだ。
でも現実に見ていないからといって、今現在そんな人がいないというわけではない。
人の話に真剣に耳を傾け、変わっていく組織、人をみてみたい。
ここのお店は食べログを見て変わることがあるのだろうか。
注意、ここでは鳩山元首相のようにころころ意見を変える人を言っているわけではありません。アレは完全に自分というものを見失っている状態と感じます。最後に耳にした人の意見を聞いて、簡単に前言を撤回してしまう。そして、回りがそれを許すので一番やってはいけないことだと気づいていない。お金はあるのに信頼がない悲しい人だ。
座・麻婆唐府 渋谷店 (中華料理 / 神泉駅、渋谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0