女性が多い職場の 人と組織がうまくいくブログ

KAO Coaching Space”燃える集団”を作る専門家川添香が「成長する組織のうまくいく人間関係づくり」と「社員がついていきたくなるリーダーシップ」についてお伝えします。

経営者・リーダーのための

会社が変わるリーダーシップを手に入れる
「90日間レボリューションコーチング」


自ら動くチームにしたい
社員と会社を成長させたい
自己のリーダーシップを変容させたい

と考えている経営者、リーダーのためのコースです。
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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

伊勢では、桜を満喫してきました。

関東の桜はそろそろ終盤。

散る桜と残るさくらと両方楽しめる時期ですね。

さて、4月は、入社や異動、昇格など、

変化の季節でもありますね。

 

新しい「役割」の着心地はどうでしょうか。

 

よく、「スーツに着られている」などと

表現しますが、まさしく「役割」も同じで、

なじむのには少し時間がかかるものです。

 

システムコーチング®では、「役割」を

いくつかの種類に分けています。

 

社長、部長、課長など職務は誰でも明確にわかる役割。

組織がスムーズに動いていくのに必要な役割です。

誰かが退いたら、誰かが後任を引き受けます。

 

それとは別に、みなさんの周りには、

この人がいると何となくチームの雰囲気が

いいんだよなー、とか、

この人がいるとちょっと背筋が伸びる感じに

なるんだよなー、という人がいませんか?

 

会議などで、砕けた空気が必要になった時、

うまいタイミングで、ジョークを言ってくれたり、

あるいは、チームがだれ気味になった時に、

ピリッと辛口意見を出してくれる人です。

 

それから、何かが決まったとしても

「ちょっと待て」と止める人はいませんか?

みんながイケイケになっているときに

ちょっと水を入れる人。

 

これも重要な役割。

 

これらは、明文化しているものではありませんが、

システム(≒組織)が内面の感情的なやりとりを

保つために重要な機能を果たしているものです。

 

 

明文化していない役割は、

ついつい「人=役割」になりやすく、

周囲は、当たり前にその人に期待してしまいがちです。

 

システムコーチング®の現場でも、

コーチが投げかける質問に、

〇〇さん、口火を切ってくれないかなあという

空気感が漂うときがあります。

すると、空気を読んだ〇〇さんが、

しょうがないなあと初めに意見を発するのです。

 

ですが、役割は、その人そのものではなく、

システムが必要としているから現れるものです。

 

こういった役割は、時に代わってみるのも大事です。

 

あなたも今日は何か役割を引き受けて

システムに貢献してみませんか?

 

それでは、今日も良い一日を!

 

※システム・コーチング®はCRRジャパンの

登録商標です。

より詳しくお知りになりたい方は、

CRRジャパンのホームページをご覧ください。

http://www.crrjapan.co.jp/

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

週末、伊勢参り目的で伊勢志摩に行きました。

 

車椅子に乗る86歳の母の希望で、

私、姉、夫の3重のサポート体制です。

 

東北新幹線、東海道新幹線、近鉄特急、

レンタカーと乗り継ぎ、

よくやって来たなあと思います。

 

※伊勢志摩サミットの行われた賢島

 

ところで、海彦山彦の日本神話はもちろんご存じですよね?

実はこの二人にもう一人兄弟がいたというのはご存じでしたか?

 

今日は神々の降り立つ国伊勢にちなんで、

神話の話をしてみようと思います。

 

海彦の正式名はホデリ(火照命)

山彦の正式名はホヲリ(火遠理命)

 

そして、第三の兄弟の名前はホスセリ(火須勢理命)と言います。

このホスセリ、誕生したという記述ののちは、

どこにも登場しないのです。

 

実は古事記には、このほかにも誕生時のみの記載で、

そののち一切登場しない神様が二柱いるそうなのです。

 

いずれも三人兄弟で、

高天原に最初に現れた神として、

 アメノミナカヌシ(天之御中主神)

