『誤解するカド~ファーストコンタクトSF傑作選~』 野﨑まど/大森望・編
誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選
編者前書・後書:大森 望 (ハヤカワ文庫JA) 初版:2017年4月15日 |
「関節話法」(1977) 筒井康隆
「コズミックロマンスカルテット with E」(2012) 小川一水
「恒星間メテオロイド」(2005) 野尻抱介
「消えた」(1996) ジョン・クロウリー (大森望・訳)
「タンディの物語」(1961) シオドア・スタージョン (大森望・訳)
「ウーブ身重く横たわる」(1952) フィリップ・K・ディック (大森望・訳)
「イグノラムス・イグノラビムス」(2013) 円城塔
「はるかな響き Ein leiser Ton」(2008) 飛浩隆
「わが愛しき娘たちよ」(1985) コニー・ウィリス (大森望・訳)
「第五の地平」(2014) 野﨑まど
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半分以上が既読だったし、思ったよりもコテコテの「ファーストコンタクト」がなかったのが残念。
一つ一つは悪くないどころか、ほとんどが楽しんで読めたけどね。
今さらのディックとウィリスはさて置いても、クロウリーとスタージョンはいいなあ。
日本では久々に再読した筒井がやはり絶品。