Washington Time








1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2011年12月05日(月)

きっとこれが最後のブータン

テーマ:ブータン通信
 もう2ヶ月も前になりますが、9月末から10月初めにかけてブータンに行って来ました。今年4月の人事異動で南アジアの担当から東欧・中央アジアの担当に変わったので、プロジェクトの引き継ぎも兼ねてのブータン出張でした。きっと、これが最後のブータン出張になるでしょう。僕が初めてブータンを訪れたのは、2003年3月でした。あれ以来、毎年2~3回は訪れていたので、おそらく合計20回くらいはあの国に行ったんじゃないでしょうか。この間、新憲法制定民主化王位継承分権化近代化都市化と、ブータン激動の時代の国づくりのお手伝いに多少なりとも関われたことは、非常に幸運なことでした。僕が今まで担当した国の中でも、ブータンはスリランカと伴に忘れられない国になりました。

 振り返ってみると、最初にこの国を訪れた2003年当時に比べて、ブータンは大変化を遂げています。特に首都ティンプーの変わりようは、物凄いです。いくつか例を挙げてみると、まず車の数が激増しました。2003年当時はティンプーでも車は本当に少なかったし、タクシーなんて見つけるのに一苦労したものです。それが今は、ティンプーで車の渋滞だって体験できます。でも、依然として信号機はありませんが。



 次に、ティンプー中心部の景観もかなり様変わりしました。昔ながらの平屋建ての商店(↑)は数えるほどに減り、4~5階建てのビルがほとんどになったのです(ティンプーは最高5階建てまでという建築制限があります)。その結果、増えたのがエレベーターです。2003年当時、この国にはエレベーターが一台しかありませんでした(ティンプーの病院に一台あっただけです)。今は、首都のビルの多くにエレベーターが設置されています。建物の外観も、カラフルなものが増えたような気がします(↓)


 それと、もうひとつ増え続けているのが新聞の種類です。2003年当時には、週一回発行の国営クエンセルが一紙あるだけでした。それが今は、日刊紙やビジネス紙など、もう数えられないほどの新聞があるのです。民主化の前後から、この国に来るたびに一紙、また一紙と新しい新聞が増えているという感じです。今回も、「Bhutan Youth」という若者を対象にした新しい新聞を発見しました。

 増えたものがあれば、減ったものもあります。ひとつは、ティンプーの街の野良犬の数。2003年当時は、野良犬の吠える声で眠れない夜が何度もあったものです。もう、そんなことはなくなりました。昔のブータンを知らない人は「今でも野良犬が多すぎる」と言いますが、あの頃に比べたら、これでも本当に激減したんですよ。

 減ったものをもうひとつ。ティンプーでは、ゴやキラなどの民族衣装を着ている人が少なくなりました。当然ながら学校や職場など公の場では、ブータン人は今でもゴやキラを着てますよ。でも、平日に学校や勤務を終えてから首都の中心部に繰り出す若者や、特に週末に街を行く若者は洋服を着ている人が大分増えましたね。2003年当時は、週末でもゴやキラを着ている人がほとんどだったという記憶があります。時代は確実に流れているのです。


 ということで、GNH などユニークな国づくりを進めるこの国のゆくえに、これからも注目し続けたいと思っています。今回パロ空港から旅立つ時は、これで最後かと思うと少し感傷的になってしまいました。「この国の未来に幸あれ」と僕が言わなくても、この国は幸福で満ち溢れ続けることでしょう。だってブータンだもの。ブータンのゾンカ語にはGood-byeに相当する言葉がないそうだから、サヨナラは言わないで、タシ・デレ!今度はいつか、仕事ではなく休暇で訪れたいです。


AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2010年11月27日(土)

ブータンのドゥルック航空では窓側に座るべし

テーマ:ブータン通信
 一週間ほど前に、ブータンからワシントンに戻りました。以下に、帰りの機内から見えた素晴らしい風景をいくつか載せておきます。僕は大抵の場合、飛行機では通路側の座席を指定するのですが、ブータンのドゥルック航空に乗る時だけは窓側を選びます。それは、ご覧のように美しいヒマラヤの山々を眺めることができるから(↓)



