就職・面接対策:言動が全てを語る。
「何か聞きたいことあれば質問してください。」
と面接で言われること、時々ありますよね?
まさか、ちょっと調べればわかることを質問したりしてませんか?
面接で質問をする場合、以下の二つの目的が頭をよぎると思います。
1.質問の内容で自分をアピールする
2.その会社のことをより深く知る
どちらに重きを置いた質問をするかは皆さんのご判断でいいかと思いますが、
理想的には、二つの目的を満たす質問をしたいところです。
いま、佐藤が学生ならこんな質問をしたいです。
東日本大震災の後、御社の社長または幹部の方から、
社員に向けてどのような言葉がありましたか?
・・・・
仙台に本社を構えるアイリスオーヤマという企業をご存知ですか?
非上場ですが、グループ売上高・約2000億円、
社員数2000人を超える生活用品のメーカー、流通の優良企業です。
時々コマーシャルも流れてますね。
※アイリスオーヤマのことを詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
→ http://www.irisohyama.co.jp/company/
アイリスオーヤマの大山社長は大地震から三日後の14日・月曜日に
出社してきた全体の6割に当たる500人の社員を前に、
こうおっしゃったそうです。
-----------------------------------------------------------
被災者のことを考えれば
まずアイリスオーヤマが早く生産を再開することが一番です。
皆さんの中には知人の安否がわからない人もいるでしょう。
でも、悪いけれどもできる限り会社の復旧を第一に動いてください。
-----------------------------------------------------------
大山社長の目にはこの言葉をきいてほっとしような安堵の表情をした社員が沢山みえたそうです。
ややもするとこんな時に仕事なんてできるか、と思われかねない状況で
大山社長が上のような言葉を発したのは、
社員が二つの気持ちで揺れていると思ったからだそうです。
ひとつは被災者のことを思うと居てもたってもいられず自ら救援活動に行きたいという気持ち。
そしてもうひとつは生産活動が止まった工場をなんとかしなければとという気持ち。
大山社長は、
会社としての義援金を出すこと、
行政から要請があればボランティアを派遣すること、
を社員の前で約束しました。
その上で上の言葉を社員に言ったのです。
佐藤が凄いなと思ったのは大山社長の、
社員の心理状態をよく観察、洞察した上で、
社員が前向きに仕事に取り組める話法で語ることができる思慮深さ
です。
社員のことを大切に思ってなければできないことのような気がします。
普段から社員の気持ちを大事にする姿勢があるからこそ、
有事においても冷静かつ的確な言動ができたのだと思います。
言葉をかける時に相手のことをどこまで深く考えられるか。
面接を含めたすべてのコミュニケーションにあてはまる本質のような気がします。
チャンスがあれば是非選考の場で面接官に質問してみてください。
東日本大震災の後、御社の社長または幹部の方から、
社員に向けてどのような言葉がありましたか?
その意図もあわせてきくことできればその会社が社員をどう思っているかが
なんとなくつかめると思います。
佐藤ケイ
※お薦め記事: 企業の人材ニーズの読み取り方
※このブログの記事一覧はこちらです。
※日々の気づきつぶやいてます。→ 佐藤のツイッター
と面接で言われること、時々ありますよね?
まさか、ちょっと調べればわかることを質問したりしてませんか?
面接で質問をする場合、以下の二つの目的が頭をよぎると思います。
1.質問の内容で自分をアピールする
2.その会社のことをより深く知る
どちらに重きを置いた質問をするかは皆さんのご判断でいいかと思いますが、
理想的には、二つの目的を満たす質問をしたいところです。
いま、佐藤が学生ならこんな質問をしたいです。
東日本大震災の後、御社の社長または幹部の方から、
社員に向けてどのような言葉がありましたか?
・・・・
仙台に本社を構えるアイリスオーヤマという企業をご存知ですか?
非上場ですが、グループ売上高・約2000億円、
社員数2000人を超える生活用品のメーカー、流通の優良企業です。
時々コマーシャルも流れてますね。
※アイリスオーヤマのことを詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
→ http://www.irisohyama.co.jp/company/
アイリスオーヤマの大山社長は大地震から三日後の14日・月曜日に
出社してきた全体の6割に当たる500人の社員を前に、
こうおっしゃったそうです。
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被災者のことを考えれば
まずアイリスオーヤマが早く生産を再開することが一番です。
皆さんの中には知人の安否がわからない人もいるでしょう。
でも、悪いけれどもできる限り会社の復旧を第一に動いてください。
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大山社長の目にはこの言葉をきいてほっとしような安堵の表情をした社員が沢山みえたそうです。
ややもするとこんな時に仕事なんてできるか、と思われかねない状況で
大山社長が上のような言葉を発したのは、
社員が二つの気持ちで揺れていると思ったからだそうです。
ひとつは被災者のことを思うと居てもたってもいられず自ら救援活動に行きたいという気持ち。
そしてもうひとつは生産活動が止まった工場をなんとかしなければとという気持ち。
大山社長は、
会社としての義援金を出すこと、
行政から要請があればボランティアを派遣すること、
を社員の前で約束しました。
その上で上の言葉を社員に言ったのです。
佐藤が凄いなと思ったのは大山社長の、
社員の心理状態をよく観察、洞察した上で、
社員が前向きに仕事に取り組める話法で語ることができる思慮深さ
です。
社員のことを大切に思ってなければできないことのような気がします。
普段から社員の気持ちを大事にする姿勢があるからこそ、
有事においても冷静かつ的確な言動ができたのだと思います。
言葉をかける時に相手のことをどこまで深く考えられるか。
面接を含めたすべてのコミュニケーションにあてはまる本質のような気がします。
チャンスがあれば是非選考の場で面接官に質問してみてください。
東日本大震災の後、御社の社長または幹部の方から、
社員に向けてどのような言葉がありましたか?
その意図もあわせてきくことできればその会社が社員をどう思っているかが
なんとなくつかめると思います。
佐藤ケイ
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