反比例

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最近の生徒さんを見ていて、思うことがあります。

「たくさんの文房具を持ち歩いているなぁ」と。

これが成績を関係があるようなんです。

 

私が日々参考にしている、廣政愁一先生の『勉強がしたくてたまらなくなる本』ではこう書いてあります。

 

 突然ですが、成績のいい子とそうではない子の傾向があらわれるものがあります。

 それは、「筆箱」の中身です。筆箱がパンパンな子は、たいてい成績が悪い。これは膨大な私の経験値から感じている傾向です。パンパンな筆箱をのぞくと20本、30本と入っていて、その中身は使いもしない奇妙な色の蛍光ペンや、まったく同じボールペンなどもあり、異様に重い。

 筆箱がパンパンであることと成績には、もちろん直接的な関係はありません。しかし私は、間接的には大いに影響しているとにらんでいます。(『勉強がしたくてたまらなくなる本』23ページより引用)

 

私も筆箱の中身が多かった時期がありました。シャープペンシルや蛍光ペンをいろいろ入れて、授業中に「どの色使おうかな?」とか思いながらノートを取っていました。

大人になってから「3色ボールペン法」というのに出会いました。この方法だと、ペンは1本でもノートが取れます。赤が超重要、青が重要、緑が参考情報と区別することで、パット見でどんな内容だったのか分かります。

ビジネスの世界では、学校の授業のようにゆっくり説明を受けたり、質問したりする機会は格段に少ないので、1本のペンでノートに書き留めることができるようになって、会議の内容に耳を傾ける時間が増えました。結果として「何が重要なのか」の理解を深めることができるようになったと思います。

 

今では5色ペン(シャープペンシル・黒・赤・青・緑)が私の必需品です。参考になればと思います。

 

 

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とあるご縁があって、「サカイク」というサイトの記事をよく読んでいます。勉強の指導や子どもたちの学力向上と、サッカーの上達がとても「リンク」しているなぁ、と思っています。

今回は特に『読んでほしい』記事を挙げてみました。ぜひご一読ください。

熱心なあまり子どもたちにダメ出し、試合で指示する保護者をどうしたらいいか?

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教室のホワイトボードを新しくしました。今まではニトリのホワイトボードをフックで引っ掛けていたのですが、サイズ的にも小さくて扱いづらかったので、奮発して幅3mのマグネットシートを壁に貼り付けました。

幼児向けのクラスも始めているので、プリントを貼ったりするのに便利です。

 

こういう便利なものを手にするとどうしても使いたくなるもので、生徒さんから質問を受けた時の解説にも熱が入ります。例えばこんなの・・・

明治維新の関連で、なぜ尊王攘夷から倒幕へつながったのか説明してみました。教科書だと別のページで関連性のない事柄のように見えるのですが、前後の戦国時代と江戸時代の鎖国状態、時を同じくして欧米で起こる近代化と海外進出・植民地化を並べて書くとよく分かります。

 

小学生の生徒さんでは「北緯は0度から何度まであるか?」という問題がピンときてなく、地図帳を見て悩んでいたのでこんなのを・・・

既に算数で習っている「円」の話に関連付けて、「地球は横から見ると円だよね。赤道が真ん中を通っていてここが0度になっている。北緯30度はこの辺り、60度はこの辺りだとすると・・・」

「そっか、90度だ!」

 

こうして見ていると最近のお子さまは、単元や教科を超えた知識の関連付けが、今ひとつなのかなと実感しています。既に知っていることに新たな知識を結びつけていくことで、より深く理解ができますし、何より忘れる可能性がグンと下がります。学校の授業ではカリキュラムや指導要領、時間的な制約などもあって中々うまくいかないのでしょうが、そこをフォローするのが塾の役割だと思いますし、先生一人で全てを賄う個人塾ならではの指導法だと思っています。

知識を「点」にするのではなく、線につなげること。最終的には網の目のように知識のネットワークがつながれば、怖いものなしです。

 

 

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先週、インフルエンザに感染してしまった。嫌に咳が続くのと、めったに出ない熱が出たので病院に行ったところ、B型に感染したようである。

教室が感染源で生徒さんに迷惑をかける訳にもいかないし、ウチの教材はインターネットが使えれば自宅学習も可能ということで、4日間ほど教室をお休みした。

嫁と息子は、嫁の実家に避難させ、自宅で安静にするということで、大してすることもない。何をしようか思案しているうちに、読みたい本があったのを思い出した。それが『蜜蜂と遠雷』である。

