何がやりたいのかわからなくなってきました。

佐藤にいただく相談で、最近最も多いのが、

このタイミングで自分が何をしたいのか
わからなくなってきてしまいました。
どうしたらいいでしょうか？


というものです。

ご本人にとってはかなりつらい状況だと思います。

ご相談をいただく方に共通してみられる二つの特徴があります。

１．これまでの就職活動で志望する業界や会社はあった

２．まだ内定がでていない、または、なかなか面接で先にすすめない


これを踏まえると、
就職活動をしていて、なかなか内定がえられなかったり、
面接に通らない時に陥る思考プロセスがみえてきます。

面接に通らない

↓

認めてもらえない

↓

そもそもこの業界やこの会社を志望していたのか？疑問を感じ始める

↓

自分は「本当は」何がしたいんだろう？

↓

どうやって志望の企業や仕事を決めればいいんだろう？


・・・・


面接に通らないつらさから解放されたい、という気持ちが強いのかもしれません。


周囲で内定がで始めると、焦りがさらに強まり
もともとの自分の気持ちがみえなくなってしまいます。


ひとりでこの思考から抜け出すのは
なかなか難しいかもしれませんが、
ひとついえるのは、


この状況に陥った人も、以前は
「志望の業界や会社があった」
ということです。


そして、そんな方々は、これまでの就職活動で、
どのような準備をされてきたのでしょうか？

・OB・OGなど社員に話をきき、その仕事のやりがいやつらいことなどをききましたか？

・受けようと思った企業の理念や価値観、その業界や企業が置かれている課題や今後どうすべきか？
について考えましたか？

・どんな人材を求めているのか？ それはなぜか？を把握しましたか？納得できましたか？

・志望動機を自分の学生時代の経験を踏まえて整理できましたか？ESや面接で伝えることができましたか？

・その仕事についたとして、数年後に自分がどうなっていたいか？イメージできてますか？

・その仕事をする上で、どんな考え方やポリシーが大切なのかを調べたり、考えたりしましたか？

・その会社の競合会社の強みを調べましたか？その会社の強みや弱みを調べましたか？

・その仕事で一流の人の本やブログを調べたり読んだりしましたか？

・・・・

その仕事を本気で志望しているのであれば、ここまでやっても全く不思議ではない気がします。


ここまでやっても結果がでないというならわかりますが、内定欲しさに数打ちゃあたる式に企業を受けても、なかなか結果がでないかもしれません。


しかし、過去に受けた業界や会社のなかに、興味がある仕事の要素が必ず含まれているはずです。
まずはその要素を明確にしてみてはいかがでしょう。

「何がやりたいのかわからなくなってきました。（その２）に続きます。」

佐藤ケイ

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