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2007年03月30日(金)

電気自動車を葬ったのは誰か?

テーマ:ワシントン通信
 アル・ゴアAn Inconvenient Truthアマゾンで買ったとき、「同時にどうぞ」とススメられたのがこのDVD(→)。「Who Killed the Electric Car?電気自動車を葬ったのは誰か?)」というタイトルに惹かれて、まんまと買わされてしまったのです。「An Inconvenient Truth」ほどのエンターテインメント性はありませんでしたが、とても勉強になりました。

 「地球を救う」と大いに期待されて90年代に開発されたのが、排気ガスを全く出さない電気自動車。それが普及することなく、10年も経たない内に文字通り葬り去られたのは誰のせいか、というのがこの映画のテーマです。電気自動車を開発した企業側、行政、政治家、電気自動車を運転していた一般市民、環境活動家などなどのインタビューを中心に映画が進んでいきます。電気自動車を殺した犯人は誰なのか。自動車会社と石油会社の陰謀か、政治家にビジョンとリーダーシップが欠けていたからか、行政の無策か、あるいは一般消費者の無関心か。映画の最後に判決が出ますが、それはここでは明かせないでしょう。

 この映画、エネルギー政策や環境政策、あるいはもっと幅広い意味の公共政策のいいケース・スタディーとして使えそうです。ひとつの政策を実現する上で、様々なアクターの利害が複雑に絡み合うので、大学のクラスなどで自分をそれぞれの立場に置いて考えるロール・プレイも有効でしょう。社会を変えるには、政府企業市民、それそれが価値を共有し、それぞれの立場で役割を果たす必要があるということが電気自動車の失敗からの教訓でしょうか。言うは易し、行なうは難しですが。

コメント

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1 ■エナックス

リチウムイオンバッテリーでEVや車椅子を動かします。八戸工場で作ってるんですよ。
http://enax.jp/company_e/topFrameset.htm
フォークリフトにこのバッテリー積めたらいいなと考えてます。

2 ■電気を作るために

こんにちは(^_^)/
>電気自動車
電気はクリーン、となぜ言えるのか?
と漠然と思ったものです。火力発電で
CO2を、原子力発電で廃棄物を出して
電気を起こすのに… 東海道新幹線が
航空との比較広告でクリーンさを売りに
していました。なんか違うような気が…

回文:新幹線全線監視m(_ _)mお後が。

3 ■クレソンさん、ほっかいさんへ

クレソンさん、こんにちは。そのENAXって、いつ八戸にできたんですか。知りませんでした。しかも、サイトはほとんど英語で世界に発信しているという感じですね。「電気自動車の復活は八戸から」、是非やりましょう。

ほっかいさん、こんにちは。この映画では、「仮に石炭を燃やした火力発電の電気を利用したとしても、トータルのCO2量で、電気自動車の普及は今のガソリン車よりも地球環境に優しい」と述べていました。風力や太陽光などの発電を利用すれば、もっといいのは言うまでもありません。新幹線の場合は、その運行に必要な電気を起こすのに排出される温暖化ガス量を、同じ人数が同じ距離を車で移動した場合の排気ガス量(ガソリン車)と比べてみたら、きっと新幹線の方がクリーンだと思いますよ。原発については、おっしゃるように廃棄物その他の問題が多いので、僕自身はクリーンだとは思っていません。

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