電気自動車を葬ったのは誰か?
テーマ:ワシントン通信
アル・ゴアの「An Inconvenient Truth」
をアマゾンで買ったとき、「同時にどうぞ」とススメられたのがこのDVD(→)。「Who Killed the Electric Car?
(電気自動車を葬ったのは誰か?)」というタイトルに惹かれて、まんまと買わされてしまったのです。「An Inconvenient Truth」ほどのエンターテインメント性はありませんでしたが、とても勉強になりました。「地球を救う」と大いに期待されて90年代に開発されたのが、排気ガスを全く出さない電気自動車。それが普及することなく、10年も経たない内に文字通り葬り去られたのは誰のせいか、というのがこの映画のテーマです。電気自動車を開発した企業側、行政、政治家、電気自動車を運転していた一般市民、環境活動家などなどのインタビューを中心に映画が進んでいきます。電気自動車を殺した犯人は誰なのか。自動車会社と石油会社の陰謀か、政治家にビジョンとリーダーシップが欠けていたからか、行政の無策か、あるいは一般消費者の無関心か。映画の最後に判決が出ますが、それはここでは明かせないでしょう。
この映画、エネルギー政策や環境政策、あるいはもっと幅広い意味の公共政策のいいケース・スタディーとして使えそうです。ひとつの政策を実現する上で、様々なアクターの利害が複雑に絡み合うので、大学のクラスなどで自分をそれぞれの立場に置いて考えるロール・プレイも有効でしょう。社会を変えるには、政府、企業、市民、それそれが価値を共有し、それぞれの立場で役割を果たす必要があるということが電気自動車の失敗からの教訓でしょうか。言うは易し、行なうは難しですが。














1 ■エナックス
リチウムイオンバッテリーでEVや車椅子を動かします。八戸工場で作ってるんですよ。
http://enax.jp/company_e/topFrameset.htm
フォークリフトにこのバッテリー積めたらいいなと考えてます。