2009-04-11 19:44:09
トルコ旅行記 その2 カッパドキア
テーマ:旅行記
四月十一日 (土)
最高気温 20℃ 最低気温 8℃
さて、イスタンブールの後に向かったのは世にもへんてこな奇岩が
にょきにょきとそびえ立っている地帯、カッパドキア。
イスタンブールから夜行バスにのり約12時間。朝到着するとそこは確かに
なんだか見た事も無いおかしな風景が広がっていました。
ちなみにトルコでの長距離バス移動はかなり快適です。
バスは最新式でピカピカ、サービス係がかならず一人いて、飲み物やらお菓子
やらまるで飛行機の機内サービスの様な感じ。
しかし唯一妙だったのが、何時間かごとになんだかちょっとすーっとするいい
匂いの液体を手の平にピュッピュとふりかけるというサービス。
なんだったんだろう、あれ。居酒屋で出される熱いおしぼりと同じ様な意味合
いにとっておけばいいのでしょうか。
私が泊まったのは洞窟ホテル目当ての観光客に人気の小さな町、ギョレメです。
私もかねてからの憧れであった岩の中の住居を体験すべくここに宿を取りました。
しかし宿と言っても洞窟ホテルの、
”ドミトリー” に。。
さすがに安いだけあって(一泊約500円)憧れの洞窟ホテルイメージとは
かけ離れていましたがとにかく、一応岩の中です。
人生のやる事リストの中の「岩の中で寝る」という項目にマーカーでしゃーっ
と線を引いた感じです。
しっかし寒かった、、暖房が無く中は本当にひんやりしています。
夏なら丁度いいのだろうな。
寝心地はというと思い出すのは酒に酔っぱらって朝の三時頃に帰って来たその
ホテルの若オーナーが私のいたドミトリーの空いているベットに寝出して轟音
で鼾をかき、歯ぎしりをし、さらには早朝に他の従業員に叩き起こされその場
で大声で喋りまくるという睡眠妨害を受けた事しかもう思い出せません。
客の睡眠を妨害するホテル経営者ッてなんじゃそりゃあ!
そのあまりの悪気の無さに(彼は自分のしている事に全く気付いていない)
もう怒る気も無く、なんだか凄いなあ、、という驚きしか湧いて来ません。
憧れという物は実際叶ってみると案外こんなもので夢のない感想しか出て来な
いものなのかもしれません。
カッパドキアでは「グリーン」と「レッド」という現地のガイドツアーが
あり、私も広大な土地に散らばる奇岩を一人で廻るのは到底不可能なので
両方のツアーに参加。
お決まりの最後に陶器屋やら宝石屋やらに連れて行かれるというコースに
はうんざりですが、観光地だからまあ仕方ない。
ツアーは両方とも午前中に3時間くらいハイキングしてその後車で何カ所
か短時間で見れる場所に連れて行かれるというコース。
見所をかいつまんで見て回れるのはやはり現地のガイドツアーの良い所
ですね。
次から次へと案内されるので少し忙し過ぎる気もしますが。
そのツアーの参加者にアルゼンチン人のカップルがいたのですが、ふと
見ると彼が肩からなんだかもの凄いぼろぼろの鞄を下げています。
結構カッチリしていて重そうでハイキングには完全に邪魔になる感じの。
しかも彼はそれを常に大切そうに抱えているではありませんか。
ちなみにそれ以外は二人とも何も持っていません。ポーチとかも。
服装は普通のラフな格好なのでその古くて薄汚い(失礼)鞄が余計
目立って見える。
もんのすごい不自然。
やはり気になっていたらしい他のツアー参加者が恐る恐る訪ねているのに
耳を傾けると、なんとその答えは、、
「ああ、これね。 マテ茶。 」
そう、アルゼンチン人がこよなく愛するマテ茶。
しかし恐るべきそのマテ茶への愛情。
まさかカッパドキアにまでマイマテ茶バッグ持参で来るとは、、
一日目のツアーで行った旧洞窟住居群の麓にある土産物屋に日本語が話せる
トルコ人がおり、もう一人同じツアーにいた日本人と三人年齢が同じ事も
あって少し話がはずむ。
彼は英語、スペイン語、日本語、あとドイツ語が少し話せるそう。
日本語は何ヶ月か近所の夜間コースに通って覚えたらしい。
完璧ではないけれど充分会話にはなっている、、凄い。
↑のびのびのびるトルコアイス。ちょっとグミッぽい感じの食感でした。