次に、

 タカミムスヒ(高御産巣日神)

次に、

 カミムスヒ(神産巣日神)

が現れたとされています。

 

このお話も、アメノミナカヌシが一等最初に現れた

とされる神なのにその後の記述がありません。

 

さて、もう一組は私たちもよく知っている

 アマテラス(天照大御神)

 スサノヲ(建速須佐之男命)

そして、

 ツクヨミ(月読命)です。

これもまた月の神とされるものの、

誕生以降の記述はないのです。

 

この三人の神さま。

いずれも神話の大事なシーンで登場しています。

順番としては、

①アメノミナカヌシ 天地のはじめのシーン

②ツクヨミ 天界と黄泉の国の接触のシーン

③ホスセリ 天つ神と国つ神の接触のシーン

 

実はこれに気づいたのは、

日本の心理学の草分けである河合隼雄さん。

 

『中空構造日本の深層』というなにやら

ムズカシイ本の一篇で

「古事記神話における中空構造」という

題名で書かれているものなのです。

 

河合先生は、この三人の神さまを、

登場はするもののまったく実体がなく、

働きもしない「無為の神」と表現しました。

 

どの組の神様も、この何もしない神様を除いては、

対立を示します。

(海彦山彦のように…)

 

ところが一見どちらかが優位に立ったとしても

必ずその後にカウンターバランスが生じて

どちらかがいい悪いではない状態が生まれています。

 

さらに、この「無為の神」を河合先生は中空と表現しました。

 

こういった神の存在は日本独特のものであるらしいです。

神話ではありますが、日本人の精神構造をなすものと

言ってもいいそうです。

 

短絡的ではあるのですが、

中空があるおかげで、微妙なバランスをとるすきまが

生まれていると、私は感じています。

 

実は、システムコーチも対立構造に「中空」を

作るのが役目のようなところがあります。

 

どちらがいい悪いでなく、お互いがバランスを取り合い

最良の「点」を見出す、ニュートラルな場を生み出す

というのがコーチの仕事です。

 

「無為」をする、つまり「何もしない」存在で

あることが一番の役割というなんとも不思議で、

つかみどころがないような役割。

 

つまり、あとになって、コーチってなんの役割だったっけ?

と言われるくらいになると最高の仕事をしたということなのです。

(これも、ちと寂しいのですが…)

 

とても難しいのですが、そうなったときに

システムが一番動き出すのですから、これもまた不思議です。

 

伊勢志摩らしく、旅館に置いてあった本は、「古事記」

 

久しぶりに紐解いてみたくなりました。

 

伊勢神宮参拝は、二見興玉神から、内宮、外宮の正式参拝。

初めての正式参拝は、清浄で厳かな気分になりました。

 

ブログを読んでくださるみなさまにもよき空気が流れますように。

 

※システム・コーチング®はCRRジャパンの

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先日、駅に長い行列ができてるなあと思ったら定期券の窓口でした。

学生も社会人一年生も新しいスタートです。

 

で、初めて新人の教育係になる人も一年生ですよね。

それで、何か役に立つことはないかと調べてみました。

 

新人教育係になったら覚えておきたい「新入社員教育のコツ」

 

このサイトによると、

教育係が新人に不満を感じる点はこんな風になっています。

 

 

あるあると思われた方も多いですよね。

 

私もコーチングで聴くマネジャーさんの

教育の悩みもほぼ近いなあと実感を持っています。

 

逆に新人さんの悩みも(my息子も含め^^;)

聴くことも多く、やはり、教育に不満を持っています。

 

私の実感値としては、

・一生懸命やっても認めてもらえない

・一度聞いただけではわからない

・どう調べていいのかわからない

・だれに聞いていいのかわからない

・人によっていうことが違う

・忙しそうで聞けない

・できないと人格否定される言い方をされる

 

お互いに不満を募らせているところがあるようですね。

(まあ、新人・教育係に関わらず、

関係性あるところすべてにありますが…)

