続伸で15年ぶりの高値水準を連日で更新している。


ただし、寄り付き直後に20250円を超えた後は、利益確定の
流れもあり、一時マイナスに転じる局面もみられた。


ボリンジャーバンドでは+2σを超えてきたため、
過熱警戒から跳ね返された格好に。


ただし、バンドは拡大傾向にあるため、
+2σの切り上がりに沿ったトレンドが
形成される可能性が高いだろう。


MACDは陽転シグナルを発生させているが、
4月前半の高値水準は超えておらず、上昇余地がある。


ストキャスは過熱水準に上昇してきているが、
まだ許容範囲内であろう。


下ひげを残しているものの、陰線形成によって
戻り売りが意識されやすく、いったんは2万円の
支持機能を確認する形での調整はありそうだ。



23日の日経225先物は前日比10円高の20170円と
小幅ながら3日続伸で取引を終了。高値は20280円、
安値は20140円。上下のレンジは140円。


売買高はラージが4万3019枚、ミニは44万6162枚。

一方、TOPIX先物は前日比変わらずの1625.0p。


高値は1637.5p、安値1617.5p。
上下のレンジは20.0p。売買高は3万8891枚。


欧米株は高安まちまちで方向感に乏しかったものの、
日本株への先高感などを背景に225先物は
買い優勢で取引を開始した。


朝方の売買一巡後は一日を通して売買フローが
減少し前日終値水準での小動き推移となった。


現物市場では足元の牽引役だった三菱UFJ<8306>、
三井住友<8316>などメガバンクが反落となるなど
利益確定売りに押される場面も見られた。


225先物の手口では、シティ、SBIが1000枚超の
買い越しとなった一方、1000枚超の売り越しは
観測されなかった。


TOPIX先物に関してはクレディ・スイスが
買い筆頭となった。





仙人さん 曰く




日中は大きな動きにならずに終了。


高値をキープした動きなので
時間の調整ということになりますね。


ナイトセッションでは調整終了からの
上昇開始となるのでしょうか。



60分足は高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

株価は移動平均線の帯の上限にあります。


15分足は高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス。

株価は移動平均線の帯の下限にあります。



両方の足がトレンドレスになっていますが、
60分足は19480円から押し目らしい押し目がないまま


上昇となっていて、実質上昇トレンド
と言っても良い動きです。


15分足は安値を切り下げトレンドレスになっていますが、
安値は1ティックのみのブレイクです。


今後20140円を割り込むと紛れてきますが、
20140円を割りこまなければ上有利なチャートになります。


総合的に考えると上有利であり、
買いを考えていけるチャートです。


まずは、寄り付きから20140円を割り込まずに
上昇してくるのであれば買ってみたいですね。




15分足


今日の寄り付きの足がピークとして
確定してきそうですね。


5分足では移動平均線の帯の上限に
沿った動きになっています。


そうなると高く寄り付いて時間の調整と
なっているので、そろそろ動き出してもいい頃合いです。