 上の写真の左側に見える一番高い頂は、ブータン最高峰のチョモラリ山(標高7314メートル)です。こういう風景を目にするためには、ブータンへ向かう時は機体左側、ブータンを発つ時は機体右側の窓側に座るべし


 あと、ブータンからバンコックへ飛ぶドゥルック航空の機内からは、こんな風景も見えました(↑)。蛇行する川が集まったデルタ地帯。バングラデシュかミャンマーのどちらかの国のはずです。


 最後は、成田発ワシントン行きのANAの機内から見た風景(↑)。成田を飛び立ってすぐに、こんな雲の群れが広がっていました。ドゥルック航空じゃなくても、たまには窓側に座るのもいいかなと考えが変わりそうです。
AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2010年11月13日(土)

ブータンのソバ餃子

テーマ:ブータン通信

 以前にもブータンのソバ粉パンケーキ について書いたことがありますが、今回はブータンのソバ餃子(↑)を食べてみました。ソバ粉をねって餃子の皮を作り、具はホウレン草。これに、チリ・ペーストをつけて食べました。なかなかの美味。醤油とラー油があったら、もっと美味しかったかも。ブータンのソバ料理、まだまだありそうですね。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2010年11月11日(木)

ブータン前国王の誕生日

テーマ:ブータン通信

 ブータンは、今日11月11日前国王(第四代ワンチュク国王)の55回目の誕生日ということで祝日でした。今日のティンプーの街には、ご覧のように(↑)国旗が溢れていましたよ。このブログに何度も書いていますが、絶対王政から民主化への移行、新憲法制定、国民総幸福という国家ビジョン、禁煙国家の実現などなど、ブータンの歴史の中でこの第四代国王の功績は計り知れないものがあるのです。ブータン国民とともに、この偉大な王様の誕生日を祝福したいと思います。
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2010年11月06日(土)

秋晴れ続くブータンより

テーマ:ブータン通信

 ブータンに来ています。数日前に着いて以来、素晴らしい秋晴れの日々が続いています。どこまでも澄み渡る青い空と、緑の山々、白い雲。とても清々しい気分です。首都ティンプーの気温は、朝晩は5℃前後と寒いですが、日中はポカポカと20℃くらいになります。ブータンに来るなら、11月がオススメかもしれません。観光シーズンでもないので、飛行機やホテルも比較的とりやすいはず。ブータン観光には、来年から一日250ドル課されることが決まっているので、来るなら今ですよ。


いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2010年06月05日(土)

6月のブータンに咲いていた花々

テーマ:ブータン通信

 既にブータンを発って経由地のバンコックに着きました。6月にブータンを訪れたことは、今まであっただろうか。というのは、今回ブータンでは見慣れない花々をいくつか見つけたからです。一番上に載せたのは、ティンプーで咲き始めたハナミズキ(ですよね)。ワシントンのハナミズキよりひと月以上も遅い開花です。




 それ以外にも、こんな花々を見つけましたよ(↑)。これらの花の名前を知ってる方がいたら、コメント欄で教えてくださると幸いです。
いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)
2010年06月04日(金)

ブータンでタバコ関連の罰則強化

テーマ:ブータン通信

 禁煙国家を目指すブータンでは、2004年から煙草の販売が禁止 されていますが、闇市場の存在などしばしばその実効性が疑問視されていました。僕は2004年以降も、ブータンのあちこちで実際に煙草を吸うブータン人を何度も目撃しています。でも今週はじめのブータン国会で、煙草の密輸や販売、流通に関わった者は禁錮3~5年という厳しい罰則を伴う禁煙法が可決されたのです。煙草を売っただけで最低3年も刑務所に入るのですよ。厳しすぎるという声もあるようですが...。