 

頑張っていても、やはりうまくいかないと、

どこかでガス抜きしたくなるものです。

 

ストレスをため込まないためにも、

愚痴を言うってすごく大事なのですが、

出し方によっては毒にもなります。

 

そこで、うまい愚痴の出し方、受け取り方について

書いてみたいと思います。

 

安全に愚痴を言える人を持つ。

愚痴であることを認識する。

ため込まない。

ある程度言ったら切り上げる。

言う前と、言った後の心の軽さの違いに気づく。

愚痴を聞いてくれたことに対する感謝をする。

 

受け取り方も大事です。

 

愚痴であることを認識する。

「ことがら」ではなく、相手がつらいと

思っている気持ちに共感する。

(事柄に同意しなくてもいい。気持ちに共感する。)

意見がある場合は、十分に共感してから伝える。

でないと受け取ってもらえない。

愚痴の独り歩きをさせない(噂話にしない)

適当なところで区切る。

 

愚痴は、だらだら言い続けない、

聞き続けないというのが大事じゃないかと思います。

 

コーチングでも、「愚痴タイム」を設ける

ときがあります。

5分間聴くよ!というように時間を

区切ってしまうのです。

愚痴の根底には、本当はああしたい、

こうなったらいいのに

という願いが潜んでいます。

頃合いを見計らって、どうしたいのか、

どうなりたいのか聴いてみると

真の願いが出てくるときが多いのです。

 

人は、誰しも成長を望んでいるもの。

自分がそうであるように他人もそうです。

 

ガス抜きもうまくしながら、自分も成長しながら

新人育成に励んでほしいなあと思います。

 

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

お金がないので

時間がないので

才能がないので

 

何かをやらない、できない三大理由はこれかな。

 

単なる言い訳のときもあるけれど、

 

自分に制限を付けちゃっているときにも出てくる言葉です。

 

確かにお金がないかもしれない。

確かに時間がないかもしれない。

確かに才能がないかもしれない。

 

それでも、本当にやりたい、やらねばと思ったときには、

ないならないなりに進む道は考えられるもの。

 

 

隻手音声(せきしゅおんじょう)

 

禅の公案で「両手を打った時の片手の音をきけ」という意味だそうです。

片手の音だけを聞けというのは、ものすごくナンセンスですよね。

なので、この公案の答えは、

それまで当然と思っていた思慮分別を根本から疑わせて、

理屈や言葉を超えたものと対峙しなさい、ということだそうです。

 

「ない」、と考えているのは自分。

自分の中の常識を打ち破っていきましょう。

 

今日も良い一日を!

 


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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

先日、ラスコー展に行きました。

これは、2万年前のクロマニョン人を再現した復元模型。

あまりに精巧すぎてドキッとします(笑)

(ここだけ写真OKです)

現代人と変わらない容姿ですよね。

 

ラスコー洞窟は保護のため、

今は閉鎖して誰も中に入ることはできないそうです。

 

展示してある壁画は、この展覧会のために

実物大で再現されたとのことですが、

特別な仕掛けがたくさんしてあって、かなり楽しめました。

 

ラスコー展でのメインはもちろん壁画なのですが、

石器の展示もあります。

こちらは出土した本物です。

 

こういったものを見るとき、思い浮かぶのは、

実際にこの道具を使っていた人がいるのだなあということ。

 

そう思うと、それが急にぬくもりのあるものとして

見えてくるから不思議です。

 

この小さな石器で肉を裂き料理をし、

人は命をつないできたのだなあと、

自分につながるプロセスとして

、とらえることができたり。

 

時空を超えて、クロマニョン人とつながる私って…

と思うと笑えちゃうのですが、

 

これ、今生きている現代の人々とつながってみる

ということができたらどうでしょう。

 

例えば、

このブログを書いているPCも

多くの人の手がかかって

私の前にやってきてくれています。

当たり前に乗っている電車や、

雨に当たらず歩ける地下道もそうです。

 

