February 16, 2011

日本的な価値観を持ちながらもグローバルな人財に

テーマ:グローバル人材
日本コーン・フェリー・インターナショナルの会長だった橘・フクシマ・咲江さんが書いた記事、「日本的な価値観を持ちながらもグローバルな人財に」 を読みました。

昨今、海外に関心のない若者が増えていることを憂い、これからのグローバル化に対応するにはもっと海外に出てほしいと書いている一方、
海外で人生を切り開いている日本人も紹介していますビックリマーク

確かに、若者が草食系とか内向きと聞くことは多いですが、僕の周りにはアクティブに外の世界に飛び出し、あるいは縮こまらずにやりたいことをやっている若い人たちがたくさんいます。

そして、彼らを見ていると、俺も彼らに負けずにもっとドカーンとやってやるぜ!と思うわけです。
ぜひ一緒に日本を盛り上げていきたいな~ニコニコ

それにしても、、、
海外に行きたくない理由が「英語が出来ない」とか「危ない目に遭いたくない、感染症にかかりたくない」というのはちょっと寂しいあせる


※以下、
橘・フクシマ・咲江さんの記事

最近の若者は内向き志向と言われ、統計でもその傾向が見られます。例えば、2010年のJTBの調査では、20代の若者の44%が「海外に行きたく ない」と答えています。男性は52%とのことで、女性より内向きのようです。理由の第一が「お金がない」。これは仕方がありませんが、第二が「英語が出来ない」、第三が「海外に関心が無い」、最後が「危ない目に遭いたくない、感染症にかかりたくない」ということでした。


同時に、日本人の海外留学生がここ数年減少しています。OECDの調査でも、日本人の海外留学生の数は、2005年から2008年に掛けて総数でも11%減、特にアメリカへの留学生は約14%減少しています。


一説では「留学生総数は減っていない。中国等アジアへの留学生は増えている。アメリカの魅力が薄れているから減少しているだけだ」との主張もありますが、この統計を見る限り、中国も10%減少しています。経済的な理由が多いようですが、先ほどのJTBの統計のように海外に関心のない若者が増えているのも事実のようです。


日本が「食べ物も美味しい、安全、清潔、正確な電車の運行」等"住みやすい国"になったのは素晴らしいことですが、逆に「心の国境」が高くなってい るのではと危惧しています。


そして、その住み良さが"当たり前"となり、それに対する感謝もそれを維持するための努力も無くなることの方が心配です。その"住み心地の良さ"の 有り難さに気付くにも、海外に出て、他国の状況を知る必要があります。


一方で、中国等の海外で実に逞しく人生を切り開いている日本人の若者も出てきています。特に女性は、10年ぐらい前から香港やシンガポールで仕事を している例をよく聞くようになりました。そして、本当に有能な日本人女性が活躍しています。


今中国のコンサルティング会社で仕事をしているTさんは、その代表的な例です。一昨年、北京のコーン・フェリーのオフィスを通じて、連絡を頂きまし た。私の本を読んで下さって、「日本と中国のCEOのフォーラムを北京で開催したいので、参加して欲しい」とのことでした。


そこで、経済同友会を紹介し、一昨年は北京で第一回、昨年は日本で第二回の同友会も協賛の「日中CEOフォーラム」が開催されました。その2回とも Tさんとは密に仕事をする機会を持ちました。


このTさんは、大学時代に北京で中国語を勉強、その後アメリカに留学し、帰国後に外資と日系企業の合弁企業に就職。そこでCEOに直訴して、中国へ派遣してもらい、その後中国内でアメリカ企業に転職。さらに、日本企業の中国進出を助けるコンサルティング会社である現在の会社に就職をしています。三カ国語に流暢で、まだ粗削りの中国の市場で、実にたおやかに成果を出しています。


本当のTrilingual & tri-cultural (3カ国語に堪能、三つの文化に対応)な人財です。


私が一番素晴ら しいと思ったのは、Tさんは実に日本的な気配りを持ち、きめ細やかにフォローをしながら、中国の市場で臨機応変に逞しく仕事をこなしていることです。日本的な良さを失わずに、しかし現地に適応した働き方をしているということに感銘を受けました。


実は、私はTさんの依頼で、フォーラムの翌日、中国の財界が主催した別の中国人対象の会議でもパネリストを務めたのですが、それは中国のこと。予期 せぬ出来事の連続でした。ところが、ぎりぎりの予定変更も当たり前という状況の中で、Tさんは、先方とハードな交渉をして、実に丁寧にフォローをして下さ いました。


よく日産のカルロス・ゴーンさんを「グローバル人財」として例に出すのですが、ゴーンさんも、その良い例でしょう。両親はレバノン系ブラジル人とフランス人、国籍はレバノン、ブラジル、フランスの多重国籍、フランスで教育を受けて、日本企業の社長を務めるというように、その経歴一つ一つが核となって アイデンティティーとなっています。そして、日本では外国人の「強面」の顔と、日本向きの「優しい顔」の両方を柔軟に使い分けて成果を上げています。


こうしたグローバル人財に触れる中で、また、自分の経験を通して、私は、グローバル化に対応するには「外柔内剛」が大切だと思うようになりました。 これは、「核になる"自分のアイデンティティー"は変えずに、しかし、対応は各文化、国に合わせて柔軟に」という意味です。前述のTさんこそ、「外柔内剛」の素晴らしい例だと思います。


これからの日本人は、「核になる日本人としての良さ」を維持しながら、対外的には、「したたかに柔軟に」対応することが求められています。特に、政治の外交政策ではこうした対応姿勢が不可欠と言えるでしょう。


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