 ただ、ブータンの禁煙法は、煙草の密輸、販売、流通は禁じているのですが、喫煙自体は禁じていません。ということは、外国人が外国から煙草を持ち込んで(これには100%の関税がかかります)、ブータン人にあげればブータン人は喫煙できるということか。いや、ちょっと待てよ。煙草を他人にあげるという行為は、煙草の流通に関わったことになるのでしょうか?だとしたら禁錮3年だ。やはりブータンに来る人は、煙草持ってこない方がいいですよ。僕自身は煙草吸ったことないので関係ないけど。

 ちなみに上の写真は、記事と直接は関係ないけれど、お坊さんがブータンの長いラッパを吹いている図。吹かすならタバコよりラッパです。
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2010年05月31日(月)

来る度に増えるブータンの新聞

テーマ:ブータン通信

 ブータンに来る度に新しい新聞を見かけます。僕が初めてブータンに来た2003年当時は、この国には週一回発行の国営紙「クエンセル」が一紙しかなかったのに。2008年の民主化前後から次々に新しい新聞が創刊され、僕が知る限りでは今や六紙。やはり、民主主義には健全な批判精神を持ったジャーナリズムが不可欠ということなんでしょうね。現時点でのブータンの新聞六紙のウェブサイトを以下にリンクしておきます。ブータンの新聞、今後まだまだ増えるかもしれません。

1. Kuensel
2. Bhutan Observer
3. Bhutan Times
4. Bhutan Today
5. Business Bhutan
6. The Journalist
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2010年05月27日(木)

ドゥルック航空とブッダ航空

テーマ:ブータン通信

 ブータンに来ています。バンコックから乗ったブータンのドゥルック航空(↑)はガラガラでした。ブータン観光は今の時期シーズン・オフですが、それでも普段はもっと混んでるのに。やはりタイの騒乱のため、バンコック経由でブータンに行くのを避けた人々もいたのではないでしょうか。

 さて、ブータンに行く飛行機は、今までこのドゥルック航空だけでした。バンコックに加えて、デリー、コルカタ、ボグドグラ、ダッカ、カトマンズという都市に飛んでいます。ところが、こちらブータンの新聞によれば、このドゥルック航空によるブータン航路の独占状態が近々終わるらしいのです。今年の7月から、ネパールのブッダ航空 がカトマンズとパロの間に就航するとのこと。ブータンに行く飛行機の選択肢が少しだけ増えるというだけですが、これは歓迎すべきことでしょうね。競争が生まれることで、ブータンとネパール間のドゥルック航空の値段にも影響があるかもしれません。それにしても、ブッダ航空なんてユニークな名前ですね。仏教徒の優先搭乗があったりして。
いいね!した人  |  コメント(5)  |  リブログ(0)
2009年12月17日(木)

ブータンで柔道を教えませんか?

テーマ:ブータン通信

 来年3月に開校するブータンの学校が、柔道家を探しています。この学校は、首都ティンプー南部に建設中の「Pelkhil(ぺルキル)」という名の中高一貫の私立学校。ブータンの学校では基本的に体育の授業がなく、子供たちはスポーツを楽しむ機会が少ないと聞きました。そこでこの新しい学校では、クラブ活動を導入して、子供たちがスポーツに触れる機会を増やそうと計画中なのです。なぜ柔道なのかというと、「ブータンの子供たちに、日本の武士道に通じる柔道を教えたい」のだとか。

 条件は、黒帯レベルで英語ができる方だそうです。月四万円程度の給料が出て(ブータンでは十分暮らしていけるはず)、最低一年間は続けてほしいとのこと。若い情熱的な柔道家、どこかにいませんかねぇ。絶対に素晴らしい経験になると思いますけど。この学校の経営陣がとても信頼できる方たちだということは、僕が保証します。本気でやってみたいという方がいたら、右サイドバーに掲載しているメール・アドレスに連絡をください。学校側に橋渡しします。あるいは、ペルキル校のウェブサイト から直接問い合わせてみるのもいいかもしれません。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。