食べ物も洋服も・・・

 

そう思うと、

無機質なものにぬくもりをとり戻す感覚になり、

多くの人の手があって自分は生きていることに気づき、

感謝の気持ちが湧いてきます。

 

もっと視座を下して自分の周りに目を向けてみます。

すると、

いま目の前にいる人とのつながりも当たり前ではない

のだと思えてきます。

 

 

ラスコー洞窟の壁画の規模は

到底一人では描けるものではないでしょう。

顔料や、暗い洞窟内を照らすランプや、

高い壁に掛ける梯子なども多くの手があるのが予想できます。

 

壁画は

クロマニョン人の高度なチームプレイの

産物なのかもしれませんね。

 

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

「世界がもし100人の村だったら」という文章を

ご存じですか?

 

今朝、目が覚めたとき
あなたは今日という日にわくわくしましたか?
今夜、眠るとき
あなたは今日という日にとっくりと
満足できそうですか?
今いるところが、こよなく大切だと思いますか?

すぐに「はい、もちろん」と
いえなかったあなたに
このメールを贈ります。
これを読んだら
まわりがすこし違って見えるかもしれません。

世界には63億人の人がいますが
もしそれを100人の村に縮めると
どうなるのでしょう。


※続きはこちらでどうぞ。

http://www.apa-apa.net/kok/news/kok214-2.htm

 

こんな風に始まるこの文章は、

どんなにか、私たち日本人が恵まれているのかを

教えてくれます。

 

「吾唯足るを知る」

こういった言葉を思い出させてくれる詩です。

 

 

この文章の原訳者である中野裕弓さん。

私は大好きで、メルマガを読んだり、

本やカードを買ったりしています。

 

今日は彼女の著書

『幸せになるために捨てるもの84のリスト』

を紹介しますね。

 

捨てるもの、と聞いて、断捨離を

思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。

 

この本で言う「捨てるもの」はモノではありません。

 

私たちが、自分を縛り上げてきた思い込みや

一見正しそうに見える概念です。

 

「反省」はいらない

「忍耐」はいらない

「心配」はいらない

「がんばる」はいらない

「謙遜」はいらない

 

などなど。

 

これを見ると、

え~、これを捨てたら社会人失格じゃないの!

と思われるかもしれません。

 

でも、中野裕弓さんが言っているのは、

そうではありません。

 

例えば「反省」について

 

その日ベッドに入って、

今日の失敗をあれこれと思い返し、

「なんて自分はバカなんだろう…」

「本当に情けない…」

と一人反省会をする人もいるかもしれません。

~中略~

でも本当に人を成長させるのはそういう

「反省」ではありません。

反省は、どうしても自己嫌悪や自責の念を伴います。

反省ではなく、事態を分析し、そうならないために

次はどうするかをだけを考えることが

成長の糧となるのです。

~中略~

いつもこういう自己批判型「反省」をする人は、

幸福をつかむパワーも少ないといえます。

~中略~

このように、常に自分がダメだと

どこかで思っている人は、人生の

いろいろな物事を手がけてもうまくいかなかったり、

また、「自分には無理だ」とアクションすら

起こさない場合が多いのです。

~中略~

自己批判につながるような「反省」という感情は、

あなたが成長し、幸せになるためには

必要のないものなのです。

 

いかがですか?

私もこの考え方に賛成です。

 

だって、自分を責めてもなんのトクにもなりません。

挙句に、自分には無理だと自己判断して動けなくなったら

結局、事態はなにも変わらないのです。

 

あなたの周りに

「申し訳ありません」「ごめんなさい」が口癖の部下がいたら

 

自己批判の反省は捨てて

次にどうしたらいいのか考える癖をつけてごらん、と

中野さんのような考え方で導いてあげてみてはいかがでしょうか。

 

この本には、こんな風に84の捨てるものがリスト化されています。

 

大そうじの季節がやってきました。

ついでに、心のお掃除もやってしまいましょう。

 

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

いい一日、というのはあなたにとってどんな一日ですか?