写真撮らしてと頼むとわざわざいつもより派手に伸ばしてくれました。
最後の一日は何もせずにただぶらぶら散歩していると何だか見覚えのある
風景が目の前に。
そこはなんと初日に来たあの日本語を話すトルコ人のいる土産物屋がある
旧洞窟住居群。バスで廻っていたのでてっきりもの凄く遠い所にあるのか
と思っていたらなんとそこは私の滞在するギョレメの町から徒歩20分位の
隣村。何だか狐につままれた様な気分。
せっかくなのでまた土産物屋を訪ねると顔を覚えていてくれて、その後チャイ
を飲みながらすっかり話し込むことに。
トルコでは商売人にはなるべく近寄らない事にしていたのですが、不思議な事
にラマザンという名の彼はトルコの商売人には珍しく、商品を買わせようとい
う気配が全くないのです。
これは本当に”気配”としか言いようの無いもので、トルコ商人からはいつも
「隙あらばあ~」という
何かメラメラと商売っ気が沸き立っている様な気がします。おかげで常に
こちらの「隙を与えてはならぬ~」という気も発し続けなければならず
かなり体力を消耗するのです。
↑ラマザンの店がある旧洞窟住居群跡。60年代迄実際に住居として使われ
ていたらしいです。
何組かのツアー客が去ってからは人気も無い遺跡で、ラマザンも暇だった
らしく結局気付いたら夕方迄何時間もたわいの無い話をし、別れ際に買おう
と思った商品まで貰ってしまう始末。
いやいや、買うからいいよとこっちが言っても
「いいよ~だってお金ないでしょー」
と言われる私。。。そ、、そんなに貧乏そうなのか?
誤解の無い様に書きますが私が女だから下心でプレゼントを、などではなく
本当にちょっと君からはお金は貰えないよね、といった感じです。
そんな彼の名言。
「結婚は、まだしない。心が固いから。やわらかくなったら、する。」
だそうです。
私からは充分やわらかく見えますが、本人曰くまだまだ固いという事です。
一、二年後には洞窟ホテルを開いて、ツアーガイドの資格を取る予定らしい
ので数年後にはしがない土産物屋店主からバリバリの実業家に出世している
かもしれません。
肝心のカッパドキアの奇岩風景についてですがとにかく想像を超える世界。
まるで異星に辿り着いた様な気分になれる風景。
もし気になっている人がいれば期待を絶対に裏切らないので是非行って欲し
い場所です。
最高気温 20℃ 最低気温 8℃さて、イスタンブールの後に向かったのは世にもへんてこな奇岩が
にょきにょきとそびえ立っている地帯、カッパドキア。
イスタンブールから夜行バスにのり約12時間。朝到着するとそこは確かに
なんだか見た事も無いおかしな風景が広がっていました。
ちなみにトルコでの長距離バス移動はかなり快適です。
バスは最新式でピカピカ、サービス係がかならず一人いて、飲み物やらお菓子
やらまるで飛行機の機内サービスの様な感じ。
しかし唯一妙だったのが、何時間かごとになんだかちょっとすーっとするいい
匂いの液体を手の平にピュッピュとふりかけるというサービス。
なんだったんだろう、あれ。居酒屋で出される熱いおしぼりと同じ様な意味合
いにとっておけばいいのでしょうか。
私が泊まったのは洞窟ホテル目当ての観光客に人気の小さな町、ギョレメです。
私もかねてからの憧れであった岩の中の住居を体験すべくここに宿を取りました。
しかし宿と言っても洞窟ホテルの、
”ドミトリー” に。。
さすがに安いだけあって(一泊約500円)憧れの洞窟ホテルイメージとは
かけ離れていましたがとにかく、一応岩の中です。
人生のやる事リストの中の「岩の中で寝る」という項目にマーカーでしゃーっ
と線を引いた感じです。
しっかし寒かった、、暖房が無く中は本当にひんやりしています。
夏なら丁度いいのだろうな。
寝心地はというと思い出すのは酒に酔っぱらって朝の三時頃に帰って来たその
ホテルの若オーナーが私のいたドミトリーの空いているベットに寝出して轟音
で鼾をかき、歯ぎしりをし、さらには早朝に他の従業員に叩き起こされその場
で大声で喋りまくるという睡眠妨害を受けた事しかもう思い出せません。
客の睡眠を妨害するホテル経営者ッてなんじゃそりゃあ!
