坂バカ ハシケン日記

スポーツジャーナリスト・ハシケンの
乗鞍57分切り & フルマラソン2時間30分切りへの道


テーマ:
第7回 ツール・ド・宮古島2014
2014年6月15日(日)
ロードレース100mile(165km)の部
優勝



写真/沖縄タイムス

<レースに向けて>
3年前に4位入賞(あのときは実走取材)。あれ以来、機会があれば一度優勝を狙いに行きたいと思っていた宮古島。あれからの3年は、トレーニング量は相変わらず低下していて、ローラーでごまかしながらヒルクライムだけは一定レベルを維持してきた感じ(ダメですね)。今回、宮古島に挑戦しようと決めたのは4月のはじめ(思い立ったら即行動!)。過去と比較にならないほど、ほぼ毎週末100~200km超のロングを課した。土曜は房総の長柄塾メンバーと、週末や平日休みには、道志みちから山中湖往復や、足柄~明神三国の激坂祭りなど。2000~3000mほどの獲得標高を指標に長時間の中で負荷をかけ続けた(信じて乗った!)。仲間と一緒にもがいでちぎり合っている時間は、すべてを忘れられ集中。とにかくがむしゃらに2ヶ月間続けた。身体の変化も見られた。体重が増えて61.5kgほどで安定し、筋量が増えた。また、腕などの血管が浮き出るようになった(変態!)。わずか2ヶ月でも確かな手応えを感じた(よしよし!)。

<宮古島1週間>
宮古島1週間前に「つがいけサイクルクラシック(つがいけヒルクライム)」に参加(市民カテゴリー)。動機はつがいけには出たことがなかったから(単純!)。不安要素がひとつ。以前、狙ったヒルクライムは体重59~60kgで挑んでいたが、体重増加した今回、どうでるか!その確認の場でもあった。走り込んでいたので、良い結果はイメージできたが・・・、優勝という結果には安心した。タイム的にも、コース情報なし&単独で淡々と走っての56分は悪くない。ピュアクライマーには敵わなくても、ロードレースの断続的負荷には強いパワー系クライマーになりつつあることを確認できた(でもピュアクライマーへの憧れはある!)

<レース前日>
ツールド宮古島は、土曜日のサイクリングと日曜日のロードレースの2本立て。土曜の11時前の羽田発で向かったが、那覇での乗り継ぎや悪天候により遅れて宮古島到着は17時ごろ(かなり疲れた)ミヤコセントラルホテルから、自転車で10分ほどの会場で受付をすませた。ちょうどサイクリングの最終ゴール時間(この場へ戻ってこれて感謝!)。バイクをメイストーム大西さんにメンテしてもらい翌日の準備はなんとか整った。また、会場へ行ったもうひとつの目的は、コース終盤のレイアウト確認。昨年からスタート&ゴール会場が変わり、ゴール直前だけでも頭に入れておきたかったから。下りの後、左コーナーから一旦緩く上り返したらラスト400mは平坦。ゴールスプリントになったら、このわずかな上りがポイントになることはわかった。

<レース当日>
前日は23時ごろ就寝。5時すぎ起床。昨晩はしっかり炭水化物チャージ。朝食はバナナ2本とパワーバー1本。昨晩就寝前に朝食用の蒸しパンを食べてしまっていたので、これくらいで十分。
補給食は、パワーバー3本、パワージェル梅2個、トップスピード1本。あと、暑さによる攣り対策で、塩熱飴を6~7粒。ドリンクはボトル2本(ポカリ)。
天候は曇り空。気温は日中で30度くらい。雨予報もあったが、幸い降っていなく路面もドライ。6時ホテルを出発し会場へ。知り合いの方と談笑しながらスタートを待つ。とにかく蒸し暑いので直前までポカリだけはこまめに飲み続けた(ヒルクライムと違いスタートまではリラックス!)

<戦略>
目標は勝つこと。それ以外の結果は求めず(結果優勝を逃したら、そのときはそのとき)。上位に食い込む力はあるはず(自己暗示)。でも同じように考えているライバルも多いはず・・・(不安も)。165kmの中で、いかに自分の展開に持ち込み、勝てる確率を高めるか。そのためのプランをレース前にイメージ。
勝つ可能性がもっとも低いのが、スローペースで進み、大人数で脚を残した状態でのゴール勝負。これはある意味ギャンブル(ギャンブルは嫌い。力勝負が好き)
脚質的に上りではアドバンテージがある。上り坂ではペースを緩めずライバルたちのスタミナを削り続けること(ジワジワと)。
コースの記憶は3年前一度走ってはいるもののゼロ(バカ?)。100mileは島を2周。1周目は離島も含めた100km+2周目は橋を渡らない65kmの合計165km。高低差100mほどでフラットに近いものの、南海岸はアップダウンが続く。事前情報はこれくらい。中間地点くらいまではスタミナを無駄使いしないように走ることに決めた。