直木賞と本屋大賞のW受賞は史上初のことで、取り上げている題材はピアノコンクール。高校時代に合唱部と文芸部だった私としてはたまらないコンビネーションである。以前本屋で見かけた時は「こんな分厚い本、持ち歩くのが大変だな・・・」と思っていたのだが、最近は電子書籍化されるのが早いので、Amazonをチェック。希望通りKindle化されていたので、iPadで1-Click購入した次第である。

 

ネタバレは避けるが、実に面白かった。2日と持たずに読了である。特に3人の主人公は特徴にあふれ、音楽という一瞬にして消えてしまう芸術を、実に刹那的に表現していて、コンテスタントの緊張感や曲への想い、才能的に比較の対象にもならないが、自分が舞台に立ったときのことなどが思い出されて、実に面白かった。

 

この作品は十中八九、映像化されるであろう。できれば映画が良い。3人の主人公のうち、日本人の男の子には神木隆之介さんがふさわしい、と本を読んで思っていた。読んでる途中から、神木隆之介さんが脳裏に浮かぶのである。ピアノを弾くところ、オーケストラと合わせ練習をするところなど、彼でなくては成立しない、そう思った。

ヒロインは、高畑充希さんが良いなと思った。天才少女である過去と、コンクールの中で覚醒していく様は、彼女のメリハリのある演技が似合う。

もう1人、ハーフの男の子が出てくるのだが、私の知識が不足していてピンとくる人が思い浮かばなかった。脇役ではあるが重要な役回りを担う28才の男性が出てくるのだが、大泉洋さんがシリアスに演じるのもいいだろう。

 

こんなキャスティングが実現するのかどうかは分からない。映画になると決まったわけでもないし、それぞれの俳優さんたちにもスケジュールというものがあり、うまく一致するわけでもない。

でも、読んだ本人が自分の頭の中で空想にふけるのは自由であり、それができるから読書は楽しいのだと思う。

歴史は繰り返す

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先日のブログで「歴史は繰り返す」ということを書いたので、本当にそうなのか、個人的な意見ではあるが第二次世界大戦前の日本及び周辺の歴史から考えてみたいと思う。

 

日本では第一次世界大戦後、好景気が続くのだが、関東大震災の影響で経済的なダメージを負ってしまった。追い打ちをかけるように世界恐慌が起きて、不景気な時代に突入するのである。

世界的な経済の悪化を受けて、多くの国々が「ブロック経済」という政策を打ち出す。これは当時の欧米列強、特に植民地の多かったイギリス・フランス・アメリカが植民地と自国との貿易を盛んにするとともに、他の国々が自分のブロックに入り込まないよう、保護主義的な動きを示すようになる。

これに対して植民地の少なかった日本・イタリア・ドイツは不満を持つようになり、国家間の対立を生み出すのである。

 

日本では経済の行き詰まりを「中国大陸への進出」でカバーしようとする動きが強まる。そこで現在の中華人民共和国の東北部である「満州」での権益を確保するよう、軍部が動きを強め、満州事変などを経て「満州国」独立を後押しした。満州国は、既に滅びた王朝である清の最後の皇帝が治めることになっていたが、実際は日本が実権を握る植民地支配であった。

 

これに対して政府は「議会政治を守ろう」と軍部の独断専行を抑える動きをするのだが、かえって軍部の反発を受け、五・一五事件で犬養毅首相が、ニ・ニ六事件で高橋是清大蔵大臣が暗殺され、以降の政権は軍人出身者が中心となった。

 

満州国の建国は日本の武力侵略ではないかとして、中華民国は国際連盟に訴えを起こす。国際連盟は調査団を派遣して日本の武力侵略であることを認定し、満州国から引き上げるよう勧告するのだが、軍人主導の内閣はこれに反発し、国際連盟を脱退して国際的な孤立を深めていく。

 

この後はご承知の通り、中国との日中戦争、アメリカなど連合国軍との太平洋戦争、いわゆる第二次世界大戦に突入していく。各国の保護主義的な動きやナチスドイツによるユダヤ人への迫害とそれを逃れるための難民の発生、軍部主導となった日本が国際的に孤立し、軍部拡張を図ったことなど、つい最近のニュースで、日本とは違う国が行なっていることに酷似しているのではないか、と私は思っている。

 

もし今報道されているニュースが、第二次世界大戦の予兆と似ているのであれば、このままだと第三次世界大戦になってしまう可能性は十分にあり得ると思う。第三次世界大戦は「核戦争」になることが確実に予想されるので、人類滅亡の危機である。

日本はこれらの予兆を過去に起こした国の一つである。その立場から、戦争回避への役割を担ってほしいし、担うべきだと思うのである。