誰もマスクをしていない所でマスクをする勇気 | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

誰もマスクをしていない所でマスクをする勇気

 ワシントンからカタールのドーハ経由でスリランカに帰って来ました。こんなに早く戻ってくることになろうとは思ってもいませんでしたが、仕事の都合でこうなりました。懐かしい顔、懐かしくない顔、いろいろです。

 さて、新型インフルエンザが猛威を振るっていることですし、今回の出張に備えて
このマスク を購入し手荷物にいくつか入れて持って来ました。当然ながら、携帯用の小さなハンド・サニタイザー も二つ持って来ました。でも、結局スリランカに着くまで一度もマスクを使いませんでした(ハンド・サニタイザーは空港でも機内でも何度も使った)。周りが誰もマスクをしていなかったから。より正確に言えば、経由地のドーハの空港で一人だけマスクをした男性を見かけました。あとは、ワシントンの空港でも、機内でも、マスクをしている人は皆無でした。こういう状況でマスクをする勇気がなかったのです。逆に注目されてしまうという恥ずかしさが勝ってしまった。ドーハ発コロンボ行きの機内では、咳やくしゃみをしている人が結構いたので、何度もマスクをしようかなあと思ったのですが...。


 ということで、気を取り直して久しぶりの機内食(↑)。自ら五つ星と言い張っているカタール航空 ですが、ドーハ~コロンボ間の機内食で出て来たデザートは、今まで食べたデザートの中では最高の部類でした。右上が、そのチョコレート・ムース。甘すぎず、重すぎず、滑らかな舌ざわり。食べる前は「ダイエット中だし、半分食べたら残そう」と思っていましたが、美味しさに逆らえず、全部しっかり平らげました。添えられた果実(レッド・カラント)と真ん中の窪みに載ったナッツもいいアクセントになって文句なし。メイン(左上)が辛い料理だったので、余計に引き立つデザートでした。