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グラフ付ダイエット日記 Diet-Town
2005年03月04日(金)

アメリカ国歌とベースボール

テーマ:ワシントン通信
 昨日は三月三日。日本では雛祭りですが、アメリカでは国歌が制定された日なのです。アメリカの国歌はオリンピックやメジャー・リーグ中継などでお馴染みですが、曲名は「Star Spangled Banner」といいます。この曲は、1931年の三月三日にアメリカ連邦議会で正式な国歌と定められました。

 実はこの「Star Spangled Banner」は、国歌として制定されるよりかなり前に作られた曲です。その曲がアメリカ国歌になったのは、「メジャー・リーグのおかげだった」という説があります。第一次大戦が行われていた1918年。メジャーの選手たちも多くが戦地に借り出されていました。そんな中で行われたワールド・シリーズ第一戦の七回表が終わったところでした。通常なら、例の「Take Me Out to the Ball Game」が演奏される場面ですが、その日のバンドが突然「Star Spangled Banner」を演奏したそうです。これに応えて、愛国心を刺激された観客の大合唱が起こったといいます。これがきっかけで、以後この曲はベースボールに欠かせないものとなり、国民の間に一層定着したらしいのです。ですから、あのワールド・シリーズがなかったら、アメリカの国歌は違う曲になっていたかもしれません。僕はこの話を、最近読んだ「野球は言葉のスポーツ 」という本で知りました。

 僕自身、アメリカにもう何年も住んでいますが、アメリカ的な価値観やアメリカらしい物の中には、好きなものも嫌いなものもあります。その中で「好きなものを二つ挙げろ」と言われたら、ベースボールアメリカ国歌と答えるでしょう。愛国心を煽るような歌詞はともかく、あの国歌の勇壮なメロディーがとても好きなのです。「RuPu RuPu 」さんも感動し、「+blog 」さんもかっこいいと言っていますが、何か、体の中の熱き血を鼓舞させられるようなメロディーですよね。だから、スポーツの試合前には打ってつけの曲なんだと思います。
2005年03月03日(木)

意味も知らずに漢字のタトゥー

テーマ:ワシントン通信

 アメリカでは漢字のタトゥー(刺青)を入れている人を時々見ますが、おとといのワシントン・ポストの無料タブロイド版「EXPRESS」に、その漢字タトゥーに関する記事がありました。それによると、自分の体に刻んだ漢字の意味もよく理解せずに、漢字の神秘さや異文化への魅惑といった理由のみでこういうタトゥーを彫る人が結構多いんだそうです。その結果、誤字や意味不明な漢字の刺青が少なからず存在しているとか。

 この記事によると、あの「ブリットニー・スピアーズ」も漢字のタトゥーをお尻の近くに入れているそうです。彼女は「mysterious」という意味だと信じ込んで、ある漢字一字を彫ったらしいのですが、後にその漢字の意味は「strange」だと判明して怒り狂ったそうです。

 さて、そんなアメリカの間違い漢字ばかりを集めたブログがありました。「百式」や「海驢 blog」、「サイコドクターぶらり旅」でも紹介されていますが、アリゾナに住む中国人のタンさんがやっている「Hanzi Smatter 一知半解」というブログです。タンさんは、「漢字タトゥーを彫る前に、もっと意味をよく調べればいいのに」と嘆いていますが、全く同感です。そんなタンさんのブログに、昨日コメントを書き込んでみました。僕とタンさんのやりとりを訳すと、大体こんな感じです。

慶長ブリットニーのお尻にはどんな漢字が彫られているんでしょう。彼女が「mysterious」だと思い込み、実は「strange」という意味だったというその漢字は、ではないでしょうか。

タンその通りです。ブリットニーのタトゥーはという漢字です。実はブリットニーにこのタトゥーを彫った男に会ったことがあるのですが、「あなたはこの漢字の本当の意味を知っていたのですか」という僕の質問に答えてくれませんでした。

 ちなみにこの漢字タトゥー、オーストラリアイタリアでも流行っているらしいですよ。
2005年03月02日(水)

バンパー・スティッカーを剥がさない理由

テーマ:ワシントン通信

 少し前のワシントン・ポストにとても興味深い記事がありました。それによると、2004年11月の大統領選挙から4ヶ月が経過した今でも、「ケリー支持」のバンパー・スティッカーを剥がしていない車がワシントン界隈には結構あるというのです。剥がすのを忘れていたり、面倒くさいから貼ったままにしているのではなく、多くが確固たる意志に基づいて貼り続けているらしい。その意志とは、「ブッシュを選んだのは私ではありません」とか、「現政権を支持していません」というメッセージを明確に表明したいというもの。