<レース展開>
7時スタート。2~3km地点?でリアルスタート。ほぼ平坦なので、大集団のまま特に大きな動きなく。風が若干強いが、落車もなく比較的平和なサイクリングが続く。時速40kmちょっとか。東平安名崎までは集団の様子を見ながら大きな動きはせず、後半の攻撃のためスタミナ温存。短い上りでは、早めに前へ上がり、あとはペースを緩めて集団に埋もれる温存作戦。
全部で7回ほどあった給水所でのボトル(水だが氷が入っていて最高!)は必ず取るようにする(下り基調の補給所で1度だけ取りこぼす)。
始めて意識的に動いたのが、南海岸へ入ってから、上りで先頭へ出てピークまでペースを維持。集団に見送られず「着かないと」と思わせるペースを意識(これ重要)。下りでもベンジに60mmディープリムをうならせる竹谷さんが主にペースを上げてくれるので、ハイペースで海岸線のアップダウンを繰り返す。次第に集団は小さくなり、15名ほどに絞られたか。ローテーションに加わる人は少ないが、脚力レベルに差があるはずなので気にしない。要は、ゴールまで自分の脚が残しておければいいだけ(シンプル!)。
80kmあたりだったか、小雨が降り出し、路面がウエットに変わった。曇り空で日差しは強くないが、湿度は90%近くジャージはビショビショ。このレースのもうひとつの敵は暑さ!(あと路面・・・)
2周目へ突入。ラスト65km。だいだいその付近だったか? 下りからの左コーナーでウエットな路面に脚を取られ単独落車! バイクを倒さず慎重に入ったにも関わらず・・・。原因は高めに入れていたタイヤの空気圧(反省材料ですね)。
ただ路面はスケートリンクで摩擦も少なく、擦過傷も最低限。バイクは・・・、外れたチェーンに瞬間的に手を伸ばして戻す。左ブラケットもグイッと気合いで! リスタートまでの時間は最小限にとどめたが、集団は結構遠くに・・・(寂しかった)。気を取り直して! まだまだ元気なので、2分弱の個人TTですぐに復帰(刺激入れ!?)。集団は動きのないまま、2度目の東平安名崎へ。いよいよ攻撃を仕掛ける南海岸線が近づいてきた(ワクワク)。
一つひとつの上りは短いので、ペースを上げても集団が崩壊するような距離ではない。でも上りで繰り返しペース上げることでボディブローのように効いてくれればと。仮にゴール直前までもつれてもライバルのスプリント力を抑えることにつながるはず。
結局集団はほとんど小さくならないまま、アップダウン区間を終える。残りは街を抜けてゴールまで残り20km弱。オープン参加の福田真平選手(愛三工業レーシング)もハイペースで引いてくれるが、何もアクションを起こさなければ集団スプリントになりそうな予感。再び雨が降り出す中、アタックポイントをさぐる。ココという場所ではなかったが、ラスト4kmすぎ。緩い勾配で先頭に出たタイミングでアタック! そこに、唯一終盤になって上りで元気な姿を見せていた根本さん(内房レーシング)が追ってきて阿吽の呼吸でローテ開始(すばらしい)。ひと呼吸おいて、竹谷さんも合流。このメンバーなら逃げ切れると思った(福田選手も着いているがオープンなのでローテには加わらず)。横風も味方について、集団と差ができた。ローテに集中! しかし、目の前のでかいお尻が(失礼!)。二人とも超パワー系。ゴール前スプリントは避けたい。残ったアタックポイントは前日確認しておいたゴール400m手前の緩い上りだけ。390号を下って、ゴールへと向かう最後の左コーナーを曲がり、残り1kmフラムルージュ!(ワクワク)。じわじわと上りが始まり、根本さんの番手へ。最後のポイントへ突入(キター)。先に仕掛けたのは根本さん。自分も腰を上げてすぐに反応し、左からスプリントしてすぐに右前へ(本来なら左から左or右から右ですね)。ここでオリンピアン竹谷さんの気配なく、ちょっと勝負から引いた!? しばらく踏んでサドルに腰を下ろし左後ろを振り向くと差が開いたので、「勝てる!」と、ここで確信。あとはゴールゲートだけを見て、残り300mシッティングで踏み倒した。最後はさすがにきつかったけど、最高の300mだった。もっと早く独走に持ち込みたかったが、勝てればヨシ! パワースポーツ滝川さんの声に迎えられてガッツポーズでフィニッシュ。2012年にヘル・オブ・マリアナで2位になったことがあったが、勝利は格別。またヒルクライムのそれとはまた違う充実感。目標達成です。

<レース後>
積極的に動けて、今持てる力はほぼ出したので満足(自己満)。本当はラスト20kmくらいから独走したかった(リアルに考えていた)が、まだその自信がなかった(弱い)。もっと強い勝ち方にこだわりたい。今回のツールド宮古島は、この2ヶ月間のトレーニングの成果を確かめる場でもあった。短期間でもこれだけ成長できたことは自信になった。一方で、全国から強豪が集まる秋のツールドおきなわに向けては、もっとレベルアップしないと勝負できない。自分より上りが強い人も、爆発的なスプリント力を持つ強豪ホビーレーサーもわんさかいらっしゃる(コワイコワイ)。今回の結果は間違いなく嬉しいが、秋に向けたモチベーションに変えてトレーニングを重ねていきたい。ツールドおきなわ市民210kmも、2011年14位になって以来3年ぶり。仲間たちと充実した週末を過ごして次の目標に向けて前進していこう。

<機材>
フレーム:SCOTT ADDICT SL
ハンドル:3Tチーム(カーボン)
ホイール:ZIPP 303
メインコンポ:7970デュラエース(Di2)
ブレーキ:9700デュラエース
ギヤ:53-39/12-25
タイヤ:TUFO S3LiTE
サドル:セライタリアSLR
ペダル:LOOK KeOブレード(チタン)
ヘルメット:LASビクトリー
シューズ:スペシャライズドS-WORKS
※バイクは、キャノンデールSUPERSIXEVOで行きたかったが、コンパクト装着だったので、ノーマル装備のアディクト投入。
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