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2011年02月25日

ロバート・ラウシェンバーグ

テーマ:アーティスト
 以前に読んだ雑誌(数学者、物理学者、科学者などによる芸術に関しての短い論文を掲載した雑誌)の中に、ロバート・ラウシェンバーグが製作した「White Painting」に関する論文が載っていました。

White Painting (SFMOMA COLLECTION)

 その論文によれば、この「White Painting」はキャンバスに白を塗っただけの作品ですが、その白の光沢によって、作品を鑑賞している者の姿が薄っすらと作品の表面に映り、その映り込んだ姿も含めて一つの作品と考えることが出来る。だとすれば、この作品は光によって描かれた絵画、つまり光の反射を利用した絵画といれるのでないかと…。(正確には覚えていないのですが、大体このような内容でした。)
 モネなどの印象派の画家たちが「光を描いた」のだとすれば、ラウシェンバーグは「光で描いた」となります。

 この作品に関してはいろいろな解釈があるのですが、上の論文も一つの見方として興味深いと思い紹介してみました。(ただ単にミニマリズム絵画として評するよりも面白いと思った。)

 ロバート・ラウシェンバーグはこの他にも、理解に苦しむ作品を数多く制作しています。その中の一つに「消し去られたデ・クーニング」があります。
 この作品は、抽象表現主義の巨匠「ウィレム・デ・クーニング」が描いたデッサンを本人から譲り受け、そのデッサンを消しゴムできれいに消し去り、ただの紙として展示したものです。
 ラウシェンバーグは、その当時全盛であった抽象表現主義の自縛から自分を解き放つために、このアイデアを実行したのだと言われています。デ・クーニング好きの僕としては「もったいない…」というのが正直な感想です。
 まぁ、この作品の製作を承諾したデ・クーニングも心が広いというか何というか…。でも、本心はどうだったのだろう?

 その他のラウシェンバーグによる作品も紹介しておきます。

MoMAのコレクション

 ポップアート風のもの、コラージュ、ガラクタの寄せ集めみたいなもの(←これは結構好き)などなど…。様々なスタイルに挑戦しています。
2010年12月04日

ロイ・リキテンスタイン

テーマ:アーティスト
とりあえずメモ…。

ポップアート界の巨匠の一人「ロイ・リキテンスタイン」よる、ピカソやモネへのオマージュ的な作品が見られるページです。

Roy Lichtenstein Showroom

昔、彼の作品制作過程を撮影したビデオを見たことがあるけど、まるで大量生産品を製造するような工場といった感じで、アシスタントたちが流れ作業のような仕事を機械的にこなしているだけだった。一応、最終チェックはロイ・リキテンスタインが行っていたけど…。

2010年10月05日

アンディ・ウォーホル

テーマ:アーティスト
 ポップアート界の巨匠「アンディ・ウォーホル」は、同一のイメージで、その色を変えただけの作品を数多く発表しています。
 次のホームページには、そんなウォーホルの有名な作品の一つ「マリリン・モンロー」を使い、閲覧者が、その作品の色を自由に変えられるプログラムを紹介しています。(掲載されている作品の下のコントロールパネルで色が変えられます。)

Andy Warhol's Marilyn Prints

 また、上のサイトの中には、アンディ・ウォーホルへのインタビュー(英語だけど)がちょこっとだけ聞けるようになっています。その内容を簡単に訳すと…。

インタビュアー:「(あなたの作品に)ピッタリの色って何色?それをどうやって選ぶの?」
ウォーホル:「そうだなぁ~。作品が完成した後、その色がピッタリかどうかわかるんだよ。」
インタビュアー:「実物に似せようとはしませんよねぇ?」
ウォーホル:「やり方がわからないからね。」
インタビュアー:「それでいつも人工的に作った色を選んでいるの?」
ウォーホル:「ほとんどそうだね。自分で色を作っているよ。フレッシュな色を探しているんだ。様々な色を試しているんだけど…。そのうちにピッタリといえるフレッシュな色が見つかると思うよ。」

 大体こんな感じかなぁ~。(間違っていたらごめんなさい。)

 ウォーホルはこの他に、一風変わった映像作品も残しています。例えば、ニューヨークにある「エンパイヤー・ステート・ビル」を8時間、角度も変えずに撮り続けたりとか、眠っている人をただただ撮影続けたりとか…。
 時間の移り変わり共に、変化していく対象の様子を描きだそうとしたのかもしれないけど、それらの作品を初めから終わりまで見た、僕の美術史クラスの先生は「ただただ退屈」と感想を洩らしておられました。僕はダイジェスト版をチラッとしか見ていません。

 ちなみに、この美術史の先生は、アンディ・ウォーホルと友達(ウォーホルが有名になる前、イラストレーターとして宣伝広告に靴の絵を描いていた時代も知っている古い友達)だったそうで、クラスのみんなにウォーホルが描いた彼(先生)の肖像画を見せてくれました。漫画みたいな絵でしたが、特徴は捉えていました。(今は相当高価なんだろうなぁ~、売らないと思うけど…。)

 余談ですが、上に紹介したホームページに書いてあったのだけど、現代の「光と色」の科学的解釈は「ニュートン」が行った様々な実験結果を1672年に発表したのが始まりなのだそうです。

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