 この記事を受けて、ちょっと僕なりに調査をしてみました。「ケリー支持」のバンパー・スティッカーがどれくらい剥がされずに残っているのか、調べてみたのです。まず先週のとある日の昼休み、ワシントン中心部の数ブロックを歩き回って、路上駐車されている車のバンパーを確認しました。30台くらいの車のうち、4台に「ケリー支持」のバンパー・スティッカーを発見しました。次に先週末、ワシントン近郊のとある公共施設の駐車場に止められていた車を見たところ、十数台のうち二台にケリーのバンパー・スティッカーが貼られていました。いずれの場所でも、ブッシュを支持するバンパー・スティッカーは皆無でした。ちなみにワシントンは、先の大統領選挙で投票者の9割がケリーに投票したという土地柄です。

 僕が日本で英会話を習っていたミッシェルさんというアメリカ人は、「アメリカのいいところは、選挙戦でいくら激しく戦っても、大統領が一旦決まれば、その大統領の下に国民が結束しようとすることだ」と言っていました。彼女が言っていたアメリカの「選挙後の結束」はどうなってしまったのでしょうか。少なくとも現大統領の下では、アメリカは結束していません。剥がされないバンパー・スティッカーがそれを物語っています。

バンパー・スティッカーについての関連記事:「RE-DEFEAT BUSH
2005年03月01日(火)

敵に塩、雪にも塩

テーマ:ワシントン通信
 二月最終日の昨日、ワシントンはまたまた雪。「AOLダイアリー」を使っていたときのライバル達によれば、パリロンドンも、そして弘前も最近雪が降ったらしい。ということで、かつてのライバルたちにトラックバックを送っておきます。ライバルのブログにトラックバックを送るというのは、「敵に塩を送る」行為に似ていませんか(と無理矢理こじつけておきます)。

 日本で北国に住んでいたときは、毎年、冬になる前に車のタイヤ交換をしたものです。以前はスパイク・タイヤ、それが粉塵公害で禁止されてからはスタッドレス・タイヤでした。しかしアメリカではタイヤ交換などしません。年中、同じタイヤを使っています。こちらでは雪が降ると除雪車やら融雪車やらがフル稼働して、道路の雪を取り除くからです。それが間に合わない程の雪が降れば、仕事を休むまでです。

 このように融雪剤をよく撒くせいか、雪が融けると道路が真っ白になっていることがあります。融雪剤には、塩化カルシウムとか塩化ナトリウムがよく使われているようですが、要するにあの白い色は塩分なんですね。どうして塩で雪が融けるかというと、おそらく中学校の理科で習った「凝固点降下」という原理でしょう。純粋な水は零度で凍るけど、不純物が混ざれば凝固点が下がって凍りにくくなるという訳です。

 融雪剤で白くなった道路を見ていたら、「こんなに塩を撒いて環境に影響はないのか」と心配になりました。というのは、津波に襲われたモルディブを訪れた時、海水の塩害で果樹がことごとく枯れていたからです。「We Love Apples」さんも危惧されているように、あの融雪剤の塩分だっていずれ雪解け水や雨水に流されて地中に入り、そして川や湖沼にも到達するはずです。「途記度紀」さんによれば、道路のコンクリートも塩化物で劣化するらしい。

 何かもっといい解決策はないのかと融雪剤について検索していたら、こんな記事を見つけました。我が故郷の青森県が、産官学の共同研究で環境に優しい融雪剤を開発したというではないですか。原料は青森県ならではの、リンゴの搾りかすから作る酢酸ホタテ貝殻に含まれるカルシウムだそうです。こういうのを世界に普及させてほしいものですね。
2005年02月28日(月)

怠慢なスーザン

テーマ:ワシントン通信
 昔々あるところに、スーザンという名の女中さんがいました。スーザンが仕える家は大家族で、彼女はいつも大忙しでした。スーザンには、この家で働き始めたころから、ある不満がありました。それは、料理を鍋から家族全員分の皿に盛り付け、一皿一皿を食卓まで運ぶのは相当の手間がかかってしまうということでした。彼女は、この作業をもっと効率よくできないかと必死で考えました。

 ある日スーザンは、どこからかクルクルと回る回転台を見つけてきて、食卓の上にセットしました。その日からスーザンは、料理をひとりひとりの皿に盛り付けることをやめ、料理の入ったいくつかの大皿をその回転台の上に置くようになりました。そして、その台を回しながら料理を大皿から自分の皿に取り分けるのは、それぞれ食べる人の役目にしたのです。

