ゴルフって。 | 堀尾研仁と仲間たちのブログ

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日本オープン終わりました。

ボクがツアーに帯同するようになってからでは、

一番盛り上がったオープンだったと思います。

やはりナショナルオープンはこうであるべき。

一番難しいコンディションで、

一番強い選手を決める大会。

そうあるべきだと思います。




ボクも水曜日と木曜日に会場に行きました。

初日のビッグスリーの組み合わせを見に来た人達の

熱狂度合いは全米オープンのギャラリーに負けていなかった!

本当に日本のゴルフ界にも、まだまだ可能性を感じましたね。




コースコンディションは、とてもフェアであったと、ボクは思います。

各ホールの幅も十分にあったし、

ホールをセパレートする木々も、程よく間引いてあって、

ボクが知る海外メジャーに近いセッティングだったと思います。

ナンバーワンを決めるに相応しいセッティングたったから、

勝つべき人が勝ったとボクは思います。




今回、ボクが書きたいことは・・・

何故強いプロが予選落ちをして、

アマチュアの選手が予選を通過できるのか!?

ということ。

多く皆さんが不思議に思っていることでしょう。

アダム・スコットよりもアマチュアの選手が上手いのでしょうか?

そんな訳ありません。




ずばり、その答えはアベレージスコアにあるとボクは思っています。

プロは通常、アンダーパーで回ることに慣れています。

しかし、オーバーパーの戦いには慣れていません。

慣れていない所か、気持ちをコントロールすることが難しいのです。




反対にアマチュアの選手は、アンダーパーの戦いには慣れていませんが、

オーバーパーの戦いには慣れています。

プレースタイルもメンタルコントロールも通常通りで良いのです。



こう考えると、このセッティングで活躍できる選手は・・・

・技術的にずば抜けた力を持つ選手

・メンタル的にタフな選手

・パープレー前後のプレーに慣れている選手

このような状況を満たす選手が結果を出すのです。



しかし、このことを本当に理解して、冷静にプレーできれば、

どのプロもアマチュアに負ける事はないと思います。




実力=結果にならない所が、ゴルフというゲームなのです。