 

私の手帳には、一日の気分を表す顔マークがついていて、どんな日だったかチェックする機能がついています。

顔文字にするとこんな感じ。

(^^) ('_') (-""-)

 

(^^)にチェックを付けられる日とはどんな日なのかな、と考えてみました。

 

・予定していたタスクがサクサク進んだ

・友人、仲間との会話が楽しかった

・美味しい食事がとれた

・疑問に思っていたことが解明した

・テレビのドキュメンタリーに感動した

・できないことができるようになった

・旅行を計画した

・誰かの役に立てた

 

などなど。

 

実は、上記に上げた事象の下には、価値観が存在しています。

価値観とは、自分が人生において価値を置いている見方や考え方、気持ち。

いわば人生の充実感を生んでくれるものです。

 

おもうままに例を挙げてみると、

自由 優しさ 誠実 突き進む 冒険 慈悲 豊さ 笑い つながる 創る ひらめき 穏やか…

などなど。

 

意識的であれ、無意識であれ、人は自分の価値観に沿って生きています。

価値観を完璧に尊重して生きたときには、活き活きとした充実感に満ち溢れているし、

そうでないときには、何かしら物足りなさ、あるいはやるせなさ、時には憤りを感じます。

 

今日の終わりに、('_') や (-""-) にチェックがつくときには、なにかしら価値観を尊重しきれていないとき。

ですから、自分がどんな価値観を持っているのか知りたいときに、('_') や (-""-) は価値観を教えてくれる指標にもなるんです。

 

 あなたは今日一日、どんな価値観で生きたいですか?

今日の終わりに(^^)にチェックを入れるとしたら、どんな生き方をしたいですか?

 

人生は日々の積み重ね。

「今日も充実した一日だった」と終わっていきたいものですね。

 

 あなたも今日は自分が無意識に持っている価値観に気づく一日にしてみませんか?

 

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

前回、孫ピンのいう敗北を招く将の欠点をご紹介しました。

 

私が実施しているザ・リーダーシップ・サークル(TLC)にも、望ましくないリーダーの要素というものがあります。

”望ましくない”というよりは、”より成長するための指針”とご紹介したほうが良いでしょう。

 

こちらは、3つの領域があり、それぞれいくつかの要素を持っています。

●他者依存…保守的、他者の喜び優先、帰属、受け身

●自己防衛…心理的な隔たり、批判、傲慢

●操作…独裁、野心、過度な意欲、完璧主義

 

一見どうして望ましくないのかと見えるのではないかと思います。

 

先日ご紹介した望ましい要素とともに、これは、「成人の成長段階」という理論から編み出されているものです。

上記3つは、「リアクティブ」なリーダーシップの現れを示します。

 

リアクティブとは、すなわち「反応的」ということ。

リアクティブの原動力は、外からの刺激(問題や脅威)に反応して、嫌なものから遠ざかるというもの。

失わないために、負けないために戦う、というメンタルモデル(思い込み)を持っています。

いわば「恐れ」からの行動が起きるんですね。

 

 

対して、望ましいリーダーシップの現れは「クリエイティブ」です。

クリエイティブとは、「創造的」ということ。

目的やビジョン、自分たちより大きな大切なものに向かって何か生み出そうとするエネルギーです。

こちらのメンタルモデル(思い込み)は、「得るために、勝つために戦う」。

「愛」からの行動と言っていいものです。

 

 

他者との関わり…思いやりのあるつながり、チームプレイ推進、協働、メンタリングと育成、対人知性

自己認識…無私、ワークライフバランス、落ち着き、自ら学ぶ、

本質…一貫性、勇気ある本質

全体認識…社会・世界への配慮、持続可能な生産性、システム思考

目標達成…戦略思考、目的とビジョン、結果を出す、決断力

 