 以上の話は僕の勝手な想像ですが、中華レストランの丸テーブルの上に載っている回転台を、英語で「Lazy Susan(怠慢なスーザン)」と呼ぶのをご存知でしょうか。こういう名前が付いているからには、名前の由来は上に書いた僕の想像と大差ないのではないでしょうか。でも僕なら、「レイジー・スーザン」ではなくて「スマート・スーザン」と命名しますが。

 どうして、こんなことを書いているかというと、我が家のダインニング・テーブルは中華風の円卓で、上にはこの「レイジー・スーザン」が載っているからです。うちのダイニング・ルームは正方形なので、テーブルは丸いものがいいだろうと、わざわざ中国家具を売っているお店を見つけて買いました。

 ちなみにこの回転台、中国の発明かと思っていたら、そうじゃないようです。「Sky’s The Limit v2 」さんが「掬ってみれば無数の刹那 」さんのコメント欄で書いていますが、日本人の発明だそうです。しかも、「インテリケンちゃんの100字雑学 」さんや「りばーたりあんになれるまで 」さんによると、この回転台こそが回転寿司発祥のヒントになったのだとか。今度うちの食卓にアメリカ人が座ったら、「レイジー・スーザン」は日本人の発明だよと教えてあげよう。
2005年02月27日(日)

バルーン人形は嵩(かさ)ばる~ん

テーマ:ワシントン通信

 高さ2メートル以上もある巨大なバルーン人形。ここ数年、ワシントン界隈でよく見かけるようになりました。一般家庭の庭先や商店の店頭などに、季節や行事に応じていろいろな種類のバルーン人形が飾られています。例えば、イースターが近づけばウサギのバニー人形、ハロウィンには幽霊やフランケンシュタイン、クリスマスにはサンタクロース、バレンタインにはテディ・ベアなどなど。この他にも、ディズニーやテレビのキャラクターといったバルーン人形もあります。巨大で嵩(かさ)ばるだけに、一般家庭では庭が広くないと置けません。その点、アメリカの家は敷地が広いので、こういうのを飾っている家が少なからずありますね。我が家では、まだ買ってませんけど。

 「日本にもこういう大きなバルーン人形はあるのかなあ」と思ってネット検索してみましたが、ほとんど見つかりませんでした。「ケータイ系です。」さんが遊園地で見かけたというこの人形くらいですね。

 さて、一番右の雪ダルマですが、アメリカでは必ず三段重ねの「だんご三兄弟」状態です。従って、我が家の娘たちに雪ダルマの絵を描かせると、当然この三段重ねを描くことになります。
2005年02月26日(土)

コンディーはセクシーか?

テーマ:ワシントン通信
 新国務長官になったコンドリーザ・ライス(コンディー)さんが、今週初めドイツの米軍基地を訪れましたが、その時のファッションがちょっとした話題です。黒いミニスカートにハイヒールのブーツ。そして上着は、ふくらはぎまである長い金ボタンの黒ジャケット。今日のワシントン・ポストは、「STYLE」セクションの一面でこのファッションを解説し、「sex(性)」と「power(力)」の象徴と評していました。

 実は、僕が昨年スリランカとブータンに出張した際、このライスさんのことをセクシーだと言っていた人が複数いたのです。だから彼女は、南アジアの男性には人気があるタイプなのかもしれません。それに2001年には、イスラエルのシャロン首相がライスさんとの会談後に、「綺麗な足に目が行って、会談に集中できなかった」と記者に漏らしたという事実もあるようです。僕自身は彼女をあまりセクシーだとは思いませんが、実際に会ったことがあるわけではないので断定は避けます。まあ、「蓼(たで)食う虫も好き好き」といったところでしょうか。おっと、ライス長官を「蓼」なんかに例えて申し訳ありませんでした。ライスさんだから「米(こめ)食う虫も好き好き」と言っておきましょう。

 ライス長官は今50歳。早くも2008年の大統領選挙に彼女を推す動きがあります。既に、こんなサイトこんなサイトも立ち上がっていました。「サクセス日記 ナンバー1を目指して!」さんも書いているように、彼女は少女時代、ホワイト・ハウスの鉄格子の前で「お父さん、今は肌の色のせいで立ち入りが禁じられているけれど、いつかきっとあの家に入るわ・・」と父親に誓ったそうです。2008年、ヒラリーとの一騎打ちなんてことになれば、面白そうではありますが。
2005年02月25日(金)

雪の日は休むのがワシントン流

テーマ:ワシントン通信
 今日のワシントンは一日中雪でした。夜までに20センチほども積もったでしょうか。この雪のため、娘たちの学校は休校。子守りのために、僕は仕事を休んで娘たちと一緒に家にいました。ちなみにワシントンのアメリカ連邦政府は、この雪のために今日は2時間早い帰宅が許されたそうです。

