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2011-12-01 02:42:53

人須らく自ら省察すべし

テーマ:言示右録
道は天地自然の物にして、

人は之を行ふものなれば、

天を敬するを目的とす。

天は人も我も同一に愛し給ふ故、

我を愛する心を以て人を愛するなり

~西郷隆盛~



人須(すべか)らく

自ら省察(せいさつ)すべし。

天 何が故に我が身を出生する、

我をして果たして何の用に供せしむる。

我 既に天物なれば、必ず天役有り。

天役供せざれば、天咎必ず至る。

省察して此に到れば、則ち我が身の苟(いやし)くも

生くべからざるを知る。

~佐藤一斎~



西郷隆盛も、佐藤一斎も、大変尊敬する偉人であります。

この世界にはたらく、絶対的な真理を研究し続けた方だと思います。





自らの、生きる道を、天に求めた結果、

これだけの大事業を為すことが出来たのでしょう。



我々は、残念なことに、

自分自身の力や、自分よりも身分の上の人の力、

人間の力だけを重視し、

天と人に平等に働く(同じように愛する)、森羅万象の力を

理解しようとは勤めません。



その道は、我を生かす、正しき道か?

本当の意味で、考えている人が、どれだけ居るのでしょう。



人間社会や、目の前の生活だけをとって、

優劣や、利権などで物事を判断してしまうことがあります。



それは、非常に狭い考え方で、

一見すると、肉体的、物質的には豊かになったとしても、

心身ともに、豊かになることは、ありえない考え方であります。



この世界に働く絶対真理を理解していない結果、

招いてしまう考えであると思います。



『自(みずか)ら反(かえり)みて縮(なお)くんば、

 千万人と雖(いえど)も吾(われ)往(ゆ)かん ~孟子~』



という言葉を思い返します。



たとえ、困窮しても、正しき道を歩む勇気を持ちたいと考えます。

自分自身に疚(やま)しい心があっては、どのような人であっても、

人生の醍醐味である、我が命の深い意味を理解することは出来ない。

と思います。



人が、人を導くのではなく、

人と天に同じように働く、森羅万象の素晴らしい力が、我々を生かします。



その結果、己の魂が磨かれ、輝き、

その光は、人や、様々な命を正しき道へ導くのだと考えています。



現代において、

このような尊い考え方を持ったリーダーが、

目立たないのには、きっと理由があると思います。



人が己を知らざるを患えず、己の能なきを患う。

そのように、考えておられるのでしょう。



狭い世界で生きようとして、

自らの輝きを失うことは

非常にもったいない事であります。



それは、自分自身の本然の能力を

活かし使えていないという事だからです。



自分自身を省察し、我を活かす道を歩み学びます。

天が与える、自らの道を、活かし給い、正しき人生を歩んで生きたいです。



今日も自らを省察(せいさつ)します。
2011-10-02 20:06:57

随処作主 立処皆真

テーマ:言示右録


随 処 作 主  立 処 皆 真 


随処(ずいしょ)に主と作(な)れば 立処(りっしょ)皆な真なり




真理というものは、雲の上にあるものでもなく、

どこかにある訳でもなく、

目の前の、

平常の、

至る処にあるものであります。


それを理解できないために、他に力を求める事なかれであります。


真理は、現実のただ中にあり ~森 信三~


目の前の日常から、目をそらさず、その小事のなかに真理がある事を悟り、

どのような機会であっても、積極的に、それを全うするのみです。


私たちは、いつもその真理の成り立つ世界で、活かされているのだと思います。

この言葉は、禅語です。

良寛禅師は、自分自身の所有物に、普通であれば自分の名前を記入するところ、

『おれがの』 『ほんにおれがの』

と、記入されたそうです。

『わたしのもの?』『本当に私のもの?』 と、いう意味があるそうです。


平常の中に、真理を悟り、自分自身という存在を悟った良寛氏らしさが伺えるエピソードです。


本来の自己というものは、どこか、遠くにある訳でもなく、目の前にあります。


発想 即 実行 

実行 即 生活

生活 即 真理


私も、日常の中に、真理を悟り、随処を主として、生きて参りたいと考えます。

ありがとうございます。


2011-10-01 08:54:54

人としていかに生きるべきか

テーマ:言示右録
【明治天皇 教育勅語の口語文訳】
 
私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。 

  国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

  このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。

~国民道徳協会訳文による~






人として、いかに生きるべきか。



私は、国家を考える前に、自分自身を省みて考えてみたいと思います。

国家というものは、私たち一人一人の国民の事を指す訳なのだから、

私たち、一人一人が、正しい認識において、自らを省みる事は、

大変重要な事であると考えているからであります。