「成人の成長段階」は6段階あるのですが、

その中で、クリエィティブはレベル4、リアクティブはレベル3という位置づけになります。

 

こう見ると、リアクティブはダメなものなか、と思われそうですが、

そうではありません。

 

成人の70%はこのリアクティブな段階にとどまるのだそうです。

いわば、とても人間臭さのあるレベルなんです。

 

ただし、複雑性を増していくこの時代にリアクティブな段階でとどまるリーダーと

クリエイティブになろうとするリーダーとでは歴然の差が出てくるでしょう。

 

”レベル”と区分されてはいますが、リアクティブの中にあるエネルギーには、

クリエイティブに変化するヒントが込められています。

 

例えば、「他者依存」の高い人には、「愛」というエネルギーが備わっています。

これをクリエイティブなエネルギーに転換させると、「他者との関わり」が高くなるんですよ。

 

私は、他者依存の「他者の喜び優先」がとても強かったんです。

自己犠牲をしないと受け入れてもらえないと思っていた時期があったんですね。

でも、それが何を生むかというと不満です。

私がこんなにやっているのに、だれもわかってくれない。

私がこんなにやっているのに、だれもお返ししてくれない。

立派な「くれない」族でした。

 

TLCで、これがわかって自己犠牲ではない、心から自分も喜び、

他者の幸せにもつながる行動を心掛けるようになりました。

 

そうして一番得られたのは心の安定です。

不満が減り、自分の内から湧き出るものから行動できるようになったのです。

 

あなたも、何かうまく行かないなあと思うとき、

もしかしたらリアクティブなエネルギーで動いている結果が出ているのかもしれません。

 

自分はリアクティブなのか、クリエイティブなのか、ちょっと振り返るのもいいものですよ。

 

※TLC(ザ・リーダーシップ・サークル)についてはこちらをご覧ください。

http://kao-space.com/c-manager/#TLC

 

 

 

 

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

今から45年ほど前に、幻の兵法書と言われるものが出土しました。

孫子の子孫と言われる孫臏(ピン)が著したとされ、「孫臏兵法」と名づけられたそうです。

 

その中の、孫臏が仕えた斉の王との問答集がおもしろいです。

 

「勢力が均衡した敵を攻めるには、どうすればよいか」

「敵が多くてこちらが少なく、敵が強くてこちらが弱い場合は」

「進退窮まった(袋のネズミとなった)敵を叩くには」

「互角の敵を叩くには」

「一をもって十を撃つ方策は」

 

など、次々に出てくる質問に対し、孫ピンが的確に答えていくのですが、

 

最後の王の質問「民兵に軍律を徹底させるには」に対しての孫臏の答えは…

 

日頃から信頼関係を築いておくことです」

 

ありゃ。

2300年前と、現代と変わらない。

「信頼関係」については、人間の永遠の課題なのかもしれませんねえ(笑)

 

現代でいうと、例えば、評価面談などの際、上司との信頼関係がどのくらいあるかは重要ですよね。

コーチングスキルは面談などでとても効果を発揮するのですが、その場限りのスキルを使ってもあまり効果は期待できません。

 

日ごろの関係性の積み重ねが重要。

信頼関係があれば、厳しい評価をしても部下には受け取る余地ができているものですし

評価の現実から、双方肚に落ちる次へのステップへと導くこともできるものです。

 

問答がこの「信頼関係」で終わっていることもとても興味深いですね。

何事も土台になるものは「信頼関係」ということなんでしょうか。

 

さて、将には徳が必要であることは「将者智、信、仁、勇、厳也」で述べましたが、

 

孫臏兵法には、「将敗」として、敗北を招く将の欠点を上げています。

①能力がないのに、あると思っている

②見下している

③地位にこだわる

④財にこだわる

⑤・・・・・・・

⑥鈍い

⑦軽卒

⑧勇気がない

⑨勇気があっても体力がない

⑩ウソをつく

⑪ ・・・・・・・⑬

⑭決断力がない

⑮動作が鈍い

⑯やることがいい加減

⑰・・・・・・・

⑱残忍である

⑲自分勝手

⑳自ら規律を乱す

 

