August 04, 2011
【産經新聞】円高追い風「今がお得」??
テーマ:メディア掲載一昨日、産経新聞から突然電話取材が入り、この円高が留学に与える影響みたいなところでコメントを求められ、それが昨日掲載されました

「減少に歯止めがかからない日本から海外への大学生の留学を増やそうと、財界や大学の本腰を入れた取り組みが広がっている。」という内容で、各団体の取り組みとともに、留学を扱う会社などによる留学増加の期待の声も載っていました

勢いが止まらない円高ドル安。「海外への留学離れを食い止めるきっかけになってくれれば…」。留学を支援する人たちからは、そんな声が出ている。
ということで、僕もよく知っている留学会社などの声が載っていて、僕のコメントもそこに載っているのですが、各社が「問い合わせが増えた!」とか「円高を魅力にPRしていきたい」「留学費用が軽くなれば学生の留学志向を後押しする」とコメントしている中で、僕だけが若干ネガティブなコメントをしています


一方、海外研修のコーディネートなどを手がけるスパイスアップ・ジャパン(東京)の豊田圭一社長は、「学生なら就職活動への影響、社会人には企業を辞めるリスクがある。不況が長引く社会的背景から、円高だけが留学の動機付けになるとは考えにくい」と、留学離れの原因の複雑さを指摘している。
別に複雑さなんて全くないと思っているので、このあたりは新聞記者らしい書き方です

個人的な想いとしては、円高だろうがなんだろうがどんどん海外を見てきてほしいと思ってはいるものの、1990年代にすごい円高が進んで、日本から海外に留学する人が増えたときと今では明らかに社会状況が異なるわけで、少なくとも留学をサポートする側の僕らは円高を動機付けにするのではなく、日本が抱えている問題を見据えた上で、成果のある留学を提案することができなければいけないのではないかと思っています。
もちろん、どんな留学でも(あるいは旅行でも)何かは得て帰ってくるでしょうけど、帰国後のキャリアにつなげるという視点で見た場合、なんでもかんでも留学したから成果が出るわけではなく、「留学したはいいけど帰ってきたときに使えないヤツ」となってしまう留学もあるはずで、そうしたらその本人にとっても残念なことになるばかりか、将来留学を考えている人にとっても、決してプラスな影響にはならないと思います。
だからこそ、円高に期待するのではなく、円高はプラス要因ではありますが、留学をする方の将来に繋がるような中身をしっかりと考えて提案することが重要で、その視点を持たずにただ留学しましょう!留学しましょう!はダメだと思った上でこのコメントをしたわけです。
とは言え、僕自身は留学経験が多いわけではないですし、それよりも大学時代のバックパッカー経験の方が今に活きていると思っていますから、海外に出るのが留学である必要もないですけどね。
そして、この夏に僕が取り組んでいる2つのプログラム!
1つは19人の学生が参加するシンガポール研修、もう1つが25人の学生が参加するインド合宿、この2つは僕の1つの答えでもあります。といっても、試行錯誤している最中ですが、いわゆる従来の短期留学では味わえないプログラムをやっているつもりです。
僕もそれぞれちょっとずつ参加するのですごく楽しみだし、それ以上に楽しみなのは参加しているみんなの成長です。