まず、親に対して、私は、尊敬と、感謝を示した言動と行動ができているか、

私を産み育てた、両親のお陰で、私は今、ここに機会を与えられたのです。

そして、その、親でさえも、親が存在し、祖先の遠大さと多大なるご縁は、さかのぼる事

その源があり、その人と私は、時空を超えて、多くの命と、繋がっています。

私が、先祖の一人と同じように、人として、ここに与えられた機会の意味を知れば

親や、先祖に、感謝をすることが、自らの誕生に感謝することに繋がる事といえます。


私は、私に与えられたすべてが、最善のものであるという事を信じています。

いつも、それが完全であるがために、私は幾度となく、

失敗し、挫折し、そして、今があるのです。

今を知れば、過去、与えられたすべての機会や、与えられたすべてが、

最善であったことを知るのです。

恩恵というものは、求めざるに与えられるものだという事を理解しています。

だからこそ、私は、いつも心を磨き、与えられし機会のすべてに心から感謝をし、

喜びでそれを迎えることが本当であると考えています。

艱難辛苦といえども、私に与えられた機会のすべてが、

最善の機会であり、恩恵である事を確信しています。


私の命は、地の元に生き、私の心は、天の元に生きます。

その宿命をこの一身に感じ、その使命を、この心身に感じています。


人としての、宿命を全うし、

己の使命を遂行し、

与えられた命を、この世に活かす事が、私が、この今を創造する所以であります。



2011-09-27 13:25:11

化成

テーマ:言示左録



人は、【変わる】という機会をいつも与えられていると思う。





その変化をいつも感じて、



常に積極的に自己を改心し、

成長させていくことに



人生の最大の価値があるのだと思う。





環境の変化、

めまぐるしい現代において、



今の環境から変化しない人であったり、



環境の変化を受け入れない人は、



大変、苦しい人生を歩むことになるだろうと思う。



環境が変化することを恐れてはいけない。

変化することは、この自然界において当然の現実なのだと思う。





変化すること

その原因を自分以外のものにしてしまっている場合、

または、自分以外の理由で起こっていると思い込んでいる場合、

人生における艱難辛苦(かんなんしんく)からは、なかなか抜け出せない。





すべての出来事には、意味がある。



そして、様々な出来事であれ、環境であれ、

自分自身の思考が深く関係していることといえる。



すべての意味を決めているのは、自分自身であると言うことである。



様々な出来事は、

どんなことであっても、

本能的に成長することを

自らが望んでいるために起こる出来事であると思う。



何かの出来事に遭遇して、

人が何も学ばないという機会を与えられることは

この世界に起こりえない。



どんな小さな出来事でさえも、

とても意味のある、メッセージなのだと思う。





人生という荒波を、



本当の意味で自由に、



精神的にも、肉体的にも豊かに



たった一度の命を全うするには、

自分自身を、常に積極的に化成(成長)させる必要があるといえる。





根本的に言えば、

生命を与えられている最大の理由は、

【化(変化)して】 【成す】であるからだと言える。



何事も、自分を 化成 させる大切な機会であると思う。

だからこそ、すべての出来事に、真摯に向かい、

取り組んで生きたいと思う。


化して 成す。

2011-09-27 13:23:21

理想

テーマ:言示左録
人の一生は重荷を負うて

遠き道をゆくが如し

急ぐべからず


不自由を常とおもへば不足なし

こころに望おこらば 

困窮したる時を思ひ出すべし

堪忍は無事長久の基 

いかりは敵とおもへ

勝事ばかり知てまくる事を知らざれば害其身にいたる

おのれを責て人をせむるな

及ばざるは過ぎたるよりまされり

徳川家康 遺訓








理想というものは、

未来に抱くものではなく

今、共に生きる己を映す鏡である。

氣高い理想と共に

価値のある人生を生き抜くべく、

日々与えられる感謝の機会を何事も積極的に生きなければならない。

自分を

自分でもって

苦しめるような

言葉や

態度、行動の一切を自らの心から排除し

いつのときも、

陽氣で、

朗らかに

一人でいても

寂しくない人間であれ。

人生における、荒波を越えてこそ、自由といえる。



山あり谷ありの人生であるけれども

水のように、

高いところから低いところへと流れても、

蒸発して雲になり、雨となり大地に降り注ぎ大自然に潤いを与えよ。



本質を変えることなく、

その環境に順応し

命を生かす。

大宇宙に存在する最も崇高な命として、この世界に命を与え続けよう。



人生における環境や生活が変化しても

自分自身として

その本質を見失うことなく、

いつのときも、

その、本質を見抜き、

艱難辛苦に打勝つ勇氣と

命を与えられた意味を心に刻む。



我を導くものは、

己の心中にあり。





一度の機会

どのような環境であれ、境遇であれ、

どのような身分であれ、どのような過去であれ・・・

今、価値のある理想を 生きよう。







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