おおおぉ・・・・耳が痛い(笑)

 

でも、これも現代と変わりませんね。

信頼関係を築くには、やっていはいけないことリストのようにも見えます。

 

孫臏流リーダーシップチェックリストとして、自分をチェックしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

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燃える集団を作る専門家 川添香です。

 

「将者智、信、仁、勇、厳也」

 

「将とは、智、信、仁、勇、厳なり」と読みます。

 

1つ1つ見ていくと、

智・・・知恵、知性、洞察力
信・・・信用する、信頼される人である
仁・・・慈しむ、愛する心、思いやり
勇・・・勇気、決断力
厳・・・自分に厳しい、規律正しい、信賞必罰

となります。

 

すべてにおいてバランスがいいに越したことはないのですが、そこは人間。

何かが得意で何かが不得意ということはよくあることです。

 

これを現代のリーダーシップにおいてみると、

関係性重視型、任務重視型、というように分けられるかと思います。

関係性重視型とは、人との人の関わりやチーム力を高める能力が高いリーダー、

任務重視型とは、目標達成に重きを置きタスク実行能力が高いリーダー、です。

 

エグゼクティブ・コーチングで依頼が多いのは、それぞれの不得意分野を伸ばしたいというものです。

それぞれのやり方で行き詰りが出てきたという場合に依頼されるケースがほとんどです。

 

関係の良いチーム作りはできているが、結果が出にくい。

最初は結果は出るのだが、人間関係がぎすぎすし始め、結局行き詰る。などなど。

 

私はエグゼクティブ・コーチングに入る前には、360度フィードバックをさせていただいています。

 

それは、クライアントの周囲にいらっしゃる方が、クライアント本人をどう見ているか、

本人の認識とのギャップを測り、コーチングの目的を定めるためです。

 

以前は、部下や上司、同僚の方に直接インタビューをしていましたが、

今は、ザ・リーダーシップ・サークル(TLC)というアセスメントシステムを使っています。

 

このTLCによる望ましいリーダーシップの要素が、「智、信、仁、勇、厳」に相当するなあと感じているわけです。

 

TLCによる望ましいリーダーシップの要素は、次の通り。

大分類は5つに分かれ、さらに細かくその下にいくつかに分類されます。

 

他者との関わり…思いやりのあるつながり、チームプレイ推進、協働、メンタリングと育成、対人知性

自己認識…無私、ワークライフバランス、落ち着き、自ら学ぶ、

本質…一貫性、勇気ある本質

全体認識…社会・世界への配慮、持続可能な生産性、システム思考

目標達成…戦略思考、目的とビジョン、結果を出す、決断力

 

これらの項目について、すべてがぴったりはまるというわけではないですが、

「智、信、仁、勇、厳」は網羅されている感じはしませんか?

 

リーダーシップは、もともと備わっているもので開発することは難しいとされていた時代もあったのですが、

今では、リーダーシップは誰もが持っているもの、開発されるべきものとしてとらえられています。

 

360度フィードバックは、時には痛いものです。

自分自身との評価とかなりのギャップを呈することもあります。

 

自分の弱点を受け入れることはとても勇気がいることです。

特に成功体験を多く持っているリーダーには大変なことですね。

 

しかし、得意だから、不得意だからで終わらせるのではなく、

客観的な視点からのフィードバックを受け入れ、自覚をもって自己の可能性を伸ばすことが

リーダーにおける真の勇気、厳しさなのではないかなと思うところです。

 

「智、信、仁、勇、厳」

あなたも今日はご自身のリーダーシップについて考えてみませんか?

 

それでは、今日も良い一日を!

 

※TLC(ザ・リーダーシップ・サークル)についてはこちらをご覧ください。

http://kao-space.com/c-manager/#TLC

 

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