 こちらでは、雪が降ってオフィスや学校がよく休みになります。その理由は、街中の交通網が麻痺してしまうからです。雪が積もって道路が埋もれてしまったり、雪上で車を運転するのは危ないということで、車で通勤している多くの労働者がオフィスに来れません。ほとんどの児童・生徒がスクール・バスか親の車で通学しているので、やっぱり危ないということで学校も休みになります。ワシントンの地下鉄も、地上を走る区間が結構多く、少々の雪ですぐ不通になります。要するに、通勤や通学が危険だったり不可能だったりという理由で、雪が積もるとワシントンのオフィスや学校は休みになるのです。

 毎年必ず雪が何度かは降るのに、この街の雪に対する脆弱さは一向に改善されません。これはきっと、仕事や勉強に対するアメリカ人の考え方を反映しているんだと僕は思っています。要するに、「雪が降った日くらい仕事や勉強は休もうよ」という考え方です。僕にとっては、雪が降って仕事が休みになるのは結構嬉しいので、それはそれでいいんです。ただ、日本での仕事に対する考え方と随分違うなあという気がしています。

 以前、雪の日の東京でニュースを見ていて驚いたことがあります。確かあれは日曜の夜でしたが、その日は東京には珍しく大雪で、翌日の月曜日の通勤の足に影響が出るのは避けられない状況でした。そのニュースは、「翌日の仕事に遅れないように、多くのサラリーマンが日曜の夜に自分達のオフィスに近い都心のホテルに泊まりに来た」と伝えていたのです。これは極端な例かもしれませんが、こういうのを聞くと、「ああ、もう日本では働けないだろうなあ」と思ってしまいます。やっぱり雪の日くらい、仕事は休もうよ。
2005年02月24日(木)

ボンズ憎けりゃ袈裟まで憎い

テーマ:ワシントン通信

 サンフランシスコ・ジャイアンツのスラッガー、バリー・ボンズの昨日の記者会見は、かなり不評だったようですね。当然ながら記者の質問は「ステロイド疑惑」に集中したわけですが、ボンズの対応は、時に悪態をつき、時にはぐらかしの連続で、結局、核心には触れずじまい。今朝の「USA トゥデイ紙 」によると、「メディアはみんな嘘つきだ。てめえのタンスが片付いていない時に、他人のタンスについてトヤカク言うな。まず自分のタンスを整理しろ」と記者たちに噛み付いたとか。

 このボンズの対応は、先日の記者会見で平謝りしたヤンキースのジアンビとは実に対照的でした。ボンズとジアンビは、アメリカの連邦大陪審で薬物の使用を認めたと報道されています。でもボンズの方はこの大陪審で、それをステロイドとは知らずに使用したと証言したようです。ボンズほどの大選手が、得体の知れないものを自分の体に注入するとは、僕自身は信じられません。

 メジャー・リーグは薬物疑惑で揺れています。かつてホームランを量産したホセ・カンセコによる、薬物使用暴露本も最近出版されました。このままでは、現在703本のホームラン記録を持つボンズが、ベーブ・ルース(714本)やハンク・アーロン(755本)のホームラン記録を破っても、お祭ムードにはならないでしょう。

 そのボンズですが、昨日の記者会見には、黒いニット・シャツにブルー・ジーンズというラフな格好で現れたそうです。悪態をつかれた記者たちにとっては、このボンズの服装も気に入らなかったことでしょう。「ボンズ憎けりゃ袈裟まで憎い」とは、このことです。
2005年02月23日(水)

硫黄島を忘れない

テーマ:ワシントン通信
 
 今年の2月23日は、アメリカ軍が硫黄島に星条旗を立ててから丁度60年目です。アメリカ軍の兵士たちが、激戦地であった硫黄島の最高峰・擂鉢山に自分たちの国旗を立てたこのシーンは、こちらではとても有名です。アメリカの太平洋戦争勝利を象徴するシーンだとも言われています。我が家のすぐ近く、ワシントン近郊のアーリントン地区には、このシーンをモチーフにした「Iwo Jima Memorial」という記念碑も建っています。

 そもそもこのシーンは、AP 通信の Joe Rosenthal というカメラマンが撮影して有名になったものらしいです。彼はこの写真で、報道写真の最高の栄誉である「ピューリッツァー賞」も受賞しています。「硫黄島で生き残れたのは、雨の中を濡れずに歩くようなものだった」という彼の後の言葉が、島での戦闘がいかに激しかったかを物語っています。硫黄島の戦いでは、アメリカ側の死者が約6千人、日本側の死者は何と2万人を越えたそうです。あれから60年。今週、ワシントンでは様々な記念行事が行われています。