就職面接が通らない。最終面接が通らない人へ。

企業の内々定出しが活発になってきている一方で、
まだまだ多くの学生のみなさんが内定獲得に向けて
日々、選考準備、面接選考と取り組まれているようです。

このブログやメルマガでも何度がお話しして
きましたが、

・なかなか面接が通らない

・最終面接で何度も落ちる


という人は以下のいずれかが

うまくできていません。


１.　対話レベル
落ち着いて、相手の目をみながらの対話ができない。
→　どこか不安を感じながら面接をうけている
→　面接中に心のどこかで「だめかも」と思ってしまうことがある


2.　志望動機レベル
その企業を本当に志望していない。
→　志望動機を無理やりひねりだしている
→　志望動機に確信がもてていない
　　

3.　覚悟レベル
→　その企業で働く自分を具体的にイメージできていない
→　その企業で働く覚悟ができていない
→　企業研究、業界研究が不十分


このいずれかに該当する学生に
みられる特徴のひとつに


自己紹介や志望動機を緻密に練り上げ、
暗記した上で面接に向かう。

というものがあります。


失敗したくない。

だから「セリフ」を暗記する。

そして、「落ちたくない」という意欲が、
「落ちたらどうしよう」というプレッシャーに
代わり、緊張して、「セリフ」を忘れてしまう・・・


ビジネスのプレゼンテーションでも
似たようなことがおこります。


確信をもっていない提案内容は、やはりクライアントの心には刺さりません。

大切なことは、


・あなたがどんな人間で？
　　-学生時代に何を、どんな風に頑張ってきたのか？
　　-どんな性格なのか？

・どんな仕事をしたいのか？なぜ、その会社なのか？

・その会社は今後、何をしたらいいと思うのか？何をすべきと思うのか？

・それに対してあなたは何ができるのか？　

・本気で入社する気があるのか？


という質問に対してストーリーで回答できるぐらい
自分のことや気持ちや意見を整理しておくことです。


そうすれば、結果的に、自分の志望内容に確信がもてるようになり、
その会社で働く自分の姿を思い描くことになり、
何よりも、不安な気持ちが吹き飛んでいくことと思います。

わからない質問にも「わかりません」とか「ちょっと考えてもいいですか？」
といえる余裕まで持てるようなることと思います。

面接がなかなか通過できない方、
最終面接がなかなか突破できない方が
きっかけをつかんでいただければ嬉しいです。

佐藤ケイ

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