■■【経済の読み方】 2013年 9月中旬を時系列的に見る

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容をコンパクトにまとめてご紹介します。



 地方の中小企業が世界へ飛躍 2013/09/20

 すぐれた製品や革新的な生産方法を生み出した人に贈られる「ものづくり日本大賞」の表彰式が行われました。

 「ものづくり日本大賞」は、日本の製造業の競争力をさらに高めようと優れた製品や生産技術を生み出した人を表彰するものです。今年は、23の企業や大学から、85人が経済産業大臣賞に選ばれました。

 このうちの一社に、石川県七尾市の従業員40人の織物メーカーがあります。髪の毛の約5分の1という細い繊維を使った織物を開発しました。軽さと薄さが強みで、製品化まで7年間かかったそうです。すでにイタリアやフランスの高級ブランドが、ドレスなどに採用しています。

 地方の中小企業でも世界を目指せるということを実証しています。


 月例経済報告における上方修正の現状 2013/09/14

 政府は、月例経済報告で景気に対する判断を発表しました。

【引き下げ判断】

 個人消費 自動車販売の伸びが一服し、「持ち直し傾向」
 輸出 自動車の輸出の伸び鈍化で「持ち直しの動きが緩やか」

【据え置き判断】

 企業の収益 「改善」

【引き上げ判断】

 設備投資 建設業で住宅資材新規投資増加など非製造業に伸び

 総合的には、「緩やかに回復しつつある」とし、2か月ぶりに上方修正することになりました。

【私見】

 企業の収益改善が設備投資や所得の増加につながり始めていることは数値にも表れるようになってきたようです。私が最も注目していました、言葉だけの先行ではなく、実体経済への反映が重要であるということが、実現し始めていると言えます。

 しかし、これはまだ一部の大企業における数値の影響が大きく、中小企業などにも今後広がり、全体的な底上げになるかどうかに注視したいですね。


■ アメリカ経済をFRBはどうみているか 2013/09/05

 シリア状勢が緊迫する中、アメリカ経済の動向が注目を集めています。

 FRB(連邦準備制度理事会)は、全米12の地区連銀が企業などを対象に行った調査を基に、最新の経済情勢の報告を定期的に発表しています。

 個人消費は、自動車や住宅関連の需要が強く、旅行も増加しているなどから、大半の地区で拡大していると判断しました。また、製造業の生産活動も自動車を中心に緩やかに増加し、雇用は多くの産業分野で改善しているとしています。

 一方、好調な住宅販売については、一部に買い急ぎの動きが見られると指摘しました。このところ住宅価格の値上がりや住宅ローン金利の上昇が影響していますので、厳しい見方をしているようです。

 こうした分析を踏まえ、FRBは、アメリカの景気全体について、7月とほぼ同じ「緩やかか、小幅に改善している」という判断を示しました。

 バーナンキ発言の「量的緩和縮小」への警戒感は強く、それが実施されると契機にどのように影響を与えるのか、明日発表されます雇用統計結果にも注意が必要です。

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