2006年夏、北アルプス10日間縦走をした後に辿りつた穂高養生園。
天空から娑婆に降り立つ前にリハビリとして3日間ゆっくりと過ごした場所。
通常は都会の生活から離れて休養しにくる場所なんですがね。
そこで出逢った人と5年ぶりにお会いしましょうということになり、着物で紅葉の京都をデートしてきました。
彼女は現在、着物レンタルのお店で働いているということで、一式借りて着付けて頂きました。
和服は日本の肚文化を支えていたんですね。
臍下で帯を締めることにより腹圧がかかり、自然と丹田が強化されます。
また下駄は足指の力を鍛えることによってバランス力が養えたり、足裏刺激にもなるので血液循環が良くなるとのこと。
特にカランコロンという音がいいですね!
和服の重要性を認識した次第です。
着物に憧れてたんですよね。
しかしながら着物慣れしていない私にとっては着物に着られているという感じ。
もっと肚を据えねばなりません。。。
今回は「着物をカジュアルに」をテーマにコーディネートしてもらいました。
持参のマフラーとカバンだけでも雰囲気変わります。
今年は例年より1週間遅めということで、只今紅葉真っ盛り。
彼女に色々と案内して頂きました。
まずは友達の家の近所の東福寺から。
今熊野観音。本当に色鮮やかな世界に目を奪われます。
その後、ハイアットの東山(TOUZAN)で少し遅めのランチ。
なんと着物姿で特典が!?
2名以上の予約で1名分が無料になるんですって。
美味しゅうございました。
あとは気ままに八坂道をぶらぶら散策。
そして最後は有名な清水寺の「夜の特別拝観」。
朱色の寺と紅葉がライトアップされると幻想的で本当に綺麗です。
本当に京都は着物がよく似合う。
そして着物を着ると京都に溶け込んだ感じになる。
五感が満足した1日でした。