そのあまりの悪気の無さに(彼は自分のしている事に全く気付いていない)
もう怒る気も無く、なんだか凄いなあ、、という驚きしか湧いて来ません。
憧れという物は実際叶ってみると案外こんなもので夢のない感想しか出て来な
いものなのかもしれません。
カッパドキアでは「グリーン」と「レッド」という現地のガイドツアーが
あり、私も広大な土地に散らばる奇岩を一人で廻るのは到底不可能なので
両方のツアーに参加。
お決まりの最後に陶器屋やら宝石屋やらに連れて行かれるというコースに
はうんざりですが、観光地だからまあ仕方ない。
ツアーは両方とも午前中に3時間くらいハイキングしてその後車で何カ所
か短時間で見れる場所に連れて行かれるというコース。
見所をかいつまんで見て回れるのはやはり現地のガイドツアーの良い所
ですね。
次から次へと案内されるので少し忙し過ぎる気もしますが。
そのツアーの参加者にアルゼンチン人のカップルがいたのですが、ふと
見ると彼が肩からなんだかもの凄いぼろぼろの鞄を下げています。
結構カッチリしていて重そうでハイキングには完全に邪魔になる感じの。
しかも彼はそれを常に大切そうに抱えているではありませんか。
ちなみにそれ以外は二人とも何も持っていません。ポーチとかも。
服装は普通のラフな格好なのでその古くて薄汚い(失礼)鞄が余計
目立って見える。
もんのすごい不自然。
やはり気になっていたらしい他のツアー参加者が恐る恐る訪ねているのに
耳を傾けると、なんとその答えは、、
「ああ、これね。 マテ茶。 」
そう、アルゼンチン人がこよなく愛するマテ茶。
しかし恐るべきそのマテ茶への愛情。
まさかカッパドキアにまでマイマテ茶バッグ持参で来るとは、、
一日目のツアーで行った旧洞窟住居群の麓にある土産物屋に日本語が話せる
トルコ人がおり、もう一人同じツアーにいた日本人と三人年齢が同じ事も
あって少し話がはずむ。
彼は英語、スペイン語、日本語、あとドイツ語が少し話せるそう。
日本語は何ヶ月か近所の夜間コースに通って覚えたらしい。
完璧ではないけれど充分会話にはなっている、、凄い。
↑のびのびのびるトルコアイス。ちょっとグミッぽい感じの食感でした。
写真撮らしてと頼むとわざわざいつもより派手に伸ばしてくれました。
最後の一日は何もせずにただぶらぶら散歩していると何だか見覚えのある
風景が目の前に。
そこはなんと初日に来たあの日本語を話すトルコ人のいる土産物屋がある
旧洞窟住居群。バスで廻っていたのでてっきりもの凄く遠い所にあるのか
と思っていたらなんとそこは私の滞在するギョレメの町から徒歩20分位の
隣村。何だか狐につままれた様な気分。
せっかくなのでまた土産物屋を訪ねると顔を覚えていてくれて、その後チャイ
を飲みながらすっかり話し込むことに。
トルコでは商売人にはなるべく近寄らない事にしていたのですが、不思議な事
にラマザンという名の彼はトルコの商売人には珍しく、商品を買わせようとい
う気配が全くないのです。
これは本当に”気配”としか言いようの無いもので、トルコ商人からはいつも
「隙あらばあ~」という
何かメラメラと商売っ気が沸き立っている様な気がします。おかげで常に
こちらの「隙を与えてはならぬ~」という気も発し続けなければならず
かなり体力を消耗するのです。
↑ラマザンの店がある旧洞窟住居群跡。60年代迄実際に住居として使われ
ていたらしいです。
何組かのツアー客が去ってからは人気も無い遺跡で、ラマザンも暇だった
らしく結局気付いたら夕方迄何時間もたわいの無い話をし、別れ際に買おう
と思った商品まで貰ってしまう始末。
いやいや、買うからいいよとこっちが言っても
「いいよ~だってお金ないでしょー」
と言われる私。。。そ、、そんなに貧乏そうなのか?
誤解の無い様に書きますが私が女だから下心でプレゼントを、などではなく
本当にちょっと君からはお金は貰えないよね、といった感じです。
そんな彼の名言。
「結婚は、まだしない。心が固いから。やわらかくなったら、する。」
だそうです。
私からは充分やわらかく見えますが、本人曰くまだまだ固いという事です。
一、二年後には洞窟ホテルを開いて、ツアーガイドの資格を取る予定らしい
ので数年後にはしがない土産物屋店主からバリバリの実業家に出世している
かもしれません。
肝心のカッパドキアの奇岩風景についてですがとにかく想像を超える世界。
まるで異星に辿り着いた様な気分になれる風景。
もし気になっている人がいれば期待を絶対に裏切らないので是非行って欲し
い場所です。











最高気温9℃ 最低気温4℃



最高気温9℃ 最低気温4℃


